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月刊桜坂通信 | スポンサー広告 |
1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/09(木) 20:05:35.40 ID:KkFC3ff5O

ドラえもん「ん?」


のび太「ドラえもんって未来から来たんだよね。」


ドラえもん「うん。」


のび太「僕に未来ってあるのかな。」


ドラえもん「え?」



3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/09(木) 20:10:08.00 ID:KkFC3ff5O
のび太「……。」


ドラえもん「急に何を言い出すと思えば。」


のび太「だって。」


ドラえもん「君にはしずかちゃんと結婚するっていう輝かしい未来があるじゃないか。」


のび太「うん。」


ドラえもん「そして僕は君の孫のセワシ君の所からやってきたんだ。」


のび太「うん。」


ドラえもん「未来があるじゃない。」



5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/09(木) 20:15:08.39 ID:KkFC3ff5O
ドラえもん「くだらないこと言ってるひまがあるならもう寝ようよ。また遅刻しちゃうよ。」


のび太「じゃあなんで僕はいつまでたっても小学五年生のままなの?」


ドラえもんの動きが止まった。




9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/09(木) 20:18:39.01 ID:KkFC3ff5O
~朝~


ドラえもん「朝だよのび太君!早く起きないと遅刻するよ!」


のび太「うん…」


のび太「……。」


ドラえもん「ねえドラえもん。昨日聞いたことだけど…」


ドラえもん「シャワー浴びてくるね。」


のび太「あ…」



11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/09(木) 20:22:13.47 ID:KkFC3ff5O
ママ「ほらのびちゃん!早く食べなさい!」


パパ「のび太はまた遅刻かい?ハハハ!」


のび太「ねえ。」


のび太「今日で何回目の終業式だろうね。」


パパママ「」




14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/09(木) 20:31:28.82 ID:KkFC3ff5O
のび太「…。」


のび太「…おかしい。おかしいよ。なんでみんなこの話題になると態度が変わるんだ?」


のび太「こんなこと気にしたこと無かったのに。
気にしないといけないことだったのに。」


ジャイアン「オゥ!のろまののび太!!」


スネオ「そんな亀みたいにノロノロ歩いてw」


しずか「ちょっと!可哀相じゃない!のび太さん、おはよう。」


のび太「……。」


のび太「ねえ。」


のび太「なんで僕達っていつまでたっても小学五年生のままなの?」


ジャイアン、しずかの動きが止まった。



15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/09(木) 20:34:39.08 ID:KkFC3ff5O

スネオ「あ…あ…」


のび太「…?」


スネオ「ああぁあああぁああぁああああぁあ!!!!」


のび太「スネオ!!?どうしたの!!?スネオ!!!」


スネオ「ああああああああぁぁぁぁ……」


のび太「スネオ…」


スネオは何かを知っている。
学校へ急ぐことにした。



19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/09(木) 20:41:44.60 ID:KkFC3ff5O
~学校~


ざわ……ざわ……


のび太「スネオ…?」


スネオ「な…な…んだよ……」


のび太「さっきの錯乱した君を見てると、この平凡な日常が何か変わるんじゃないか、そう思ったんだ。」


スネオ「な…」


のび太「何か知ってるなら教えてくれないか?」



25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/09(木) 20:46:41.97 ID:KkFC3ff5O
スネオ「………」


のび太「………」


スネオ「…昨日の夜…」


のび太「…うん。」


スネオ「いつものように…鏡を見ていたんだ。
…もちろん僕の顔を見るためにね。」


スネオ「いつみても美しい顔…。」


のび太「……。」


スネオ「そう……思ってたんだよォォォォォ!!!」



29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/09(木) 20:52:22.94 ID:KkFC3ff5O
のび太「スネオ…!落ち着いて…!」


スネオ「これが落ち着いてられるかよォォォォォ!!!
僕の!
僕の!!
僕の!!!
この美しい顔に『シミ』が出来たんだよおォォ!!!!」


のび太「シミ…?…ホントだ…」


スネオ「毎日!毎日!!何百回も!!何千回も!!いつも鏡を見た!!
そこには奇妙なほど変わらない美しさの僕がいたんだ!!!
それなのに!!昨日になって急に『シミ』が出来て!!」


スネオの涙が、ただ事では無いことを物語っていた。



31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/09(木) 20:55:33.18 ID:KkFC3ff5O
しーん


スネオ「……それで僕は考えた…。」


のび太「……。」


スネオ「シミが出来たことはショックだ…」


スネオ「けど。」


のび太「……。」


スネオ「なんで…、なんで、今までシミが出来なかったのかを。」


のび太「…!」



34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/09(木) 21:01:43.51 ID:KkFC3ff5O
スネオ「確かに、肌ケアをかかしたことはなかった…。」


スネオ「しかし…」


スネオ「だからといって…『シミ』どころか『ニキビ』一個も出来ないものだろうか…。」


のび太「……。」


スネオ「そこで僕は言い知れぬ恐怖に支配されたんだ…。」


スネオ「僕の目の前に現れたどす黒い闇。
振り払っても振り払っても、消えない霧。」


スネオ「考えるだけ……無駄なのかもしれない。」


スネオ「…でも…僕は一つの結論に達した。」



38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/09(木) 21:13:22.45 ID:KkFC3ff5O
のび太「けつ…」


スネオ「時が動き出した」


のび太「なッッ…」


スネオ「笑ってくれても構わない。」


のび太「………いや…つまり…」


スネオのび太「「今までは時が止まっていた…」」


スネオ「!!」


のび太「こんなことって…」



43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/09(木) 21:16:41.26 ID:KkFC3ff5O
ガタン!


スネオ「うわああぁ!!!」


のび太「大丈夫!?」


スネオ「椅子が…!」


のび太「老朽化のため足の部分が折れた…!」


スネオ「今までこんなこと無かったのに…」


のび太「まさかホントに…」



52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/09(木) 21:25:25.82 ID:KkFC3ff5O
のび太「信じられない……いざ実感してみると…こんな…」


スネオ「うわああああああああ!!!」


のび太「スネオ!?…ああッ!」


安雄「おはよー」


スネオ「安雄が…!!」


のび太「髪型を変えた…!」


安雄「ああ、これ?少しモードっぽくしたいと思って、ウェット仕立てのパーマスタイルにしてみたんだ。似合うかな?」


のび太「安雄…」


スネオ「変だと思わないのか…?」



57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/09(木) 21:30:35.70 ID:KkFC3ff5O
安雄「何が?」


スネオ「急に髪型を変えようだなんて思って…」


安雄「?」


のび太「僕達しか…この状況に気がついてないのか…」


のび太「スネオ?」


スネオ「…」



60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/09(木) 21:38:15.12 ID:KkFC3ff5O
スネオ「おい…」


のび太「な、何?」


スネオ「…どうせお前の悪ふざけでこうなったんだろ?」


のび太「え…」


スネオ「いつものように、ドラえもんの秘密道具でバカやったんだろ?」


のび太「僕はそんなことしていない!」


スネオ「嘘だ…嘘だ…そうに決まってる…こんな非現実的なこと…やっぱりあるわけないッ!
のび太!!お前が『時を止める』秘密道具で今まで時を止めていたんだろ!!ホントのことを言えよ!!」


のび太「僕じゃない!!」




64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/09(木) 21:51:28.70 ID:KkFC3ff5O
スネオ「お前が!!」


のび太「違う!!」


スネオ「お前なんだ!!お前がやったんだろ!!」


スネオ「お前が……」


のび太「……」


スネオ「そうだと…言ってくれ……」


のび太「……そうだったら…いいのに…ね…」


スネオ「…ごめん。」


のび太「いいんだ…」



68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/09(木) 22:00:15.97 ID:KkFC3ff5O
~放課後~


ジャイアン「のび太!!今日もみっちり特訓してやるからな!!覚悟しとけよ!」


のび太「ジャイアン、なんで僕はいつまでたっても上手くならないと思う?」


ジャイアン「お前がノロマだからだろ。」


スネオ「……。」


のび太「うん…。そうかもしれない。」


ジャイアン「そうなんだよ!!だから俺が特訓してやろうって言ってるんだ!早く道具とりに行ってこい!」



69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/09(木) 22:05:21.53 ID:KkFC3ff5O

~空き地~


カキーン!


ジャイアン「お…」


カキーン!


ジャイアン「おお…」


ジャイアン「のび太…今日は調子いいな。」


ジャイアン「脇もちゃんと締めて打ってるし…」


のび太「やっぱり…」


スネオ「のび太…」


ジャイアン「今日
はここまでにするか。」



72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/09(木) 22:13:30.22 ID:KkFC3ff5O
スネオ「ジャイアン。」


ジャイアン「なんだよ?」


スネオ「…太った?」


ジャイアン「!!………おい、二度と喋れない体にしてやろうか?」


スネオ「ご、ごめん!!冗談だよ!また明日!行こう、のび太!」


のび太「う、うん。」


ジャイアン「……。」



73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/09(木) 22:18:48.62 ID:KkFC3ff5O


のび太「どうする?」


スネオ「何がだよ。」


のび太「何がって…この状況!何とかしないと!!」


スネオ「何とかって?」


スネオ「普通じゃないか。」


のび太「え…」


スネオ「時が進むって、普通じゃないか。
今までが異常だったんだ。
それが元に戻ったんだ。よく考えると良かったじゃないか。」


のび太「そ…それはそうだけど…」


スネオ「何も考えない。それが1番だよ。」



78 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/09(木) 22:28:28.49 ID:KkFC3ff5O
のび太「何か…大変なことになりそうな気がする…」


スネオ「な、何言っているんだよ!!足りない頭で余計な事考えるんじゃないよ!」


のび太「僕だって考える。」


スネオ「黙れ!!」


スネオ「いいか、僕たちは小学五年生だ!これ以上考えたって何も意味がない!
こうゆうことは大人の役目だ!!
僕達はまた家に帰って、家族と触れ合って、学校行って勉強して、空き地で遊んで!それでいいんだよ!余計な事は考えるな!」


スネオは声を荒げることで、不安、恐怖を忘れようとしているのではないか。
そうのび太は思ったかもしれない。



80 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/09(木) 22:33:08.99 ID:KkFC3ff5O
~剛田家~


プニ


ジャイアン「……。」


プニ


ジャイアン「う……」


ジャイアン「うわあああああああああ!!!!」



81 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/09(木) 22:34:37.99 ID:yEr0Pmsi0

ジャイも気づいた?


82 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/09(木) 22:36:38.31 ID:KkFC3ff5O

のび太「あ…」


のび太「ここの工事、やっと終わったんだ…。」


のび太「ずっと工事中だったのに。」


スネオ「……。」


のび太「ドラえもんに聞いてみるよ。」


スネオ「……そうしてくれ。」



83 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/09(木) 22:41:25.92 ID:KkFC3ff5O

~のび家~


のび太「ただいま。」


ママ「おかえり、のびちゃん。おやつあるわよ。」


のび太「いらない。」


ママ「あら…珍しい。」



86 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/09(木) 22:45:01.77 ID:KkFC3ff5O
のび太「ドラえもん…」


ミイちゃん「ニャーニャー」


ドラえもん「ニャーニャー♪…あ、おかえり。」


のび太「ただいま。あのさ…」


ドラえもん「シャワー浴びてくる。」


ドラえもん「!……どいてよ。」


のび太「今日は逃がさない。」



88 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/09(木) 22:50:24.61 ID:KkFC3ff5O
ドラえもん「オイルでべとべとなんだよ。どいてよ。」


のび太「君はいつだってスベスベさ。」


のび太「ミイちゃん…大きくなったと思わない?」


ドラえもん「……さあ…気のせいじゃないか…」


のび太「ドラえもん。」


のび太「僕の目を見て。」


ドラえもん「……。」



99 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/09(木) 23:05:13.25 ID:KkFC3ff5O
のび太「単直乳房に言う。」


ドラえもん「単刀直入だろ。」


のび太「時が動き出したんだろ?」


ドラえもん「…何言ってるんだよ、のび太君。時なんていつも進んでるじゃないか。
去年だって冬にスキーに行っただろ?
そして今は春だ。時は進んでるじゃないか。」


のび太「じゃあなんで僕は小学五年生のままなんだよ!!!」


ミイちゃん「シャー!!」


ドラえもん「…よせよ、ミイが驚く。」


102 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/09(木) 23:14:11.84 ID:KkFC3ff5O
のび太「正確に言えば、この一年を永遠に繰り返している!!
だけど、何故だかはわからないけど…」


