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月刊桜坂通信 | スポンサー広告 |
1 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/10/14(火) 07:12:36 ID:T7I/p25mO





サイレントヒルに迷い込んだらどうする?





6 名前: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/10/14(火) 07:39:51 ID:GUfrgqYAO



鳥と犬と猿仲間にして、
家に帰る。





12 名前: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/10/14(火) 15:19:12 ID:KVW5p6TFO




4の世界に迷い込んだら
永遠に壁の穴でアイリーンの部屋覗いてる





18 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/10/14(火) 18:20:40 ID:T7I/p25mO



サイレントヒルには食料あるのかな





19 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/10/14(火) 18:23:56 ID:hkDmleRf0



>>18

ボウリング場にピザ



26 名前: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/10/15(水) 00:19:07 ID:g9iYCY4jO



三角頭と一騎討ち

俺(日本刀、剣道経験有)VS三角頭



多分、負けるなorz




34 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/10/15(水) 15:22:39 ID:hVU2fEG+O





武器屋あるのかなぁ




35 名前: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/10/15(水) 16:01:46 ID:gL6Y0ZBFO





扱い簡便、威力まずまず、
持ってて安心鉄パイプ。





65 名前: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/10/20(月) 17:18:18 ID:jbTU8kuP0



  サイレント ヒル
  静   岡




84 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/10/22(水) 13:47:29 ID:ZI98DK2LO



腹が減ればボーリング場いってピザGET
オナニーはホテルのビデオデッキ
怪我したら病院

まぁ、生活は出来るお(^ω^)





86 名前: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/10/22(水) 19:01:38 ID:2PYBJMVD0



マネキンみたいな無機質な奴らはともかく、ナースとか犬とかプテラノドンって
食えるんじゃないか?
どうせ空き家ばっかりだしバリケードでしっかり家を固めて
強敵が出没する場所には近寄らず鉄パイプで倒せる程度の敵を
見極めて狩りを続けていればそんなに出歩かず暮らしていけるんじゃないだろうか?
電気は来てるみたいだし、無人島よりは快適な環境じゃないか?
でもきっと三角に家庭訪問されて家の中滅茶苦茶にされるんだろうな…。
赤錆タイムが来ると自分の家でも安心はできないしなぁ(´・ω・)





105 名前: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/10/23(木) 02:28:52 ID:pWaJ9z9VO




待ておまいらとりあえずラジオを探せ





183 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/10/30(木) 05:12:25 ID:rAxV2/xT0




この間初めて映画のサイレントヒル見ました・・・
一人で見るもんじゃないね、確かに入り込むなら映画版の方が嫌かも・・・

とりあえず入り込んだら、諦めて泣く、ってかそれ以外できねーよ





188 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/10/30(木) 13:14:13 ID:rxE371k0O




映画しか知らないけどあんなとこ紛れ込んだら最悪だな
とりあえず変な宗教信じてるフリでもしとこうか





255 名前: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/11/07(金) 23:41:23 ID:+1W9/dH0O



外に出なくなって1ヶ月近くなるけど、このマンションにウォルターサリバンがいるのかな?





256 名前: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/11/08(土) 01:26:04 ID:r6FMVGhN0




この街に来て、二日が経った。
湖沿いのホテルに宿泊していたが、昨夜から濃い霧が晴れない。
フロントに電話をしたが、何故か通じない。
今は、私のノートパソコンから書き込んでいる。
もしも、この書き込みを目にする方がいたのなら、アドバイスを書いて欲しい。





257 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/11/08(土) 01:35:14 ID:UqlWwOa40




>>256

目を凝らしてよく見てみろ
本当にそれはノートパソコンか?

 
259 名前: 256 投稿日:2008/11/08(土) 02:20:14 ID:r6FMVGhN0




>>257
見る限り、どこから見てもノートパソコンだ・・・・・
メーカー名は、伏せておく。
今は、ホテルのコンセントから電力を供給しており、バッテリーも十分ある。
部屋の外に、人影は無い。
言い忘れたが、私の部屋は2階・・・・・・・そして、今は1階のフロントロビーにいる。
幸いにもノートパソコンなので、このまま持ち運んで書き込みを続けたい。
フロントに従業員の姿は無く、ホテルは無人らしい。
何が起きているのか?
外は、濃霧で視界も極めて悪い。






260 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/11/08(土) 02:42:38 ID:UqlWwOa40




>>259

・とりあえず、外へ出てみる→>>267
・もう少し、ホテル内を巡ってみる→ >>352


264 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/11/08(土) 17:55:50 ID:e8XXlBTP0



>>259

まずは腹ごしらえだ


266 名前: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/11/08(土) 19:05:38 ID:yfbmYU/qO


とりあえず人を探してホテル中を歩いて見ろよ。



267 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/11/08(土) 22:11:50 ID:O+2PhXAnO




残念ながら >>259はやられたみたいだな


268 名前: 256 投稿日:2008/11/08(土) 23:24:26 ID:NQRVCjX60





>>260-261, >>264-267
さて、何から書くべきか・・・・・・
これを書いているのは、ホテルの庭にあるベンチからだ。
ホテルと湖との間にある庭からは、ボートの停泊所まで徒歩1分と掛からない。
こうしている今も、停泊所に立っている簡易灯台の明かりが見える。

とりあえず、 >>264のアドバイスに従う事にした私は、レストランに出向いた。
やはり、従業員は誰もいなかったが、厨房の冷蔵庫には適当な食材が残っている。
電気は通っているらしいので、ここで簡単な料理を作って平らげた。
ネット接続についてだが、現段階では無線LANを利用している。
ここを出れば、書き込める機会もどうなるかは分からない・・・・・・・・・・。
ホテル内を回ったが、誰かに出会う事は無かった。
やはり、外へ出るべきだろうか?
霧は、まだ晴れる気配は無い。







269 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/11/08(土) 23:48:01 ID:li/lIRtv0




二日間何してたの?




271 名前: 256 投稿日:2008/11/09(日) 03:19:45 ID:CeC9rGa10




>>269
二日間・・・・最初は、自分の目を疑った。
どうやら、現実らしい。
だが、ホテルの時計を何度見ても、
最初の書き込みから1時間程しか経っていない。
時間がズレているのか?
ここの時刻表示が正確だとすれば、
一体どうなっているのか・・・・・・




276 名前: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/11/09(日) 08:57:28 ID:PQpoum9nO




>>271
二日間何飲食したの?
どこで、手に入れた?
ていうか、ネットから警察に連絡したらいいよ。
サイレントヒルは、連絡網も断たれてたし、
守るべき者追ってたから彷徨うことになったんだから。
自分の身だけ気にしてればいい上に、
ネットにも繋がるならじっとしてればいい。
携帯はないのか?




278 名前: 256 投稿日:2008/11/09(日) 12:45:33 ID:b1IAFE790



参考の為にも、私の持ち物を書いておく事にする。
まずは、ノートパソコン一式。
替えの下着とスーツの上下、歯ブラシと歯磨き粉、
ソフトケースに入れたシェーバー。
財布の中に、クレジットカードとアメリカドルで現金30ドル50セント。
身分証明書、護身用の小型拳銃。
ただし、拳銃の弾丸は無い。
そして、これらを入れたシルバーのアタッシュケース。
携帯電話は、液晶画面すら表示されない・・・・・・・・・・・・


一旦、フロントカウンターに戻って、町の地図が印刷された紙を見つけた。
『ダリア』という女性の家は、どこだろうか?
最後に、鉄の棒は見つからなかったが、
地下にあるバーで栄養ドリンクを6本見つけた。
メーカー名は、伏せておく。
調理場にあった、調味料のガラス瓶も1本持って行く事にした。
中に入っていたのは、ピクルスだろうか・・・・・・・・・匂いが残っている。

ここの時刻では、二日間近く経過している事になっているが、こちらの時計は違う。
霧で昼夜すら定かでは無いが、
腹具合からしても一日と経っていないだろう。
警察に連絡していいものか迷っていたが、
アドバイスに従ってメールを送っておいた。
返信は、まだ来ない。




287 名前: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/11/09(日) 18:28:17 ID:PQpoum9nO



>>278
とりあえず、厨房で調理用ナイフ手に入れて、小銃は捨てろ。
お前に熱い魂が宿ってるなら飛び道具に頼るな!
眼前の敵は、ナイフですべて一刀両断しろ!
お前の中に眠る力を俺に見せて見ろ。
俺の追い求める力を。



288 名前: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/11/09(日) 20:20:38 ID:c8A694ymO





いやいや。とりあえず外に出ようよ。
そうだな。人がイッパイいそうな所…病院なんてどうだ?
あと銃を扱ってる店はあるか?
あるなら弾がそこにあるはずだからそこも訪ねてみるんだ。




289 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/11/09(日) 22:10:55 ID:jNVaCjGoO




みんななんで敵いる前提なのw
何もでなかったらただのお荷物じゃん




291 名前: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/11/09(日) 22:30:21 ID:PQpoum9nO




>>289
そうだな。
なら、何も持って行くな。
お前には熱く燃えたぎる闘志と拳がある。
もし、敵が現れたら問答無用で打ち砕け!
お前の内なる力を解き放て!



292 名前: 256 投稿日:2008/11/09(日) 22:33:02 ID:75jEs4be0




現在の状況に、大きな進展は無い。
私は、まだホテルの中にいる・・・・・・・・・・・・・・
外の霧が晴れる気配も、全く無い。
怪物どころか、動くものにすら遭遇していないのが現状だ。
私だけが、どこか別の世界に入り込んでしまったのか?
とにかく、今はここに書き込んでいる事だけが安らぎだ・・・・・・・・・・・・・・・。

銃砲店を調べてみたが、見つからない。
だが、恐らくは、市街地の方にあるのだろう。
湖を挟んで、反対側・・・・・・・・・・・つまり、南側が市街地らしい。
ホテルのある北側は、町の観光地の色が強い気がする。
とりあえず、拳銃は捨てずに持ち歩く事にした。
調理場に手頃な刃物があったので、そちらも持って行く事にする。
問題は、銃やナイフを持っているからと言って、簡単に人を傷付けられるかだ。
怪物であれば、躊躇する事も無いかも知れないが。
何にせよ、今は武器よりも町を出るのが一番の命題なので、理解して欲しい。

この書き込みを終えたら、ホテルを出る事にした。
病院の位置は、やはり湖の南側にある・・・・・・・・・・・・・・・・・。
まずは、湖に沿って、南の市街地へ向かってみる。
警察からの返信は、まだ来ない。
一番心配しているのは、ネット環境・・・・・・・・・・・・・・
しばらくは、書き込めないだろう。





294 名前: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/11/09(日) 22:38:35 ID:PQpoum9nO



>>292

自分でそのホテルにいったんなら、大まかな位置分かるだろ。
大阪府とか、埼玉県とかそんな感じで



301 名前: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/11/10(月) 14:26:33 ID:QhIw7g7E0



霧だから無印の世界観かな?


まずは人が居そうな所にいくんだ
学校とか病院とかちょっと暗い裏路地とか




303 名前: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/11/10(月) 17:57:46 ID:2ck62TPh0



>>292

自分の名前や生年月日はわかる?
どうしてそんな怪しい所に行ったの?
誰かに会いに来たとか?



304 名前: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/11/10(月) 18:13:34 ID:2YC2UGHW0




どこかにラジオ落ちてなかった?
絶対役に立つから電気店とかも探してみなよ。





305 名前: 256 投稿日:2008/11/10(月) 18:27:02 ID:VwhwDNZ40





予想外の状況になった。
現在、私はホテルの前から湖に沿って続く通りを進み、
湖の西側辺りまで来ている。
現状を報告する前に、まずは町について私の知っている情報を書いておく。
町の名前は、『サイレントヒル』。
観光に力を入れている田舎町らしいが、私は観光に来た訳では無い。
モントリオールから私用で知人の家に向かう途中、たまたま立ち寄っただけだ。
警察からの返信は、まだ無い・・・・・・・・・・・・・・・
恐らく、待っても無駄だろう。
私の代わりに、通報してくれる必要も無い。
徒労に終わる事が目に見えており、
通報した方にとっても迷惑な事態になるからだ。
今の私には、この町自体の存在すらも疑わしく思えてならない。


さて、状況を整理する。
湖沿いに続く道は、サンドフォード通り。
この通りを辿って、私は湖西側の通り沿いにある二階建ての民家に辿り着いた。
だが、ホテル同様に人影は無い。
玄関も開いたままになっていた為、
無礼は承知で勝手に入って行くと、リビングにある
テーブルの上に無線LANのアクセスポイントが置かれていた。
奇妙な話だが、私にとっては嬉しい話だ。
とりあえず、ノートパソコンを起動させると、メールが一通届いていた。
警察からだと思ったが、違っていた。
差出人は、私の叔父・・・・・・・・・・・・・・・勿論、名前は伏せておく。
ちなみに、叔父は先月、首を吊って死んでいる。
書くべき事は多いが、メール内容の前に、
この家で見つけた別のものについても書いて
おかなければならないだろう。
それは、地下室にあ





326 名前: 256 投稿日:2008/11/11(火) 23:27:23 ID:OB40rpRd0




時間の感覚が無い。
現在、私は町の歴史資料館らしき場所にいる。
受付カウンターに、何故かアクセス・ポイントがあった。
さて、あの忌まわしい家からここまでの道程を書き込む前に、一つ疑問に答えておきたい。
私自身、当初はアメリカ国内の掲示板に書き込むつもりだった。
だが、幾つかサイトに心当たりはあったが、どのサイトも繋がらなかった。
さらに言えば、今現在繋がるサイトは数える程しか無い・・・・・・・・・・・・・・・・。
その中で、この掲示板の存在は大きいと言える。

では、一つ前の書き込みに遡ろう。
地下室には、動物や人間のものと思われる骨や剥製、身体の一部などが保管してあった。
小さな冷蔵庫もあったが、とても開ける気にはなれなかった。
本来なら、この時点で逃げ出している所だ。
だが、逃げ出す前にする事があった・・・・・・・・・・・・・・・そう、書き込みだ。
この家にアクセス・ポイントがあったという幸運に加え、この事実を伝えておこうという
意思が私を踏み留めた。
だが、書き込んでいる途中、外で車の音が聞こえた為、中途半端な書き込みになった訳だ。
私は、脱兎の如く家から飛び出し、そのまま通りを南へと駆け出した。
後ろで人の声が聞こえた気もしたが、足を止めるつもりは毛頭無かった。
濃霧の中、ガードレールを頼りに必死で走り続け、この建物に辿り着いた。
これが、現在に至るまでの経緯である。
これから、市街地まで行くつもりだ。
アドバイスに従って、ラジオも探そうと思う。






330 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/11/12(水) 00:55:59 ID:IcwBT21H0



その車に乗ってた人物というのは確認できなかったのか?
もしかしたら助けを呼べたかもしれないが・・・


337 名前: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/11/12(水) 06:29:44 ID:V7risyMU0


>>326

人の声がしたなら思い切って話しかけた方がいいですよ。
何かしらヒントが得られるかもしれない・



338 名前: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/11/12(水) 10:07:27 ID:awcNI95R0




資料館事務所内の机の中のメモやファイルなんかも、何か参考になるかもです。
もちろん展示物もね。




347 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/11/13(木) 13:47:59 ID:67OaWhXhO



>>256

無事だろうか?
もしやもう赤錆タイムの餌食に……


352 名前: ミッキリン 投稿日:2008/11/13(木) 15:56:56 ID:9W6xISk30


この迷い込んだ人は「ウォルター・サリバン事件」を何処まで知ってんだろうね?
それで、結構時間軸が判断できるんだけど・・・。




364 名前: 256 投稿日:2008/11/14(金) 01:26:53 ID:XhsY+RnQ0




私は今、病院にいる。
アドバイスに従って、大きな建物に向かう事にしたからだ。
もしも、何らかの事件や災害が起きていた場合、
人が集まるのは病院や学校だろう。
だが、今の所、病院内にも人の気配は感じられない・・・・・・・・・・・・・・・・。
この書き込みをしているのは、病院の受付の中にある事務室らしい部屋だ。
書類や日報が机の上に雑然と置かれており、
さっきまで慌しく働いていたかの様な 雰囲気を感じさせる。
マリーセレスト号の逸話の様な、不気味な印象を受けた。
書き込みを終えたら、院内を回って行こうと思う。

資料館の展示品や資料から推察するに、
この町の歴史は陰鬱とした部分が多い。
ただの観光地かと思っていたが、あまり長居はしたくない町だ。
今更、愚痴を書いても仕方が無いのは分かっているが。
資料館の事務所まで調べたが、特に興味を惹く書類などは見つからなかった。
その代わり、拳銃を1つ見つけたので、持って行く事にした。
マガジン式の拳銃で、私にも扱う事は出来そうだ・・・・・・・・・・・・・・・
非常事態なので、 こういった行為も許されるものだと思いたい。
拳銃を手にすると、精神的にも多少の余裕が出来た。
食料については、ホテルからも持ち出して来たものが手付かずのまま残っている。
市街地に行けば、何かしら食べる物もあるだろうから、心配はしていない。

最後に、『ウォルター・サリバン事件』について。
犯人が獄中で自殺してからも、模倣犯による犯行があったと記憶している。
そういえば、叔父からのメールを報告していなかったが、それは次の機会にしたい。





367 名前: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/11/14(金) 06:33:27 ID:irNjItX9O


>>364


銃を持つことで余裕ができた?
それがだめなんだ。
とにかく、ナイフを持つんだ。
邪を斬れ!お前にはまだ撃ち砕くことはできない。
今のお前の闘志では、弾丸に己の気をこめることはできないぞ。
今は耐えるのだ。
ナイフで直にお前の闘志をたたきこめ!




372 名前: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/11/14(金) 08:16:46 ID:6ZwWIpE/0



使えそうな薬品もゲットしておくべし。
病室も面倒だけど全てチェックしておいた方が吉。




378 名前: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/11/14(金) 13:06:16 ID:ouhz/FNr0



連投すんません、

>>256

ウォルターについて解答ありがとうございます。
ついでに聞くと貴方の知っている
最も新しいウォルター・サリバン事件(模倣犯とされている)はなんですか?




385 名前: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/11/14(金) 16:03:34 ID:IEQ+jccaO



ちょ…………今昼寝から目覚めてタバコ買いにコンビニいこうとしたら
玄関に南京錠とかチェーンとかぐちゃぐちゃにかけられてる!!!!!!!!!!!!
家には自分一人しかいないのに、ありえない。
朝起きた時は何もなかった!
めちゃくちゃ動揺してる!






386 名前: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/11/14(金) 16:58:16 ID:T7gOR0sW0




>>385
”南京錠 壊し方” でググれ。あっさり出れるから


388 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/11/14(金) 17:36:21 ID:IEQ+jccaO



だめだ 近付いたら頭割れそうなくらいいたくなる




391 名前: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/11/14(金) 18:28:13 ID:X7E/ovPA0



>>388

ば、ばか!覗き穴で外見るな!
壁は手形だらけでもう一人自分がいるかもしれないぞ!


394 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/11/14(金) 19:48:32 ID:IEQ+jccaO




とりあえず枝豆くいながら考えるか…………




401 名前:枝豆 投稿日:2008/11/14(金) 22:06:19 ID:IEQ+jccaO




枝豆くったらお腹も満たされて落ち着いてきた

さぁてこれからどうしたらいいかな……
完全に密室だ。
気のせいかな誰かに見られてる気がするのは。





407 名前: 256 投稿日:2008/11/15(土) 00:36:34 ID:CAutVyzV0




悪夢だった。
私がいるのは、悪夢の中だった。
病院には、得体の知れない『何か』が徘徊していた。
逃げ出そうとしたが、逃げられない。
何かが変わった・・・・・・・・・・・一刻も早く、ここから出たい。
最初に訪れた病院とは、明らかに違う。
まるで、何十年も前に放棄された建物の様だ。
一体、何が起きている?
助けてくれ。

あれは






412 名前:ふじこ 投稿日:2008/11/15(土) 03:09:47 ID:vcQJUtGt0




赤錆タイム・・・。とうとう来たか。
>>256とりあえず、戦うことより“生き延びること”を重視した方がいい。

でも、赤錆タイム・・・。
どうやったら抜け出せるんだ?

>>256なんかヒントとかないのか?




413 名前: 256 投稿日:2008/11/15(土) 03:55:07 ID:CAutVyzV0





どうして、アクセス・ポイントがあるのか?
まるで、私に書き込む事を促している様に思える。
ただの気のせいかも知れないが、
そこに何かの意思を見出そうとする自分がいる。

順を追って、書いて行く事にしよう。
病院に足を踏み入れてから、最初の書き込みの後、私は院内の探索を始めた。
一階の廊下には、広告や案内の貼られた掲示板があり、
そこに病院の見取り図が貼られていた。
地下から三階までの構造になっており、
都会の病院に比べると小規模な建物だろう。
見取り図を頼りに、一階から調べて行く事にした。
エレベーターが使い物にならず、部分的に電力が供給されていない様だった。
一階の探索に成果は無く、二階、三階と探索は続いた。
屋上に出るドアは、鍵が掛かっていた為、出る事は出来なかった。
この時点で、鉄パイプやハンマーの類を
発見するには至らなかったが、手術室でメスを見つける。
ホテルから持って来たナイフに比べると見劣りした為、
持って行くのは止めておいた。
アドバイスに従って薬品棚を調べると、モルヒネのアンプルを見つけた。
薬品の知識は疎いので、適切な使用法を教えてくれると助かる。
他の薬品は、ラベルが消えかかっていたり、
血の様なものが滲んでいて判読出来ない。
病室に患者の姿は無く、医者も看護婦も見当たらない。
院内は、完全に無人の様だった。
だが、三階の一番端の病室で、一枚の写真と懐中電灯を見つける。
写真に写っていたのは、まだ幼い少女だった。
全体的に色褪せており、言い知れぬ不気味な印象を受ける。
写真の裏には、英語でマリー・・・・・・・・
或いは、メアリーと走り書きされており、この少女の名前と
考えていいかも知れない。
懐中電灯は、薄暗い病院の探索に重宝しそうだった。
一階から三階までの探索を終えた私は、
最後に非常階段から地下へと下りて行った。





414 名前: 256 投稿日:2008/11/15(土) 04:01:20 ID:CAutVyzV0





『ウォルター・サリバン事件』に関しては、
被害者女性が一命を取り留めたというニュースを
聞いた覚えがある。
恐らく、このニュースが私の知る最後の事件だろう。
この事件が、今の私と何か関係あるのか・・・・・・・・・・・・・・・?
正直、殺人事件の話をする様な気分じゃない事は、察して欲しい。

地下室は、完全な闇に包まれており、
先に見つけた懐中電灯が早速役に立った。
ボイラー室やポンプ室などは、
どの部屋も鍵が掛かっており、入る事は出来なかった。
ドアが開いていたのは、ダンボールの積まれた倉庫らしき2つの部屋。
ダンボールの中は、医療器具や入院患者用と思われる生活用品の数々だった。
どうやら、これら二種類の品を各々の倉庫に分別・保管していたらしい。
まだ新しい注射器があったので、念の為に5本持って行く。
『それ』に遭遇したのは、私が一階に戻ってからだった・・・・・・・・・・・・・・・・。

非常階段のドアを開けると、突然院内に放送が流れ出した。
酷いノイズに加え、スピーカーの音割れで
放送の内容を聞き取る事は出来なかったが、
不意を突かれて腰を抜かしそうになった事は覚えている。
放送の最後・・・・・・・・・・・・・・・ハッキリと聞こえたのは、少女の悲鳴だった。
次の瞬間、バリバリと不快な音が院内に響いた。
あれは、皮や肉を裂く様な形容し難い音だ。
そして、その音と共に院内の壁や床、
天井に至る全てが腐食する様に一瞬で変化した。
私は、狂ったのだろうか?
今でも、あの光景は忘れられない。
臓物の海に放り込まれた様な、おぞましい瞬間だった。
まだ書くべき事は多いが、今は少し休みたい。
そういえば、現在の状況を報告していなかった様だ。
私は現在、病院にいる・・・・・・・・・・・・・・・ここは、二階にある病室の一室。
すでに時間の感覚は無いが、ホテルを出てから丸一日は経った気がする。
眠りたい。





418 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/11/15(土) 16:50:40 ID:xOAP1BiVO



>>256
赤錆タイムから抜け出して休んでるんだよな?