のび太「次の一年に進もうとしている。」


ドラえもん「……。」


のび太「多分…この春休みが終わったら僕は六年生になる。」


のび太「スネオは普通だって言ってた…。
普通、普通だよ。でもおかしいよね?
ね?ドラえもん?」


ドラえもん「……。」


のび太「何とか言ってよーーーーッ!!!!」



103 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/09(木) 23:17:54.83 ID:KkFC3ff5O

ママ「のびちゃーーーーん!!!タケシさんから電話よおぉぉぉぉぉ!!」


のび太「ジャイアンから…?」


ドラえもん「いきなよ。」


のび太「ああ…。」


のび太「まだ話は終わってないからな…」


ドラえもん「……。」



107 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/09(木) 23:30:10.27 ID:KkFC3ff5O
のび太「もしもし。ジャイアン?どうしたの?」


ジャイアン『のび太あぁぁぁぁぁぁ!!やっぱりお前の言ってる通りだったんだよおぉぉぉ!!』


ジャイアン『しんじられねぇよおぉぉぉ!!!俺、おかしくないよなあぁぁぁ!!?なあぁぁぁぁ!?』


のび太「ジャイアン、落ち着いてよ!!」


ジャイアン『うおおぉぉぉぉぉぉ!!!』


のび太「ジャイアン…君も気付いたんだね…」



108 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/09(木) 23:34:58.31 ID:KkFC3ff5O

のび太「うん、うん、それじゃ、明日僕の家で。」


『タケシィィィィィ!!!!こんな時間に大声出してんじゃねええぇよおおぉ!!!!』


ジャイアン『ひっ!!母ちゃん!!やめっ…』


ツーツー


のび太「さて…」



112 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/09(木) 23:44:30.70 ID:KkFC3ff5O
ドラえもん「ジャイアンは何だって…?」


のび太「僕と同じ考えだったよ。」


ドラえもん「そうか…。」


のび太「ドラえもん。」


ドラえもん「……。」


バサッ


のび太「漫画…?漫画がどうしたんだよ?」


ドラえもん「今はこれしか教えることができない…。」


のび太「…ドラえもん。」


今日はこれ以上ドラえもんから聞くことは出来ない。
続きは明日にすることにした。



115 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/09(木) 23:51:24.95 ID:KkFC3ff5O
~翌日~


ママ「おはようございます~」


サザエ「おはようございます~」


タラ「おはようです~」


のび太「…おはようございます。…タラちゃん大きくなりました?」


サザエ「のび太君おはよう~」


タラちゃん「おはようです~」


のび太「タラちゃん大きくなったね。」


タラ「公園いってきます~」


のび太「…。」



116 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/09(木) 23:52:01.98 ID:HQs+ISce0

え?あれ?ちょっと待って


118 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/09(木) 23:55:56.23 ID:KkFC3ff5O
ジャイアン「のび太。」


のび太「ジャイアン!待ってたよ。」


ジャイアン「スネオは呼んだけどダメだった。」


のび太「そうか…。」


のび太「とりあえず中に入ろう。」


ジャイアン「ちょっと待ってくれ。こいつを見てくれ。どう思う?」


のび太「…!出来過ぎ君!」


出来過ぎ「やあ。」



120 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/09(木) 23:59:43.30 ID:KkFC3ff5O
~部屋~


出来過ぎ「話を聞いてね。興味深いよ。実に興味深いよ。」


ジャイアン「ドラえもんは?」


のび太「どこかへ行ってしまったみたいだ。これを残して。」


ジャイアン「…漫画?」


出来過ぎ「漫画…だね。」


のび太「出来過ぎ君、どう思う?」



124 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/10(金) 00:04:50.79 ID:pDrZFo3DO
出来過ぎ「はっきり言って、僕も最近疑問に感じることは多々あったんだ。
君達の話もだからすんなり受け入れることが出来たんだ。」


ジャイアン「出来過ぎもか…」


出来過ぎ「漫画か…。」


出来過ぎ「漫画の中のキャラクター達もあるいみ時は止まっているかもしれないな。
特にギャグ漫画は。」


のび太「え…?じゃあ…」


出来過ぎ「もちろん、その可能性もあるかもしれない。だけど、なんか、わからないけど、もっと大変な事かもしれない。」



125 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/10(金) 00:09:53.79 ID:pDrZFo3DO

のび太「そうなんだよ!僕も、わからないけど大変な事が起きる気がして…
それをスネオに言ったんだけど、考えすぎだって…」


出来過ぎ「考えることは素晴らしい。」


のび太「え?」


出来過ぎ「考えるってことは本当に素晴らしいことなんだよ。
生きている証拠さ。」


出来過ぎ「この漫画を見てくれよ。」


出来過ぎ「この中のキャラクター達は自分で考えて行動している?
いいや。」


出来過ぎ「考えてるのは作者だ。キャラクターじゃない。」



126 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/10(金) 00:10:47.64 ID:qZBmk2v70

出来過ぎってだれだよ

132 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/10(金) 00:15:46.86 ID:pDrZFo3DO
出来過ぎ「作者が考えたストーリーに沿って動き、作者が考えた台詞を喋る。」


出来過ぎ「でも君はどうだい?」


出来過ぎ「考えてるじゃないか。」


のび太「出来過ぎ君…」


出来過ぎ「だから自信を持ってくれ。のび太君!」


ジャイアン「これも全部ストーリー通りだったら大変だな!ガハハ!!」


のび太出来過ぎ「「……。」」



133 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/10(金) 00:17:48.57 ID:pDrZFo3DO

出来過ぎは変換しやすいからしてただけなんだ。今度から気をつけるよ。

138 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/10(金) 00:24:13.06 ID:pDrZFo3DO
ジャイアン「それでよ。」


ジャイアン「大変なことってなんだよ?」


のび太「それは…わからない…。」


出来杉「もしかしたら普通にこのまま時が進んで普通に大人になって、普通に人生を送ることになるかもしれない。」


ジャイアン「そう願いたいもんだ。」



140 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/10(金) 00:28:02.54 ID:pDrZFo3DO
ママ「のび太あぁぁぁぁぁぁ!電話よおぉぉぉぉぉ!!」


のび太「電話…?」


のび太「ちょっと待ってて。」


141 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/10(金) 00:29:23.19 ID:PzF9FGRNO

ママの絶叫がいちいち怖い


142 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/10(金) 00:31:30.28 ID:pDrZFo3DO

のび太「もしもし?」


安雄『安雄です。』


のび太「安雄君!珍しいね、君が電話してくるなんて。」


安雄『転校することになりました。』


のび太「なにッ!?」



155 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/10(金) 01:19:19.69 ID:tlZD2OQe0
安雄がマジわかんね

158 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/10(金) 01:48:48.09 ID:mTv0nwvoO
>>155
多分たまに出てくる野球帽とデブの2人組みがいるじゃん?
そのどっちか

 
160 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/10(金) 01:51:53.10 ID:pDrZFo3DO

のび太「…。」


ジャイアン「おう、のび太。誰からだったんだ?」


のび太「安雄君…。」


のび太「転校するって…。」


出木杉「転校!?」


ジャイアン「ホントかよ!?ずいぶん急だな!!」


出木杉「…もしかすると…」


のび太「…うん。」



161 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/10(金) 01:59:50.59 ID:pDrZFo3DO

ドラえもん「気付かない方が幸せなこともあるんだよ。」


のび太「ドラえもん…!」


ジャイアン「どういうことだよ!!」


ドラえもん「のび太君、気付かないほうが良かったんだ。気付かないほうが。」



164 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/10(金) 02:05:12.75 ID:pDrZFo3DO
ドラえもん「のび太君、君は僕に聞いたよね?」


ドラえもん「未来ってあるのかな?って。」


ドラえもん「それで僕全部思い出したんだ。」



165 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/10(金) 02:14:03.86 ID:pDrZFo3DO

ドラえもん「この世界はね、繋がってなんかないんだよ。」


ドラえもん「バラバラに存在してるだけなんだ。」


ドラえもん「22世紀という世界。大昔恐竜がいた世界。そして一年を永遠に繰り返すこの世界。」


ドラえもん「君がしずかちゃんと結婚する世界。」


のび太「何を言っているか…わからないよ…」



167 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/10(金) 02:20:03.76 ID:pDrZFo3DO
出木杉「ドラえもん、有り得ない。そんなこと。」


ドラえもん「有り得ないのは僕達なんだよ。それに気付いてしまった。」


ドラえもん「みんな今の状況が当たり前だと思っている。」


ジャイアン「お前、わかりにくいんだよ!!なんかよ、上手くいえねぇけど、根本的に違うだろうがよぉ!
気付いてしまったって…これが普通じゃないのかよぉ!!」



169 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/10(金) 02:23:31.76 ID:pDrZFo3DO
ドラえもん「普通だよ…。」


ジャイアン「え…?」


ドラえもん「普通に決まってるよ…。でもこの世界じゃ『普通』じゃないんだ!!」


ドラえもん「僕達は気付いてしまった…。
僕達にとっては普通…だけど。」


ドラえもん「この世界じゃあ『異常』なんだ。」


171 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/10(金) 02:28:18.35 ID:pDrZFo3DO
出木杉「ドラえもん…君はさっき、思い出したって言ったよね。何を…一体何を思い出したんだ?」


ドラえもん「…僕は…」


ドラえもん「思い出したんだ…思い出しちゃったんだ…」


ドラえもん「僕は…この世界を吹き飛ばすための爆弾なんだよ…」


172 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/10(金) 02:30:22.42 ID:me0h6lE+O


そんな大事な事を忘れんなよwww


174 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/10(金) 02:32:36.88 ID:pDrZFo3DO
しー…ん


のび太「ばく…だん?」


のび太「世界を吹き飛ばす…?」


のび太「何言ってるんだよ…?」


ドラえもん「もし…誰かが『気付いてしまった』とき、その世界を消滅させるために未来から送られてきたんだ…。」


ドラえもん「世界の…いや、宇宙の秩序を守るために…気付いちゃだめだったんだ…」



175 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/10(金) 02:37:42.80 ID:pDrZFo3DO

ドラえもん「僕も知らなかったんだ…多分…気付いた者がいる時だけ…自分の役割を思い出すようになってたんだ…。」


のび太「ははは…きいたかよ、ジャイアン、出木杉君。」


のび太「爆弾だってさ。」


ジャイアン「……。」


のび太「世界を消滅させる!そんな…こと、信じ、られると…思う?」


出木杉「……。」


のび太「冗談も…休み休み言えよ…なあ…ドラえもん…」


のび太「なんで泣いてるんだよドラえもんッ!!!!」



176 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/10(金) 02:43:31.17 ID:pDrZFo3DO

ドラえもん「うっ…うっ…ううっ…」


のび太「ふざけるなよッ!!!そんなこと誰が信じられるんだッ!!」


のび太「だって輝かしい未来があるって言ったじゃないかドラえもん!!
しずかちゃんと結婚するっていう輝かしい未来が!!」


のび太「なんだよ、おかしいよこんなの!!!
なんで…なんでだよ!!」


今ならあのときのスネオの気持ちがわかる。
認めたくなかった。



179 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/10(金) 02:45:39.99 ID:pDrZFo3DO
のび太「うっ…ぐすっ…」


ジャイアン「のび太…」


のび太「ひっく…うう…」


ジャイアン「お前がきづかなければ。」


のび太「!?」



182 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/10(金) 02:51:24.59 ID:pDrZFo3DO
ジャイアン「お前が気付きさえしなければこんなことにはならなかったんだ。」


ジャイアン「お前が変なことを言うから俺も気付いてしまった!!」


出木杉「あ…やめるんだ!!」


ジャイアン「お前のせいだ!!!お前のせいでこの世界も終わりだッ!!」


のび太「……。」


ジャイアン「返せ!返せよ!!俺の未来を返せよ!!!」



183 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/10(金) 02:56:58.85 ID:pDrZFo3DO

出木杉「やめろ!!のび太君のせいじゃないだろ!」


出木杉「パニックなのはわかる…。でものび太君にあたるのはやめるんだ。」


ジャイアン「…くそぉ……。なんで…こんなハメに…」


のび太「……。」


出木杉「…ところでドラえもん。なんで時は進みだしたんだ?」


ドラえもん「え…それはのび太君が気付いたから…。」


出木杉「気付いたらなんで時が進みだすんだ?」



184 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/10(金) 03:02:11.70 ID:pDrZFo3DO

ドラえもん「…それは元々時は止まっていなかったからだよ。」


ドラえもん「この世界も、…僕達で言う普通に時が進んでいたんだ。」


ドラえもん「この世界だけじゃない。全ての世界は普通だったんだ。」


出木杉「…じゃあバラバラの世界も一つだったってわけかい?」


ドラえもん「そう…みたいだけど…よくはわからない。
未来の本に書いてあったけど…おとぎ話みたいなものだし…。」



218 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/10(金) 09:10:56.59 ID:pDrZFo3DO
のび太「もうどうでもいいよ。」


ドラえもん「のび太君…」


ジャイアン「どうでもいいってお前…」


のび太「べつに何で時が進みだしたとかどうでもいいよ。」


のび太「どうせドラえもんが爆発して世界は無くなるんだ。」


のび太「考えたって無駄だよ。」



225 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/10(金) 09:26:29.66 ID:pDrZFo3DO
出木杉「のび太君…さっき僕が言ったことを忘れたの?」


出木杉「考えること…それは生きていることだって!」


出木杉「考えることをやめることは、生きることをやめたのと同じだよ!!」


のび太「うるせぇ。」



228 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/10(金) 09:34:17.45 ID:pDrZFo3DO
のび太「まだ子供の君にそんな偉そうなこと言われたくない。」


出木杉「のび…太君…」


のび太「スネオの言うとおり余計なことは考えなければよかったんだ。」


のび太「考えなければ、こんなことに気付かなかったんだ。」


出木杉「……。」


ドラえもん「のび太君…」


のび太「話し掛けないでくれないか?」


のび太「君はもう友達じゃない。」


ドラえもん「…ごめん…」



231 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/10(金) 09:50:55.38 ID:pDrZFo3DO
ジャイアン「チッ!やってれねぇよ!!」


ジャイアン「のび太、俺はまだ納得したわけじゃねーからな。」


のび太「好きにしなよ。」


ジャイアン「…むかつく野郎だぜ…。」


ジャイアン「邪魔だ!出木杉ッ!!」


出木杉「ご、ごめん」


ジャイアンは家に帰っていった…



239 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/10(金) 10:32:25.00 ID:pDrZFo3DO
出木杉「ドラえもん…何とかならないの…?」


ドラえもん「…ごめん。」


のび太「出木杉君。」


出木杉「なんだい?」


のび太「帰ってくれないか?」


のび太「この際だからはっきり言うけど、僕は君のことあんまり好きじゃないんだ。」


のび太「なんでも知ってますよ的な態度。鼻につく。」


のび太「いつもいつもしずかちゃんと仲良さそうにしてさあ…。」


のび太「目障りなんだよ。」


のび太「そんなやつと最後の時間を共有したくない。出てってくれ。」



242 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/10(金) 10:59:28.70 ID:pDrZFo3DO
出木杉「のび太君…」


出木杉「そんな風に思ってたんだ…」


のび太「……。」


出木杉「…少なくとも僕は君のことを大事な友達だと思っていたよ。」


のび太「……。」


出木杉「さよなら。…元気でね。」


出木杉は静かに、足音ひとつたてず、のび家を出ていった…



245 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/10(金) 11:09:34.91 ID:pDrZFo3DO
のび太「…はは、何が元気でね、だよ。
もう会うことなんて無いのに…。」


のび太「おい、君はいつ木っ端みじんになるんだ?」


ドラえもん「だいたい…1時間くらい…かな…」


のび太「……。」


のび太「実に僕は滑稽だよ。」


のび太「何も知らず、世界を滅ぼす爆弾と生活を共にしていたなんてね。」


ドラえもん「……ごめん…」


のび太「…。」



255 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/10(金) 11:46:43.78 ID:pDrZFo3DO
のび太「……タイムマシンを使えば逃げられるんじゃ…」


ドラえもん「……。」


ダダッ!


ガタタ!ガタタ!


のび太「なんで!なんで!この引き出し開かないんだよォ!!」


ドラえもん「…爆弾が作動したら…タイムマシンは使えなくなるんだ…」


のび太「くそッ!くそッ!くそぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」


ドラえもん「のび太君…」



269 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/10(金) 13:35:34.26 ID:pDrZFo3DO
出木杉「なんだよ…なんだよ…」


出木杉「人が親切に知識を披露してやってるのに…」


出木杉「やっぱりガキは僕とは話が合わない…」


出木杉「幼稚なんだよ…僕にはもっと相応しい場所があるはずだ…」


出木杉「どうせ死ぬんなら…」



270 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/10(金) 13:40:21.13 ID:pDrZFo3DO

~剛田家~


ジャイアン「……。」


ジャイ子「お兄ちゃん!新しい漫画書いたんだけど読んでみて!」


ジャイアン「……。」


ジャイ子「お兄ちゃん?どうしたの?具合悪いの?」


ジャイアン「…あ…ああ、ごめんな、…えっと、新しい漫画書いたのか。読んでやるよ。」


ジャイ子「…ううん、やっぱりまた今度でいいよ!お兄ちゃん具合悪そうだし!」


ジャイ子「風邪かもしれないから早く休んだほうがいいよ!」



271 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/10(金) 13:43:11.21 ID:pDrZFo3DO

ジャイ子「お兄ちゃんは歌手になるんだから!」


ジャイ子「大事な喉やられちゃったら大変だよ。」


ジャイアン「ジャイ子…」


ジャイ子「漫画ならいつでも読めるしね!」


ジャイアン「……。」


ジャイアン「ジャイ子…漫画家になりたいか…?」


ジャイ子「当たり前でしょ!」


ジャイ子「私の夢だもん!」



274 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/10(金) 13:46:57.50 ID:pDrZFo3DO
ジャイアン「夢…」


ジャイ子「お兄ちゃんだって歌手になりたいでしょ?」


ジャイ子「絶対、夢、叶えようね!」


ジャイアン「…ああ……ああ。」


ジャイ子「今のうちにサインもらっちゃおっかなぁ~w」


ジャイ子「…お兄ちゃん…?なんで泣いてるの…?」


ジャイアン「うっ…ううっ、ひくっ…」


ジャイアン「ジャイ子……!!」


ジャイ子「…お兄ちゃん…?」



282 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/10(金) 14:38:16.02 ID:pDrZFo3DO
~骨川家~


スネオ「またシミが増えた気がする…」


スネママ「スネちゃま、さっきから鏡ばっかり見て…」


スネオ「……シミが……シミが……シミが消えないよぉ…」


スネママ「…アアアァァァ!!!スネちゃま!!!!」


スネママ「何してるのぉぉぉぉ!!!!早くカッターを捨ててぇぇぇぇ!!!」


スネオ「ママ………シミが消えないんだ……削っても削っても……」



313 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/10(金) 17:21:59.75 ID:pBU4EeTzO

どっかにのび太が自然保護監察官になった作品ってなかったっけ

358 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/10(金) 21:45:03.67 ID:cnWGHjzoO
>>313

ミニドラSOS

主人公はのび太
(国土環境省自然管制庁動植物支援局の
育成係や他星人や他人種の接待・官僚候補生で
息子のプレゼント「タイムリール」がドーベルマン型ロボ)
の息子と

ジャイアン(第三次型グループ百貨店・野球監督・カラオケ←軍事利用されてる)の息子(温暖)と
スネ夫(情報産業・不動産経営・玩具制作)の息子
と成人のび太が買ったミニドラ
あとドラミ

ついでに出木杉は火星に行って息子は野比家で生活

多分『雲の王国』や『大魔境』などが関わってる



406 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/11(土) 01:35:35.44 ID:8RQY3oBA0
保守がてらなんか代わりに書いていい?

407 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/11(土) 01:37:07.67 ID:OvDZSXx20
>>406
きさま・・・!>>1か!


408 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/11(土) 01:38:12.96 ID:8RQY3oBA0
>>407
違うけど>>1の時が動きだすまで保守しようかなと


410 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/11(土) 01:41:52.11 ID:OvDZSXx20
>>408
よし、やれ

413 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/11(土) 01:46:23.93 ID:8RQY3oBA0
んじゃちょっと失礼する

『サラリーマンのび太』

のび太「今日も残業か…まぁ、これも愛する家族のためだと思えば悪くないかな」

定時をだいぶ過ぎてからタイムカードを切り家族の待つ家に急ぐ。
夏の暑さが仕事場から出たのび太を襲ったが家に帰れば気の利く妻がビールを冷やしてくれているだろう。
暑さは冷えたビールの一番の肴だと思いながらのび太は帰路についた。


414 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/11(土) 01:52:36.54 ID:8RQY3oBA0

のび太「ただいま」

しずか「おかえりなさいあなた」

のび太「おや?誰かお客さんかい?」

しずか「ええ、出木杉さんがいらしてるわよ」

のび太「出木杉くんが?あぁ、また例の出張かな
     せっかく出木杉が来たんだ、ジャイアンとスネオも呼ぼうか?」

しずか「そう言うと思ったからさっき呼んでおいたわよ、二人ともすぐに来るって言ってたわ」

のび太「さすがしずかちゃん」



415 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/11(土) 01:56:55.52 ID:8RQY3oBA0

ノビスケ「パパ、お帰りなさい!」

のび太「なんだ、ノビスケ、まだ起きてたのか?」

ノビスケ「いいじゃんか、夏休みで学校は休みなんだし、ヒデヨ遊びに来たからいいだろ」

のび太「まったく、しょうがないなぁ」

出木杉「野比くん、おじゃましてるよ」

ヒデヨ「おじさん、お帰りなさい」

のび太「やあ、二人ともいらっしゃい」



417 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/11(土) 02:05:38.03 ID:8RQY3oBA0
程なくしてジャイアンとスネオも合流した。
二人はさすがに息子は連れてこなかったみたいだが。

ジャイアン「よう、のび太、久しぶりだな」

スネオ「最近のび太も忙しそうだもんね」

のび太「まあ、仕事が忙しいのはいいことだよ」

しずか「そうね、酔って愚痴さえこぼさなければね」

のび太「しずかちゃん…」

一同大爆笑

出木杉「環境局の仕事はやっぱり大変かい?」

のび太「まあね、でもやりがいのある仕事だからね
     子供たち、その先の子供たちの世代にきれいな地球を残してあげたいから」

出木杉「野比くんは立派だな」

スネオ「ほんとほんと、のび太のくせに…」
ジャイアン「生意気だよな~」



418 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/11(土) 02:13:28.74 ID:8RQY3oBA0

ジャイアン「そういう出木杉こそ最近忙しいみたいだな」

しずか「この前は火星出張だったし、今度も出張でしょ?」

出木杉「今度は月だから近いよ」

ジャイアン「月でも遠いっつーの!」

のび太「でも…出張で月とか火星とかすがい時代になったよね」

ジャイアン「まあ、そんなところに出張行くのもまだ出木杉の仕事ぐらいだろうがな」

スネオ「でも、のび太がすごい時代になったって言うのも変な話だよな」

出木杉「野比くんはもっと未来も身近に見てたのにね」

のび太「うん、だからかもね」

出木杉「うん?」

のび太「ドラえもんの時代に今、一歩ずつ近づいてる行っているんだって思うんだ」



419 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/11(土) 02:24:58.31 ID:8RQY3oBA0

のび太「ボクら一人ひとりがこうやって、一歩ずつ歩んで、そうやって未来に、ドラえもんの時代に近づいてるんだよね
     それってすごい事だよ、ドラえもんの居る未来は、ボクらが作っていくんだ。
     ボクは、みんなとこうやって昔みたいに呑んでいる今が好きだ
     未来のみんなも、その時その時の『今』が好きになれるように地球を守っていきたい」

ジャイアン「まったく、ほんとのび太のくせに生意気だよな」

懐かしい顔ぶれ、変わらぬ顔ぶれを見ながら楽しい夜を過ごした。



420 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/11(土) 02:30:00.92 ID:8RQY3oBA0

上司「おい、野比、アフリカの件の報告書はまだか?」

のび太「今、完成しました!そっちに送ります!」

忙しさに忙殺される毎日。
やりがいがある、自分で選んだ道、誇りある仕事。

そんな事はわかっていても溜まるものは心に溜まっていく毎日だ。

のび太(今日ボクはきっと酔いつぶれて家に帰るだろうな)

今は別に酒など呑みたくないが仕事が終わる頃にはきっと「今日は呑むぞ!」という気分になっていることだろう。

そんな事を思いながらのび太は仕事の山に取り掛かった…



421 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/11(土) 02:33:59.49 ID:8RQY3oBA0