ゆっくり休んで
(´・ω・)つ∪<<茶


427 名前: 256 投稿日:2008/11/18(火) 13:54:20 ID:jRkijURM0



どこまで書き込んだだろうか・・・・・・・・・・・・・
そう、あの不可解な現象についてだ。
突然の悪夢に襲われた私は、気が付くと病院の玄関口へと駆け出していた。
だが、扉は完全に溶接されており、外へ出る事は出来ない。
近くの部屋に飛び込み、
窓を割ってでも外へ出ようと試みたが、窓は鉄格子で塞がれ、
とても割る所の話では無かった。
落胆と絶望が押し寄せたが、
それが混乱と興奮を冷まし、私を冷静にしてくれた。
やがて、一つの希望的観測が私の脳裏に浮かぶ。

「どこかに別の出口があるのではないか?」

根拠は無かったが、
病院は何か別世界に変化してしまったのでは無いだろうか?
だとすれば、元の世界とは構造も変化しているかも知れない。
一度は探索し尽くした院内だが、
再び探索してみる価値はある様な気がした。
そう考えた私は、廊下へと出た。
だが、ここで二度目の恐怖が私を襲う事になったのだ。
一変した院内を観察しながら歩いていると、前方に人影を見つけた。
状況の異常さから考えても、
簡単に声を掛けるべきでは無かったのかも知れない。
だが、私は咄嗟に声を掛け、その途中で絶句した・・・・・・・・・・・・・・・。
私の方へと向かって来た人影は、
明らかに人間とは別の『何か』だったからだ。
今までに見た事の無い・・・・・・・・・・・・・・・・
そして、恐らく今後も見るはずの無かった
不気味な生物(かどうかも怪しいが)だった。

その生物は、成人と大差無いサイズだったが、両腕が無かった。
そして、全身が癒着した皮膚の様なもので包まれており、
全身をクネらせる様にして ヒョコヒョコと歩いて来る。
悲鳴と共に拳銃を構えた私は、何度と無く引き金を引いていた。
気が付くと、手の中には弾を撃ち尽くした拳銃。
目の前の生物は、血を流して倒れたままピクリとも動かなかった。







430 名前: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/11/18(火) 18:34:29 ID:lNur0Aze0


>>427

本当の地獄はこれからだ。弾薬を探して拾っとけ。
あといくら待っても霧が晴れることは無い。



433 名前: 枝豆 投稿日:2008/11/18(火) 22:12:19 ID:zQVL8qxCO




相変わらずドアや窓はあかない。
さっきお風呂場から何か割れる様な音がしたんだけど、見に行くべき?





434 名前: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/11/18(火) 22:33:43 ID:/I6HU+K20



>枝豆氏
行くべき!便器にも手突っ込んでみて。



435 名前: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/11/18(火) 22:49:23 ID:l5hDXK1g0




まてまてまてまて~~~ぃっ!!

まずは隣人の監視だろ!!
壁に開いた穴覗いて着替え堪能するだろ!!




436 名前: 枝豆 投稿日:2008/11/19(水) 00:00:11 ID:zQVL8qxCO



>>434
やっぱり行かなきゃだめだよな……
行ってみるわ…


>>435
隣を覗く?
後々の参考にさせてもらう。




438 名前: 枝豆 ◆ozOtJW9BFA 投稿日:2008/11/19(水) 17:25:54 ID:1jLCuQnbO


風呂場から物音がして
覗きに行ったのはいいがそこから記憶がない。
微かに覚えてるのは、
壁に直径1メートルくらいの穴があいてて、
ちょっと覗こうとした所で記憶がない。
なんだろここ、地下?





442 名前: 枝豆 ◆ozOtJW9BFA 投稿日:2008/11/19(水) 18:13:31 ID:1jLCuQnbO




とりあえず昇りの階段のぼったんだけど、ホテル??
誰もいないなぁ……
静かだなぁ ウンコしたくなる





444 名前: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/11/19(水) 18:16:44 ID:RAB/jyzgO



まて。近くにトイレがあるはずだからそこでするんだ。




445 名前: 枝豆 ◆ozOtJW9BFA 投稿日:2008/11/19(水) 18:20:52 ID:1jLCuQnbO




>>444


大丈夫だそこまでいってない!トン!


そいや自分以外にも迷い込んだ人どうなったんだろ。
不思議と怖くないな…ワクワク?
誰もいないしなんもねぇや。
とりあえず武器はもっとくべき?




447 名前: 枝豆 ◆ozOtJW9BFA 投稿日:2008/11/20(木) 10:34:20 ID:P+43VhJAO



あれからホテル内ウロウロして、
ポケットに入れといたソイジョイ食べて いつの間にか寝てた。
そうだな、とりあえず武器はもっとくべきだな。
オヌヌメは鉄パイプか?






448 名前: 256 投稿日:2008/11/20(木) 14:21:45 ID:ImdN1o9S0




奇妙な生物を射殺した私は、震えが止まらなかった。
無人の院内に、突然出現した生物・・・・・・・・・・・・・
もしも、本当に『別の世界』にいるとしたら、
非常に危険な世界なのかも知れない。
同時に、自分の行動に疑問も残っていた。
この生物の正体は、何なのか?
もしも、私に対して敵意が無かったとしたら、
一方的に殺してしまった事になる。
どんな不細工でも、それを目の当たりにしたショックで射殺していい訳が無い。
この世界の知的生命体だったとしたら、
私は彼らとの共存の可能性を断ったのかも知れない。

とにかく、その場を逃げる様に立ち去った私は、非常階段で屋上へと向かった。
空が見たかった。
町の様子も。
だが、ついさっきまで出入りしていた非常階段のドアも開かなかった・・・・・・・・・・・・・・・。
正面玄関同様、溶接された様にドア全体が壁に塗り潰されていた。
これで、私の行ける場所は限られて来た訳だ。
私は、1階の病室や手術室を調べてみる事にした。
一度は調べた場所だが、一変した世界の中では、全く別の場所に映る。
事実がどうなのかは、判断のしようも無かったが。

幸いにも再び不気味な生物に遭遇する事は無く、
私は1階の探索を終えた。
栄養ドリンクを数本見つけたが、とても飲む気にはなれない。
大きな収穫は、拳銃のマガジンを3本も見つけた事だろう。
これらの品物を、誰がどうして置いて行ったのかは、全く想像のしようも無い。
或いは、私以外にもこの世界に迷い込んだ先人がいるのか・・・・・・・・・・・・・・?
エレベーターが何故か作動しており、
非常階段の代わりに上階へ移動する事が出来た。






449 名前: 256 投稿日:2008/11/20(木) 14:25:09 ID:ImdN1o9S0




エレベーターで2階に到着すると、すぐに異常な雰囲気に気付いた。
薄暗い通路の奥からヒタヒタと足音が聞こえ、微かな息遣いも感じる。
一気に恐怖が戻って来た私は、
拳銃を構える手の震えを必死で抑えていた。
2階に上ると、すぐに病室の並ぶ廊下に出る。
すぐにでも病室を調べたかったが、
ドアを開閉する音で『何か』に私の存在が気付かれる
可能性もある・・・・・・・・・・・・・・・私は、廊下の奥を確かめる事にした。
摺り足で廊下を進むと、次第に足音も近付いて来る。
明らかに、私以外の何かが数メートル先に存在しているのを感じた。

遭遇したのは、『ナース』だった。
ただし、お世辞にも人間とは言えない・・・・・・・・・・・・・・・・。
汚い茹で卵の様な顔に目鼻口は無く、
少し前傾姿勢で動きも普通では無かった。
書き込みだけでは、とても伝わらないだろう。
とにかく、呪われたマネキン人形が動き出した様な光景だった。
ナースと言ったのも、服装がそれと同じだったというだけの話だ。
私は、銃口を向けながら声を振り絞った。
漠然とした、我ながら拙い問い掛けだったと思う。
そして、ナースの答えは、
手に持った鞭の様なものを私に振るう事だった。
鞭に打たれた事は、あるだろうか・・・・・・・・・・・・・・
紙で指を切る様な、不快で鋭い痛みだ。
悲鳴を上げながら、私は引き金を4~5回引いた。
倒れたナースが起き上がる様な気がしたので、その頭部を撃ち抜いた。
血は、赤かった。
鞭の跡は、まだ私の首筋に残っている。






451 名前: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/11/20(木) 21:55:05 ID:f3+uQnEDO




弾の残りは大丈夫か?逃げると言う手もあるぞ!!
いや目とかがないんだったら闇に紛れてしまえば見つからないんじゃないか?
 とにかく生き残ることを考えるんだ!!




460 名前: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/11/21(金) 18:15:19 ID:g/dWqYoe0



>>449


あなたは何をしにそこに行ったんですか?
何か大事なこと忘れていません?



467 名前: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/11/24(月) 12:30:02 ID:qi0woWVwO



返事がないということは………





468 名前: 256 投稿日:2008/11/24(月) 13:25:23 ID:tbqCjL/g0





2階の病室では、携帯式のライトを見つけた。
そして、メモの書かれた紙片が1枚。
英語で走り書きされた短い文も又、不可解なものだった。

『屋上で待つ  ○○(叔父の名前)』

屋上は施鍵されていた上、非常階段も使用出来ない状態。
だが、何らかの手段で
屋上に来いというメッセージと受け取った私は、探索を続けた。
今まで闇雲に探索しているだけだったが、
ここに来て一つの目的が出来た訳だ。

ナースステーションを探索すると、
銀色の金属製ボールペンを見つけた。
見た事の無いデザインだったが、
インクが切れているらしく、使い物にはならない。
それでも、何となくボールペンを持って行く事にしたのは、
私の第六感だろうか。

3階に上がると、ここにもナースがいたので射殺した。
この階には、病室の中にもナースが入り込んでおり、
残りのマガジンは1本になってしまった。
ナイフと鞭では、分が悪い。
早く、リーチの長い武器を見つけなければ・・・・・・・・・・・・・・
そんな気負いが生まれた。
病室を探索した結果、再び数本の栄養ドリンクを見つけたが、
持って行く気にはなれない。
飲んだ所で、栄養ドリンクの効能など大したものは期待出来ないだろう。
ナースステーションには、ナースが一体。
弾も残り少なく、慎重に撃つつもりだったが、
射撃が得意な訳じゃあない。 結局、全て撃ち尽くしてしまった。
ナースのいないナースステーションを調べると、
立て掛けられている鉄パイプを見つけた。
銃弾と交換に手に入れたと考えても、割に合わない話だが。






470 名前: 256 投稿日:2008/11/24(月) 13:47:48 ID:tbqCjL/g0




それに気付いたのは、院内を探索し尽した頃だった。
各階への移動手段として使っていたエレベーターの、
操作スイッチの下・・・・・・・・・・・・・・
パネル部分の一端に、微かな隙間を見つけた。
パネルの開閉には、恐らく鍵が必要なのだろう。
だが、その隙間から無理矢理こじ開けられそうな気がした私は、
拾ったボールペンをテコにして、
強引にパネルを剥がした。
ボールペンがプラスチック製であれば、途中で折れていたかも知れない。
パネルの下には、屋上を示す『R』の操作スイッチがあった。

屋上には、叔父の姿など無かった。
金網に囲まれた屋上からは、
景色も分からない程の濃霧に包まれた町が見下ろせる。
霧の中、この病院だけが漂っている様にも思えた。
無人の屋上を見回すと、中央辺りにマガジンが落ちている。
叔父が置いて行ったのだろうか・・・・・・・・・・・・・・・
そんな考えが、始めに浮かんだ。
だが、先述のメモに関して、私は小さな疑問も感じていた。
あれが私に対するメモだったとすれば、
わざわざ英語で書く必要があるだろうか?
彼の祖父母がフランス系とイングランド系のアメリカ人なので、
叔父にもアメリカ人の血は 流れているが、
私と話す時は流暢な日本語しか使わなかった記憶がある。
ちなみに、その外見も日本人と変わらない。
私に対するメモで無いとすれば、誰に対するものだったのか・・・・・・・・・・・・・?
そもそも、すでに死んでいるはずの叔父のメールやメモがあるのも不可解過ぎる。
或いは、叔父の名を騙る『誰か』が存在するのか。





471 名前: 256 投稿日:2008/11/24(月) 14:09:33 ID:tbqCjL/g0






そういえば、叔父からのメールの内容を書き込んでいなかった。
忘れない内に、書いておく。
下記は、原文のままのコピーとなる(当然だが、名前は伏せておく)。

(私の名前)

これを読んでいるという事は、私の別荘にいる頃だろう。
だが、私はいない。
まだいるのなら、お願いだ。
殺して欲しい。

(叔父の名前)


話は戻るが・・・・・・・・・・・・・
屋上でマガジンを拾った私は、羽音に空を見上げた。
大きな羽音だった。
空にも深い霧が立ち込めていたが、
次第に黒い影が降りて来るのが分かった。
それは、巨大な鳥に似た生物だった。
その生物は、私の頭上約10メートル程の高さまで降りると、
トンビの様な鳴き声を上げて
急降下して来た。
まるで、サンダーバードだ。
両翼を広げた大きさは、恐らく7~8メートルはあったと思う。
70年代、イリノイ州で巨鳥が10歳の子供を連れ去ろうとする事件があったが、
その時の 巨鳥の仲間だったのか?
姿形は、猛禽類のそれに近かったと思われるが、
恐怖と濃霧で記憶も確かとは言い難い。
とにかく、その巨鳥が私に襲い掛かって来た・・・・・・・・・・・・・・・・・。
私は、悲鳴を上げながら転がる様に逃げ、何とか巨鳥の襲撃を避けた。
拳銃で撃てば良かったのだが、
たまたま手に持っていたのが鉄パイプだった事もあり、混乱
した頭のまま鉄パイプを構えていた。
その愚行に気付いたのは、巨鳥が再び急降下して来た時だった。






474 名前: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/11/24(月) 21:41:07 ID:9mWBbF190



256生存




476 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/11/25(火) 06:27:22 ID:Wdgtz2aQO



巨鳥が出たか
叔父の家系は随分国際的なんだな




478 名前: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/11/25(火) 07:12:40 ID:SzV8Yz0qO



>>468

お前ふざけんなよ?
だから、武器に頼るなと言っただろ!
ろくに体も動かせないのに銃持って調子に乗るからだ!
ナイフはどうした?
眼前に立ち塞がる邪な存在は、ナイフで切り裂け!
銃に頼っていたら死ぬぞ?
日本刀を手に入れるまでに、もっと闘気を高めておくんだ。






487 名前: 枝豆 ◆ozOtJW9BFA 投稿日:2008/11/26(水) 09:50:34 ID:ozY3dQCmO



久しぶりだな。
あれからブラブラ歩いててホテルにはなんもなさそうだから、
外でたぞ。 なんか灰?雪がふってきた。
ソイジョイは生憎一個しかもってなかったから、
ホテルでバナナゲットしたぞ。
武器はオヌヌメの、鉄パイプがなくてホテルで包丁ゲッツしたぞ
さぁこれからどうするか





489 名前: 枝豆 ◆ozOtJW9BFA 投稿日:2008/11/26(水) 13:43:30 ID:ozY3dQCmO



ナースナースってさっきから言ってるけど、人一人いないぞ。
犬はいたな…
そいえばさっきからサイレンみたいなのが、
鳴ってるんだけどなんだろ?





490 名前: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/11/26(水) 14:10:57 ID:LbIKxER50



裏世界ktkr
とりあえずバナナ食ってバナナの皮を装備しろ




492 名前: 枝豆 ◆ozOtJW9BFA 投稿日:2008/11/26(水) 16:50:16 ID:ozY3dQCmO




おいおいなんだこりゃ! CGかこれ。
いきなり町が錆出したぞ 今民家に逃げた………
バナナはもう食べたからねぇよ…………
外でないほうがいい?





495 名前: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/11/26(水) 18:24:42 ID:Ms8FXmlnO


>>492

できるだけ早く日本刀を手に入れるんだ。



496 名前: 枝豆 ◆ozOtJW9BFA 投稿日:2008/11/26(水) 18:29:33 ID:ozY3dQCmO





鉄パイプはなんとかなるかも、
日本刀なんてこの町にあるのか………
外まっくらだぜ
焦げ臭い




497 名前: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/11/26(水) 18:32:14 ID:DMR9ewxj0




>>496
ID:ozY3 dQ mO

何か余裕がうかがえるなwwwwwwwww



501 名前: 枝豆 ◆ozOtJW9BFA 投稿日:2008/11/26(水) 22:22:10 ID:ozY3dQCmO


>>500

それが余裕じゃないから
さっきから変なでかいマッチョなやつが追い掛けてくる!!
でかい刀みたいのひきずって。
散々逃げて今隠れてるけど…………………………………
ひきずる音が遠くからする………やられるのか俺…






509 名前: 枝豆 ◆ozOtJW9BFA 投稿日:2008/11/27(木) 15:31:09 ID:JuDdX7znO



……………鉄パイプ落ちてる!!
今武器はホテルでひろったナイフしかない………
近距離戦しかないのか… 誰か誘導してくれ!





513 名前: 枝豆 ◆ozOtJW9BFA 投稿日:2008/11/27(木) 23:48:25 ID:JuDdX7znO


ぎやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ~~~~~~~~~~~~~~




514 名前: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/11/28(金) 00:01:58 ID:XJiBL5kE0




枝豆応答せよ!!!!!!!!




517 名前: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/11/28(金) 04:05:13 ID:KdmJI68A0


>>513


大佐「枝豆どうした?応答しろ!えだまめええぇえぇえぇぇえぇぇ!!!!」


518 名前: 枝豆 ◆ozOtJW9BFA 投稿日:2008/11/28(金) 13:30:19 ID:Yrn0v2vkO



…………………………………………………
…………………………………………はっ!!!!!!!!!!!!!
生きてるのか?!





523 名前: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/11/28(金) 20:13:07 ID:XJiBL5kE0



枝豆・・・大丈夫か・・?




525 名前: 枝豆 ◆ozOtJW9BFA 投稿日:2008/11/28(金) 22:47:49 ID:Yrn0v2vkO



みんな、お騒がせした。 気付いたらベットにいた
誰が運んだんだろう…… …………………………………
ん?ここは病院か?






526 名前:ふじこ 投稿日:2008/11/28(金) 22:50:09 ID:C/1jmc+C0




おおwww無事だったか
金髪でナース服着たべっぴんさんがいるだろうww
(´¬`)むふむふっ
探すんだw





527 名前: 枝豆 ◆ozOtJW9BFA 投稿日:2008/11/28(金) 23:26:57 ID:Yrn0v2vkO





そういえば、変態野郎に刺されそうになって記憶なくしたけど無傷だなぁ
女?さがせ?
またウロウロしなきゃいけないのか…
この時間帯の病院はいやだな。





529 名前: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/11/29(土) 01:12:21 ID:fRTrmWuI0



そういえば >>256は無事なのか・・?




530 名前:ふじこ 投稿日:2008/11/29(土) 01:15:12 ID:6Z0ejMg40





あ、そういえば。
回線のある場所にたどり着けていないのだろうか・・・
まさか死んでないとはおもうけど





532 名前: 256 投稿日:2008/11/29(土) 01:56:12 ID:Lkt8QbfJ0




振り下ろした鉄パイプが空を切り、
私は肩口を巨鳥の爪で裂かれた。
傷は浅かったが、肉が抉り取られた痛みは大きい。
だが、その痛みが逆に、私に平静さを取り戻してくれた。
鉄パイプを捨て、素早く拳銃を構えた私は、
上空の黒い影に向かって引き金を引いた。
だが、マガジンを装填するのを忘れていた。
急いでリロードした私が構え直した時、
巨鳥は私と水平の位置から突進して来る所だった。
危険な位置だが、恰好の射撃のタイミングでもあった。
私は、ギリギリまで何度も発砲し、巨鳥が迫る目前で地面に転がり込んだ。
素早く起き上がると、不快な鳴き声が頭上から響く。
顔を上げると、霧の中を空へと遠ざかって行く羽音だけが聞こえた。

その直後、悪寒と吐き気が私を襲う事になる。
視界がノイズに侵され、貧血に陥った様な気分だった。
フラフラとエレベーターの方へ向かった私は、
そのままドアの前で屈み込んでしまった。

目を閉じ、呼吸を整える。
時間の経過と共に、気分は少しずつ収まって行った。
原因は、今もって不明だが・・・・・・・・・・・・・
精神的ショックから来る、一種のストレスだろうか?
我が身に何かが起こっているとは、思いたくも無いが。
肩口の痛みを感じて、巨鳥の爪から何かのウイルスに感染したのかとも考えた。
病院にいるにも関わらず、何の救いにもならないのが皮肉と言えば皮肉だろう。
とにかく、気分の落ち着いた私は、エレベーターのドアを開けた。






533 名前: 256 投稿日:2008/11/29(土) 01:56:58 ID:Lkt8QbfJ0





奇妙な事に、ドアを開けると非常口に出た。
屋上の造りについて、少し説明すると・・・・・・・・・・・・・・
私が上って来たエレベーターのドア以外には、
何かの設備室があるだけだった。
設備室のドアは、開けていない。
又、この後で開けようと試みたが、固く閉ざされていた。
やはり、私が出入りしたドアは、実質エレベーターに通じる1つだけのはずだった。
だが、そこは非常階段に通じていた・・・・・・・・・・・・・・
理解されようとは、もう思っていない。
この不可解極まる現象を、ただ記録として書き込んでおく。

非常階段から三階に戻ると、元の院内の風景に戻っていた。
と言っても、無人の薄暗い病院に変わりは無いが。
病室を一通り回ったが、特に何も無い。
二階に下りた頃には、疲労もピークに達していた・・・・・・・・・・・・・・・・。
病室で休む事にした私は、入った一室でアクセス・ポイントを見つけた。
そこで、 414&to=414 >>414の書き込みをし、一旦眠りに就いた。







534 名前: 256 投稿日:2008/11/29(土) 02:07:44 ID:Lkt8QbfJ0





今いるのは、病院の一階。
病院に到着して、最初に書き込みを行った部屋だったと記憶している。
玄関ドアが開くかどうかを確かめたが、何の問題も無く出られそうだ。
それにしても、
目が覚めてから一気に今までの経緯を書き込んだつもりだったが、随分と
書き込みの表示がズレている。
私と掲示板とを繋ぐ『何か』・・・・・・・・・・・・・
回線とは違う、何かが不安定なのだろうか?
考えていても仕方ないので、この書き込みを終えてから、病院を出る事にする。
向かう先は、まだ決めていないが、近くにモーテルがあったと思う。
誰か、私以外の人間に会って話がしたい。

何が大切な事を忘れていないか?
いや、何も忘れてはいないはずだ。
この町に来るまでの記憶も、ハッキリと覚えている。
それよりも気掛かりなのは、叔父のメールだ。
叔父を騙る何者か、かも知れないが・・・・・・・・・・・・・・
とにかく、私以外にも人はいる。
確信では無いが、そう思いたい。
そして、あの怪物達は何なのか。







536 名前: 枝豆 ◆ozOtJW9BFA 投稿日:2008/11/29(土) 09:59:17 ID:NkoWiSHcO



>>534さんはもう病院出ちゃったか……
もしかしたら会えると思ったのに………。

一晩寝たら元に戻れると思ったけど、やっぱり病院だ。
いつのまにか錆はなくなってるな。
さぁここには何があるかなぁ






539 名前: 枝豆 ◆ozOtJW9BFA 投稿日:2008/11/29(土) 14:46:04 ID:NkoWiSHcO



同じく迷い込んだから会えるかなぁと思ってさ。


さっきの錆とくらべたら 随分キレイな病院だなぁ ……………………
……………………おっ?!?………………… キタ━(゚∀゚)━!!