ここで一度時はとぶ

のび太が仕事をしている時間から遥か後
数百年という時間が過ぎた後の未来。

ドラミ「お兄ちゃん、何かしたい事、ある?」

ドラえもん「…そうだなぁ」

ドラミ「いいのよ、何でも言って、あたしが叶えてあげる!」

ドラえもん「のび太くん…」

ドラミ「え?」

ドラえもん「のび太くんに、会いたいな…」

ドラミ「…そっかぁ、じゃあ、会いに行こっか?」



422 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/11(土) 02:39:49.34 ID:8RQY3oBA0

そして時は現在に戻る。

のび太「うう…予想が外れたな」

酔いつぶれて家に帰るだろうという予想は外れた。
酔いすぎて家までたどりつけなかったのだ。

のび太「まぁこの季節なら外で寝てもたいした事はないや」

酔っ払いの勝手な理屈をはいてのび太は公園のベンチに横になった。
夜風が気持ちいい、小学生の頃昼寝した裏山には敵わないが外で寝るのも悪くない。

そんな事を思っていると

ドラミ「のび太さん」

一気に酔いがさめるような懐かしい声が聞こえた。

のび太「ドラミ…ちゃん?」



424 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/11(土) 02:46:28.04 ID:8RQY3oBA0
ドラミ「のび太さん、こんなところで寝たら風邪ひくわよ?」

のび太「わあー!ドラミちゃん!本物のドラミちゃんだ!懐かしいな!」

ドラミ「う、お酒臭い…」

のび太「あ、ごめんごめん」

ドラミ「まあいいわ、お兄ちゃんも来てるわよ」

のび太「え!ホントに!?ドラえもんが!」

ドラミ「ええ、ホントよ、ほら、お兄ちゃん、出ておいで」

ドラえもん「やあ、のび太くん」

のび太「わあー!ドラえもん!ドラえもん!ホントにドラえもんだー!」

ドラえもん「ウフフ、そうだよ、ぼくドラえもんです」

のび太「わー、懐かしいな、ホント、懐かしいなぁ…」

ドラえもん「のび太くんは相変わらず泣き虫だなあ」

ドラミ「あらあら、わたしはすっかりお兄ちゃんの前座ね」



426 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/11(土) 02:54:03.38 ID:8RQY3oBA0
ドラミ「のび太さん、寝ちゃったわね」

ドラえもん「疲れてたみたいだからね」

ドラミ「酔ってただけの気もするけどね、とりあえず連れて帰ってあげましょうよ」

ドラえもん「そうだね、どこでもドア!」

ドラミ「お兄ちゃんは、やっぱりのび太さんの世話を焼いてる時が一番楽しそうね」

ドラえもん「そうかもね、まあ、のび太くんも立派になったみたいだしぼくが世話てきるのは酔った時ぐらいだろうけど」

ドラミ「そうね、のび太さんももう立派な大人だから…」



428 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/11(土) 02:58:39.38 ID:8RQY3oBA0
のび太「うーん…あれ?ボク、いつの間に帰って来たんだっけ?
     …そうだ!ドラえもん!ドラえも~ん!」

しずか「もう、のび太さん、朝から大声出さないでよ」

のび太「…あれ?」

いつもの朝、寝室に起こしに来たのはエプロンを付けた愛する妻

昨日の夜に見たのは夢だったのか?
酔って記憶も無く帰宅してドラえもんの夢を見たのか…

しずか「ドラちゃんなら下で先に朝ごはん食べてるわよ」

のび太「!!!」



429 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/11(土) 03:03:20.42 ID:8RQY3oBA0

のび太「ドラえもん!」

ドラミ「おはよう、のび太さん」

ノビスケ「パパ、もう昼前だよ?」

ドラえもん「のび太くんは相変わらず朝寝坊だなあ」

のび太「はは、ははは…」

安心した、安心したら力が抜けて椅子に腰掛けた。

しずか「あなた、トーストでいい?」

のび太「いや、二日酔いで…」

しずか「じゃあコーヒーだけ淹れるわね、濃い目でね」

のび太「うん」



432 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/11(土) 03:11:22.44 ID:8RQY3oBA0
ドラミちゃんは前にノビスケと遊んだことがあるらしくノビスケがずっとドラミちゃんを捕まえてる。
ヒデヨくんもドラミちゃんに興味津々だ、出木杉そっくりで知的好奇心旺盛だからなぁ。

ノビスケ「パパ、ボクたちドラミちゃんと遊びに行ってくる!」

のび太「あんまりドラミちゃんに迷惑かけるなよ」

ノビスケ「わかってるって!」

ドラミ「じゃあ行ってきます、のび太さんお兄ちゃんをよろしくね」

ドラえもん「おいおい、ぼくをよろしくってどういう事だよ?」

ドラミ「昔と同じ立場だとのび太さんに失礼じゃない」

ドラえもん「…ま、それもそっか」

ノビスケ、ドラミ、ヒデヨ「いってきまーす」

のび太「いってらっしゃい」



434 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/11(土) 03:17:40.96 ID:8RQY3oBA0
しずか「あなた、コーヒー入ったわよ…あら?ノビスケたちは?」

のび太「ドラミちゃんと遊びに行ったよ」

しずか「あら、そう」

のび太「うーんコーヒーが染みるなぁ」

しずか「…どこに行ったのかしら?」

のび太「そういえばボクらもずいぶん色んなところにいったよね」

ドラえもん「白亜期に秘境、海底に宇宙、魔界なんかも行ったねぇ」

のび太「懐かしいな」

しずか「…あの子たち、危ないことしてなきゃいいけど…」

母親はいつの時代も心配性なものだ。



435 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/11(土) 03:24:10.83 ID:8RQY3oBA0

のび太「ところでドラえもん」

ドラえもん「なんだい?のび太くん」

のび太「びっくりして聞いてなかったけどどうしたんだい、急に?
     来るって連絡くれたらジャイアンやスネオも呼んだのに」

ドラえもん「なんだか、急にのび太くんに会いたくなったからね」

のび太「ドラえもん…」

しずか「…あ、わたしちょっとお買い物行ってくる」

のび太「おいおい、どうしたんだよいきなり」

しずか「だった切らしてたんだもん」

のび太「何を?」

しずか「どら焼き」

のび太「…なるほど」

しずか(それにお邪魔虫はちょっと退散しないとね)



438 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/11(土) 03:35:32.41 ID:8RQY3oBA0
ドラえもん「そういえばのび太くんは今どんなことしてるの?」

のび太「環境保護局で働いてるよ」

ドラえもん「へえ!環境保護局!すごいじゃないか!」

のび太「へへへ、でもそうでもないよ、上司に怒られて、しずかちゃんに迷惑かけて、昔とあんまり変わってないかもね」

ドラえもん「ウフフ、でも頑張ってるじゃないか」

のび太「…ドラえもんが居てくれたから」

ドラえもん「え?」

のび太「ドラえもんが居てくれたから頑張れたんだ。
     ドラえもんの居る未来を守りたい、地球を守りたいってね」

ドラえもん「のび太くん…」

のび太「だから、自分に出来ることをしようと思ったんだ。
     キミの居る未来は、未来の地球はきれいかい?」

ドラえもん「うん、どってもきれいだよ」

のび太「そっか、じゃあ今よりもっと頑張らないとね。
     そうしなきゃきれいな地球は残せない!」

ドラえもん「頑張って、のび太くん!」



441 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/11(土) 03:43:35.86 ID:8RQY3oBA0
その晩、ノビスケが帰って来てすぐボクに抱きついてきた。
ノビスケの顔は朝会ったときよりずっと大人になって見えた。

ノビスケ「パパ!ただいま!」

のび太「お帰りノビスケ、冒険は楽しかったかい?」

ノビスケ「!パパはお見通しか…」

冒険が男の子を成長させたんだな。

のび太「ドラミちゃんお疲れ様。ヒデヨくんも楽しかったかい?」

ドラミ「さすがにクタクタだわ…」

ヒデヨ「はい!とっても楽しかったです!」

ヒデヨくんも男として一回り成長したみたいだ。

しずか「ごはん出来てるわよ、ドラミちゃんには食後のメロンパンも」

ドラミ「え!メロンパン!」

今晩は楽しい夕食になりそうだ。



444 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/11(土) 03:52:50.14 ID:8RQY3oBA0
ノビスケとヒデヨくんの冒険譚を聞きながら楽しい夕食。
しずかちゃんは時折気が気じゃないようなとこもあったがボクらも子供の頃は似たようなものだった。

ボクたちの冒険にドラえもんが居たようにノビスケたちにはドラミちゃんが居たんだから心配することないのに。

ノビスケ「やっぱりドラミちゃんはすごいよなぁ」

ドラミ「ノビスケさんもヒデヨさんもすごかったわよ、とってもかっこ良かったわ!」

ノビスケ、ヒデヨ「へへへ」

ドラミ「お兄ちゃんたちはどうだった?」

ドラえもん「家でゆっくりしてたよ」

のび太「昼寝はしなかったけどね」

しずか「さすがにこの歳になって冒険は出来ないものね…」

のび太「ジャイアンとスネオが居たら行ってもよかったけどね」

しずか「もう!子供たちの話に感化されないの!」



445 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/11(土) 04:01:10.29 ID:8RQY3oBA0

夕食後、男たちが銭湯に行き。
しずかとドラミは後片付けしていた。

しずか「ふう、これでやっと一息ね、ごめんね、ドラミちゃん、疲れてるのに手伝わせちゃって」

ドラミ「ううん、いいの、わたし家事好きだから」

しずか「でも、のび太さんのあんな顔見たの久しぶり」

ドラミ「わたしもお兄ちゃんのあんな楽しそうな顔久しぶりに見た」

しずか「…あの二人の間には、わたしたちでも入れない絆があるからね」

ドラミ「そうね、お兄ちゃんはのび太さんと居る時が一番楽しそう、いえ、本当に一番楽しいんだと思う」

しずか「ちょっと…妬けちゃうな」

ドラミ「フフフ、しずかちゃんかわいい」

しずか「もう!大人の女をからかわないで」

ドラミ「これは失礼」



447 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/11(土) 04:08:41.88 ID:8RQY3oBA0
ドラミ「でも、ほんとあの二人は仲がいい、お兄ちゃんは子守ロボットとしてずいぶん長く働いてて、
みんなと仲良くなってるけど一番のび太さんが仲がいいわ」

しずか「のび太さんも、今でもタケシさんやスネオさんと遊んでるけど、ドラちゃんと一緒に居る時はちょっと違う」

ドラミ「良かった、会いに来て」

しずか「…ねぇドラミちゃん」

ドラミ「なーに?」

しずか「どうして急に会いに来たの?」

ドラミ「あ、やっぱり急に来たのはご迷惑だったかしら?」

しずか「ううん、そうじゃないのなんでかなーって」

ドラミ「友達に会いたくなったからよ、ただそれだけ」

しずか「…そう、でも、もしかして何か理由があるんじゃないかなって」



450 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/11(土) 04:15:28.76 ID:8RQY3oBA0
ドラミ「…本当に理由はそれだけよ、お兄ちゃんがのび太さんに会いたがったから来たの」

しずか「そう…じゃあドラミちゃん、なんであなたは泣いているの?」

ドラミ「!」

しずか「…」

ドラミ「しずかちゃんに隠し事はできないか…」

しずか「何が…あったの?」

ドラミ「ねぇ、しずかちゃん、これから話すこと、のび太さんには内緒にしててくれる?」

しずか「え?」

ドラミ「本当は誰にも言わないつもりだった、ただ、会って遊んで帰るつもりだったけど…
    内緒にしてくれるならしずかちゃんにだけ話すわ」

しずか「…」

ドラミ「約束…してくれる?」

しずか「…ええ、約束するわ」



454 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/11(土) 04:23:11.26 ID:8RQY3oBA0
ドラミ「ねぇ、しずかちゃん、わたしたち、いつから来たかわかる?」

しずか「え?22世紀でしょ?」

ドラミ「ブッブー、はずれ」

しずか「違うの?」

ドラミ「ホントはもっと後、24世紀から来たの」

しずか「まぁそうなの!」

ドラミ「お兄ちゃんが初めてのび太さんのところに行ったのが22世紀の頃。
    お兄ちゃんがのび太さんのところから帰って来て230年ほど過ぎたわ」

しずか「230年…」

ドラミ「人間には想像つかないかもしれないけど、わたしたちはロボットだからね」

しずか「わたしたちが子供の頃遊んだドラちゃんの230年後ってことね」



457 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/11(土) 04:34:03.70 ID:8RQY3oBA0
ドラミ「お兄ちゃんが22世紀に戻ってきてすぐのウチはしょっちゅうのび太さんの様子を見に行ってた」

しずか「確かに大学生ぐらいの頃はたまにドラちゃんが遊びに来てたわ」

ドラミ「のび太さんが就職する前ぐらいにこのままじゃいけないってあんまり行かなくなったけど。
    のび太さんはお兄ちゃんを卒業できたけど、お兄ちゃんはなかなかのび太さんを離れられなかったのかもね」

しずか「フフフ、確かにあの二人はなかなか離れられないわよ」

ドラミ「それからは、お兄ちゃんはのび太さんの事を忘れたわけじゃなかったけど、のび太さんの事はおくびにも出さず子守の仕事したわ。
    あ、でもたまに『キミたちのおじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃんにこんな人が居たよ』って話はよくしてたかしら」

しずか「…」

ドラミ「とっても楽しい毎日だった、この200年、毎日変わらず、みんなの成長を見届けてた。
    でも…だめね、子供たちは変わっても自分たちは変わらないと思ってた、それは間違いだったのに」


458 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/11(土) 04:39:37.82 ID:8RQY3oBA0

ドラミ「見た目はかわんないけど、お兄ちゃんはすっかりもう中身おじいちゃんなのよ?」

しずか「そんな…」

ドラミ「ロボットの寿命は長い、でも老朽化はするのメンテナンスしててもね。
    特に記憶領域はダメ…」

しずか「…」

ドラミ「お兄ちゃん、今度大規模なリフレッシュをするの
    タイムふろしきのすごいヤツに丸ごと包って一週間かかるぐらいの」

しずか「それで、どうなるの?」

ドラミ「記憶の大部分は削除する事になる、ほとんど初期化」

しずか「そんな!そんなのって!」



461 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/11(土) 04:45:38.88 ID:8RQY3oBA0

ドラミ「のび太さんとの思い出は…お兄ちゃんにとっては大きすぎるの、本当に、本当に…」

しずか「ドラミちゃん…」

ドラミ「初期化したらわたしの事も忘れちゃうかもしれない、でもそんな事はどうだっていいの。
    だって、お兄ちゃんにとって一番大事なのはわたしじゃなくてのび太さんだもの」

しずか「…」

ドラミ「それに…わたしはこれからもお兄ちゃんと一緒に居れるしね」

しずか「…」

ドラミ「だから、今回はお兄ちゃんの最後の思い出作りに来たの、すぐ消えちゃう思い出だとしても…」

しずか「ドラミ…ちゃん」

ドラミ「あ、でもわたしもお兄ちゃんも感謝してるんだよ?
    世間じゃこんなオンボロロボットなんてもうスクラップにしちゃうのに直してくれるんだから
    野比家のみんなは…ずっとわたしたちに優しくしてくれた…」



464 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/11(土) 04:53:12.41 ID:8RQY3oBA0
しずか「ねぇ、ドラミちゃん」

ドラミ「なに?」

しずか「あなたたちは…いつ戻らなくちゃいけないの?」

ドラミ「…明日の朝、のび太さんが目覚める前に帰る事になるわ」

しずか「そんな急に!」

ドラミ「時間が無かったのよ、事前に行くって言えなかったぐらいにね」

しずか「さおんな…これで最後なのに…」

ドラミ「最後じゃないわよ、これからも何度もあなたちのところに遊びに来るわよ」

しずか「…でも、それは今目の前にいるドラミちゃんとドラりゃんじゃないんでしょう?」

ドラミ「…そうね、わたしたちからすれば200年前のわたしたちが、これからもあなたたちの元に来るって事になるかしら」



466 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/11(土) 04:55:42.80 ID:Tqtv7763O

いい場面なのにドラりゃんで笑っちまったwwww


467 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/11(土) 05:01:21.27 ID:8RQY3oBA0

しずか「…そんなのって…」

ドラミ「いいのよ、気にしなくて、それに、一番つらいのび太さんは何も知らない。
    お兄ちゃんもどうせ忘れちゃうんだから」

しずか「ドラミちゃん」

ドラミ「わわわ!しずかちゃん苦しいよ!」

しずか「一番つらいのはあなたじゃない!一人だけこれからもドラちゃんとのび太さんの事を背負って生きて!」

ドラミ「…大丈夫、わたしはいつも優しい人に囲まれて幸せだから…しずかちゃんこそごめん、こんな事話ちゃって…」

しずか「…いいの、少しだけど、ドラミちゃんの重い荷物、わたしも背負ってあげる」

ドラミ「しずかちゃん…」

しずかちゃんの抱擁は優しい母親の抱擁だった。
あぁ、わたしは優しい人に囲まれて本当に幸せだと思った。



469 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/11(土) 05:05:55.56 ID:8RQY3oBA0
その夜、ボクはドラえもんと久々に同じ部屋で寝た。

のび太「ねえ、ドラえもん、起きてる?」

ドラえもん「うん、起きてるよ」

のび太「なんだか、前にもこんな夜があったね」

ドラえもん「ジャイアンと夜中にケンカした夜?」

のび太「…うん」

そうか、ドラえもんはやっぱり今日夜が明けると帰っちゃうんだな

のび太「ボク頑張ってるだろ?」

ドラえもん「うん、仕事もすごいし、いいお父さんになってる。」

のび太「キミが居てくれたからね…」



470 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/11(土) 05:13:18.48 ID:8RQY3oBA0

ドラえもん「もう、ぼくがいなくなっても大丈夫だって、安心したよ」

のび太「なんだよ、今更だなぁ」

ドラえもん「ごめんごめん」

のび太「ボク、幸せになったよ、すっごく、すっごく」

ドラえもん「そうだね」

のび太「キミが居てくれたあの時と同じぐらい幸せだよ」

ドラえもん「…そうだね」

のび太「だから、もう…ボクのことは心配しないでいいんだよ」

ドラえもん「馬鹿だなぁ、のび太くんは」

のび太「なんだと?」

ドラえもん「そんな事…言われなくてもわかってるさ…」

のび太「…」

ドラえもん「もう寝よう」

のび太「うん、おやすみ」

きっとこれが最後の会話になるんだろうな、二人とも気づいていた。



471 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/11(土) 05:16:20.24 ID:8RQY3oBA0

のび太が目覚めるとそこはいつもの寝室、いつもの部屋。

でも、なんだかいつもより広く感じた。
あの朝もこんな感じだったなと思った。

のび太は現実へと戻る。

仕事に行かなければ。

仕事に誇りを持っている。
だって、地球の環境を守るこの仕事は親友の居る未来の地球を守る仕事だから…



473 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/11(土) 05:24:56.87 ID:8RQY3oBA0
ドラえもんとドラミは元の時代へ戻って来た。

ドラえもん「ドラミ、ぼくのわがままきいてくれてありがとう。
       それと、今までずっとぼくを支えていてくれて、本当にありがとう」

ドラミ「大丈夫!これからも支えてあげるから!」

ドラえもん「ぼくは、これからみんなの事を忘れるんだ、ロボット学校の同級生のみんな、セワシくんや今まで見てきた子供たち
       ジャイアン、スネオ、しずかちゃん、出木杉くん…ドラミそれに…」

ドラミ「お兄ちゃん…」

ドラえもん「ぼくは幸せ者だった、この世で一番幸せ者だ!」

ドラミ「…」

ドラえもん「最後にどら焼きが食べたいな」

ドラミ「もう、お兄ちゃんったら…」

ドラえもん「ぼくは最後までドラえもんで居たいからね」

ドラミ「…お兄ちゃんのバカ!辛いんだったら言えばいいじゃない!のび太さんの事だけは忘れたくないって!
    大きいデータだっていいじゃない!わたしがちゃんとバックアップから復旧してあげる!」

ドラえもん「ダメだよ、ドラミ」

ドラミ「お兄ちゃん…」



475 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/11(土) 05:32:46.37 ID:8RQY3oBA0
ドラえもん「のび太くんは…ぼくにとって大きすぎるんだ、次目覚めた時のぼくにとってもきっと大きすぎる
       ぼくはもう満足したんだ、200年振りにのび太くんに会えて」

ドラミ「…」

ドラえもん「のび太くんの思い出は今のぼくが全部持っていく、次のドラえもんにまで渡さなくていいんだ。
       のび太くんとの思い出は…今のぼくだけのものだしね」

ドラミ「…」

ドラえもん「ドラミ、ホントにありがとう」

ドラミ「お…兄…ちゃん」

ドラえもん「それと、さようなら」

ドラえもんはそういって200年以上寄り添った妹に背を向けてドックに向かった。
その最後の表情はドラミには涙で滲んで見えなかった…

ドラえもん(次に目覚めたらどら焼きは好きじゃなくなってるのかな?)

そんなのんきな事を考えながらも最後にドラえもんの記憶から読み出されたのはあの少年の事だった。



477 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/11(土) 05:39:10.25 ID:8RQY3oBA0
誰かが泣いている、誰だ!いじめるやつは!ぼくが許さないぞ!
あれ?でも泣いてるのは誰だろう、わからないや。

ぼくが生まれて初めて見たのはそんな夢だった。

目が覚めると機械がいっぱいの部屋、技師さんがたくさんいる。
技師に混じってぼくと同じネコ型ロボットの女の子が居た。

ぼくはあいさつした
「こんにちわ、ぼくドラえもんです」

「おはよう」
女の子が笑顔で言った。

「あんたダレ?」

女の子に聞いた

「わたしはドラミ、あなたの妹よ、これからよろしくね、お兄ちゃん」

なんでぼくより先に居るのに妹なんだろう?
でも、そんな事は些細なことだった。

優しそうな妹、きっとぼくは世界一幸せなロボットなんだろう。


                                 完

480 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/11(土) 05:42:42.05 ID:8RQY3oBA0
以上で終了です。

タイトルに反してサラリーマンののび太はいまひとつ活躍しませんでした。

ドラえもん系のSSは弾けたストーリーが多い気がするので正史の未来を意識した平凡な日常を書いてみました。
刺激が欲しい人にはつまらなかったかも

しかし、今日仕事なのにこんな時間まで書いてしまった…
誤字は睡魔のせいです。



483 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/11(土) 05:45:56.24 ID:ZDKZ3/dV0
感動したしとても面白かったよ、ありがとう 8RQY3oBA0

485 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/11(土) 05:49:11.21 ID:TcGY6rr5O
>>480
いい意味で普通の作品で良かったよ
最近鬱とかそういうのしか見てなかったから
お疲れ~

486 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/11(土) 06:00:51.09 ID:TVwb0H/mO

さて、>>1の時はまだ動かないのか?

492 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/11(土) 07:50:25.05 ID:0YWV6XEy0
乙です

421で数百年ってとこに思いっきり突っ込みそうになったけど
伏線だったわけね
スルーしてよかったわ

503 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/11(土) 09:51:28.87 ID:Z2ITaxiAO
泣いた。人より長く生きるという辛さが伝わってきました。


504 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/11(土) 09:58:21.25 ID:w+3CpalcO

さあ、ここで>>1の登場です
皆さん、惜しみない拍手を!



506 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/11(土) 10:20:04.70 ID:Rhp6jfTyO
えー…1です。
本当に遅くなって申し訳ない…
昨日は忙しいくて投下する暇が無かったんだ…ゴメン。

それで今スレを見たら泣いた。
全然サラリーマンのび太の方が面白いんだものw

投下してもいいですか…?


509 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/11(土) 10:22:58.50 ID:iaffo0zRO
待ってた

511 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/11(土) 10:23:31.19 ID:ptk82LIMO
待ってたよ!