部屋の明かりがついてる!誰かいるのか?!
でも、待てよ待てよ、
またさっきの変態野郎だったらやばいしな………





541 名前: 枝豆 ◆ozOtJW9BFA 投稿日:2008/11/29(土) 22:24:35 ID:NkoWiSHcO




勇気をだして明かりのついたドアに近づいてみる

ガチャガチャ・・・・・・・・・・・・・・・・ あかないっ!!!!!!
ただの電気つけっぱなしかな。
人の気配はしないなー。 これは鍵をさがす方向か?






 
570 名前: 256 投稿日:2008/12/05(金) 00:13:23 ID:gsuD1EmP0



モーテルに向かう途中、
建物と建物の間の奥まった所に長い階段を見つける。
階段の下には、うずくまったまま動かない人影があった。
咄嗟に私が鉄パイプを構えたのと、
人影が顔を上げたのとは、ほぼ同時だったと思う。
それは、イングランド系の白人女性だった。
鉄パイプを構えた私を見た彼女の第一声は、
言葉では無く、構えた拳銃だった。

ショートボブの髪は、淡い栗色。
東洋人の私から見る限り、美人の部類に入るだろう。
メイクはしておらず、Tシャツにジーパンというラフな恰好に利発さを感じた。
彼女も又、私と同様に町を訪れた外界の人間だった。
この町の異変に彼女も気付いており、私と似た様な体験もしたらしい。
一連の不可解な現象については、私と同じく大した情報は持っていなかった。
だが、この出会いに心底ホッとしたのも、私と同じだったと思う。
名は伏せておくが、あの高名なCWRU━━━━━━━━━━
ケース・ウェスタン・リザーブ大学の学生だと聞いて、少なからず驚かされた。
『枝豆氏』かとも思ったが、どうやら違うらしい。





571 名前: 256 投稿日:2008/12/05(金) 00:16:27 ID:gsuD1EmP0





話を戻そう。
拳銃を向けられた私は、すぐに鉄パイプを捨て、
両手を上に降伏の意思を示した。
それでも銃口を下ろさなかった彼女だが、
私が話し掛ける事で警戒を解いてくれた。
人間の声を聞いて、安心したのだろう。
私も、彼女の生気ある青い瞳を見て、すぐにまともな人間だと分かった。
この町の中で、やっと小さな糸口を見つけた様な気がした。

話を進める内に、
彼女が私の向かおうとしていたモーテルから来た事も分かった。
つまり、そこの宿泊客だった訳だ。
そして、私は現在、モーテルの一室・・・・・・・・・・・・・・
彼女の客室の隣の部屋にいる。
私と出会って、安心したのだろう。
一気に疲労が湧き出たらしく、彼女は隣室で眠っている。
目覚め次第、この町から脱出する術を再び探るつもりだ。
だが、この霧では、車の運転もままならない。
どこに行くべきか、何をすべきか。
全ての疑問は、今だ霧に包まれている。








574 名前: 枝豆 ◆ozOtJW9BFA 投稿日:2008/12/05(金) 06:49:47 ID:IXjgzv1ZO



256氏は人間に出会えてうらやましいぞ!
同じ世界に迷いこんだのに、不思議と会えませんね・・。
自分は相変わらず、一人で病院をウロウロして、
明かりのついた部屋には入れずだ。
この街はなんなんだろな、
さっきから所々に血が落ちてんだよ、殺人でもあったんだろか?!
・・・・・・・・・・・・・・・ん?・・・・・・・・・・・・・・・・・・
人影??・・・・・・・・・・・・・・・・・まさか変態?!






585 名前: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/12/07(日) 13:52:24 ID:quQRlr/v0



枝豆氏はそんな状況もおかまいなしに元気でテンション高いなー




587 名前: 枝豆 ◆ozOtJW9BFA 投稿日:2008/12/07(日) 14:45:51 ID:PfVaqWJbO




よっ!
あれから人影を追ってみた。
追ってみてたどり着いたのがあの明かりがついてる部屋だ。
やっぱり誰かいる。
歩く早さから変態ではなさそうだ。
考えた末あの部屋に入ってみようとオモ。
どうやってこわそう・・ 体当たりしてもダメだ・






588 名前: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/12/07(日) 17:01:24 ID:ajlVKj8k0



>>587
枝豆爆弾


589 名前: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/12/07(日) 20:49:10 ID:JJz6jusM0



>>587
枝豆ブレード


590 名前: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/12/07(日) 20:54:55 ID:piZM9Bqf0



>>587
枝豆チョップ


591 名前: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/12/07(日) 21:13:02 ID:REAMI2uHO



>>587
枝豆ムーンプリズムアップで変身だ!!


592 名前: 枝豆 ◆ozOtJW9BFA 投稿日:2008/12/07(日) 21:45:13 ID:PfVaqWJbO





ぐぉらぁぁぁぁぁ!!! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ガチャ・・・・ゴトッ!
おまいらのアドバイスどうり一通りくらわせたら 壊れたぞ!
wktk
さぁいよいよあけるぞ。

ギィ。







 
598 名前: 256 投稿日:2008/12/09(火) 04:35:35 ID:jMLo/Snu0



電話があった。
受話器の向こうから聞こえた声は、聞き覚えのある叔父の声だった。
先に病院で体験した出来事のおかげか、
死人からの電話にも耐性が備わったらしい。
常識的に考えれば、叔父の名を騙る何者かからの電話だが。
受話器の向こうの叔父の声は、
ブツブツと独り言を呟いている様な印象を受けた。
こちらからの問い掛けに返答は無く、
声も小さく聞き取り難かったのを覚えている。
又、耳障りなノイズ音が混じっており、それが叔父の声を一層掻き消していた。
辛うじて聞き拾う事が出来たのは、『ローズウォーター』・・・・・・・・・・・・・・・・
その言葉の意味を知る事になったのは、隣室の彼女が起きてからだった。

3~4時間後、ドアをノックする音が室内に響く。
彼女を待っている間、私は一睡も出来ずにパソコンと向き合っていた。
彼女の方も、一度目が覚めてからは寝付けなかったらしく、
我々は早々にモーテルを 出発する運びとなった。
行き先は、ローズウォーター公園。
叔父の残した言葉の意味は、
幸いにも彼女の記憶にあった公園の名前だった。
そして、その公園は、モーテルの目と鼻の先にあった。
偶然では無い、何らかの意図を感じずにはいられなかったが、
現状を打開する何かが
得られる事を期待し、我々は公園へと向かった。

ローズウォーター公園は、湖に面した静かな場所だった。
レンガ造りの塀や石畳も、今は濃霧に包まれており、どこか不気味に感じる。
公園内を歩いていると、
何度か頭上で鳥の羽音らしき音を聞いた。
例の巨鳥と遭遇していた私が、
どれだけの警戒をしたかは想像に難くないはずだ。
幸い巨鳥に再び出くわす事は無く、
我々は湖の見える公園の最奥まで辿り着いた。
ベンチの設けられた静かな場所で、ベンチの上には誰かが座っている。
その人影に気付いた私は、
それが叔父で無い事を瞬時に悟った・・・・・・・・・・・・・・・・・。
私の記憶の中にある叔父の体格と、掛け離れていたというのが理由だ。
人影の方は、その体格から推測して12~13歳の子供に思えた。






617 名前: 256 投稿日:2008/12/12(金) 03:42:19 ID:3teeuS4g0




ベンチに座っていたのは、金色の髪の少女だった。
淡いクリーム色のワンピースを着ており、
今にも霧の中に溶けてしまいそうな儚さを感じた。
我々が近付くと、少女は何も言わずに霧の中へと走り去った。
あの憂いを帯びた表情が、何故か脳裏に焼き付いて離れない・・・・・・・・・・・・・・・。
少女は、何かを訴えようとしていた様な気がする。
咄嗟に追い掛けようとした私よりも早く、
横にいた彼女が走り出し、霧の中へと消えた。

少女の座っていたベンチには、携帯用のラジオが置かれていた。
駆け出そうとした瞬間、
ラジオから耳障りなノイズが流れ出た為、私は足を止めてしまった。
それが、叔父からの電話に混じっていたノイズを思い出させたからである。
もしかすると、ここから叔父は電話を掛けたのかも知れない。
周囲は、深い霧・・・・・・・・・・・・・
公園に入った時よりも、それは濃くなっている様だった。
ノイズの音が次第に大きくなって来た為、
私はラジオを手にスイッチを切った。
そして、『ラジオを見つけろ』というアドバイスを貰っていた事も思い出した。
拾ったラジオは壊れているらしく、放送の類は満足に受信出来なかった。
ただ、ノイズが流れるだけの不快なアイテムだ。
そのまま置いて行きたかったが、ここはアドバイスに従っておく事にした。

ラジオを手に霧の中を進む内に、
私は彼女の足音を完全に見失っていた。
声を上げようかとも思ったが、
何か『別のもの』を呼びそうな気がして上げられなかった。
だが、一刻も早く彼女と合流する必要もある。
焦りだけが募り、私の足は自然と動き出していた・・・・・・・・・・・・・・。
公園は、私の陥った状況を現したかの様に入り組んでおり、
気が付くと出口すらも分からない。
やがて、銅像らしきものがある少し開けた場所に出ると、
片隅のベンチに座る人影を見つけた。







618 名前: ◆8NcTnvxBsQ 投稿日:2008/12/12(金) 03:50:44 ID:a2Kn+INRO




8/24

昨日は珍しく母と買い物に出た。
母と買い物に行くと、決まって買いすぎるんだよね。
普通に食料を買っただけなんだけど。
ほんとは、新しい服も欲しかったー。
でも我慢。少しずつ、食費から抜き取って貯金する。
あとは私の勇気だけだ。
妹が帰ってきてからは家の中がにぎやかなんだけど、
妹は甘やかされてワガママで自己中だ。
どうにかしてほしい。ムカつく…。


8/25

今日もいつもどおり、ペットと2人で留守番なわけだけど、
半日ずっとダラダラするには勿体ない天気。
今日は何をしよう。妹の本でも読もうかな。
少しダルい。寝ようかな。
本を読んだら、先生の絵でも描こう、てきとうに。


8/27

昨日はイライラして日記は休んだ。
天気は晴れだった気がする。最悪な1日だったもう嫌だ死ね。
一昨日は、寝てた。ペットとお散歩に行く夢をみた。
実際には寝てました。すみません。
今日は近所のおばさんが来て、チャリティー活動みたいなものに誘われた。
ダルいから丁重に断った。宗教っぽかった気もする。

なんだか、いつまで経っても抜け出せない、エッシャーの絵の中にいる気分。
でももう少し。もうすぐ会える。でも疲れた。会ってどうしよう?
本当に会えるのか?





619 名前: ◆8NcTnvxBsQ 投稿日:2008/12/12(金) 03:58:14 ID:a2Kn+INRO




8/29

昨日の天気は晴れ。今日は曇り。
妹の学校行事で、母と妹が2日間、
家を留守にするらしい。明日から2日間。やった!

自由を満喫してやろう!

これで、好きなだけ寝られる。
好きなだけ電話できる。こっそり出掛けようかな?楽しみだ。
次の診察日は来月だし、もう何でもやろう。
料理も掃除も洗濯もしなくていいんだ!







620 名前: 256 投稿日:2008/12/12(金) 04:13:56 ID:3teeuS4g0





彼女を見つけた━━━━━━━━━━━━
そう思った。
だが、足早に近付くと、ベンチに座っている人物が彼女では無い事に気付いた。
紺色のスーツの上下を着た、セールスマンの様な服装。
霧の中で表情は分からなかったが、体格からして男性の様だった。
今までに遭遇した怪物の類かとも思ったが、一向に襲って来る気配も無い。
私は、とにかく声を掛けてみた。
少しして、男性の声が返って来た。

心臓を掴まれたかの様なショックだった。
男の声は、叔父のそれと同じだったからだ。
濃霧を隔て、私とベンチに座る男とは、
別の世界にいる様な奇妙な感覚だった。
そして、私は『叔父の存在』を確かに実感した・・・・・・・・・・・・・・・。
叔父は、こう言った。

「私を殺してくれ。」

メールの内容にもあったが、その真意は今以て分からない。
その言葉を告げると、叔父の影は霧に溶け込む様に消えた。
ベンチに近付くと、小指程の大きさのUSBメモリが1つ残されていた。
すぐにでも内容を確認したかったが、

何よりも彼女を見つける事を優先した。
その場を立ち去った私は、再び公園内を徘徊する事になる。






621 名前: ◆8NcTnvxBsQ 投稿日:2008/12/12(金) 19:35:07 ID:a2Kn+INRO




8/30

朝からお父さんに電話をした。
「今、家には私しかいないよ」と意気込んで、たくさん話したんだ。

すごく元気そうな声だった。よかったー。
車を新しく買ったんだって。
私でも運転できるように、少し小さめの車に変えたってさ。なんか、
ありがとう。早く運転したい。いろんな所にドライブしよう。

それより、病状が心配だ。ちゃんと通院していないみたい。
一緒に暮らすようになったら、絶対毎日、通院させる。

電話のあと、とりあえず洗濯をした。
それから横になってたら寝ちゃった。
昼過ぎに洗濯物を干して、コーディにご飯あげた。
最近、コーディが可愛くて仕方ない。

そのあとは夜まで、お父さんの病気の勉強をした。
病気や治療薬について少しずつ分かってきたら、なんだか医者不信になりそうだ。

さあ薬を飲んで寝よう。

今日はうっすら曇り空でした。






624 名前: ◆8NcTnvxBsQ 投稿日:2008/12/12(金) 21:47:16 ID:a2Kn+INRO



8/31

一日中、雨が降ってる。母と妹は何時に帰って来るんだろう。
もう夜なのに、連絡も無い…。2泊3日の行事だったかな?

今日は休日なのに、外が静かだった。
いつもなら、観光客で通りが多少にぎやかになるのに…。
雨のせい?霧もひどいし。

まあ、いいか。明日、連絡が無ければ学校にでも電話しといてやろう。
帰ってきてほしくないけど…。

すごく眠いので寝る。おやすみコーディ。







626 名前: ◆8NcTnvxBsQ 投稿日:2008/12/13(土) 01:52:25 ID:HPPg16b3O




9/1?

幻覚なら助かる。何度眠ってみても、朝が来ない。
外は真っ暗、小雨が降りっぱなし。
薬の副作用だとしても、長い間服用しているものが何で急に…。

夢?
夢遊病?
新しい症状?

夜中に失礼だけど、先生に電話をかけて指示を仰ごう。
と思ったら、家の電話が使えない。料金の支払いを滞納したのかもしれない。
自分の携帯電話で連絡をとろう!と思ったら、こっちもダメだ。
なんで?ちゃんと支払ってる。充電も大丈夫。なぜ?

たぶん、壊れたんだ。

寝よう。とにかく寝よう。大丈夫、寝れば朝はくる。






627 名前: ◆8NcTnvxBsQ 投稿日:2008/12/13(土) 04:11:10 ID:HPPg16b3O




9/1 - 2(中途覚醒、出眠時幻覚の症状あり?)

ダメだ、眠ってもまだ夜、私の頭、壊れたかも。
いつもより眠りが深い気がする…それでも、いつまでも夜だ…。

気付いたら、携帯電話にメールが1通。短い本文


『外に出ておいで』


さすがにゾッとして布団に潜った。でも、幻覚かもしれないって思い直した。

アドレス欄には、無意味な文字の羅列が並んでる。見覚えない。


突然、誰かが玄関のドアを叩いた。
母と妹が帰って来た…?

もしもし~いるの~?エルフィンストンさん~?

近所のおばさんの声だ。この前、チャリティー宗教の勧誘に来た人。
変だ。この前と同じだ。

もしもし~いるの~?エルフィンストンさん~?
慈善活動に興味があるかしらと思って来てみたんだけどね~?お留守?
…あら~コーディちゃん、どうしたの、ん~、あらら、まあ、
大丈夫よ~そんなにワンワン怒らないでね~。

…今、庭にいるコーディは吠えていない。
まだ眠ってるはず。コーディは小心者だから、とりあえず誰にでも吠えるんだ。
猫にも鳥にも、見慣れた人間にも。

だからやっぱりこれは私の幻聴だ。

…いや…おばさんでも誰でもいいからそこにいて、
なんで夜がこんなに長いのか誰か説明して。
玄関、開けてくる。






628 名前: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/12/13(土) 04:37:26 ID:07JB3kSnO




>>627 >>256が見た少女?または、一緒にいる大学生?



629 名前: ◆8NcTnvxBsQ 投稿日:2008/12/13(土) 05:38:49 ID:HPPg16b3O



>>628


紛らわしい事をしてごめんなさい。
私は今、自分の病室で過去の日記をここに書き込んでいます。
私の髪は赤毛に近い色なので、256氏と一緒に行動している女性や、
その方が追いかけていった少女とは、別人だと思います。…たぶん。
でも私の記憶も信用できない時があるので、断言はできないですが…。




635 名前: ◆8NcTnvxBsQ 投稿日:2008/12/13(土) 21:20:42 ID:HPPg16b3O




9/1 - 3

玄関のドアを開けたけど誰もいなかった、やっぱり幻聴だった。

外はまだ小雨、真っ暗。街灯もダメだ。
携帯電話の灯りが無かったら、50cm先が分からない。

庭のケージにコーディがいなかった。
はっきり見えなかったけど、
ピンクと赤と黒のグチャグチャしたものがケージの床に広がってた。

急いで家の中に戻って、玄関の鍵を閉めた。

さっきのメールに返信してみようとしたけど、
何回も「送信エラー」の表示で、先生や母や友達にも、メールを送信できない。

先生たすけて。

病院にFAXした。
操作だけは一通りできたけど、ちゃんと届いたかどうか分からない。

たすけてたすけてたすけて。何が起こってるの?
まさか私がコーディを殺したの?幻覚ってこんな恐ろしいもの?
さっきから誰か気配を感じる、
リビングの隣のクローゼットの方に何か、音がある
見てくる。フライパンと包丁を持ってく。






638 名前: ◆8NcTnvxBsQ 投稿日:2008/12/13(土) 23:33:04 ID:HPPg16b3O




9/1 - 4

幽霊か変質者か、何か出てくると思ってクローゼットを勢いよく開けたら…

コーディがいた!コーディが生きてた!
可愛い可愛いコーディ!すごく安心した!でも何故あんな所に…?

クローゼットの奥に、穴が開いてたんだ。
コーディを追いかけてその穴を通ったら、どうやら、
裏のおじいさんの家に繋がってるみたいで。
ちょっと失敬して、おじいさんの家にお邪魔した。
穴→トイレの横→リビング→玄関へ出たんだけど、
家の中に誰かがいる感じはしなかった。玄関を開けたら、
外は真っ白。雨が止んでいて、濃い霧が広がっていて、
でもさっきより数百倍も明るい…やっと朝だ!

何より嬉しいのは、やっと朝が来たって事と、
コーディは殺されていなかったって事。本当に嬉しい。

少し勇気が居るけど、外から私の家に戻って、コーディと一緒に車に乗って、
警察と病院と学校に行ってみよう。
これ以上、私の精神(幻覚とか見てるから)がおかしくならないうちに。







639 名前: ◆8NcTnvxBsQ 投稿日:2008/12/14(日) 03:15:54 ID:ht5xEWJAO




9/1 - 5

コーディと日記帳とペンを抱えて外を歩いていたら、
コーディが唸りだした。不安を感じて辺りを見回そうとすると、コーディが吠えだした。

右後ろの方から犬が走ってくる足音が聴こえてきたかと思ったら、
何かが飛びかかってきた。私はとっさに走り出して、
犬だか何だか分からない物から全力で逃げた。
顔が無くて、全身の皮膚を剥がされたような、グロテスクな…
あれは、動物実験場から逃げ出してきた犬…だ。きっとそうだ。

自分の家の玄関にたどり着いてノブを回したが、
鍵がかかってた。ああそうだ、自分で閉めたんだ!って後悔しても遅かった。
そこで左足を噛まれてしまった。
どうにか振り払って、おじいさんの家に戻ってきた。
私は犬みたいなヤツを何回か蹴った、らしく、
靴が赤黒いヌメヌメで汚れてる。
でも無我夢中だったので、蹴った感触はあんまり分かんない。

適当に傷口を縛ってるけど、消毒しなきゃ。

また穴を通ってクローゼットから出て、
暗い家の中から消毒液と車のキーを持ってきた。
自宅の玄関の鍵は、やっぱり閉めたままにしておいた。

銃が欲しい、と初めて思った。私の家に銃は無い。
おじいさんの家にも無いみたい…。

とりあえず、今度はコーディをおじいさんの家に残して、
私はフライパンと包丁を構えて、車庫に向かおう。

ああ、書いてるとだいぶ落ち着く。






643 名前: 枝豆 ◆ozOtJW9BFA 投稿日:2008/12/14(日) 14:54:44 ID:fxrIOVbAO




あれから無事明かりのついた部屋に入れた。

中を見回したけど、人の気配はあるのに誰も見つからない。
部屋の中はキチンと片付いていて・・
事務室かな?パソコンがあるから。
机の上にオレンジ色の日記帳みたいのがあった。
字が新しいんだよなぁインクの感じとか。






645 名前: 枝豆 ◆ozOtJW9BFA 投稿日:2008/12/14(日) 16:28:21 ID:fxrIOVbAO




「もうずっと人と話をしていない。

どうしてだろう急に人がいなくなって外が真っ白になって

またあの音だ もういやだあいたくない」





646 名前: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/12/14(日) 16:32:06 ID:nHFAMVa/0




>>645
同じ境遇の人なんかいな

647 名前: 枝豆 ◆ozOtJW9BFA 投稿日:2008/12/14(日) 17:08:54 ID:fxrIOVbAO



 >>646

事務室で見つけた日記の内容の一部だよ。




648 名前: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/12/14(日) 17:23:31 ID:nHFAMVa/0




たぶん同じ状況の人が書いたんだ!女の人かもよ




649 名前: 枝豆 ◆ozOtJW9BFA 投稿日:2008/12/14(日) 17:43:27 ID:fxrIOVbAO




>>648


その女の人みたことないけど、そうなのかな。
自分みたいに迷い込んだのか・・・
まさか256氏じゃないよな
どこかしこ捜したけどこの部屋には人はいなかっ・・・・ん?
・・・・・・・コンクリートの壁なのに一部壁紙が後から貼られた様な所が・・。
気になるけど本棚が邪魔だ





655 名前: ◆8NcTnvxBsQ 投稿日:2008/12/16(火) 00:32:42 ID:HWtzkYMyO




9/1 - 6

まさかとは思ったけど、本当にエンジンがかからないなんて…。
最悪だ…。丸腰で歩けっていうの?