 
515 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/11(土) 10:32:44.62 ID:Rhp6jfTyO

~のび家~


ドラえもん「ねえ…のび太君…」


のび太「……」


ドラえもん「……僕が初めてきた時の事覚えてる…?」


のび太「……」


ドラえもん「……君はすごい驚いてたよね。……机の中から出てきたら誰だって驚くか…はははっ」


のび太「……」


ドラえもん「……僕はね、未来の世界じゃ出来損ないのロボットなんだ…」


ドラえもん「どうしようもなくドジで、ノロマで、マヌケで…
妹のドラミの方が僕なんかよりもずっと凄いんだ…」


のび太「……」



516 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/11(土) 10:36:56.24 ID:Rhp6jfTyO

ドラえもん「だから…周りのエリートロボット達からはバカにされて…」


ドラえもん「…ドラミだけはいつも励ましてくれて…」


ドラえもん「でも…妹に励まされれば励まされるほど…僕は落ち込んだんだ…」


ドラえもん「妹に気をつかわれて…僕ってホント情けないなぁ…って…」


のび太「……」


ドラえもん「…そんなとき、のび太君の世界に行くことに決まったんだ。」



528 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/11(土) 11:35:31.54 ID:mv8yidRpO
ある日僕はのび太くんに呼ばれた

それは初雪が降り始めた頃だった…

のび太「雪がふってきた…」
ドラ「そうだね…」

のび太「今まで何回の雪を君と見て来たんだろう…」

ドラ「のび太くん…」

のび太「楽しかったなぁ…ジャイアンによく仕返ししたよね…」

ドラ「……」

のび太「でももうみれない」

のび太くんの髪は白く染まっていた。僕はのび太くんの深いしわをみてのび太くんの歩いてきた年月を想像した。


僕とお別れしたあとも君は歩いてきたんだね。



529 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/11(土) 11:42:43.10 ID:mv8yidRpO

のびのび太107歳ー…

彼は医学の進歩した未来にとってはあまりに短命なその命を終えようとしていた。

ドラ「本当にいいのかい?君はまだ生きられる身体なんだよ。それを治療も受けずに自分の死を受け入れるなんて…」

のび太「いいんだよ…ドラえもん。命は長ければいいものでもない…。昔は不老不死なんて漫画みたいで格好いいと思ったさ」


そういうとのび太くんは窓の外の降り積もる初雪を眺めた

のび太「でもさ、僕はいっぱい君やみんなに大切なものを貰ったから…あの雪のように真っ白で、綺麗なものをさ」



530 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/11(土) 11:50:39.19 ID:mv8yidRpO

ドラ「…うん」

のび太「いいたいことはたくさんあるんだがね…肝心な時に何もいえないなぁ…」

のび太くんの心拍数が弱まって来た。

ドラ「本当は…未来で君のことを待ってるはずだったのに、君はいってしまうんだね…あと数年すれば僕が生まれるのに…」

のび太「………ごめんよ…」

さらに心拍数が減った



532 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/11(土) 12:04:26.10 ID:mv8yidRpO

のび太「僕はきらきら輝いている時をたくさん過ごしたんだ…。そして、その思い出を胸にここまで生きてこれた…」

ドラ「…」

のび太「……ジャイアン、出来杉、スネオ、ママ、パパ………そして静香。みんなにたくさんいいものを貰った」



のび太「あと十年医学の進歩が早ければパパとママは死ななかった。何故こんなにも時の針は残酷なのかと思ったよ。パパとママはまだ生きたかっただろう……もっとたくさん人生を過ごしたかったんだろうと…」



のび太「でも違った」



のび太「最後に看取った時………笑っていたよ、二人共。いままでありがとう。お前がいたから最高に楽しい人生だった………って」



のび太「生き続けることが幸せじゃないって気付いた。家族に看取られて、みんなに看取られて死ぬことも、そりゃあ幸せなことだってきづいたんだ」



533 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/11(土) 12:14:08.78 ID:mv8yidRpO

ドラ「僕にはまだわからないよ…のび太くん…」


のび太「…」


ドラ「僕はロボットだ。記憶媒体である脳味噌の機械が故障しても、またリサイクル工場で再生すれば何度だってやり直せる…。

でもっ!

僕にとって死ぬことはスクラップになることだ!ドロドロに溶けたマグマに廃棄される……君のいう死ぬ幸せなんてわからない!」


のび太くんは必死になって訴えた僕の気持ちを安らげるように優しく微笑んだ。



534 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/11(土) 12:21:52.64 ID:mv8yidRpO

のび太「変わらないよドラえもん。」

ドラ「!!!」

のび太「君が……スクラップになることも………僕が死ぬことだって変わら………ない。君だって、僕だってこの地球という星が………この宇宙が生んでくれた命なんだ。」


のび太「死ぬことは消えることじゃあない。宇宙っていう…大きな場所へ帰ることなんだ」


ドラ「大きな……場所……」


のび太「…だからね、決して誰にも見られなくなる…孤独になるってことじゃあ………な………い…………ん…………だ……ゴホゴホッ!」


ドラ「のび太くん!」


 
536 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/11(土) 12:32:39.23 ID:mv8yidRpO


のび太「……フフッ…………ドラえもん…………僕は帰るんだよ………この宇宙へ………………」

それがのび太くんの最期の言葉だった。

僕は今でも覚えている。そうそれは真っ白な雪が降り積もる日だった。

その日のび太くんは僕に大切なことを残してこの世を去った。

宇宙の真理と、僕に生きることと死ぬことの意味を託して~~~~~~~~~~~~~~~~~
ドラ太郎「父ちゃ~ん。ご飯だよ~」


ドラえもん「………ああ、今行くよ」


僕の心にもどうやら積もっていたらしい。君と過ごしたたくさんのきらきらが。

ミーコ「今日は貴方の大好きなどら焼きですよ」

ドラえもん「いまいくよ」
たくさんの思い出が。

ー完ー

下手でスマソ。保守

 
543 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/11(土) 13:43:34.25 ID:K3CosB2CO
>>480>>528
乙!感動した!
>>1の続きも昨日からずっと待ってるんだぜ
14時が惜しいけど働いてくる!


549 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/11(土) 14:13:13.28 ID:Rhp6jfTyO
ドラえもん「…今だから言えるけどさ、最初すっごい不安だったんだ……ははっ」


ドラえもん「こんなロボットが…
元の世界でも上手くやっていけない僕が…
過去の世界でも上手くやっていくことなんてできない…」


ドラえもん「……そう思ってたんだ」


のび太「……」


ドラえもん「でも違った。」


ドラえもん「違ったんだ。」

 
553 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/11(土) 14:19:50.89 ID:Rhp6jfTyO

ドラえもん「みんな…みんな優しかった。」


ドラえもん「ドジでマヌケでクズのロボットが急に居候しても、…のび太君は優しくしてくれた。」


ドラえもん「…ママもパパも…ホントの家族のように接してくれた…」


ドラえもん「ジャイアンもスネオもしずかちゃんも出木杉君も、僕と遊んでくれた…」


ドラえもん「…空き地で野球して。へとへとになって帰って。
…そんな時に…のび太君と一緒に食べたどらやきは…」


ドラえもん「ホントに…おいしかったなあ…」


のび太「……」


554 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/11(土) 14:23:42.09 ID:Rhp6jfTyO

ドラえもん「僕は嬉しかったんだ…」


ドラえもん「僕はここにいてもいいんだ、って思えたことが…」


ドラえもん「幸せだった。…今まで本当に幸せだった。」


のび太君「…………」


ドラえもん「…のび太君。」


ドラえもん「僕と友達になってくれてありがとう。」


のび太「…………ッ」



556 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/11(土) 14:28:27.99 ID:Rhp6jfTyO
ドラえもん「…今更こんなこと言ってゴメンね…」


ドラえもん「でも…これだけは言っておきたかったんだ…」


ドラえもん「僕はのび太君のことが大好きです。……今までも、これからも…」


のび太「…ドラ…え…」


ピッ

ピッ

ピーーーーッ


?「アト30プンデス」


ドラえもん「……僕は行かなきゃ。」



557 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/11(土) 14:33:59.03 ID:jBVGf7ca0

30分じゃオナニーするぐらいしか時間ないな・・・

558 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/11(土) 14:35:06.30 ID:Rhp6jfTyO

ドラえもん「じゃあね…のび太君。
……ゴメンね…」


のび太「…あ……」


のび太「待っ……」






のび太「………」


のび太「……なんだよ…」


のび太「ずるいよ……」


のび太「…ずるすぎるよ…
ドラえもん……
いつもいつもむかつくやつだなぁ…」



559 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/11(土) 14:38:14.72 ID:Rhp6jfTyO

のび太「…ホントにむかつくよ…」


のび太「…バカで…」


のび太「…ドジで…」


のび太「…マヌケで…」


のび太「…すぐ怒って…」


のび太「…食い意地はってて…」


のび太「…だけど…僕の事をいつも心配してくれて…」


560 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/11(土) 14:43:54.03 ID:Rhp6jfTyO

のび太「…君って怒りやすいけど……どらやきあげたらすぐ機嫌よくなってさ…」


のび太「…ふふっ、ネズミが大嫌いで…一回それで地球破壊爆弾とかだしてさ…」


のび太「……あの時はどうなるかと思ったけど…今じゃ笑い話だもんね…」


のび太「………今度は違うんだよね…」


のび太「…一年後…いや…明日でもいい………あんなこともあったね、って…」


のび太「ドラえもんと……笑いたいよお……」


のび太「…ドラえもん…」


のび太「僕も大好きだよぉ…………」



561 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/11(土) 14:50:24.53 ID:Rhp6jfTyO

~空き地~


ジャイアン「おー!れはっ!!…ジャ…ジャイアーーン!!!がぁ…き、だいしょーー!!!」



はる夫「なんでジャイアン、泣きながら歌ってんだ?」


安雄「さあ?いずれにしろ迷惑だよな。」


はる夫「まあなwところでいつ引っ越すんだよ?」


安雄「ん、30分後。」


はる夫「ずいぶん急だな、オイw」


安雄「全くさ!親父の都合で急にきまってさ~」



569 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/11(土) 16:11:31.36 ID:Rhp6jfTyO
ジャイアン「おーれはジャイアーーーーン!!!」


のび太「ジャイアン!!」


ジャイアン「……のび太…」


のび太「……」


ジャイアン「どのツラさげて俺の前に現れやがった!!」


のび太「ジャイアン……すまないと思ってる。
…だけどもう後悔はしてない。」


のび太「出木杉も言ってた……考えることは生きていること…
僕はこの世界のルールとかに従って生きてく人形はいやだ。
考えることをもうやめたくないんだ!!」


ジャイアン「…ふざけるなッ!!」



570 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/11(土) 16:17:30.93 ID:Rhp6jfTyO

ジャイアン「とことこ自分勝手なヤローだ…」


ジャイアン「お前はそれでいいかもしれねぇけどよ!!!
他のみんなはどうなるんだ!!」


ジャイアン「お前が考えることでこの世界のみんなが死んじまうんだぞ!!!」


ジャイアン「お前だけの世界じゃないんだぞ!!!」


ジャイアン「俺はジャイ子の夢を叶えてやりたいんだよ!!!」


のび太「ジャイアン…」



572 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/11(土) 16:24:02.35 ID:Rhp6jfTyO
ジャイアン「あいつは…あいつは漫画家になろうと必死で努力してんだよ……
俺はあいつが夢を叶えたとこ見たいんだよ…」


のび太「ジャイアン…でもこの世界はどっちにしろ時は止まってるんだ。
永遠にこの一年を繰り返していただけなんだ。」


ジャイアン「でも時が進みだしたじゃねえか!!!
このまま…このままドラえもんが爆発しなかったら、未来に行けるじゃねえか!!!」


のび太「ジャイアン…もう無理なんだ。
この世界はあと20分で消えちゃうんだ…」


ジャイアン「……!!………うっせえ!!わかってんだよ!!もうどうにもならないって!!お前に言われなくたってわかってるんだよ!!!」



573 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/11(土) 16:32:38.00 ID:Rhp6jfTyO

のび太「……」


ジャイアン「…ちくしょう……ちくしょう……」


のび太「ジャイアン、僕は今ドラえもんを探している。」


のび太「何とかならないと思う…」


のび太「だけどドラえもんはいつも何とかしてくれた。」


のび太「僕が…いや、みんなが困ってたとき助けてくれた。」


のび太「きっと…今回も助けてくれるさ。」


のび太「それに、まだあいつに酷いこと言ったまんまなんだ。」


のび太「ごめん、って…言わなきゃ…」



574 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/11(土) 16:41:54.43 ID:Rhp6jfTyO

ジャイアン「……」


のび太「……じゃあ僕は行くね。」


のび太「……」


のび太「…こんなこと言っても気休めにしかならないと思うけど…」


575 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/11(土) 16:42:46.53 ID:Rhp6jfTyO

のび太「僕達がこの狂った世界を変えるって強い気持ちを心に残しておけば…別の世界の…未来の世界の僕達が変えてくれるよ。きっと。」


のび太「…ジャイアン、未来の世界の僕達は幸せかな?」


ジャイアン「……さあな。」


のび太「……じゃあね!」


のび太「未来の世界で会えたら会おう!!」


ダダダッ…


ジャイアン「……うっ…ううっ…」



579 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/11(土) 17:24:30.86 ID:Rhp6jfTyO
のび太「ドラえもん…」