助手席で封筒を見つけた。宛先不明のシールが貼られている。
宛先は、今は離れて暮らしている父の生家の住所だ。差出人はたぶん母。
中には地図が入っていて、赤く丸印がついている場所がある。
そこは墓地の辺りの雑木林だったと思う。
母は何故、雑木林の辺りに印がついた地図なんかを送ったんだろう。

母と妹は雑木林にいるのかな…?

母や妹のことは好きではないけど、心配じゃないと言えるほどは憎みきれていない。

車はあきらめて、雑木林に向かってみよう…。
おじいさんの家で待っててねコーディ。

車庫の奥でバールを見つけたので、それを持っていく。
フライパンと包丁は…見られたらまた病院に入れられる出で立ちだろうし、
置いていく。振り回すなら、まだバールの方が自然だもの。






656 名前: 256 投稿日:2008/12/16(火) 02:50:32 ID:ahENH6OD0





20分程が経過した頃、私は濃霧の中を公園の出口に辿り着いていた。
私を導いたのは、銃声・・・・・・・・・・・・・・・そう、彼女が発砲したのだ。
霧の中で彼女のシルエットを確認した私は、すぐに声を掛けた。
彼女の構えた銃口の先には、私が遭遇した怪物に似たものが倒れていた。
早々に少女を見失った彼女も私を探していたらしく、
我々は素直に再会を喜んだ。
残念なのは、彼女が弾丸を撃ち尽くしてしまったという点だろうか。
私は、以前のアドバイスにあった『銃砲店』の事を思い出し、彼女に提案した。
町を出る事も重要だが、当面の課題として武器の確保は必要不可欠である。
彼女も私の提案に賛同してくれた為、
我々は公園からモーテルに戻り、それらしい店があると
思われる町の南東部へ向かう事にした。
書き忘れていたが、公園内のベンチには、栄養ドリンクが点々と置かれていた。
この町の住人は、余程肉体疲労が酷かったのだろうか?
口を付けてみようかとも思ったが、
流石に放置されたものを飲むのは思い止まった。

モーテルと公園とは、ネイサン・アベニューなる道路を挟んで向かい合っている。
我々が横切ろうとすると、道路の中央付近に巨大な影を見つけた。
丁度、業務用の大型冷蔵庫程のサイズだ。
嫌な予感はしていたが、
我々が横を素通りしようとすると、影がムクリと動き出した。
霧の中から現れたのは、ブヨブヨの巨大な肉塊━━━━━━━━━━
まるで、水中で腐敗した曙かクラッシャー・バンバン・ビガロの様だった。
モーテルへ向かって走り出した我々を追って来たが、足は遅いらしい。
ヒョコヒョコと歩く肉塊を背に、
何とかモーテルまで道路を渡り切った・・・・・・・・・・・・・・。
だが、いくら足が遅いと言っても、我々の行き先は分かったらしい。
モーテルの客室に逃げ込んで少しすると、
ドアを叩き破る音が室内に響いた。
我々は、肉塊の執拗な追跡から逃れる為、窓から脱出する事にした。
そして、一休みする間も無く、
そのまま町の南東へ向かって進み続けた。







657 名前: 256 投稿日:2008/12/16(火) 03:03:12 ID:ahENH6OD0




今、私と彼女がいるのは、とある民家。
不法侵入という形になるだろうが、緊急避難先として利用させて貰った。
電気もガスも止まっていたが、
彼女が冷蔵庫の有り合わせでサンドイッチを作ってくれた。
そういえば、ホテルを出てから飲まず食わずだった様だ。
民家のリビングにアクセス・ポイントがあったのも、幸いだった。
我々は、これから『銃砲店』へと向かう。
家の中で武器になりそうものと言えば、
ゴルフクラブ程度だろうか・・・・・・・・・・・・・・。
彼女がドライバーを取ったので、私はサンドエッジを選んだ。
鉄パイプは、代わりにもならないだろうが、ゴルフバッグに入れておいた。

気掛かりなのは、私の銃の腕前だろうか。
彼女に比べて、
日本人の私が射撃の腕に長けているはずも無く、それが不安だ。
拾った拳銃もいいが、もう少し強力な武器も欲しい。
思い浮かぶのは、散弾銃や狩猟用の狙撃銃・・・・・・・・・・・・・・
マグナムも撃ってみたい。 弾薬も含め、手軽なものが欲しい所だ。
ダーティー・ハリーの様な拳銃なら、
怪物もコロンビアの辺りまで吹っ飛ばせるかも知れない。

では、次のアクセス・ポイントで。






661 名前: ◆8NcTnvxBsQ 投稿日:2008/12/17(水) 01:27:28 ID:3EMLvc6uO





9/1 - 7

今、墓地で書いてる。
疲れた…バールって非力なんだな…
「人じゃないモノ」が林道にゴロゴロ…
足が痛くて上手く走れないし、余計に体力を使ってしまう…。

私の左足を噛んだヤツの親玉のようなモノが墓地にいた。
途中で見つけた斧をバールと一緒に振り回して、そいつの息の根を止めた。
我ながら奇跡を起こしたと思う。

私が斧でバッティングするたびに、
真正面から走って来たそいつの顔(グダグダの頭部)が、
ますます赤黒くグダグダになっていった。
「こういう動物は本当は敵意が無いのかもしれない」と自分の優しさに自惚れていると、
こっちが確実に死ぬ…と直感した。親玉の脚がビクビクしなくなるまで、
私は執拗に殴って斬りつけてやった。

疲れた。肩を使いすぎたし、爪で引っかかれた耳が痛いし、
全身がガクガクだ。なんでこんな目に。

あと、殴り終わって私がグッタリ座り込んでいたら、
見知らぬ女性が話しかけてきた。腰まであるブロンドの髪の、綺麗な人だった。

「長い迷妄から解放されるのは気持ちのいいことよ、
出口はたくさんあるわ、でも、あなたと私の出口は違う…」
たしかそう言って、何故か栄養ドリンクをくれた。

私は彼女に色んな質問を一気に浴びせかけてしまった。
彼女は、ディライラという名前である事と、追われる身であるという事しか教えてくれなかった。
それから、私をサロメと呼んでいた。私の名前はサロメじゃない。
誰かと勘違いしてるのかも…。

「早くヨハネを殺すべきよ、じゃないと、あなたは両親を失う事になる」
「私はちゃんとあの男を始末した、だから、あとは私は…」
等、不思議なこと言ってた。

ディライラは、私が来たのと逆の方向に消えていった。
一緒について行きたいと言ってみたけど、病院でまた会いましょう、
と返されて、何となく私も食い下がれなかった。

とりあえず、母も妹も、この付近にはいないらしい。無駄足だね…。
いや、ディライラという普通の人間に会えたし、また会う約束もしてもらった。
うん、たぶんこれで良かった。…と思いたい。






673 名前: 枝豆 ◆ozOtJW9BFA 投稿日:2008/12/17(水) 21:29:34 ID:6vA7zvGYO




やっと充電できた・・


はぁはぁ・・・・
ちょ・・・やばいって! もうだめだ・・泣きそう!
あの病院やばいって~~






676 名前: ◆8NcTnvxBsQ 投稿日:2008/12/18(木) 03:25:15 ID:K5bFa8rAO



9/1 - 8

ディライラがくれた栄養ドリンクを飲んでみて初めて、
自分の喉が渇いていたことに気付いた。
一気に飲み干したら、生きた心地がした。

コーディを待たせてるから早く戻らなければと思いながら、
バールと斧をかついで元来た道を歩いていた。
…ら、崖沿いの細い車道のど真ん中にポストが倒れていた。
墓地に向かう時には無かったんだけど…。

ポストの周りには、小さな白紙がたくさん散らかっていた。
見ると、ガードレールに3枚の紙が貼ってあった。

『D ar Albino, 'm sor y to be late.this little pr sent f r o lo e』

『I will neve make t em guilt ,Marg ret pr mised me.Deli ah ills his g i ty.』

『We give you darkness』

汚れが所々にあるけど、
真ん中の紙の文章中には“ディライラ”の名前が読み取れる気がする…。
3枚ともガードレールから剥がして、持ってきてしまった。

おじいさんの家で留守番をしていたコーディが、いなくなっちゃった…
どうしよう…家の中も外も探してるけど、見つからない…。

…正直、しぶしぶ一緒に探してくれているこの男のことなんて、信用できない。
いきなり銃口を突きつけて、一体ここで何をしてるのかと尋問してきた。
雰囲気が冷たいし、異物を見るような目で私を見るし、
しきりに「安全だから」と言って病院に誘う。
私の恰好は、そんなにヒドいものかな?

でも病院に行ってはいけない気がする。

この男、「人探しをしている」らしいから。






677 名前: 枝豆 ◆ozOtJW9BFA 投稿日:2008/12/18(木) 07:18:35 ID:r/ohvFjTO





いつの間にか走り疲れて寝てた。
今どっかの喫茶店にいる ちょうどいいソファーがあってよかったよ。

あぁ・・書かなきゃいけないよな、あの病院でみたもの。
なんだよって思うかもしれないけど、自分にとってはやばかった。

本棚の裏・・・見つけちゃったから、
確認しなきゃいけない流れだったから、本をよけて、本棚をずらした。
壁紙なんて小さい時以来いたずらでしかはがしてない。
・・・はがしたんだ。
そうしたら、板があって ペコペコしてたんだ。
もう勢いにまかせて、
まわし蹴りで破壊。
案の定穴あいて、はいったよ、
ここまでしたら入らなきゃと思って入った そこでみたもの・・・・
ハムスターの赤ちゃんみたいな(こんな表現しかできん)
皮ひんむかれてた人が壁に張り付けられてた!!!!!!!!!
あんなのゲームでしかみたことない!
いくら病院でもあんな手術しないだろ!!!!!
もうやだ、ちょっと吐き気をこらえて夢中で走ったよ。
256氏や他もう一人氏も皮むかれた生き物見た様だね。
やっぱりここは普通じゃない。
腹減った・・・







679 名前: 枝豆 ◆ozOtJW9BFA 投稿日:2008/12/18(木) 16:04:16 ID:r/ohvFjTO




壁紙はがしたのなんて、子供の時以来だな
のほうがいいかな?

逃げて一晩寝たらホッとしたのか腹減ったよ。
何があっても自分は腹がへるんだ!
喫茶店なだけあって、食べ物が色々ある。
あー疲れた、いつ自宅に帰れるんだ・・・。
256氏と◆8NcTnvxBsQ氏は人に会って合流して羨ましい。
同じ世界に迷い込んだのに会えないなんて不思議だな。
そういえば、喫茶店のカウンターにこんな紙切れが。


→↑↑↑←↑→↑↑←

あと赤いリボンが付いた鍵も一緒にある。


これは行けとおっしゃってるのか?!

穴にはいってからホテルに来て、三角頭の変態野郎には会って殺されそうになるわ、
気付いたら病院にいて、人影を見つけたから、
付けて行ったら 皮剥がれた死体あるしよー!!
なんなんだよ!うらみでもあんのかよー!
うぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!!!!!!






684 名前: 256 投稿日:2008/12/18(木) 20:42:56 ID:o59iWjuH0





町の状況を知るに連れ、不安と恐怖が募って来る。
南東にある住宅地を抜け、
繁華街へと辿り着くまでに、路上で幾つもの人の死の
痕跡を見つけた。
血文字やメモ・・・・・・・・・・おびただしい血痕。
死体が見当たらないのは、怪物達に喰われたからだろうか?
どうやら、霧に包まれた町の中には、
我々の考えている以上の数の怪物達が徘徊
していたらしい。
繁華街で銃砲店を見つけるまでに、
翼竜や犬の様な怪物に何度も襲われた。
私のサンドエッジは、
犬の怪物へ叩き付けた時に折れ曲がってしまい、
使い物に ならなくなってしまった・・・・・・・・・・・・。
以前のアドバイスにあったが、
素手で怪物に立ち向かうのは不可能だろう。
先に、こちらの拳が駄目になってしまう。
叩いた感触こそ生肉の様だが、奴らは非常にタフだ。

銃砲店には、当然の様に誰もいなかった。
我々は、怪物を警戒しながら店内に侵入すると、
陳列された銃器を物色した。
店の奥の休憩スペースには、
自動販売機やアクセス・ポイントもあった。

彼女が選んだのは、デザートイーグルと散弾銃。
このデザートイーグルは、S&W M29よりも扱い易いらしい。
ちなみに、ダーティーハリーで主人公が愛用しているのが、S&W M29。
だが、デザートイーグルにも44マグナムに対応したモデルがあるという。
銃については、彼女の方が詳しかった様だ。
私は、彼女に習って、44マグナムモデルのデザートイーグルを選んだ。
又、それだけでは心許無いので、狩猟用のライフルも持って行く事にした。






685 名前: 256 投稿日:2008/12/18(木) 20:48:44 ID:o59iWjuH0





武器を確保したものの、我々に次の明確な目的地は無い。
今は、まだ銃砲店にいる。
彼女は、公園で出会った少女の事を気に掛けており、
他に生存者がいるかどうか 探したい様だった。
私も少女の事は気になっていたが、それ以上に叔父の事が気になった。
この深い霧の中、何をすれば良いのか?
何が出来るのか?

彼女が、公園で見つけたラジオを調べている。
相変わらず、微かなノイズしか流れて来ない。
ラジオが壊れているのか・・・・・・・・・・・・
或いは、国中が霧に覆われているのか。
私の書き込んでいるのは、本当に現実なのか?
書き込みのズレも気になる。
何が真実なのか、何も分からない。
ノイズが耳障りに感じる。
さっきよりも大きくなったせいか・・・・・・・・・・・・・次第に大きく。







686 名前: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/12/18(木) 22:56:16 ID:stPipcGG0




逃げろ!





690 名前: ◆8NcTnvxBsQ 投稿日:2008/12/19(金) 02:27:09 ID:54IjoXoSO



遅くなりましたが、読んでくれている方々、ありがとう。
自分の生存を証明してくれる存在がいるというのは本当に有り難いです。

私は、何かを書いている時が一番落ち着きます。
どうかこのまま自分の存在と居場所が希薄になりませんように。

それから、256氏・枝豆氏共に、
無事にその場所を抜け出すことができますように。

それと、あんな異常事態に巻き込まれる方がこれ以上増えませんように。

…ついでに、私の病気が早く良くなりますように。






691 名前: ◆8NcTnvxBsQ 投稿日:2008/12/19(金) 03:03:16 ID:54IjoXoSO




9/1 - 9

コーディ見つからない。

私に銃口を突きつけた男は、ジーンと名乗った。
私も自分の名を口にした。しぶしぶ。
ジーンは諦めが早い。
犬は鼻がいいんだから飼い主を追ってくるさ、
だから一旦、病院に避難しよう、…と、コーディを探し始めて5分もしないうちにそう言い出す。

本当は、コーディ探しは口実でもある。
今「人探し中」のジーンが病院に向かったら、
「誰かに追われている」ディライラとはち合わせてしまうかもしれない。

いや、そんな疑心暗鬼の方が口実で、
何が何でもコーディを見つけたい…というのが本音かも…。

「コーディは小心者で気弱なの」と、うろたえてみた。
するとジーンは、「何分くらい犬を留守番させていたの」
「首輪は付いてるか」「君に懐いているか」「人見知りは」…等と、再び尋問攻めを始めた。
警察に取り調べでも受けているような気分。イライラする。

人見知りが激しいけど私には懐いているコーディとは
だいたい30分以上1時間未満の間離れていましたが
今も可愛い首輪の小さな鈴を鳴らしてどこかをさまよっているでしょうね!
と早口で答えてやった。

「気の弱い犬が主人の命令を無視してその場を離れるとしたら…
状況的にはその場に危険が迫った時だろうな、そして主人を探しに走り出してしまう、と。
気が大きければ、危険を顧みずにその場にとどまるだろうからな」

ジーンに早口で返された。

私はジーンの方にバールを放って、コーディ!コーディ!と叫びながら歩き出した。
探す範囲を拡大しようと思う。まずは病院方面を当たってみる。

銃を持つ人間と一緒なら少しは安全だけど…コーディは…
お願いコーディ逃げ切って生き延びていてね…。

ジーンの傍から離れないようにしなきゃ。万が一、ディライラに危害を加える存在だったら…
この斧で…。







696 名前: ◆8NcTnvxBsQ 投稿日:2008/12/20(土) 04:31:29 ID:8Zvq5kemO




9/1 - 10

疲労が少し心地いい。

ジーンのデータ

・37歳男性
・黒っぽい髪、目は暗い青色
・銃が無かったら頼りなさそうな細身、いざとなったら私でも倒せそう
・趣味は詰問
・2年前にこの町に来た接客業の人
・接客業を仕事にしているわりには、人当たりが冷たい
・仕事関係の友人を捜している
・なんか神経質そう
・でも髪がボサボサ
・病院の診察室で別の銃を見つけられるかもしれない、らしい

グロテスク生物たちをひたすら避けて歩いてる。
ジーンが銃を構えてるから、つい安心して、あくびが出る。

これまでの事をぜんぶ彼に話した。
穴や幻聴や墓地…もちろんディライラのことはないしょ。
母と妹の無事を確認したらコーディと一緒にこの町をでるって伝えた。

あと、いま何の気無しに聞いたら、今日は9月3日らしい。
気付かないうちに時間過ぎてる。
続きは病院についたら。





701 名前: ◆8NcTnvxBsQ 投稿日:2008/12/21(日) 02:37:46 ID:Uy/Ioi4WO




9/3

無事に病院にとーちゃく。
書くの忘れてた。
私の名前は「洗礼を受けたもの」で、
ジーンのは「気高い生まれ」ていう意味なんだって
彼はものしりだね。
でも自分の名前きらい、私に似合わないし、ありきたりだクリスティて。

病院はうすぐらい。スイッチおしてもつかない。

だから少し休憩中です。

さっきより眠い。眠るわけにはいかない。ジーンを監視しなきゃ。

ディライラは来てるかな。
栄養ドリンクの空き瓶は、びんごみ入れのごみ箱に入れた。ごちそうさまでした。
ディララと会ったらけいさつしょに行きたい

しんさつ室が開かないみたい。

今もってるもの→けいたいでんわ、消毒液、、日記ちょうペン おの・メモ3枚●ちず、車のキー
ねむい。






702 名前: ◆8NcTnvxBsQ 投稿日:2008/12/21(日) 02:45:32 ID:Uy/Ioi4WO





9/3 - 2

ねむい・・・・眠いねむいねむい.・・

薬品棚で アンフェタミンをみつけた。なんこかいただきます。


ジーンは、ようすを 見にいってる.
ジーン 2かい 1 かぃ 、・じゃなくて、1かいにいる


 アンフエタミンは、神経 中枢を



銃声 だ やばい






703 名前: ◆8NcTnvxBsQ 投稿日:2008/12/21(日) 02:48:47 ID:Uy/Ioi4WO




9/3 - 3

看護師が死んでる
顔がつぶれてる

すごい

すごい気持ちわるくてお もしろそう。
ジーンは1階でまってろと 言って、でもだめ。私もついていく。


フラフラして笑えてくる。行ってきます。





709 名前: ◆8NcTnvxBsQ 投稿日:2008/12/22(月) 02:35:33 ID:oudxxDU4O




9/3 - 4

エレベーターだめだったので、階段で、先に4階へ行った。
じーんが、「4階は 重症の 精神病 かんじゃ専用 の所だから、
まんがいちの武器の備えあるかもと 言ったんだ。ナースステーしョン。
でもたまが入ってる か分からないって。
あとジーン 「誰かが残ってるかも。見つけたら教えて」でもやだ。教えない

先生たち大丈夫かなと言ったら、ジーンは、
分からないけど、ここも危険だったなごめんなさい って言った。
なら出ようよって言ったら、大事な探 し物があるんだって。

4階のナースステーションで、小さい銃をみつけた!
やっと私も銃を使える、安心。斧かっこいいからまだ持ってる。
ジーンの弾を半分もらった。

奥の病室が、ドンドンと音がした。404号室から。
中に誰かいるかも。でも鍵がかかってる。待っててね!
って一応言って、ジーンと404号室の鍵を探してる。
ナースステーション、トイレ、リネン室、401~412号室、
休憩所、どこにも無い。見つけたのは、栄養ドリンク5つ。ジーン2つ私3つ。

3階と2階と1階を探さなきゃ。404号室の鍵。

少し薬がきいてきたかな、頭がスッキリしてきた
ジーンがディライラを 追ってるなら、どうして私をつれまわすんだろ
人質?
でも、銃や弾をくれたし…人質に銃なんか持たせないよね。








711 名前: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/12/23(火) 14:42:41 ID:/qAlraRL0



最近は256氏や枝豆氏の更新がないな

保守



712 名前: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/12/23(火) 15:49:33 ID:GAywshUE0





256氏はラジオのノイズが大きくなったあたりで更新できなくなってる。

今頃はもう・・・。





713 名前: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/12/23(火) 18:43:52 ID:my2XU/J20





枝豆氏は皮剥がされた死体見て以来だな・・・





714 名前: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/12/23(火) 21:04:04 ID:6mNGiGWH0




>>712-713


どっちも不安な終わりかただから困る



715 名前: ◆8NcTnvxBsQ 投稿日:2008/12/24(水) 04:37:56 ID:cF7X29YcO





9/3 - 5

3階から調べればいいのに、わざわざまた1階に戻った。
ジーンは何を探してるんだろう。

1階には、ついさっき見た“気持ち悪い看護師”が4人もいた…。
血液で汚れた白衣を着て、鉄か何かでできた棒を振り回して襲いかかってくる。
ジーンが撃ってくれた。1人の看護師に弾が10コくらい、すぐに無くなる。
勿体ないから、斧を活躍させた。

やっと、「何か様子がおかしい」じゃなく
「異常だ、狂ってる、幻覚にしては質が悪い」と感じた。

さっき「おもしろそう」なんて書いた感覚が、
自分でもよく分からない。やっと頭が醒めてきたかな…。

1階のいろんな場所を見てまわっている時、気になるものを見かけた。

・昔、整形外科の診察室だった部屋(今は資料室かな?)で、
ビンに入れられた眼球の模型

・診察室隣の検査室で、タオルにくるまれた体温計

・調剤室(アンフェタミンをこっそり頂いた部屋)で、カルテたくさん
後でじっくり自分のカルテを探して読んでみたい

・女子トイレで、「ポーシャ」と書かれたタグの付いた小さな鍵

他は特に何も無かった。

404号室の鍵らしいものも無かった。
ポーシャの鍵だと、404号室の鍵穴には小さすぎる。ってジーンが言ってた。
404号室は保護室になってる。どんなに重症でも、早く出してあげないと。
変な怪物が出てきませんように。

次は2階。また看護師がいるのかな…。
少し自信がついてきたけど、やっぱり寿命が縮まる思いがする。







718 名前: 256 投稿日:2008/12/25(木) 02:45:48 ID:M4tTbKrS0





ラジオのノイズの意味が、やっと分かった。
公園で出会った少女は、この事を知っていて、私に残して行ったのだろうか?
ここでのアドバイスに気付くのが遅ければ、我々の命は無かったかも知れない。
改めて、このスレッドと全ての書き込みに感謝したい。
何時間経ったのか・・・・・・・・・・・・・
ノートパソコンの時刻表示を信用する限り、ホテルを
出てから2日目の朝になる。
現在、我々がいるのは、町の南東にある住宅地の一軒だ。
庭に犬小屋があったが、飼い犬を繋いでいた鎖は途中で千切れていた。
犬も見当たらない。

銃砲店にいた我々は、ノイズと共に近付いて来る車のエンジン音に気付いた。
書き込みを読んでいた私は、咄嗟に彼女と店の奥に隠れた。
車が店の前に停まり、誰かが店内に入って来る気配を肌で感じた。
彼女を裏口に向かわせた私は、こっそりと店内を覗いた・・・・・・・・・・・・・・・・・。
私が見たのは、猟銃を持った叔父の姿だった。

そのつもりは無かったが、私は思わず声を上げてしまった。
叔父と目が合った瞬間━━━━━━━━━━
私は、メールや、公園で残した言葉を思い出した。
そして、叔父の瞳の奥に宿っていた、言い知れぬ狂気を感じた様な気がした。
直後、叔父が銃を構える仕草を見せたので、私は脱兎の如く裏口に走った。
彼女に逃げろと叫んだ瞬間、背後から銃声が轟いたのを覚えている。
我々は、店の裏に出ると、そのまま裏路地を駆け抜けた。
銃声が2~3度聞こえたが、振り返っている余裕は無かった。







719 名前: ◆8NcTnvxBsQ 投稿日:2008/12/25(木) 03:08:37 ID:fq9aRocvO





9/3 - 6

2階には看護師が9人。
…そろそろ看護師が憎たらしくなってきたんだけど、
この心境の余裕は慣れなのかな?


・第一オペ室に、数字を入力するパネル

・女子更衣室で、窓ガラスに張り付いたストッキング

・非常用階段の近くで“new”と彫られた黒い七角形の石

・院長室では、熱湯の入ったポット。
さっきまでここに誰かがいたんじゃないか?って感じた


それから、会議室では応急セットらしきものを発見。
これで、傷の処置をまともにできる。

第二オペ室の前にある頑丈な扉は、
どうやら鍵がかかっているみたいで、第二オペ室には入れなかった。

銃の弾もいくつか見つけて、少し余裕ができた。
でも404号室の鍵は、ここにも無かった。


何となく、道のりが長そうな気がする。






726 名前: ◆8NcTnvxBsQ 投稿日:2008/12/26(金) 04:36:46 ID:vUxu054dO



9/3 - 7

3階には、看護師が3人くらいと犬が3匹くらい…。
なんで犬がいるんだよ。
でも、ああいうグロテスクたちを撃ったり殴ったりするのが楽しくなってきた。

見つけたもの↓
・開かない小物入れが3つ(302、306、310号室)
・ナースステーションにマリン系の香水
・シャワー室にメモ帳
・カウンセリング室に、箱庭療法セット

小物入れは3つとも同じもの。蓋の上には綺麗な飾りがあって、
何か丸い物をはめ込むようなくぼみがある。

シャワー






732 名前: ◆8NcTnvxBsQ 投稿日:2008/12/27(土) 02:46:51 ID:2EXTgtpvO




9/3 - 7 - さっきの続き

ジーンのバカ!気持ち悪い!ヘンタイ!
自分の探し物が見つからないからって人に当たらないでよ!
私の足なんてどうでもいいじゃない!
ちゃんと消毒したから大丈夫ですよおあいにく様!


えーと…シャワー室のメモ帳に、『霧の中』というタイトルの詩。

『霧の中をさまよい歩くと不思議だ、どの茂みも石も寂しそうだ
どの一本の木も他の木が見えない、みんな孤独だ

生活にまだ光の射している間、友達がたくさんいた
霧の降っている今、誰一人 見当たらない

どうしようもなく しかもそっと、みんなから自分を引き離す
あの暗黒を知らなくて、どうして賢明と言われよう

霧の中をさまよい歩くと不思議だ、人生とは寂しく生きるということだ
誰一人 他人を知っている者はない、みんな孤独だ』


そうだよね。孤独。あの男もやっぱりやっぱり信用できないよ。
少し信用しかけて損した。キライ。

ここでも“暗黒”かあ、暗黒と言われても何の暗黒なのか具体的には分からない。
あっそうか、具体的に分からないから、恐怖が増すのか。
誰かが私たちを見て遊んでるのかもね。

いいよ。やってやるよ。何でも来ればいい。
孤独なんて何のことはない。全部一人でやってやる。






733 名前: ◆8NcTnvxBsQ 投稿日:2008/12/27(土) 03:02:39 ID:2EXTgtpvO





9/3 - 7 - また続き

それから、カウンセリング室の箱庭。
たっぷりと砂が敷き詰められていて、
人形や模型の代わりに、小指の先くらいの紙片が砂の上に置かれていた。

紙片には、SUN、MON、TUE、WED、THU、FRIと書かれてる。SATは床に落ちてた。

砂の表面には、アルファベット小文字の「t」のような形で線が引いてあった。
「t」のてっぺんにTHU、横棒の右端にMONとWED、
左端にTUEとFRI、最後のしっぽの辺りにSUN、っていう配置だった。

TUEとFRIのすぐ横に、「408」のタグの付いた鍵もあった。
408号室の鍵だと思う。

箱庭の横には、「全能へと通じる為に、そして死へと」と赤文字で書かれていた。テーブルに直接。

ここの病院、上から見ると「t」の字の形なんだよね…。
私死ぬのかな?あーあ、死んじゃうの?

まっいいや。不慮の事故ならキレイだものね。

何だろう、ものすごく気持ちが元気というか、変な自信?
この調子を維持できれば、犬だろうがライオンだろうが悪魔だろうが、何でも倒せるよ。

…大丈夫、コーディもディライラも無事だ。
自信ある。しょうがないから、もう少しジーンを監視しよ。
ジーンは、撃ち殺し係ね。私は監視・スーパーバイザー係。







743 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/12/28(日) 03:56:24 ID:581klMGMO




256と枝豆は・・・・・・・・・・まさか・・・・・・錆タイム?!





746 名前: ◆8NcTnvxBsQ 投稿日:2008/12/29(月) 03:26:25 ID:7C0VSqnOO




9/3 - 8

病院内を一通り見てきたけど、今のところ当てになるのは408号室だけ。
ってジーンが呟いたので、4階に戻って、さっき開かなかった408号室に鍵を使って入った。

中は、小ぎれいな普通の病室。柔らかいベッドの上には、
接着剤で固定されたビー玉のオブジェ。3段重ね。

一番下の段は、六角形の形で7個(中央に1個)。
真ん中の段は、正三角形の形で3個。
一番上の段は、1個。
計11個のビー玉が使われている。

そしてまた、メモ書きがそばにある。

『遺書----------
ぼくの財産を親愛なる者に相続します
この宝石を愛の証として、ジェーンとステファニーとビクトリアに

一番大好きなジェーンには、ぼくの財産の半分を
次に大好きなステファニーには、財産の半分の半分を
三番目に大好きなビクトリアには、財産の半分を3つに分けたうちの1まとまりを

ぼくだけの恋人、永遠に愛してる
----------フィル』

…フィルって人、死んじゃったのかな…。
自分の綺麗なビー玉を、大好きな人にあげようとしたんだ。

ジーンが「遺志を遂行してあげよう」と言い出した。えー!?いいの!?
「もしかしたら、FRIのことかもしれない」…って、さっきのカウンセリング室のやつの?






752 名前: 256 投稿日:2008/12/30(火) 00:41:42 ID:O1+Jff3F0





話し合った結果、我々は早急に町を出る事にした。
この状況を一刻も早く抜け出したいという点では、議論すべくも無く一致していた。
公園の少女を見捨てる事になるのが、我々を踏み止まらせていたのかも知れない。
だが、躊躇無く銃を撃って来た叔父の存在が、決定的な脅威となっていたのだ。
無事脱出出来れば、少女を救う手段も出て来るだろうという結論に達した。
 
町を出るルートは、ネイサン・アベニューを東へ進み続ければ良かった。
濃霧で前方数メートルまでしか視界の利かない中、ラジオの存在が心強い。
だが、肝心の方向感覚も霧に惑わされ、我々は数時間町を徘徊する羽目になった。
何度かノイズが流れ、その度に物陰で息を潜める繰り返しだ。
叔父が乗っていると思われる軽トラックにも、何度か遭遇した。
彼は、我々を探しているのだろうか?
町を巡回する様に走っていたが、何故か怪物達が車を襲う気配は無かった。
ラジオが反応する辺り、叔父も怪物達と近しい存在なのだろうか・・・・・・・・・・・・・。
叔父が私に「殺してくれ」と言ったのは、怪物と化した自分の事なのか?
何故、この町に叔父がいるのか・・・・・・・・・・・・何故、こんな事になってしまったのか。
何も分からないまま、私は町を出ようとしていた。
 
何とかネイサン・アベニューに出た我々は、そのまま道を東に進み続けた。
彼女の話では、町を見下ろす展望台に辿り着くはずだったが、道は途中で崩れていた。
アスファルトの道路が、スポンジケーキの様に途中で崩れ落ちた光景は、未曾有の災害を
思わせる静かな恐怖を感じさせた。
どうすれば、こんな状態になるのだろうか。
ルートを断たれた失意よりも、町の異変の新たな一端を垣間見た恐怖が大きかった。
霧に紛れて、何か巨大な生物が道路を食い荒らしているのかも知れない。
病的な妄想に思えるだろうが、もう何が起きても不思議では無い・・・・・・・・・・・・・・・。
 
現在位置は、ネイサン・アベニュー沿いの民家。
新たなルートが見つかり次第、もう一度脱出を試みるつもりだ。
家の前を、叔父の車が通り過ぎた。








756 名前: ◆8NcTnvxBsQ 投稿日:2008/12/31(水) 04:08:57 ID:vYSP7/TtO




9/3 - 9

Fridayの“Fri”は、愛を司るフレイヤという女神のことなんだって。
そして、箱庭の中のFRIの位置は、
病院を上から見下ろした時の408号室の位置と同じみたい。

408号室の“親愛なる”者への遺書が、
FRIのことなんじゃないか?ってジーンは言う。

…うん、何だかこじつけのような気もするけど、
そういう解釈で試してみようか!という流れなのです。

で、ビー玉を遺書通りに分ける為には、接着剤をどうにかしなきゃいけない。
「除光液があればなあ」って言ったら、「じゃあ、除光液が見つかるまで熱湯に浸けておこう」

2階の院長室のポットにビー玉のオブジェを入れてきた!大丈夫かなあー?

浸けている間に、同じく2階の第一オペ室に行った。
ジーンが体温計を見ながら、パネルに数字を入力してた。

そしたら何かパネルが開いたの!七角形のくぼみのある壁が出てきた!すごーい!!
そんで、newって彫ってある七角形の石をそこにはめ込んだら、
鍵が出てきた!ベアトリスの鍵を見つけたー!

なんで分かったのってジーンに聞いたら、水銀と新月って言ってました!
んーよく分かんないけど、よくできました!えらい!

ビー玉がとけるまでの間、屋上を確認してきます!!なんか楽しいなー








766 名前: ◆8NcTnvxBsQ 投稿日:2009/01/03(土) 02:34:21 ID:QvCTHfRrO



9/3 - 10

まず。屋上には、茶髪の女の人の死体がありました!
人間の死に顔を初めて見ました!
あっ、普通に病棟の階段から行ったらドアが壊れていたので、
3階のデイルームの非常階段を使いました。

死体は、屋上のフェンスに針金で括りつけられて、
さらに透明なビニールで覆ってありました。すごいものを見てしまいました。
血はあまり出てないけど、顔がボコボコ殴られたようです。
青黒く腫れ上がって、かわいそう。

死体の真下のコンクリートには赤い字でデカデカと
“こいつはブルータスの怒りを買いました”って書いてあって、
…よく分からないけど、かわいそうだ。

屋上はすごく油臭くて、気持ち悪かった。
ライターが隅っこに落ちてて危なかったから、拾っておきました。

それと、給水タンクって言うのかなアレ、
それのてっぺんに油でも入っていそうな四角い缶があって、
気になって給水タンクに登ろうとしてジーンに怒られた。
ジーンが缶の中身を確認したら、
なんかねシンナーっぽい匂いがする液体が入ってるみたい。

もしかして、これでビー玉が…!やった!ゲームみたいで面白い!

あと、なんかジーンの背中に虫がさっきからくっついてる。
払ってあげても、またくっついてる。虫も怪物化したの?あーやだ気持ち悪い。

ビー玉さんの所に謎の液体を連れて行こう。







769 名前: ◆8NcTnvxBsQ 投稿日:2009/01/04(日) 03:30:16 ID:uBD850DDO



9/3 - 11

2階の院長室に戻ってみたら…

院長室の床に、赤くて大きくて怪しげな模様が!
これ、呪いとか魔術に使う魔法円というヤツかな?

三重の円、中央には八角形の対角線と、
その線の先端部分には8種類のマークがそれぞれ付いてる。
「P」みたいなマークや「♀」みたいなマーク。
その対角線の周りを文字が囲んでる、でも見慣れない文字。

まだ生乾きっぽい。やっぱりここに誰かいるかも?

ちょっと不安なので、赤い線を踏まないように、作業開始。
さあビー玉さんをバラバラにしてあげよう!って思ったんだけど…

シンナーが効かないみたい。なんで!?これシンナーじゃないんじゃない!?
普通はシンナーやアルコールでとれるのに!
けど熱湯に入れてたおかげか、接着部分がちょっとユルユル。

ジーンがひどい事をしました。ビー玉に火をつけました。
最低です。ビー玉さんがかわいそうだよ!

そしてムリヤリ、力ずくでビー玉さんをバラバラにした!
この人、野蛮人だよね!
ビー玉さんは私が持っててあげる。
赤いのが1個、緑のが4個、青いのが6個。しっかり数えました。

まだ虫がしつこい。気持ち悪い。殺虫剤が欲しいな。






775 名前: 256 投稿日:2009/01/05(月) 00:29:25 ID:X/Q7xyv60




展望台の方角は、分かっていた。
住宅地の西側に探索を搾っていた我々は、遂にそれを見つけた。
町の南西にある花屋付近に、細い道が伸びているのを見つけたのだ。
 
叔父の車が徘徊する中、頼りはラジオのノイズのみ。
一度見つかってしまえば、
車に乗っている向こうの方が速い事は明白だ。
今までは、小回りが利くのを活かして、
住宅地を縫う様に逃げ回って来た。
だが、霧が晴れる気配も全く無く、依然として怪物達の存在もある。
道が、どこへ通じているのか・・・・・・・・・・・・・
或いは、行き止まりかも知れなかったが、
躊躇っている余裕は無かった。
最後の書き込みから、3~4時間経っただろうか?
その間、町を歩き続けていた私の体力も限界に近かった。
彼女の方は、まだ元気な様だったが。

道の名は、『ウェルツ・ロード』。
舗装された道が延々と続き、少し進むと崖沿いに出た。
ガードレールこそあるものの、
車両1台が通れるかどうかの細い道幅しか無い。
分かれ道は、金網で完全に塞がれており、事実上の一本道だった。
やがて、足元が土を踏み固めた程度の地面に変わり、山道の様相を呈して来る。
道沿いにポツポツと停車した車両があったが、持ち主に出会う事は無かった。
スイッチの入ったままのチェーンソーが、
道の端に積まれた丸太に食い込んでおり、
耳障りな音を響かせていたのを覚えている。
又、なだらかな坂になった道は、私の体力を確実に奪って行った。
疲労困憊の中、彼女の気遣ってくれる声が私の支えになったが、やはり辛い。
そんな中、ラジオのノイズが少しずつ大きくなっている事に気付いた。







776 名前: 256 投稿日:2009/01/05(月) 00:31:49 ID:X/Q7xyv60





山道を上り続ける我々の後方から、車のエンジン音が近付いて来た。
同じく大きくなるラジオのノイズが、叔父の接近を物語っていた。
こうなっては、疲れたなどと言っていられない。
我々は、必死で道を駆け抜け、鉄製の柵扉まで辿り着いた。
扉を抜けると、立ち込める濃霧の中に微かな影が幾つも浮かぶ。
そこは、墓地だった・・・・・・・・・・・・・・影は、墓標だ。
石の墓標が不規則に並ぶ草原で、
ここだけが別の世界の様な印象を受けた。
以前に経験した別世界とは違う、
静寂に満ちた『安らかな死』の雰囲気があった。
後方から迫っていたはずの車のエンジン音は、何故かピタリと止んでいる。
この墓地の持つ『何か』が、叔父の接近すらも拒んでいる様な気がした。
ラジオのノイズも、止まっていた。
墓地の中を進むと、サクサクと草を踏む我々の足音だけが響く。
このまま進めば、霧の向こうに死後の世界が待っている様な気分だった。
不思議と恐怖は無く、墓地の雰囲気に飲まれたのか、疲労さえも忘れていた。

周囲を完全に墓標に囲まれた頃、彼女が声を上げた。
その理由は、私にも分かった・・・・・・・・・・・・・・公園で見た、あの少女だった。
駆け寄ろうとした彼女を、私は制した。
追い駆けようとすれば、逃げてしまう様な気がしたからだ。
私の気持ちを察してくれたのか、彼女も足を止めた。
少女の方に、逃げ出す気配は無かった。

最初に口を開いたのは、私━━━━━━━━━━━
名を名乗り、少女の名前を尋ねた。
少女の名乗った名前は、聞き覚えの無い名前だった。
だが、彼女の方には、心当たりがある様だった。
どうやら、数年前に行方不明になった少女らしい。
知っていたのは、彼女の地元近くで起きた
行方不明事件だったからだが、その少女が
何故サイレントヒルの町にいるのかが不可解だった。
私は、その事を尋ねた。






777 名前: 256 投稿日:2009/01/05(月) 00:43:53 ID:X/Q7xyv60





少女の口から、叔父の名を聞いた。
そして、少女が叔父に連れられて来た事も。
つまり、誘拐・・・・・・・・・・・・・
少女を連れ去ったのは、『どちらの叔父』だったのか?
彼女が少女に慰めの言葉を掛け、我々と一緒に町を出ようと言った。
だが、少女は首を振った。
そして、我々にとって、酷な言葉を口にした。
それは、「町に戻れくれ」という主旨の言葉だった。

少女は、さらに言った。
「自分を探してくれ」と。
私が叔父の選んだ人間なら、自分も力になれる・・・・・・・・・・・・・と。
その言葉が何を意味するのかは、分からない。
今も分からない。
少女の姿は、そのまま霧の中へ溶け込む様に消えた。
やがて、濃い霧が我々を包み込み、自分の指先すらも見えなくなった。

遠くからサイレンの音が鳴り響き、次第に近くなる。
脳髄に直接響いて来る様な、不快な音だった。
そして、覚えのある感覚だった。
音に乗せた『悪意』を、インストールされる様な気分━━━━━━━━━━━
病院で経験した悪夢のそれと、同じ感覚だった。

彼女の名を呼んだが、返事は無かった。






778 名前: 256 投稿日:2009/01/05(月) 02:17:01 ID:X/Q7xyv60





霧が晴れ、私は周囲を見回した。
あの悪夢に戻っていた。
真夜中の様に暗い町の中で、私は一人だった。
彼女や少女の姿は無く、
手に持ったラジオから微かなノイズが漏れていた。
ここは、町のどこなのか?
その疑問が、最初に思い浮かぶ。
決して見慣れた町では無いが、私は現在地を知る手掛かりを探し、周囲を観察した。
視界に映ったのは、赤く錆びた町並み・・・・・・・・・・・・・・
舗装された道路は、所々が崩れ落ちており、
崩れた部分が網目状の鉄製の道に変わっていた。
私が病院の中にいた時も、同様の変化が起きていたのだろうか。
或いは、この現象が引き起こす変化は、
その度に別の変化を起こすのだろうか。

鉄製の道路を警戒し、避けながら歩いた。
だが、次第に舗装された道路が消え始めた為、
足を踏み入れる事を余儀無くされた。
歩く度にカンカンと金属音が響いたが、脆く崩れる気配は無かった。
道路の下は、完全に見通しの利かない闇だった。
考えたくも無かったが、
落下した時に自分がどこまで落ちるのか、常に不安が付きまとった。

しばらく進む内に、自分のいる場所が住宅地である事が分かって来た。
似た様な造りの建物が並んでおり、見覚えのある犬小屋もあったからだ。
勿論、どの建物も不気味に変色し、
犬小屋は半ば腐敗しているかの様な状態だったが。
犬小屋のある家に入ろうかと思ったが、その勇気は無かった。
外にいても仕方なかったが、
変わり果てた町で不用意に建物に入る事には、抵抗感があった。
何気無く犬小屋の中を覗くと、地面から取っ手が突き出している事に気付いた。
取っ手を持ち上げようとしたが、犬小屋が邪魔で開かなかった。
小屋をライフルの銃底で叩き壊し、
再び取っ手を持ち上げると、その下に階段を見つけた。
石造りの階段が伸びており、下には微かな明かりがあった。







783 名前: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/01/05(月) 11:58:54 ID:w42YeycoO




256氏は赤錆タイムで止める所が上手すぎて憎らしい





786 名前: ◆8NcTnvxBsQ 投稿日:2009/01/06(火) 02:31:31 ID:+GSIvPRgO





9/3 - 12

部屋割り表によると、302号室がステファニー、
310号室がビクトリアの病室。ジェーンは不明…。
ジェーンって入院患者さんじゃないのかな?

ビー玉さんの分け方!
数学者ジーン先生が、眼球模型を12個目のビー玉と仮定して、
わり算を実演してくれました!
ジェーン→6個、ステファニー→3個、ビクトリア→2個。
ジーン頭いいなあ!ひどい人だけど。

それぞれの小物入れにビー玉をはめて、
・「phr.天井」ってシールが貼ってある鍵(ステファニー)
・「金庫」って書いてあるケースに入った鍵(ビクトリア)
・クシャクシャの紙(ジェーン?)
の3つを獲得しました!
これでフィルの遺志を遂行、そして“FRI”は完了!

ビー玉の色は適当に分けておきました、アハハハハ。ごめんねフィル!許して!

クシャクシャ紙の内容↓
「ここの院長の方が頭おかしいに決まってる.子供の形見だと言って、
人形を金庫から出しては時々ニヤニヤしている.
隔離棟にぶち込みたくなるほど気味が悪い.子供はちゃんと生きてるのに...
6348、rlrl」

人形………?
何か、憶えがあるような。変な既視感が。なんだろう?
院長先生とは話したこと無いけど、人形…?何だっけ?
何故か女の子の人形が頭の中に浮かぶ。
金色の髪で、黒い服の………単なる記憶違いかなあ。

あと、私ちょっとダメかも。
ジーンがキラキラして見えてきた、笑わないでね。キラキラジーン。ジーンが眩しい。
虫すらもキラキラしてる。
これは祝福の光でしょうか!?アハハハ、祝福!何という祝福!