のび太「裏山…」


のび太「何であいつが行きそうな所わかるんだろうな…」


のび太「ドラえもん…まだ僕は君と一緒に居たいんだよ…」


ダダダッ…


?「そんなに急いで どこにいくんだい?」




581 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/11(土) 17:30:07.18 ID:Rhp6jfTyO
のび太「出木杉……君…」


出木杉「危ないよぉ?そんなに急いで走ってたら。転んでケガしちゃうよ。」


のび太「出木杉君…さっきは言い過ぎたよ…。ごめん。
…悪いけど早くドラえもんの所にいかなきゃ。」


出木杉「そうだった!急がないとあのロボット爆弾しちゃうもんなぁ~!」


のび太「…う、うん、だから急いで…」


出木杉「うん!早く行きなよ!」


出木杉「……」


出木杉「…って言うとでも思ったかこのド低脳があぁぁァァァァァァァァ!!!!!」



584 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/11(土) 17:36:44.92 ID:Y2i3FXXiO
>>1はジョジョ読んでるな


585 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/11(土) 17:37:20.38 ID:Rhp6jfTyO

のび太「え…!?」


出木杉「あー、むしゃくしゃするむしゃくしゃするむしゃくしゃするむしゃくしゃする」


出木杉「おいダボハゼ野郎。何が『悪かった』だ。」


出木杉「そんなボキャブラリーの乏しい野郎が何も考えないで出した言葉で俺が『はいそうですか』って許すとでも思ったのかあぁぁぁぁ!!!」


のび太「ご…ごめん…ホントにすまなかったって思ってるよ!!」


出木杉「…ホントか…?」


のび太「あ…ああホントだとも!!心の底から君に謝ってるよ!!」


出木杉「嘘をつくなあぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」



590 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/11(土) 17:44:10.24 ID:Rhp6jfTyO
出木杉「俺は頭がいいんだ。お前の浅はかな考えで俺を騙せると思うなよッ!!」


のび太「そ、そんな…!」


出木杉「なぁ~にが、『僕は前から君が嫌いだったんだ』だよ。
こっちがわざわざレベルの低いお前と友達でいてやったのに…」


出木杉「何様のつもりだッ!!!!
野比のび太ッッ!!!!」


のび太「出木杉君…!どうしちゃったんだよ…!」


出木杉「どうしたって?」


出木杉「僕はいつも通りだよ?」


出木杉「そうさ。」


出木杉「いつも通りの天才小学生出木杉英才だあぁぁぁぁぁぁぁ!!!!
お前みたいな愚民が気安く俺の名前をよぶんじゃねえぇぇぇぇぇ!!!」



591 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/11(土) 17:45:25.25 ID:Medo4V51O

出来杉wwww

 
597 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/11(土) 17:48:28.22 ID:Rhp6jfTyO

出木杉「思ってたんだ…。」


出木杉「この町には僕と釣り合う人間なんかいないって。」


出木杉「学校に行っても繰り広げられるレベルの低い会話。
将来役に立たない授業。
腐った教師。」


出木杉「全てが僕に合わない。」


出木杉「ただ一人を除いて。」



600 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/11(土) 17:53:40.60 ID:Rhp6jfTyO
のび太「もしかしてそれは…」


出木杉「ドラえもんさ。」


のび太「ドラえもん!?(しずかちゃんだと思った…)」


出木杉「あいつだけは他のやつらとは違う…」


のび太「…」


出木杉「初めて見た時自分の目を疑ったよ。自分の中のアイデンティティがガラガラと崩れていくのがわかったよ。」


出木杉「それから僕はあいつの虜さ。」



604 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/11(土) 17:58:55.68 ID:Rhp6jfTyO
出木杉「それで、お前。野比に近づいたんだよ。ドラえもんがお前の家にいるって知ったからな。」


出木杉「ふふふふふふふ……あいつを知れば知るほど僕はますますあいつの虜になっていった。」


出木杉「ドラえもん、ドラえもん、ドラえもん。
気づけば僕の頭の中はドラえもんでいっぱいだった!!!」


出木杉「あいつに認めてもらうために毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日勉強したんだ…」



609 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/11(土) 18:06:46.45 ID:Rhp6jfTyO
出木杉「それなのに」


出木杉「あいつは僕よりお前なんかを選んだ。」


出木杉「周りのやつらもお前を選んだ。」


出木杉「なんで?」


出木杉「なんで?」


のび太「わからない…わからないよ!僕頭悪いから!!わからないよ!!」


出木杉「あたりまえだあぁぁぁぁ!!!!俺にわからないことがお前なんかにわかるわけがねぇだろーーーがよおぉぉ!!!自惚れるなあぁぁぁぁ!!!」



613 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/11(土) 18:13:22.49 ID:Rhp6jfTyO
出木杉「………」


のび太「………」


出木杉「…わかった…」


のび太「え…」


出木杉「アハハハハハハハハ!!!!わかった!!野比君!今わかったよ!!!」


のび太「アハ…アハハ…良かったじゃあないか…」


出木杉「君が死ねばいいんだ。」


のび太「………は?」



617 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/11(土) 18:24:50.20 ID:Rhp6jfTyO
出木杉「君が死ねばドラえもんは僕の所に来てくれるに違いない。」


キラッ


のび太「く…狂ってる…」


のび太「僕を殺したって後10分でドラえもんは爆発するんだぞ!!!」


出木杉「アハハハハハハハハ!!!!だからどうした!!?」


出木杉「ドラえもんだって俺の事を好きに決まってるんだから爆発したって俺だけ助かるに決まってるじゃないか!!!」


のび太「はあ!?」


出木杉「野比ィ~~~。死んでくれよ。」


のび太「うわ…わ…やめて…やめて…!!」



618 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/11(土) 18:28:44.07 ID:Rhp6jfTyO

出木杉「ドラえもーーーーーーん!!!待っててねぇぇぇぇ!!!!」


のび太「うわああああああああああああ!!!!」


グサッ…


のび太「ああああ………?………!!!」


のび太「ジャイアアァァァァァァァン!!!!!」


ジャイアン「うぐっ……」



622 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/11(土) 18:33:27.41 ID:Rhp6jfTyO
のび太「そんな…そんな…ジャイアン!!」


出木杉「あ?」


ジャイアン「…のび太ァ……お前の言葉…信じてみることにしたぜ…。」


ジャイアン「何とかなる……何とか…ならなくても……未来の俺達が…変えてくれる…」


ジャイアン「未来の俺達は……幸せに決まってる……!!」


のび太「ジャ…イアン……」


ジャイアン「…行け……時間がねえんだろ…?」


のび太「ジャイアン!!でもォッ!!!」


ジャイアン「いいから行けえぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」



625 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/11(土) 18:38:41.83 ID:Rhp6jfTyO
のび太「う…うあああぁぁぁぁぁぁぁっっ!!!!」






ジャイアン「…それでいい…」


出木杉「野比ィィィィィィ!!!逃がさねぇぇぇぇぞおぉぉぉ!!!!」


ガシッ


出木杉「チッ!!離せこのデブ!!!」


ジャイアン「けっ………死んでも離すかよ……」


出木杉「薄汚い手でこの出木杉の足をつかむんじゃねえぇぇぇぇぇ!!!!」


グサッ


ジャイアン「ぐあああああ!!!」



628 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/11(土) 18:45:46.50 ID:Rhp6jfTyO
~裏山~


のび太「…………」








ドラえもん「…………」






のび太「ドラえもん。」



629 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/11(土) 18:50:15.48 ID:Rhp6jfTyO

ドラえもん「……!」


ドラえもん「のび太君!!」


のび太「……ふぅ。隣座るよ。」


ドラえもん「…ど、どうして…?」


のび太「ドラえもん。」


のび太「ごめん!!」


ドラえもん「え…!?の…のび太君…!」



630 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/11(土) 18:56:17.90 ID:Rhp6jfTyO

のび太「酷いこと言ってゴメン!!」


のび太「全部嘘だから。嫌いなわけあるかよ。ドラえもんは大事な大事な友達だ。」


ドラえもん「うん…うん…ありがとう…のび太君…」


のび太「あーーーー!!スッキリした!!!」


のび太「………」


のび太「…なに泣いてんだよドラえもん。最後………最後になるかもしんないんだから笑おうよ。」


ドラえもん「…ぐす…そうだね…ふふっ…のび太君。」



634 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/11(土) 19:02:00.80 ID:Rhp6jfTyO
のび太「なあ…ドラえもん。…何とかならないのかなあ?」


ドラえもん「……ゴメン…」


のび太「…そっか。」


ドラえもん「……」


のび太「覚悟はできてるよ。」


のび太「…でも他のみんなが気になるなぁ…」


ドラえもん「大丈夫…っていうのも変だけど…、痛みとかは無いから。ホントに消えちゃうんだ…。」


のび太「うん…。それなら…いい…のかな…」


のび太「みんな…も未来では幸せになってほしいな…」



636 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/11(土) 19:08:33.02 ID:Rhp6jfTyO
のび太「ドラえもん。君がトイレをするって知った日はびっくりしたなぁ。」


ドラえもん「な、なんだよ急に!一応、未来の最新鋭ロボットなんだからトイレぐらいするさ!」


のび太「…その後トイレにお尻はまったよね?…最新鋭なのにw」


ドラえもん「う、うるさいなぁ!
そーゆうのび太君だって小学五年にもなってオネショするじゃないか!」


のび太「お、おしっこしたかったんだからしょうがないだろ!!」


のび太「ドラえもんだって…………」


ドラえもん「のび太君だって…………」



638 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/11(土) 19:12:21.28 ID:Rhp6jfTyO
のび太「………くすっ」


ドラえもん「………ふふっ」


のび太「ドラえもん、あと何分?」


ドラえもん「……1分」


のび太「…カップラーメンも作れないね。」


ドラえもん「………」


のび太「ドラえもーーーーん!」


ドラえもん「なに?のび太君。」


のび太「ありがとう。僕の友達でいてくれて。」



640 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/11(土) 19:16:48.65 ID:Rhp6jfTyO
ドラえもん「…のび太君、そっくりそのまま返すよ。」


のび太「はは……」


のび太「見て!」


のび太「あの雲、ドラえもんに似てない?」


ドラえもん「えー、そうかなぁ?」


のび太「うん。似てるよ。あんな優しい雲、見たことない。」


ドラえもん「…ありがとう。」







カッ

643 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/11(土) 19:20:06.52 ID:Rhp6jfTyO
出木杉「離せッ!離せッ!何で離さないんだお前はよォ!!!」


ジャイアン「……………」


出木杉「くそっ!くそっ!くそっ!くそっっっっ!!!!」


出木杉「ドラえもん!!!!今行くから……」


ジャイアン「………………」


ジャイアン「(のび太……ちゃんと、ゴメンって言えたかよ…?)」








カッ


645 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/11(土) 19:24:06.17 ID:Rhp6jfTyO






ママ「のび太ー!!学校に遅れるわよーー!!」


のび太「わかってるよーーー!!」


のび太「今日はテストだってのに……」


ドラえもん「はい、生徒手帳!」


のび太「……」


のび太「ありがとう、ドラえもん!」



646 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/11(土) 19:25:51.18 ID:Rhp6jfTyO


ドラえもん…

きっと…違う世界でも…

ずっと友達だよね?




うん



当たり前じゃないか


のび太君











648 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/11(土) 19:32:59.25 ID:K3CosB2CO
>>1
お疲れ!
出来杉のくだりには吹いたが、ちょっとグッときた!
無事完結して良かった


650 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/11(土) 19:35:41.78 ID:kQ9otihtO
うん、よかった

652 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/11(土) 19:40:45.99 ID:sN+iUdEb0
ドラえもーーーーーん!

653 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/11(土) 19:41:16.23 ID:8Q9G7XZs0

おつ。凄い良かったwww

659 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/11(土) 19:49:35.34 ID:pdyVog9kO
来世でまた逢おうううううイエエエエエエエエ!!!!

661 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/11(土) 19:54:01.58 ID:Rhp6jfTyO
みんなぁぁぁ!最後まで付き合ってくれてありがとう!!
いろいろおかしなとこあったけどなんとかなりました。

途中漫画出したときはどうなるかと思ったけどw
あれのおかげで最初思ってた展開より良くなったと思うw

式は始業式ですw
読んでくれてありがとう!