787 名前: 256 投稿日:2009/01/06(火) 03:56:43 ID:Pbb8M8jd0





犬小屋の階段の下には、木製の扉が1つあった。
その奥は、書斎と思われる部屋になっており、立派な書棚が壁に並んでいた。
扉の真向かい、部屋の中央に黒檀の机があった。
室内の壁や天井にクリーム色の壁紙が貼られており、
赤錆びた悪夢の様な世界の中で、
どこか異なった空間の雰囲気を醸し出していた。
それは、本来の世界の一部が、切り取られて現れた様な雰囲気だった。
私の足は、自然と黒檀の机に向かっていた。

机の上には、電話の子機と筆立て。
そして、アクセス・ポイントがあった。
筆立ての中には、使い込まれた万年筆や鉛筆が入っていた。
子機は、どこにも繋がらない。
幾つかある引き出しを開けて行くと、その中の1つに日記帳を見つけた。
中に書かれた文字が、叔父のものである事は容易に分かった。
同時に、この部屋が叔父の書斎だった様な気がした。
日記は、叔父が自殺した日の前日までで終わっていた。
この状況で、プライバシーについての議論をするつもりは無い。
私は、日記を読んだ。

そこには、全てが書き記されていた。
真実なのか、叔父の狂気なのか。
それを判断する術は、私には無い。
だが、この世界が狂気の産物だとすれば、
それに身を委ねるしか道は無いのだろうか。

私を見守ってくれている存在があるとしたら。
私は、全てを語るべきなのだろうか。
叔父は、全てを知っていた。






788 名前: 256 投稿日:2009/01/06(火) 04:18:18 ID:Pbb8M8jd0





叔父がサイレントヒルを最初に訪れたのは、もう数年以上前らしかった。
湖の見える別荘・・・・・・・・・・・・恐らく、私がホテルを出て、最初に辿り着いた家。
叔父は、穏やかな環境を求めていた事が読み取れる。
休暇を別荘で過ごす中、叔父は一人の少女に出会っていた。
あの少女だろう。
叔父は、年に何度かの休暇の度に、町を訪れていた。
少女に会う事を、楽しみにしていたのが分かる。
年齢こそ離れていたが、少女を愛していたのだろうか。
日記の文章の端々からは、叔父の純粋な想いが滲み出ていた。

叔父が少女と知り合った時は、そんな素振りは見せなかったという。
少女の両親は、彼女を繰り返し虐待していたのだ。
何度目かの休暇、
叔父は遂に少女の口から真実を告げられ、酷く打ちのめされている。
少女の悲しみを、自分に重ねていた様だ。
そして、少女と共に町を逃げ出す事まで考えていたらしい。
だが、少女は、叔父に迷惑が掛かると頑なに拒んだ。
気丈に振舞っていたが、
初めて出会った頃に比べて、少女の衰弱は明らかだったという。
叔父は、少女を救う事の出来ないまま、町を去っている。

そして、次の休暇。
叔父は、少女の死を知った。
その悲しみは、どれだけのものだっただろうか。
日記には、涙の跡と共に少女の無念、
自分の愚かさと後悔、怒り、恨みが綴られていた。






789 名前: 256 投稿日:2009/01/06(火) 04:32:08 ID:Pbb8M8jd0





少女の死を知ってから数日後、町は霧に包まれた。
私が体験したのと同じ様な現象が、
町に・・・・・・・・・・・叔父に起こったのだろうか?
霧の中、叔父は少女に出会ったと書いている。
翌日、叔父は少女の墓を掘り起こし、その死体を密かに運び出した。
すでに、叔父は狂っていたのかも知れない。

この頃から、『断罪者』という言葉が頻繁に出て来る様になる。
叔父は、少女の死の原因・・・・・・・・・・・・・・
その両親に贖罪を求めていたらしい。
死を以って償うべきだと。
それが、少女の魂の安らぎであると信じていた様だ。

『死と苦痛の末の贖罪だけが、魂を救う』

日記には、こう書かれていた。








790 名前: 枝豆 ◆ozOtJW9BFA 投稿日:2009/01/06(火) 10:00:51 ID:8yvypFydO





つ・・・つか・・れ・・・・・た。





792 名前: 枝豆 ◆ozOtJW9BFA 投稿日:2009/01/06(火) 12:54:35 ID:8yvypFydO




一瞬ノイローゼ気味になったが、開き直って矢印に従う事にした。
矢印の意味が今市わからなかったから、
とりあえず店を出て一歩ずつ歩いて見た・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
また店の前に戻った。
店に初めて来た時くまなく探索したが異常なしだったので、一歩ずつはなしか・・。
じゃあダメ元で一区間ずつ進む事にした。
不思議な事に行き止まりもなく、スムーズに進み着いたのは普通の平屋。
鍵・・・・・・・・・・・・・・・・・は開いていた。
中は乱雑した様子もなくあまりにも綺麗で勝手にはいっていいのか戸惑った。
この鍵ねぇ、何に使うんだか・・・と思ってふと 窓を見たら・・・・・・・・・
人?!今なんかいた!あれはどうみても動きからしてかの変態ではなく、
人間だ!!と自分は思った!!
ついに自分も合流か!と 半興奮気味に外に出た。







795 名前: 256 投稿日:2009/01/06(火) 22:49:56 ID:fPxSfQ/00




町を包む霧が何を意味するのか、それは叔父にも分からなかったらしい。
そんな事は、どうでも良かったのかも知れない。
ただ、霧と町の変貌について、『町が裁きを求めている』と書いていた。
罪を背負う者が訪れた時、町は霧によって罪人を惑わせ、それを断罪するという。
私は、罪人だ・・・・・・・・・・・・・だが、彼女は?
彼女に、一体どんな罪があるというのか?

日記には、少女の両親を殺害した時の描写も記されていた。
自作の巨大なナタで、身体の部位を順に切断して行ったらしい。
叔父は、『断罪者』としての行為を執行したつもりなのだろう・・・・・・・・・・・・・・。
ナタの製作に関しても、詳細な記述があった。

叔父の作ったナタは、全長2メートル程の鋼の塊らしかった。
そんな巨大な代物を振るうだけの力が、叔父にあったとは思えない。
私でも無理だろう。
この常軌を逸した製作物を使う為、
叔父はナタに少女の血肉を染み込ませたという。
狂っている。
そして、叔父自身も少女の臓腑を身体に浴びたらしい。
この狂気の儀式で、叔父は少女と何らかの結び付きを求めたのだろうか。
少女の両親の断罪を、彼女と共に成し遂げる事が出来たと書かれていた。
愛する者の血肉が、『断罪者』としての自分の力になるとも。






796 名前: 256 投稿日:2009/01/06(火) 22:51:25 ID:fPxSfQ/00





日記に、地元紙の切り抜きが挟まっていた。
身体を寸断された惨殺体が、
トルーカ湖畔近くの森で発見されたという内容だった。
記事には、生きたまま切断されており、一人での犯行は考え難いとも載っていた。
警察は、悪魔崇拝者などによる複数犯の犯行として、捜査しているらしい。

日付は、叔父が自殺する約2週間だった。
被害者の夫婦は、実子の虐待死容疑で起訴される予定だった。






797 名前: 256 投稿日:2009/01/06(火) 22:56:42 ID:fPxSfQ/00





叔父は、日記の中で6件の『断罪』を行ったと記している。
少女の両親の件を含めて、だ。
それが『自らの罪』であるとも記しており、叔父は自身を断罪する事にしたらしい。
つまり、自らの命を絶つという事だ。

矛盾している様だったが、これが『断罪者』となった者の運命だという。
愛する者の命を糧に、狂気に身を染めた者の末路だと。
叔父に後悔は無い様だった。

唯一の心残りとして、自身の肥大化した憎悪が『芽吹いた』と書いている。
恐らく、我々の出会った『もう一人の叔父』だろうか。
この文章を書き残した時点で、叔父は2人いたという事だろうか?
自殺した叔父と、町に残された『叔父の憎悪』。
ドッペルゲンガーなのか、
別の現象なのか・・・・・・・・・・・・・・・・・到底理解を超えている。
だが、この町が、人間の強い感情を具現化する一種の『力場』だとすれば。
霧の中の少女は、彼女の遺した強い想いが生み出したのかも知れない。
私の目にした怪物達は、
者かの恐怖や悪夢が形を持ったものだろうか?
『断罪者』として叔父の得たという力も、
この町の持つ力の影響なのだろうか。








798 名前: 256 投稿日:2009/01/06(火) 22:59:18 ID:fPxSfQ/00





今まで、隠して来た事がある。
皆さんは、気付いているだろうか?
それが、私の罪だ。

叔父は、私の罪を『断罪者』になる事で償う様にと書き残していた。

書斎を出ると、そこは建物の中だった。
彼女がいた。
霧の中で彷徨う内に、この家に辿り着いたという。
叔父が何を伝えようとしていたのか、私は理解していた。

彼女の血肉が、必要だ。







801 名前: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/01/07(水) 09:35:12 ID:n6AQc4Rn0



256ッ!!!! 狂うなよッ!!!!!?





802 名前: 枝豆 ◆ozOtJW9BFA 投稿日:2009/01/07(水) 09:39:41 ID:jIp/6sO/O





外に出た。
しかしさっき確かにいたのに
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・いた!!
あれは動きからして確かに人間だ。
遠くてよくわからないが、髪は・・・・短いけど、女か?
色は黒ではないな日本人ではない。痩せている。
でも故かずっと走っている?!!
「ちょ!待って!!自分も人間なんだーっ」
って追い掛けても振り向かずにひたすら走っている。



何かから逃げてる?!



自分から?



まぁそりゃ、追われたら逃げるけど一回ぐらい振り向くだろ。



と、その時・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
辺りが薄暗くなり、まさかこの感じは・・・。



走っている、人も立ち止まった。チャンスだ!



ゆっくりゆっくり近付いて行く・・・・・・・。







803 名前: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/01/07(水) 09:46:56 ID:LFL3KRFj0




256氏が正気を保てますように・・・。


枝豆氏はまだラジオを入手していないのか?!






804 名前: 256 投稿日:2009/01/07(水) 15:39:57 ID:GiQeIXUh0






最初は、叔父が、自分の遺した後始末を私に押し付けたのだと思っていた。
だが、それは間違いだった。
罪を背負った私の苦悩を、叔父は理解していたのだろう。
『断罪者』としての運命が、唯一の安らぎである事も。

狂気と死と苦痛の中で、私と私の断罪する全ての人々が救われる。


叔父の別荘に戻る事にした。
日記に記された地下の隠し部屋に、叔父の遺したものがあるはずだ。







807 名前: 256 投稿日:2009/01/07(水) 23:11:06 ID:jBzAjPWS0





別荘にいる。

地下にあったのは、三角錐形の兜だった。
表面は赤く錆びた鋼で、兜と呼ぶには大きいかも知れない。
頭部全体を覆う程のサイズで、鋭く伸びた一角が顎の様に手前に突き出している。
叔父は、どんな想いで『これ』を作ったのだろうか。

内側には、少女がいた。
鋲で丁寧に打ち付けられ、被る者を包み込む様に仕上げてある。
その表情は、どこか哀しげに見えた。


私は、これを完成させる。
これは、贖罪・・・・・・・・・・・・・私の犯した罪への報いだ。
呪われた運命だが、恐怖は無い。


少女と共に、彼女を兜の中に入れた。






811 名前: 256 投稿日:2009/01/08(木) 02:27:13 ID:LwbVo9D80






最後の書き込みになると思う。
ありがとう。
許して貰うつもりは無い。
私は、責められるべきなのだから。


そして、錆びた鉄を引きずる音を聞いたら。

逃げて欲しい。


私が、見つける前に。


だが、私は



きっと見つけるだろう。







820 名前: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/01/08(木) 16:21:06 ID:pjsqrjsKO




256氏お疲れ様。

あとは枝豆氏と躁鬱さんか・・・・
枝豆氏は赤錆突入か。





832 名前: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/01/09(金) 04:35:48 ID:+IQdrM670




256氏はこの後、枝豆を色んな意味で襲う役で出て来るんだよ、きっとw





833 名前: 枝豆 ◆ozOtJW9BFA 投稿日:2009/01/09(金) 08:39:35 ID:MkLX6eqyO






薄暗くなって視界は悪いけど、その人に近付いた。



「見た目」は女。顔は外人ぽい。色は白い・・というか顔色悪い。
年齢は・・憶測から10代後半かな?
背は自分の頭一つ分小さくて、栗毛のショートとボブの間。
服装はなんだか現代ぽくない。膝くらいのワンピースに茶色い靴。
寒くないのかなぁ・・・


外はいつの間にか、というか予想してたけど錆ぽくなってる。
何を基準にこんななってんだ。
何かのはずみでこうなってんなら自分はそれを避けるのになー‥‥なんて 考えてる暇ない。

自分はその人に話しかけようとした、
その時遠くから ペチャグチャ って歩く音が聞こえたんだ。

その人も聞こえたらしく 自分らは顔を見合わせた
その人は自分に警戒心はないみたい。まぁ見た目からしてアホっぽいからな。
ペチャグチャな音が 影と一緒に近付いて来たんだ。やーな予感がして
その人の腕をひっぱって さっきの平屋に逃げようと走ったよ。








834 名前: 枝豆 ◆ozOtJW9BFA 投稿日:2009/01/09(金) 09:02:05 ID:MkLX6eqyO





ちなみに今平屋にいるんだけど。まだ外は暗い。
何故かこの家の室内は綺麗なんだよねぇ、錆ぽくない。
ホテルの時は室内も錆ぽかったのになぁ。


あっ、話しかけなきゃ。
日本語通じるかな。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ダメか。

あっ、今まで隠してたけど自分英語ちょっとできるんだよねw
やってみるか・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「18・・・」
(以下自分とこの人の会話がでてきたら英語だと思ってね、さすがじゃないけど英語で打つ余裕がない)


この人は女で18歳、目覚めたら街はこうなってて記憶がないらしい。
名前は?って聞いたら
覚えてないってさ。
じゃあ以下彼女だな。


そういえば、さっき病院にもいたらしい。
日記はわからないって。

ちなみに鍵の事もダメ元で聞いたら、しばらくの沈黙の後台所を指さした






835 名前: 枝豆 ◆ozOtJW9BFA 投稿日:2009/01/09(金) 09:14:09 ID:MkLX6eqyO






台所に行くと、床下収納みたいのがあって、鍵穴がある。
まさかなぁと思って、さしてみたら・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・カチャッ。
すげー!!!あいた!
この子ここの住人なのかな?
と、その時玄関の扉がものすごい音で開いた。


ちょ‥‥待てよ‥‥。
まさか‥‥‥。


その、まさかだ。



三角頭の変態さんのおなぁりだ。
歩くのは遅いけど確実に近付いてくる。
あと、20歩くらいでこっちに付きそう。
ヤバイヤバイヤバイヤバイって思ったら、彼女が床下をあけだした。
そこには地下に通じそうな梯が!
自分と彼女は咄嗟にそこに入って下へ降りて行った。
三角頭さんは体がでかくて入れなさそうだ。
武器を入口からガシガシやってるが、地下には届いてない。
はぁ助かった。
地下にはさすがにこないだろ。

とりあえず充電なくなりそうだ。








841 名前: ◆8NcTnvxBsQ 投稿日:2009/01/10(土) 02:50:44 ID:D8jFMByQO





9/3 - 13

酔ってないよ、そりゃあちょっと上機嫌だけどね気分だから!
気分!うん、心配しないでジーン!うるさいからね、しー

phr.は調剤室ね
えーと、1階に戻ってね、調剤室に天井があってね、
ああ当たり前かあ、天井に鍵穴があってね、

ジーンうるさい

phr.の鍵であけて、変な仕掛けが出てきて、
振り子で歯車が動くヤツで、ストッキングに

ちょっとだまって

箱庭の砂を入れて振り子つくったの!
ひっかけてブラブラして、薬品棚が動いて、
ヒビが入った壁が見えて、マイスター・ジーン大先生がね、
「なるほどーここが城壁か」ってカッコつけて、

もう、人のノート見ないでよ!

斧で壁を壊して、マーガレットの鍵を発見しました!
でもね、私のカルテが無いの。
悲しい。誰か盗んだな…?配電室の鍵がカルテの

だから黙ってよ!しつこいな!なによ

カルテのファイルに挟んであったのよ、えへへ見つけちゃったぁ

さっき、綺麗な虫を1匹食べちゃった
体の中から私はキラキラ光ってるのよ、世界が光で満たされてるよ、
すごい、すごい、本当、息しなくても世界が私を
生きさせてるの

ジーン、本当に見えないの…?
虫がいっぱいいるでしょ?からかってるの?やめてよ、酔ってないよ、
あれ?気持ち良すぎて、内臓が重いな、ちょっと吐きたいなあ、
あ はは ジーン見てて、今から宝石を吐きます!






844 名前: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/01/10(土) 07:35:46 ID:pL6q2IBwO



狂ってきてるな。




845 名前: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/01/10(土) 10:01:17 ID:TP5YZBx70




現在枝豆だけが正気なのか・・・。





846 名前: 枝豆 ◆ozOtJW9BFA 投稿日:2009/01/10(土) 11:03:58 ID:rExCb5UwO




充電器は電池式のと、コンセントにさすやつ持ってきた。
え?!256氏は三角なの?!まじ?!
何故・・・・何があったんだよ。どう見ても普通じゃないぞ三角・・。

地下に逃げ込んでから、しばらく武器でガシガシやる音が聞こえたけど、
いつの間にか消えていた。諦めたのか、ほっとした。
逃げ込んだ地下には一本道が続いていて、ひたすら歩いた。
ちなみに彼女が先頭。意外とタフだ。

もう15分くらいは歩いてるなぁ、ふと前を見るとうっすら明かりが!!
段々光が近付いてくる。







847 名前: 枝豆 ◆ozOtJW9BFA 投稿日:2009/01/10(土) 11:24:18 ID:rExCb5UwO




光の先には、コンクリートの壁の6畳くらいの部屋が!
はぁやっとついたぁ‥‥。と二人で座り込んだ。
気付いたらその部屋で寝てしまっていた。



何時間寝ただろう、目を覚ますと彼女がいない!!!
まさかあの子も化け物だったのか?!それとも夢だったのか?!
‥‥‥‥‥また一人か。 はぁ、とりあえずこの部屋はなんだろう。
コンクリートの壁で真ん中に4人がけのダイニングテーブルの大きさの、
台がある他には蝋燭、革製の表紙の分厚い本が2冊。
中身は写真や挿絵は一切なく、
ハングル文字とアラビア文字を混ぜたような字体でひたすらずっと書いてあった。
さっぱり意味がわからない。こんな地下で何かやっていたのかな?
ん?日記?病院で見かけたのと同じ日記帳がある 中身を見てみると、1ページだけこう書いてあった
「また まっくらになった あつい なにかしゃべっている やだ にげたい」







851 名前: ◆8NcTnvxBsQ 投稿日:2009/01/11(日) 04:46:44 ID:CCaD6+k9O



9/3 - 14

近眼て気を遣っ て、くれてるけど私、だけにしか見えてないだね、
これはげんかくだ?な?
よし げんかくだ げんかくだ げんかくだ
大丈夫。アハハハハハ大丈夫。大丈夫。大丈夫。任せて。すぐ治りますよ、

ちいさな鍵は、
ポーシャと、ベアトリスと、マーガレット、
院長しつの金庫は、本のたな奥にあったから、金庫のかぎで開け、
そして、鉄の箱にぐるぐる鎖巻きに南京錠3つ、あった
3つ、アルファベットBとFとG

B、ブルータス Fはファウス ト Gゲーテ
Bの妻ポーシャ、Fの 恋人マルガレーテ、Gのおもいびとベアトリーチェ

鍵あいた。人形が、鉄の箱から見つけましたセルロイドの人形
目チカチカよく見えない、金色の三つ編み 黒いワンピース 黒くつ 目は…赤…?

ジーン謝った 何だろう?思ったら 火を人形つけ 燃やした ひどい ひどい あああ
人形、中に きんきゅうエレベーター かぎ ジーンは 全能の鍵、と言った

ふう大丈夫 大丈夫 落ち着いて落ち着いて ちゃんと 書けた 大丈夫







855 名前: ◆8NcTnvxBsQ 投稿日:2009/01/13(火) 04:09:47 ID:cqB/vHYpO




9/3 - 15

ジーン手つないでくれた ありがとう
落ち着く 私は 虫に勝つ.!きれいな虫は幻覚だ分かってる

さっき、家に来た 勧誘のおばさんが
.1階の配電室の前にいて、息子を探しているって
神様が助けてくれますと言って 一人でどこかに 行きました.
黙れ
エレベーターを動くた.、2階の第二c 第2オペ室行けた
中に、315号室かぎ.おかしい.311号室までしか 3階は、315号室は無いのに 4年 前に火事で西棟は 無くなったから

ああ うるさいうるさいうるさいもういい!
ジーンは、火事は知らないね、2年前に来たから

おばさんも みんな ジーンも、誰かをさがし てる。私は.だれを、
コー ディ?

息を止めると虫消えて こえを出すと幻聴消えるみたい

315号室かぎ使えるか、3階 3階をもう一度しらべてみる


今 エレベーターの中.耳鳴りと頭ちょっと痛いな いや大丈夫大丈夫

?非常ベル?非常ベルがきこえる.遠くから 耳鳴りがいたい



. 赤い..、3階?ここ3階?
暗い あ赤い 錆、血、汚い ほんとの3階?へんだ あ ああ何?なぜ






881 名前: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/01/17(土) 15:24:26 ID:zNOWMswqO



何となく……何とか自分を落ち着かせようと、台所の柱に耳を当ててみた。

何か差し迫って落ち着かなければいけないという状態ではないけれど……

何かに、物理的にでいいからすがりたかった。

僕の意識が何か恐ろしいものを食い止めているんだ、僕が意識を失ったら終わりなんだ。

家中の柱の音を知っている。一番雑音が聴こえるのは、祖母の形見が置いてある部屋の柱。
台所のは、とても静かだ。冷蔵庫や電子レンジや暖房などの家電品があるのに、
小さなモーターの音一つしない。神経を集中させていると、僕自身の脈拍が聴こえる。その程度。

僕は時々、床下の人と話をするんだ。
床をノックすると、ノックが返ってくる時がある。ノックで会話をするんだ。
それから、壁の中の人とも話をする。壁の中の人とは、頭の中の映像で会話が進む。
そして、家中の柱。柱は、天井と床と壁を繋ぐ存在だろ?
だから、会話のしかたを教えてくれるんだ。僕は柱とは会話できない。姉ちゃんはできてた。

姉ちゃんは、天井と屋根の間に棲む人になった。
毎晩ベッドの中で、僕は姉ちゃんの声が降ってくるのを聞きながら、いつの間にか眠ってしまう。
子守歌みたいなんだ。






882 名前: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/01/17(土) 15:26:35 ID:zNOWMswqO





姉ちゃんは天井と屋根の間に棲むようになってから、たまに僕にお願いをする。
「ねえ。おばあちゃんがあの場所に置いてきた大切なものが欲しい。
それがあれば、あんたも、天井と屋根の間に棲む人になれるんだよ」

僕は天井と屋根の間に棲む前に、柱と会話ができるようになりたかったから、姉ちゃんの言う事を聞き流していた。
でも、もうそろそろ聞き流せない。

先週の誕生日の日に、3つ目の不思議なものが僕に届いたんだ。金のヘアゴムだ。送り主は祖母。
去年も一昨年も、不思議なものが僕に届いた。
13才の誕生日に、銀のズボン。14才の誕生日に、銅の心臓。

祖母のことは大好きだから、不思議な贈り物を無碍にはできない。3つとも大事に保管してある。
姉ちゃんは、「その3つを持って、あの場所に行くのよ。柱と会話できるようになるよ」と、一昨日の夜、僕に言った。

そして昨日の夜、僕の部屋の天井が壊れた。姉ちゃんがどこかに行ってしまった。

床下の人に聞いたら、姉ちゃんは天井から玄関に向かったらしい。
壁の中の人が言うには、きちんと靴をはいて家を出て、家の前の坂道を下っていったらしい。
柱は、床と壁は正しいとだけ喋った。

銀のズボン…銅の心臓…金のヘアゴム…それから、
祖母の形見の壊れたポケットラジオを、僕はリュックに詰めた。
よく祖母が、「あの場所に行く時は、このラジオが無いと無事に帰って来られない」と言っていたんだ。







885 名前: 枝豆 ◆ozOtJW9BFA 投稿日:2009/01/18(日) 08:25:21 ID:ocBOEsGyO




この部屋で何があったんだろう‥、
そう思いながら日記を元に戻そうとした――ヒラッと何かが落ちた。 写真だ。
見た感じ10歳とかその位かな?この子が書いたのかな?
写真を念のため持って行く事にした。
部屋の奥には梯があって のぼると、芝生が敷き詰めてある場所にでた。
―――どこだろう‥‥。 軽く霧かかってるけど、 とりあえず歩いてみた。

しばらく歩くと看板がある――公園か!!
あっ、今気付いたけどあの錆れた感じはなくなっていた。不思議だ。
何もなさそうなので、公園を出ようとした――
すると出入口にピンクのウサギの着ぐるみのような人形が立っている。
全長は170センチくらいででかい。動かないのでただの人形みたい。
真ん丸目がでかくて、歯を剥き出しながら、指差す方向を見た。
教会があった――。







887 名前: 枝豆 ◆ozOtJW9BFA 投稿日:2009/01/18(日) 13:54:49 ID:ocBOEsGyO




教会までは道路一本挟んで行ける距離だ。
道路を越えて教会の前に着いた。
教会なんて友達の結婚式以来だ‥なんか不気味だ。
大きな扉を開けたその先には――――さっきの彼女だ!!
扉を開ける音に気付いてこっちを見た。 寝てる間に教会に行ったのかな?
また再開出来てホッとして、あっそういえばってさっきの写真を見せた。
―――――――彼女は黙ったまま。
その後こう言った。
「これは私‥‥‥」


確かに髪の色も、目が少し垂れた感じは似ている

その後彼女が話始めた。







888 名前: 枝豆 ◆ozOtJW9BFA 投稿日:2009/01/18(日) 14:08:22 ID:ocBOEsGyO





――「私の両親は中々子供が出来なくて、
やっと出来たのが私。とても大事にしてくれたし、
優しくしてくれた、宝物だって行ってくれた―――――父が死ぬまではね。
7歳の時に父が死んだわ、病気でね。それから母は変わっていったの。
私がお友達と遊びに行くだけで、顔色を変えて怒るの、ただ遊びに行くだけなのに。
日に日に母はノイローゼになっていって、お前も私の前から消えていくのか!
って言ってた。父が死んでから寂しいんだ、そうなんだって思った。






889 名前: 枝豆 ◆ozOtJW9BFA 投稿日:2009/01/18(日) 14:19:49 ID:ocBOEsGyO





そのうち母は宗教にはいったの、
家ではただ本を読みながら祈っているだけだから、
これで母の気持ちが安らぐならいいと思ったわ。
ある日母が紅茶を入れてくれたの、それを飲んだら急に眠くなっちゃって目が覚めたら、
小さい部屋‥‥コンクリートの壁で私は台に寝かされていた。手足は動けないようになっていた。
蝋燭と周りにはいつもお菓子をくれたベスおばさん、知らない男の人―――母もいた。
ベスおばさんが言った。
「ママはあなたにずっとそばにいて欲しいの、だから私がおまじないをしてあげる」
そして本を読み始めた。
母がいつも家で読んでいた本。
それと同時に私の周りに蝋燭を並べ始めた 体に油を塗られた。
とても扱った、痛かった。






890 名前: 枝豆 ◆ozOtJW9BFA 投稿日:2009/01/18(日) 14:32:46 ID:ocBOEsGyO





するといきなり地震が来たの、
すごい揺れてみんな逃げた、誰も助けてくれなかった。
私はママ、ママって叫んだけど私の方を一瞬見て逃げて言った、
結局私はどうでもよかったんだね 地下室の存在は信仰者以外は誰も知らなかったから、
誰も助けてくれなかった。もうすぐ10歳のバースデーだったのに。」
――――そう言って彼女は俯いたまま又黙ってしまった。
えっじゃあこの子はもうすでに死んでいる?!
幽霊?!でも何故に18歳?!
死んだのは10歳手前だから9歳?!まぁそんな事はどうでもいい

しばらくして彼女は教会の奥のほうに行ってしまった。
幽霊だとオモウト追い掛けて行く気がしなかった。







894 名前: 881=882=POLE 投稿日:2009/01/19(月) 19:38:52 ID:ITZcpMDEO




僕と姉ちゃんの家から『あの場所』までは、200kmほど離れている。
僕の得意なタクシー無賃乗車を許してくれる距離じゃなかった。

地面に耳を当てると「お姉さんはバスに乗ったよ」と微かに聞こえたので、
バス停で次のバスを待って乗り込んだ。
乗客は僕の他に、40代くらいのおじさんが1人。
上半身は薄いワイシャツだけで寒そうに見えた。
僕は離れて座った。

壊れたラジオを持っていないと無事に帰って来られないって、
本当なのか?本当なら、ラジオを持っていない姉ちゃんは危険って事だ。
でも、どう危険なんだろう?
…分からないけど、早く姉ちゃんに追いつかなければ電車も別になってしまう。

僕は柱と会話できるようになりたい。姉ちゃんのようになりたいんだ。
自分の意志で『あの場所』に向かうって事を姉ちゃんに言わないと、どんどん先走りされてしまう気がする。

僕は運転手の頭を睨みながら、早く急げ!と念じた。

すると、バスはスピードを落としきらないままカーブに入り、
運転手の目の前にガードレールが迫ってきた。






896 名前: POLE 投稿日:2009/01/19(月) 23:36:49 ID:ITZcpMDEO




何がどうなったのか説明がつかないけど…目的地に着いてしまったみたいだ。
『WELCOME TO SILENT HILL』という看板を見る限りは、
信じられないほど短時間かつ短距離で『あの場所』に来ることができたという事らしい。

バスはガードレールを突っ切って、急斜面になっている山肌を転げ落ちていった。
気が付いたら、何十mもの高さの崖下で倒れていて、
上下逆さまになってひしゃげているバスがそばに見えた。
乗客のおじさんが僕に気付いて声をかけてくれたが…おじさんには右腕が無かった。

バスの転落によるものではなく、作業中の事故で切断してしまったんだそうだ。
慌てて尋ねて、悪い事をしてしまった。

駅まで数百mの地点で崖下に転落し200kmの距離を移動してしまい、
運転手の姿が無く、僕もおじさんも怪我らしい怪我が無く、そしてこの濃霧。
不思議と混乱しないで済んだのは、祖母の昔の話をいつも聞いていたからかもしれない。

間違いなく、ここがサイレントヒルだ。
もう悪夢は始まっている。

僕の意識が飛んだ時、何か恐ろしいものに許してしまったんだ…
封を開けて、それは飛び出していってしまった。

足元のリュックの中から、何か…鼓膜に突き刺さるノイズが聴こえる。








899 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/01/20(火) 07:08:52 ID:OEDzOaFcO



POLE氏=256氏?
文章の書き方が似てる、表現とか。




901 名前: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/01/20(火) 08:24:46 ID:TPTIxUXaO






普通じゃ考えられない事が起きている事を、誰か信じてくれるだろうか…
私は丸3日前から、自宅からでる事が出来なくなってしまったのだ.

すぐに信じてとは言えないけれど、ここに今私に起こっている事を書き込もうと思う.


新聞記者の仕事をしていて普段から帰りが遅く不定期な私は、疲れもあってか3日前の夜も
帰宅してすぐにリビングのソファーで眠ってしまった.





902 名前: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/01/20(火) 08:32:33 ID:TPTIxUXaO




その時、何かとても気味の悪い夢を見て私は目を覚ました.

窓の外は相変わらず真っ暗で、家の前の街灯の明かりが、微かに部屋を照らしていた.
時間は深夜2時を少し過ぎていて、まだ1時間くらいしか眠ってなかった事に気づく.


ソファーから降りて、そのまま寝室に向かい
私はベッドで再度ねむりにつこうと思ったが、
目を閉じると、瞼の裏に何かわからない、恐怖と不安を感じた.
それは目を閉じている間に、誰かが自分にむかって迫ってくるような感覚だった.






910 名前: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/01/20(火) 17:50:13 ID:TPTIxUXaO




少し部屋が肌寒い.

亡くなった祖母が生前住んでいたこの家に越してきたのはつい1週間程前.
ただでさえ世の中の目まぐるしいスピードに左右される職業だ、
私はさほど躊躇いもなく、都心から離れた山奥のこの家に引っ越した.

通勤には時間はかかる.
けれど都心の雑音から抜け出した自然の中での暮らしに、かなり憧れていたの…

まさかこんな事になるなんて…


まず部屋の状況、玄関のドアにはドアノブがなく、
何度か体当たりしたり蹴ってみたりしたけれど女の私がいくら足掻いてみても、ドアはびくともしない.








912 名前: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/01/20(火) 18:19:00 ID:TPTIxUXaO




祖母の家、今私が住んでいる家は3LDKの2階建て、
1階にリビング、バスルーム、キッチン.そしてリビングの奥に部屋が1つ.
そこは引っ越しの荷物が場所を占領している.
玄関にある階段をあがって2階の奥の部屋を寝室に、手前の部屋を書斎にしていた.


リビングや寝室の窓も何度も割ろうと試みた、しかしひび割れ一つ出来ない.


この家は周り民家はなく
車で少し山をくだるといくつか民家があり、次第に都心に向かい賑わいをみせる.

こんな僻地の建物だ
誰かが訪ねてくることもほぼないだろう.






913 名前: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/01/20(火) 18:26:59 ID:TPTIxUXaO






家から出られないと悟った時に、急に焦りと不安が込み上げてきた.
何度も言うけれど、引っ越してきた事と
、普段から日中家にいた試しがない私は、自宅に電話も繋いでいない…
今ある唯一の外との連絡手段である携帯も、当たり前の如く圏外だ.


私は私の身に起きている事を
未送信のメールとして携帯の中に書き込んでいる.

メモやペンを持つよりは遥かに持ち運びに便利だと思ったし、
いつ電波が回復するかもわからないから肌身離さず持っている事にする.







915 名前: POLE 投稿日:2009/01/20(火) 22:52:07 ID:3YRquU/KO




霧の中から、誰かがこっちに向かってきた。

正確に言えば、“誰か”ではなく“何か”と呼ぶ方が相応しい。
祖母の話に出てきた異形の物だろうな。
半透明なゴムの袋を全身に被ったような、直立二足歩行の“何か”だ。
向こうもこっちと同じ、2人組のようだった。

異様さに気付いてか、おじさんが僕の腕を千切らんばかりに引っ張る。
キンキンと騒々しいリュックを拾い上げ、僕も全力で自分の脚を動かした。

土砂崩れのような凹凸の激しい斜面を登りきり、
コンクリートで舗装された広い通りに到達した時、リュックは静かになっていた。

固い地面に手をついて呼吸を整えていると、
「おばあさんの服、柱の根元で待ってるよ」と声がした。地面が教えてくれたんだ。
僕はこの場所に歓迎されているのかもしれない。

見回すと、“柱に見える物”はたくさんある。
民家の庭木、道沿いに並ぶ街路樹、か細く頼りなげな街灯、
…でも全部違う、柱じゃない。柱ってのは、土台と天蓋との間にある物だから。

ふと後ろを振り返ると、今登ってきた斜面の下にバスが見えた。バスの向こうは…

底の見えない谷が大きな口を開けていた。






916 名前: POLE 投稿日:2009/01/20(火) 22:57:50 ID:3YRquU/KO





独り言を言いながら勝手に歩き回る僕を、
おじさんは不審そうに眺めながら追いかけてきてくれた。

地面の道案内のおかげで、寂れた空き地に東屋を見つけることができた。
屋根と地面を繋ぐ柱、これが本当の柱だ。
耳を当てると、「おめでとう」の一言。柱に認められたようで嬉しかった。

柱の下には、黒色の祭服と儀式用の杖が埋められていた。

悪魔払いの儀式の時の、黒衣をまとった祖母の厳かな顔が、
記憶に焼き付いている。僕は小さい頃から、一度でいいから着てみたいと思っていた。

僕が祭服を着始めるなり、
おじさんは真っ青な顔で後ずさり、血相を変えて走り去ってしまった。
「追っちゃ駄目」と言う地面に対して、追うとどうなる?と聞いてみると、
「おじさんが自殺してしまう」と返ってきたので、僕はおじさんを黙って見送った。

自殺を考えるくらい祭服が苦手なのか…?
何か告解したりない閊えでもあるのかなと邪推してしまう僕は、きっと卑しい。


突然、地面が揺れ始めた。かなり大きい揺れだ。

気のせいか、うずくまる瞬間に視界に入った景色が、
汚れた赤茶色に染まって見えた。








919 名前: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/01/21(水) 03:30:23 ID:P5iUNtboO




携帯を握りしめたまま、眠りについていたみたい.
部屋は相変わらず肌寒い.窓から日がさしている、どうやら朝らしい.


これでこの監禁生活は四日目に入る事になる.

家中の時計は、四日前にみた午前2時の状態からまったく動いていない…


そして丸三日、私は何も食べていない.


普通に考えて26歳の女がそれらしい空腹感も感じないまま、体力がもつものなのだろうか…


それはただ底知れぬ不安と緊張感からくるものなのだろうか……






920 名前: 枝豆 ◆ozOtJW9BFA 投稿日:2009/01/21(水) 14:16:19 ID:MqR8xTG7O






彼女が教会の奥へ消えてから、しばらくボォーッとしていた。
そういえば奥へ行く時彼女は
「―――時間だ」と言っていたな。何の事だろう、目付きもおかしかった。
何かに取り付かれてる様だった。まるで悪魔のような―――――


もう関わりたくない、そう思った‥‥
けど、もし自分がこのおかしな世界に迷い込んだのが彼女の仕業という事も、
頭によぎった。もしかしたら、 何か知ってるかも。

よし、彼女を追ってみよう。教会の奥へと歩いた







921 名前: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/01/21(水) 19:22:54 ID:P5iUNtboO





そういえば、同じ職場に入った新人の女の子、
私が担当してあげる話だったのに、大丈夫なのだろうか……


無断欠勤というのに、誰も訪ねてこない……
当たり前か、みんながみんな時間に追われて忙しいのに

わざわざこんな山奥に、無断欠勤の人を訪ねてくる事はないだろう.











922 名前: 枝豆 ◆ozOtJW9BFA 投稿日:2009/01/21(水) 22:29:00 ID:MqR8xTG7O





彼女は奥のドアの方に行ったはずだ。
木製の古いドアをあけた
―――――――――真っ暗だ、
懐中電灯くらい探しとけばよかったなと今更後悔‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
あっ!そういえばライター持ってたんだ!!
ライターのオイルはたくさん入っている。
火をつけながら前へ進んで行く。周りを照らしたけどドアも窓もない。


間違ったのか‥‥と思った時、ガリっと何か踏んだ。
見てみると、十字架の模様が書いてあるカメオだ。
結構古くて光沢はない。特に理由はないが無意識に拾ってみた、100円玉拾う感覚で。
ここには何もないみたいだ。
何故なら―――――――――――――――――――行き止まりになったから‥‥
戻ることにした。カメオとるためにわざわざライターつけて入っていったのかよ。
しらけた、あーもう教会で寝る!ついでにソイジョイくう!








923 名前: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/01/21(水) 22:41:51 ID:P5iUNtboO







玄関の呼び鈴が鳴っている.
私は慌てて部屋を飛び出し階段を駆け降りた.


呼び鈴は相変わらず、家中に鳴り響いている.
中からは無理でも、家の外側からなら、扉を開くことが出来るかもしれない.


それが無理でも、ここに閉じ込められている事を誰かに伝えられたら、警察に知らせてくれるだろう.




私は玄関のドアの前で必死に叫んだ.



相手に届いていないのだろうか、反応は返ってこない.

私は扉を何度も叩いた.


やはり反応がない……


私は自然とドアの覗き穴に顔を近付けた.








924 名前: POLE 投稿日:2009/01/22(木) 01:03:39 ID:zuqvgYddO





地面からの返事が聞き取れなくなってしまった。
何かを言おうとしているのは分かるけど、
発音が上手くないというか、言葉になっていないというか…。
こんなふうに聞き取れなくなるのは初めてだ。

地震が収まった後、白かった濃霧は墨色に、
街全体は錆色に染まり、一切の光明が消えていた。

こんな暗闇をライター1本で切り抜けた祖母の精神力を思う事で、
自分も何とかできる筈という希望を見出せた。


リュック…の中のラジオが、また鳴り始めた。
だんだん音量が上がっていく。
杖を握る手にも力が入る。

目の前の暗闇の中から、人型の何かが現れた。
そいつは突然、低い声で「灯りが欲しい?」と僕に話しかけた。

ラジオは音割れしながらも鳴り続けている。

「交換しよう。ライトをやるから、代わりにお前の記憶を僕にコピーして」

ライトを差し出した“人型”は、僕そっくりの顔をしていた。

そいつは僕の手に強引にライトを持たせて、
「ありがとう。姉ちゃんは幼稚園で待ってるよ」と言い残し、闇の中に消えていった。

ラジオの音が静まった。

「記憶のコピー」と言うから、僕の存在を消すだとか、
そうでなくても額に手を当てるとかするのかと思ったのに…何もしないで去っていった。

尚更、不気味だ。このライト、持っていていいのだろうか。







925 名前: POLE 投稿日:2009/01/22(木) 01:12:52 ID:zuqvgYddO






幼稚園は何処だろう。

地図も土地勘も無いから、
地道に歩き回るしかないのは仕方ない…が、至る所に巨大な壁がある。
まるで、この街の中に閉じ込められているみたいだ。

巨大な壁はぼんやりとだけどイメージを見せてくれた。

幼稚園に着くには、
あちこちに放置された車の向く方向に進むといいらしい。ありがとう壁。


そこら中に、バスの近くで見た異形の物がうろついていた。
薄いゴムの膜に大きな裂け目ができると、苦しそうにジタバタして地面に溶けるように消えていく。

カンガルーのような姿の物も数体いた。
杖で殴ったら、腹部の袋から小さいカンガルーが出てきた。
足に咬みつくものの、そんなに痛くもないので、殴らないで放っておいた。

ラジオはそういう異形の存在に反応してくれるようだけど…
さっきの僕そっくりな奴は、会話が通じただけでなく表面的には友好さすら見せていた気がする。
それでも“敵”なんだろうか。


幼稚園の門は開いていた。

「あれ?着替えたの?」と姉ちゃんの声がして、僕はやっと安心できた。
僕は「ばあちゃんの残した大事なものって、この服?」と質問で返した。

姉ちゃんから返ってきたのは、小さなソフトボールだった。
取り損ねて門の外まで転がしてしまい、「ヘタクソ!」と怒鳴られてしまった。

地面の声が聴こえなくなった事を伝えたら…
「地面に記憶が無いからよ」
と答えて、姉ちゃんは教室の中に入っていった。

姉ちゃん待って。1人でばかり行動するなよ。






928 名前: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/01/22(木) 15:54:26 ID:6lo/zaNDO






覗き穴の向こうには、誰もいなかった.

体中に悪寒が走る、それと同時にまた呼び鈴が鳴り始める.

私はドアに背を向けてリビングに走っていった.キッチンから包丁を取り出す.


呼び鈴の音が、ノックに変わり、音は段々激しくなっていく……



恐怖が一層に増す、この家はいったいどうしてしまったのだろうか.


キィ……


木が擦れる音がリビングの奥の部屋から聞こえた.
私は包丁を握りしめたまま部屋のドアを開けた.



部屋の奥の窓が開いている……







930 名前: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/01/22(木) 20:35:08 ID:6lo/zaNDO




わたしは荷物の間を摺り抜けて窓に近づく.
部屋に誰かが侵入した訳ではなさそうだ……ここから外に出られる.
窓枠に手をかけた時に何かベタッとした感覚があって手の平をみた.
赤い……インクだろうか、窓枠には小さく

〔希望の足跡 絶望の足音〕

と書かれている.
引っ越してきた時に、部屋は一度掃除してまわった、
このインクも乾いていないことから、誰かがついさつき、ここに書いて言ったのだろうか…

でも何故…?そしてだとしたら誰が?

玄関からドアを叩く音は聞こえなくなっている.

窓の方にまわってきてないだろうか……少し頭をだして外を覗いた.

何も見えない.
起きた時には眩しい程さしていた日の光は、
厚い雲におおわれて、いつの間にか家の外は数メートル先を確認するのも困難なほどに濃い霧が立ち込めていた.

ここにいても助けはこない.

そんな気分にさせる霧の中.
私はこの携帯と、先程から手に持っていた包丁をもって窓から外に出た.






931 名前: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/01/22(木) 20:53:30 ID:6lo/zaNDO







家の中があんなに肌寒かったのはこの霧のせいだろうか?
私はいったん家の周りを一周して辺りを確かめた.


人の気配はない.ただ玄関のドアや家中の窓、
家自体全てが外側から真っ黒に塗り潰されていた.
まるで外との繋がり全てを拒むように、
いや、外からみたらこの家だけが隔離されているよう見える.とても不気味で、嫌な存在感を放っていた.


あれでは日の光など入らないだろう……じゃあ目覚めた時のあの日差しは?
何か本当に、自分は夢でも見てるんじゃないだろうか…………
だとしたら、一体何が現実なんだろう……


とにかく、ここに居続けても意味がない、
私はショートパンツのポケットから車の鍵をだした、家の前にとめてある車に乗り込んだ.

大丈夫.エンジンはかかった.私は普段通勤に使う山道を、車で走り始めた.