668 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/11(土) 20:13:19.35 ID:g8leDNDMO

>>1はSSはじめて?


687 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/11(土) 21:48:51.43 ID:GqWseH24O
>>1

世にも奇妙な物語のドッペルゲンガー思い出した

599 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/11(土) 17:52:19.18 ID:OvDZSXx20

セワシ「D兵器?」

時空管理局員『ああ。開発コード『未来爆弾』――時空連続体の共鳴振動に反応して、当該時空振動の発生源の
に干渉し、"時空軸"ごと引き剥がす超時空戦略級未来兵器だ』

セワシ「Destroy、か・・・しかし何だってそれがドラえもんの中に? 僕がオーダーしたのは時間遡行理論検証用の
量子干渉観測オプションだぞ」

時空管理局員『「時間遡行が時空連続体に及ぼす量子的効果とその理論」ってやつか』

セワシ「ああ。時空連続体理論が正しいならば、マクロな視点では過去の改変は未来へ影響を与えることがない。
別の平行宇宙を生み出すだけだ。しかし、量子論的視野でみれば」

時空管理局員『時空連続体そのものを一つの統一宇宙として連結する可能性がある・・・それがどれほど危険な
ことか分かっているのか?』

セワシ「やっぱり時局の出矛か。最近公安がおとなしいと思ったら最後の最後にトンデモを用意してくれていたというわけだ」


606 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/11(土) 18:00:05.40 ID:OvDZSXx20

時空管理局員『俺も立場上これ以上は動けない。だが時空連続体の共鳴振動が観測された以上、D兵器の発動は確実だ』

セワシ「D兵器とやらが発動した場合、こちらへの影響は?」

時空管理局員『わからん・・・廃棄されたファイルをサルベージして得た情報だ。これ以上のことは発案者にでも聞いて見ないとな』

セワシ「は、どこのどいつだ。そんな奇天烈な兵器を考えたのは。よっぽどのプライドが高いと見えるが・・・まぁ大体の予想はつく」

時空管理局員『お察しのとおりだろうさ・・・D兵器発案者は、前時空管理局研究部長――』



時空管理局員『出木杉英介』



644 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/11(土) 19:21:23.79 ID:OvDZSXx20

セワシ「出木杉先生・・・か」

時空管理局員『あの人の発明は絶対だ。もはやとめるすべはないぞ』

セワシ「いや逆だ・・・全てを元に戻すつもりなんだ、あの人は」

時空管理局員『元に・・・戻す?』

セワシ「ああ・・・時空連続体理論はやはり間違っていたってことさ」



セワシ「宇宙は、一つなんだ――」


658 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/11(土) 19:49:35.23 ID:OvDZSXx20

時空管理局員『どういうことだ?』

セワシ「『織り込み済み理論』って知ってるか?」

時空管理局員「ああ? ああ・・・20世紀に提唱された時間理論か。未来には過去の情報が既に『織り込み済み』だから
時間遡行による過去の改変は不可能ってやつか』

セワシ「ああ、だから両親の仲を取り持った人物が過去へ遡行した自分であることさえ、それは『知らなかった』だけで
最初から過去に『織り込まれ済み』で、過去が改変されたことにはならない」

時空管理局員『しかしそれは不完全な古典物理学上の理論に過ぎないはずだ。現在の量子時間論で否定されている。
それに『知っていること』はどうなる?それさえ変えられないような何か超自然的な・・・力、でも・・・』

セワシ「気づいたか・・・ああ、それが〈時空管理局〉――そして〈時航法〉だ」



662 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/11(土) 20:00:45.09 ID:OvDZSXx20

時空管理局『バカな・・・時空管理局は時空連続体理論を元に提唱された〈対並行宇宙防衛機構〉だ。
航時法の存在は各並行宇宙間の基本的な外交規約を示したもので・・・』

セワシ「国家権力から切り離す必要があったのさ。権力ではなくシステムとして存在することで事態
の本質を隠そうとしたんだ」

時空管理局員『しかし、時空連続体が真実ではないなら、なぜ時空管理局は時空連続体理論を掲げる
必要性があったんだ?』



セワシ「『知っていたから』さ」


665 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/11(土) 20:05:47.49 ID:OvDZSXx20

時空管理局員『なに?』

セワシ「時空連続体理論を提唱した人物――そして時空管理局初代全部局長」


セワシ「出木杉英才さ」



693 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/11(土) 22:22:03.18 ID:OvDZSXx20

時空管理局員『そうか・・・出木杉局長は『未来を変えさせない』ために、自分の過去において実在したD兵器を
未来においても作り出し、同時『過去を変えさせない』」過去に送り込まなければならなかった・・・』

セワシ「ああ、既に『知っている』以上、『織り込み済み理論』上誰かが『D兵器の実在する未来』を作らなければ
ならなかった・・・20世紀の物理学ではそうなるはずだ」

時空管理局員『そして来るべき時間理論の発展と時間遡行技術の乱用を見越して『未来改変』を防ぐシステム
としての時空管理局と航時法を設立したし――』

セワシ「D兵器の概要とともに、時間修正の計画を自らの子孫に託した・・・現出木杉英才教授にな」

時空管理局『しかしなぜ出木杉博士は自分でD兵器を過去に送らなかったんだ?なぜお前の時間遡行検証実験
に組み込んだ?』

セワシ「・・・・おまえ、それが、本当にわからないのか?」



694 名前:693 投稿日:2008/10/11(土) 22:23:19.53 ID:OvDZSXx20

出木杉英才→出木杉英介



697 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/11(土) 22:36:22.35 ID:OvDZSXx20

セワシ「あいつは・・・・ドラえもんは"のび太の子孫がのび太を更生させるために未来から送り込んだ"んだぜ」

時空管理局員『そうか・・・『未来を変えない』ためには、『野比セワシが野比のび太のもとにドラえもんを送りつける』
という未来をも固定しなければならなかったのか・・・』

セワシ「ああ・・・そしてご丁寧にも俺の時空物理学の指南役となり、時空連続体理論への懐疑と、量子時間理論
を持ち出し、俺が時間遡行実験を行うように仕向けたのさ」

時空管理局員『・・・・・』

セワシ「完敗だ・・・いや、時間理論への興味は純粋に俺のものさ・・・それは今だって疑いようがない。誰の手の上で
踊っていたって、踊ろうという石は俺のものだ・・・けどな」



700 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/11(土) 22:48:48.59 ID:OvDZSXx20

セワシ「時間理論では完全に負けた。俺の時間遡行は時空連続体の弦をかき鳴らして、その量子関数の収束
を観測することで、時空連続体そのものの量子的構造を明らかにすることが目的だった」

時空管理局員『おまえ、さっき時空連続体は誤りだと・・・』

セワシ「時空連続体理論、はだ・・・時空連続体の存在そのものはもはや疑いようがない時間理論の措定物だ。
出木杉教授のゼミでもそれは否定していなかった」

時空管理局員『じゃあ一体・・・宇宙が一つになるってのはどういうことなんだ?』

セワシ「おそらく・・・あのD兵器は――ドラえもんは、時限振動の揺らぎを感知した時点で、当該時空領域を
時空連続体から引き剥がした上で、完結した宇宙として作り直すつもりだ」



702 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/11(土) 22:55:26.69 ID:OvDZSXx20

時空管理局員『どういうことだ?』

セワシ「つまりこうだ。時空連続体理論では、時間と空間は確率論的な揺らぎでもって面的なつながりを得ている
そしてゆえに過去における全てはその未来を限定しない。選択肢の数だけ、宇宙は存在する」

時空管理局『それが?』

セワシ『だが未来は逆だ。未来は過去によって選択されている。未来の全ては過去を限定する。ある未来の一時点
における違いは、その過去において影響を及ぼすことになる」




704 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/11(土) 23:06:14.07 ID:OvDZSXx20

セワシ「わかるか?だから航時法は未来への干渉を禁じている。時空連続体へのアクセスによって確率論的に
未来事象を得ることは出来てる。だが"その通りに行動する"としたらどうなるとおもう?」

時空管理局員『選択肢がなくなるってことか?』

セワシ「正確には未来事象の確定、波動関数の収束による、平行宇宙の消滅だ」

時空管理局員『それが、航時法の"当該時空面より未来への帰還を禁ずる"――時間遡行と遡行帰還は
同じ時空面においてなされなければならない、ってヤツの本当の意味か」

セワシ「ああ・・・そうでなければ確率論的宇宙の膨張が阻まれ、未来事象の可能性がどんどん先細って行き
"未来"は決定的な危機を回避できなくなる――それが出木杉先生までの時間理論さ」


709 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/11(土) 23:23:13.09 ID:OvDZSXx20

セワシ「そう・・・先生と俺は――俺は、その時間理論へ量子時間論の分野からアプローチする実験
を構築して、やっとの思いで実践段階までこぎつけてたんだ・・・それをあの人は・・・」

時空管理局員『出木杉博士は、何を完成させちまったんだ・・・?』

セワシ「つまり、そのままなら消滅する"あるいはあったかもしれない宇宙"を、未来事象から完全に
切り離し、もはや未来も過去もない宇宙として、保存する手段さ」

時空管理局員『未来も過去もないから、未来事象の影響も、過去の改変も受けない・・・完結した一つの
宇宙か・・・しかしそりゃいったいどんなもんなんだ?』

セワシ「わからない・・・あるいはそれは"ある一年間を永遠に繰り返す"ような世界かもしれないし、
あるいは全てが永遠に静止した世界かもしれない・・・けど一ついえるのは」

時空管理局員『なんだ?』

セワシ「おそらくそれは宇宙の種だ。時空管理局も航時法も完全じゃあない。いつしか"この"時空連続体
が回避できない危機に瀕したときの為の"予備"なのかもしれない」

時空管理局『新たな時空連続体の核になる時間面としてってことか?』

セワシ「ああ・・・だけど今は――」



710 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/11(土) 23:32:46.41 ID:OvDZSXx20

時空管理局員『くっそ・・・セワシ、すまない』

セワシ「どうした?」

時空管理局員『召集だ。経済危機真っ最中のEAP(東アジア主権連合)の加盟国が、3年後の国家
の存在の確認のために時間跳躍に入った。航時法第九条違反、コードレッド発令だ』

セワシ「そうか・・・貴重な情報ありがとう剛田。俺にはもはやどうにかレベルじゃないようだがな」

時空管理局員『すまない・・・それより一ついいか?』

セワシ「なんだ?」

時空管理局員『さっきお前が言ってた、宇宙の種がどうとかいう――なんていおうとしてたんだ』

セワシ「ああ・・・たいしたことじゃないんだが・・・」



713 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/11(土) 23:43:43.08 ID:OvDZSXx20

セワシ「今はまだ、全てが平穏な世界かもしれないな・・・ちょうどマンガの中の、世界のように」





D.ORAEMON『code bule.(コード承認).....operaition final sequence drive.(オペレーション最終段階
を開始します)......pass(パスワード)..........<all's right with the world(世は全てこともなし) >......fire.』




    完

715 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/11(土) 23:44:31.93 ID:jpArO/ll0
乙、なかなか面白かった

717 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/11(土) 23:48:31.08 ID:OvDZSXx20
ID変わる前に終わってよかったぜ
ちなみに
>>1ではないです。>>1の最初の方の設定と、出木杉が犯人だったとして未来から
こーゆー形でドラえもんがくるとしたらどういう背景があるんだ?って考えて見ました

自分で見てもなかなか支離滅裂です


718 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/11(土) 23:53:46.10 ID:8RQY3oBA0

乙 結構面白かったな

しかし、出木杉が黒幕とかドラえもんが兵器って設定って多いよな。


726 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/12(日) 00:50:01.10 ID:ntbQg25x0

みなさん乙!

 

 
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月刊桜坂通信 | ニュー速vip | トラックバック:0 | コメント:3 |
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コメント
この記事へのコメント
[ 101 ] もぐりの名無しさん 2008/10/22(水) 00:57 ID:-
面白かった。
しかしよくもまぁここまで話を捏ね繰り回した物だな。
[ 579 ] 名無しの仲良しさん 2008/12/05(金) 13:20 ID:-
安雄が30分後に引っ越しって
伏線かと思ってわくわくしてた

回収されてなくてがっかりだ
[ 1827 ] 名無しの仲良しさん 2009/02/11(水) 20:28 ID:-
↑まあまあガッカリしなさんな。面白かったからいいのだよ。乙!!
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