932 名前: POLE 投稿日:2009/01/22(木) 23:40:11 ID:zuqvgYddO





“おもちゃをコピーできます”

赤錆まみれの教室の中で、拙い字でそう書かれたダンボール箱が目に入った。

「その箱にボールを入れてみて」
姉ちゃんの指示通り、箱の上部の丸い穴にソフトボールを入れてみた。

側面の穴からコロコロと出てきたのは、丸められた紙。
広げると、その紙は10年前の5月のカレンダーだった。
裏面には「いつか助けに来て下さい」の文章が青いインクで書かれ、
鍵らしきものがセロハンテープで貼り付けられていた。

「その鍵で開くどこかに行けってことね」
姉ちゃんはズンズンと奥へ進んでいった。僕はもう少し状況を整理しておきたいのに…。


幼稚園の外と同じく、ゴム袋やカンガルーがうろついている園内を、杖とライトだけで探索した。
ただし外と違うのは、良くも悪くも、
考え無しで勝手に動き回る姉ちゃんが一緒だという事。
僕は姉ちゃんに疑問をぶつけながら歩いた。

僕は双子だったのかな?と問うと、「私たちが双子みたいなもんじゃない」と返され…
僕はもう1人いたりする?と問うと、「さっきのオモチャのコピー機に入れば増えるかも」と返され…
ばあちゃんの大事なものが何か知ってるんでしょ?と問うと、「それは見つけてからのお楽しみ」と返され…

姉ちゃんには何を聞いても駄目だった。

「ここの床や壁、喋れないわよ」
先読みされた通り、この幼稚園の床も壁も柱も、苦しそうに呻いているだけだった。


ドアが壊れていたり剥き出しの鉄筋が邪魔をしていたりと、
殆ど一本道になっている先に、下りの浅い階段を見つけた。

地下へ下る階段の途中には“オルフェウスとエウリディケ”と題された絵本が落ちていたんだけど…。







933 名前: POLE 投稿日:2009/01/22(木) 23:44:53 ID:zuqvgYddO






「これ探してたのよ!」

姉ちゃんは、ジーンズのポケットから紙を出して僕に見せた。

『おねえちゃんへ
このほんは、とってもおもしろくて、エウリディケがしんじゃったけど、
オルフェウスがじごくにいって、つれてきました。よんでください。』

という文章の上に、ピンクとオレンジのクレヨンで描かれた絵がある。何の絵かは分からない。

「この本、あんたが読書週間の時にくれた手紙の本だよ」

…憶えているような、憶えていないような。それにしてもヘタクソな絵だ。こんなのをまだ持っててくれたなんて。


地下に下りてすぐ、真っ直ぐな廊下の突き当たりにドアが見えた。
「お仕置き部屋」の札だけが妙にきれいに浮かび上がっていた。

ノブはカチャカチャと音を立てるだけで、半周も回らない。
姉ちゃんに急かされて、カレンダーにくっついていた鍵を差し込むと、心地良い手応えでロックが解けた。

お仕置き部屋は、さっきの教室ほどの広さがあった。
オルガンやロッカー、小さなテーブルや椅子などが、赤く錆びながらも整然と配置されていた。

突然、姉ちゃんの胸の辺りから血が流れ始めた。
姉ちゃんは「来ないで」と言いながら顔を歪めて、オルガンの下に潜り込んでしまった。

僕は、職員室で拾った救急キットをリュックから取り出し、オルガンの方に駆け寄った。








938 名前: POLE 投稿日:2009/01/24(土) 01:05:37 ID:5xAX/ClQO




オルガンの下に姉ちゃんはいなかった。

部屋の中を探しても名前を呼んでも、姉ちゃんが出て来ない。
今の今まで一緒だったのに、忽然と消えてしまった。
何故…?ただ僕をこの部屋に連れて来たかっただけ?

…そういえば、あの絵本…死んだ人を地獄から連れ戻すような内容だったと思う。
まさか、同じ事をしろって…? つまり…。

…と、そこまで考えが及んだ時、目の前の机と椅子が吹き飛んだ。
部屋中央の床下から大きな柱が突き出していた。
天井に届いたその柱の根元に、幼稚園児ぐらいの女の子が縛り付けられていた。

柱は床を滑るようにして僕に迫ってきた。
ラジオが鳴っている。敵という事か。

でも柱を真正面から殴打するには抵抗があった。
ガックリと頭をうなだれているが、意識を失っているだけにしても死んでいるにしても、
人間の少女の形をしたものに乱暴な扱いをしたくなかった。

僕は柱の後ろに回っては銀製の杖の尖端を力任せに打ち込んだ。
柱は振り返り様に、いや少女は、隠し持っていたらしいナイフで切りつけてくるが、
やがて大木が倒れるようにして柱が崩壊すると、断面から鮮血を吹き出して静まった。

…倒れた柱をくまなく確認したが、少女は姿を消していた。

ラジオのノイズが止むのと同時に、室内は鮮やかに赤褐色を脱し始めて、緑灰色の薄暗い部屋に変わった。
鮮血は黒ずんだ床のシミになり、倒れた柱は大きなダンボールの筒になっていた。


静かな空気に、ドアをノックする音が響いた。






939 名前: POLE 投稿日:2009/01/24(土) 01:07:00 ID:5xAX/ClQO





ドアを開けた。

姉ちゃんが立っていた。

「よくできました!はい、これ、ご褒美ね!びっくりした?フフ」

声が出なかった。
ともかく無事ならいいけど、ご褒美って、…あれは姉ちゃんのいつものサプライズだったのか?

ご褒美と称して僕が握らされた物は、緑色の…何だろう。
いびつな円柱の形をしていて、よく見ると背骨にも見える。底面にはライオンが彫られている。

怪我は平気かと聞くと、
「赤い絵の具だよ!本当にいつも騙されやすいんだから」と悪びれもしないで得意になる姉ちゃん。

床の声が聞こえだした。何度も「ありがとう」と囁く。
壁の方は…「ごめんなさい」の文字を強烈に脳内にぶつけてくる。

1階の教室に戻ると、そこは少し埃をかぶっただけの普通の園内になっていた。
おもちゃのコピー機からは、色とりどりのソフトボールがあふれ出ていた。

早朝の明るさが戻った教室を見回していたら、
壁の“おもいでのしゃしん”のスペースに、祖母の写っている写真を見つけた。
幼い子供たちと一緒に、カメラに向かって歯を見せて笑っている。
祖母はこの幼稚園と何か関わりがあったのかな?

姉ちゃんが「植物園?」と呟いた。

「地図、切り取られてるの。ここって植物園じゃなかったっけ」

姉ちゃんが手にしていたのは、この街の地図だった。

そう言われてみると…
写真の背景は、植物園のようにも見える。







942 名前: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/01/25(日) 02:39:33 ID:o4bv8jDkO





運転中、車の外からたくさんの視線を感じた.
何か見ては行けないモノに出会ってしまいそうで、
私はミラーや景色に視線を移さず前だけをみていた.

相変わらず霧は立ち込めたままだが、それでも道が開けてきた事が確認出来る.

ここは家からおりてきて始めにみえてくる村の辺りなのだろう.
村といってもこの一本道を挟むようにして家がほんの数件あるだけだ.

一瞬、街に向かう前に、この村の住民の誰かに助けを求めようかとも思ったが…………
確認はしていなくても、何か人が居ないような気がして、私は真っ直ぐ街に向かう事にした.

村の間を摺り抜けようとした時……


ザザァ……ザッザッザアアアアア……

触れてもいないのに車のラジオからノイズが流れ始めた.







948 名前: POLE 投稿日:2009/01/26(月) 23:21:57 ID:yR6itNg3O




幼稚園から交差点を2つ越えた教会に来た。

「教会から聖水を借りてきてくれる?
おばあちゃんの思い出の場所で使う必要があるから」
と頼まれて、姉ちゃんを幼稚園に残してきた。
別れ際の姉ちゃんの顔が、それまでのおどけた表情じゃなくなっていた。
救急キットを預けておいた。


教会に人気が無いのは驚かなかったけど、ラジオも鳴らない。
造りは質素でもやっぱり聖域ってやつなんだなあと感心した。

床と壁からは、美しい音楽や慈悲といったものじゃなく、
何だか禍々しい雰囲気しか伝わって来なかった。柱は「畏れろ」と、僕を拒んだ。

聖水は入り口の水盤にたっぷりあったけど、何か容器が無いと持っていけない。
講壇の横に倒れた赤銅色の大きな燭台や、
十字架からぶら下がった青い石のペンダントが目に入ったが、容器にはならない。

告解室を覗くと、赤く汚れたゴム手袋が隅にあった。
ゴム手袋の下には折り畳まれたメモ書きがあった。
“この世界を全て記憶しろ.私はお前を書として永久に愛でよう.”

こんな句は聖書に無かったような気がするけど、とにかく入れ物は見つかった。
後でちゃんと返却しに来よう。

告解室を出ようかと足を動かすより先に、すぐ近くで男性の声がした。

「私は汚れている、私は汚れている…」

その声は震えていた。大人の泣き声を聞くのは初めてだった。

「彼女は私を、微笑みで許そうとしていました、
…私は自分の罪の事で、病を免罪符とはしたくありません…
右腕1本で償えたとも思ってはおりません…」

右腕…おじさん…?







949 名前: POLE 投稿日:2009/01/26(月) 23:27:51 ID:yR6itNg3O






僕は出るに出られなくなって、息を潜めて体を硬直させていた。

「彼女の遺した物を守る…それが私の使命で、
償いでもあり…しかし私には、そんな事をする資格など…できる強さなど…神よ、私は…」

それからおじさんはゆっくりと深呼吸して、小さな声で賛美歌を歌いながら告解室を出ていった。

僕の曲解ならいいんだけど、“彼女”というのは僕の祖母のことだろうかと考えてしまう。
が、懺悔の内容はともかく、僕はおじさんが心配だった。

ゴム手袋に聖水を汲んで、青い石のペンダントで口を縛り、教会から遠ざかるおじさんを呼び止めた。
苦しそうに背中を丸めたまま振り返ったおじさんは、僕を見て一瞬たじろいだけどすぐに微笑んでくれた。
真っ白だったワイシャツは赤く染まり、左手には教会にあった燭台が力無く握られていた。

僕はおじさんに、もし急がなければ一緒に行動してほしい、と頼んでみた。
おじさんは「君を私の用事に巻き込みたくない」と渋ったけど、何度か拝み倒して承諾してもらった。

近くの車で見つけた救急キットをおじさんにあげて、2人で幼稚園に向かった。


うっすら予感はあったけど…幼稚園に戻ると、待っている筈の姉ちゃんの姿が無かった。

何故か地面は姉ちゃんの居場所が分からないようだった。でも壁は見ていた。
“僕”が水の入ったカップを持って姉ちゃんを連れ出すところを。

あいつだ。僕そっくりの奴がここに来たんだ。

僕は落ちていた地図を拾って、走り出した。
おじさんは地下墓地を探したいみたいだったけど、
僕は、先に植物園へ行かせて下さいと謝った。







952 名前: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/01/27(火) 16:22:25 ID:ppmJCBg8O





突然鳴りだしたラジオの音に私は震えあがった.何が起きているのいうのだろうか?

私は右手でハンドルを握り、視線は前に向けたまま、
左手でラジオのスイッチを手探りでさがした.

スイッチは切れている.

ラジオから聞こえるノイズは次第に大きくなり車内に不気味に響きあがった.

恐怖でアクセルを踏む足に力が入る、車は加速し、
深い霧を突き破る様に車体を激し揺らしながら進んだ.


!!!!


前方に急に人影が現れた!
間に合わない.

私は無我夢中でハンドルを右にきり、車体は右に曲がり、大きく左に傾いた.








955 名前: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/01/28(水) 09:15:14 ID:/VGDUId+0
放置されたラップトップから書き込んでいる。
残されたログから状況を把握した。
どうやら、先ほどM72で吹き飛ばしてやったのがこれの持ち主だったようだ。
なんにせよ、あんな恰好でいきなり斬りつけてくる方が悪い。
狂ってしまう前に脱出した方が良さそうだ。

956 名前: 枝豆 ◆ozOtJW9BFA 投稿日:2009/01/28(水) 13:56:09 ID:c1qCPOpFO





目が覚めた‥‥またぐっすり寝てしまった様だ。
起き上がろうとしたけど 体が動かない
―――――――――――腕と足が輪で動けないようになっている!!
どうあがいても外れない
周りを見回した。なんだか見覚えのある部屋だ。
――熱い。何故か自分の周りには蝋燭がある。

‥‥‥思い出した!!! 三角頭の奴が追い掛けて来て、逃げて来た地下室だ!
彼女の話にも出て来た、あの地下室。
いったい誰が何の為に‥ そう考えていると、頭元から何かの気配がした。








957 名前: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/01/28(水) 15:14:28 ID:hYukVdMuO





どれくらい気を失っていたんだろう…頭が痛い.
車は道路脇にはえていた木に正面から追突した.
前方は潰れて、フロントガラスには蜘蛛の巣の様な皹が幾つも入っている.
ねむりから覚めた時の様に、頭の中がすっきりしないが
怪我がないのは不幸中の幸いといえるだろう……

突然現れた人影は?
まさかはねてしまってないだろうか…

私はドアをこじ開けて外に出た.相変わらず霧が立ち込めて視界は悪い.
辺りを見回してもそれらしい人は見当たらない.

霧ではっきりは見えないが、ここは民家の近く.衝突の音に誰も気づかなかったのだろうか…


私は念のため車の反対側に回ってみて、そして一気に目がさめていく……


道がない.

ついさっき自分が車で進もうとしていた街に向かう道が、なくなっていた.

道路が消えたとか、そういうものじゃなく、何か巨大なものにえぐられた様に、
そこには谷底が出来ていて、その底さえとても見えない.

周り道をしたらどうにかなるようなものではなく、
霧の中見える範囲は全てこの崖が、まるで崩れた様に街へいくことを遮っていた.
私は崖のふちにしゃがみ込み、下を覗く.

真っ暗な闇が潜むそこは、これ以上近づけば飲み込まれてしまいそうな気がした.






958 名前: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/01/28(水) 15:27:21 ID:hYukVdMuO





何から考え始めたらいいのかわからない.
何か巨大な力が、私に降り懸かろうとしているとでも言うのだろうか……

とにかく、街に行く事は叶いそうにもない……周り道して行くにも、
見る限り崖は巨大で真っ暗な川の様にどこまでも続いている様に見える、
車が壊れてしまった以上、歩いて崖の途切れ目を探しに行くのも不安だ.

こんなに一人が不安になるなんて………

とにかく今は村の民家で誰かに会わなくちゃ…この現象は、原因があるのかもしれない.
私が立ち上がったその時

カラン…

後ろで何かが転がる音がして、私は振り返る.
少し先に、明かりが動いているのが見える.

「……誰?」







959 名前: 枝豆 ◆ozOtJW9BFA 投稿日:2009/01/28(水) 17:15:15 ID:c1qCPOpFO






手足が固定されて見れないが後ろのほうから、
うめき声の様な苦しんでるかの様な声が聞こえた。 そして誰かの足音。
段々段々近づいてくる。
――――彼女だ。
初めて会った時の穏やかな冷静な表情はなく、目は焦点が合ってない。
殺気だっている、様子があきらかにおかしい。
話かけても答えない。彼女は何をしようとしているのか?!?!

自分の顔をギロッと見た後うめき声の方へと行った。
そして、断末魔にも似た叫び声が‥「ぐわぁぁぁ‥‥あぐ‥‥う‥ぐわぁぁぁぁ」

何をしているんだろう。 見たくない気もするけど気になる。頑張って顔を動かしてみた。
そこに見た物は見た事を後悔する様な出来事がおこっていた。

網のようなものに手足があったので人間だろう‥
肌は火傷をおった様に黒く赤く茶色くなって貼付けてあった。体中浅い切り傷が痛々しい。
病院で見た、死体より強烈だ。
胸が膨らんでいたから女性かな‥‥‥
彼女がブツブツ言いながら、針で切り付けている。







960 名前: 枝豆 ◆ozOtJW9BFA 投稿日:2009/01/28(水) 17:32:19 ID:c1qCPOpFO





「ママ‥‥ママ‥わるいことしたらごめんなさいだよね
おしおきだよ、わたし、あつくておしつぶされて、くるしかった。
でもママはたすけてくれなかった。
びょういんでベスおばさんもおしおきしたよ。みんなわるいこだね」
病院の死体は彼女を苦しめた奴の一人らしい。
網に張り付けられた人間は、もう何も声を発しなくなった、虫の息だ。

そうだ、彼女に聞かなければ、自分が何故こんなことになったのか。
震えた声で聞いてみた。

――とりあえず自分を苦しめた奴らに復讐をしたらしい。
母親で最後。そして、自分が迷い混んだ理由‥‥
昔この街へ友達と来た時に、資料館で妙なカルトチックな本を見た。
内容が嫌いではなかったし、家でゆっくり読もうと持って帰った。
あの本は彼女を苦しめたカルト教団のみ持つ本らしい。
それを持って行った為、自分も仲間と見なしたらしい‥
ただそれだけかよ‥‥違う仲間じゃないって言っても、聞く耳もたず。
彼女は針を持ちながら近づいてくる。
あぁもう終わりか―――そう思った時!ポケットの中のカメオが光出した!








961 名前: 枝豆 ◆ozOtJW9BFA 投稿日:2009/01/28(水) 17:39:37 ID:c1qCPOpFO





フワァっと、眩しくやわらかい光が、部屋を包む。
彼女は目を押さえながら悶えている。
押さえた、指の隙間から血が流れてきた。
自分を囲む蝋燭の火は全て消えていた。
すると何かを引きずる様な音が近付いてくる。
なんだろ、金属を引きずる様な。
その音が段々大きくなってくる――とそこに現れたのは、三角頭だ!
自分を散々おっかけまわしていた奴だ!
おいおい、手足はまだ繋がれたままだよ、逃げれないよ、
横では彼女が目から血流してるし、後ろでは刻まれた死体あるし
目の前には三角頭のでかい武器持った奴がいるし、もう絶体絶命。
27年間の人生ももう終わりか、みんなありがとう。楽しかったよ、みんな‥みんな‥‥。


三角頭は武器を高くあげた。
自分は目をつぶり、歯をくいしばった。







962 名前: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/01/28(水) 18:36:26 ID:9Sef8lKSO




えーだーまーめー!!
もう…ダメなのかー!?




963 名前: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/01/28(水) 20:37:44 ID:EpIYQ83tO





エダマメーーーー!!シんじゃだめええぇーーー





970 名前: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/01/29(木) 16:18:47 ID:DNvKMS0mO




霧の先から、右手にランプを持った少女が現れた.
16歳くらいだろうか…綺麗にのびたブロンドヘアに、白のワンピース.
人に会えてほっとした気持ちよりも、暖かいとは言えない場所で、
余りにも異質な彼女の登場に私は戸惑った.

「…て……?」

彼女が何か囁いた.私が聞き取れず彼女に聞き返そうと一歩近付こうとした時

カラン……カラン……

また霧の奥から音が聞こえた.何か転がると言うより、
何か鉄と鉄が擦れるような、何かを引きずるような感じだ.
音は私が車で来た道、彼女の後ろ側から聞こえている.

霧の中に響く音が余りにも気持ち悪い……
するといきなり、目の前にいた彼女が村の方に向かって走りだした.

私も慌てて走り出す.

この音の主に、出会ってはいけない.
そんな気がした.







972 名前: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/01/29(木) 17:59:23 ID:DNvKMS0mO





私達が走り始めて、すぐに村の建物がいくつもあった、
やはり自分は村をぬける途中だったのだとわかった.
なら車の前に飛び出してきたのは彼女だったのだろうか?
前を走る彼女に何度問い掛けてみても、彼女は振り返らず走り続けている.

崖のそばから離れても、あの引きずる音は聞こえている.
私たちを追い掛けてきている……………?考え過ぎだろうか……
いや、彼女が何か知っている事、
彼女がこの音の主から逃げている事は、間違いないんだろう…

彼女の背中が次第に霧に隠され見えなくなってきた.
ぬかるんだ道のおかげで足跡を辿りながら走る.

目の前に建物が現れた.

彼女の家だろうか?
私は家の前の鋼の門を押して、庭先に入る.
足跡は玄関の前まで続いていた.
私は玄関のドアを恐る恐る開け、中を確認しつつ、素早く中に入り鍵を閉めた.

家の中は小綺麗で、入ってすぐのリビングには、
家具こそあるものの、モノクロで揃えられていて、静かで暗い空間に感じる.

灰色のテーブルの上に、真っ赤なノートが置いてある……

私はノートを手に取り、ページを開いた.
この赤いのはペンキなのだろうか…それとも血?
ところどころページ同士がへばり付いていて開けない.
幾つか開いたページにはこう記されていた.






974 名前: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/01/29(木) 20:37:06 ID:DNvKMS0mO





〔私は悲しみに暮れ、悲しみは私を抱く.産み落とした怒り、産み落とされた怒り.〕

〔月に晒し、生を無へ、無は一つであり無は全てである〕

〔さぁ早くおいでシェリー〕


私は咄嗟にノートから手を離した、バサバサと音をたて、ノートは床に落ちる.シェリーとは私の名前だ.


言い知れない恐怖が襲う…私はまるで来るべくしてここに誘導されたような気さえした.
何が起こっているの?

ふと頭の中に自室の窓から外に出た時にみたメッセージが過ぎった.

希望の足跡…絶望の足音……

耳を澄ますとこの建物の外で、何かを引きずる音がしているのがわかる.
これが絶望の足音なんじゃないだろうか…もしそうなら 、
私は彼女から離れてはいけない.早く彼女に会わなければ.

私はリビングの奥にあるキッチンを軽く見回し、
なるべく音をたてないように廊下の奥にある2つのドアの方に向かった.

廊下はかなり古くなっているらしく、気をつけて進んでもギィギィと軋んだ.
廊下の奥は突き当たりで手前に向かい合うようにドアがあった.

左側のドアを開けた.







979 名前: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/01/30(金) 02:08:20 ID:sfQNp3vdO




部屋を覗いた瞬間、私はのけ反り尻餅をついた.
部屋はリビングとは打って変わり、血生臭く、辺り一面浅黒い赤い血だらけだ.

私は立ち上がり、部屋の中を覗いた.
人影はない…それにしても、この部屋で一体何が起きたのだろうか

血飛沫が壁に飛び散った後が幾つもみて取れる.

この部屋に彼女はいない.
なら入る必要もないだろう……
私は反対側のドアを開け、先にあった階段を上がり始めた.

階段を上ると先にはドアが3つ.
左側のドアだけは外側から鎖でドアを固く閉じ錠前がいくつもしてあった.
後の2つはそのドアとは違い何の違和感もない普通のドアだ.
この状況だと、逆にそっちの方が浮いて見えてしまうくらいだ.

私は右側のドアを開いた.
彼女は部屋の奥に佇んで、窓の外を見ているようだ.
私は駆け寄って、一体何がどうなっているのか、
彼女は何か知っているのか、思い付く限りの言葉全てで彼女を問い詰めた.






980 名前: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/01/30(金) 02:23:43 ID:sfQNp3vdO





彼女は何も言わないまま、窓の外を見下ろしている.
私もその視線の先を確認する為に窓の外を見た.
調度窓からは先程入ってきた門から、玄関前までが見えている.

そこにやつはいた.
大きな黒い三角形の甲を被った人間が
身の丈程大きく錆び付いた剣のような物を引きずりながら、玄関の方に向かってきている.

姿形は人のそれに見えるが、とても信じられない.
麻か何かでできているようなローブを着ているが、
まるで一階のあの部屋の様に血飛沫を浴びて剣もローブも赤グロく汚れている.

体が震える…
カラン……カラン………
ずっとしていた音は、アイツだったのか…

すると彼女が書棚から一冊のノートを持ってきてくれた.
私は受け取り、訳もわからないまま目を通し始めた…







続き↓



【届かぬ豆】サイレントヒルに迷い込んだpart2

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コメント
この記事へのコメント
[ 1778 ] kazu 2009/02/03(火) 18:40 ID:I8oLHpjQ
1下と?
[ 1779 ] 名無しの仲良しさん 2009/02/03(火) 18:54 ID:-
なんのスレだよ
アンプルうめえwwwwwみたいな感じだと思ったのに
[ 1781 ] 名無しの仲良しさん 2009/02/03(火) 20:37 ID:-
せっせと状況を語る人がいる中、別の話を持ってくる輩はいったいなんなの…
別のスレに行きゃ良いのに
[ 1782 ] 名無しの仲良しさん 2009/02/03(火) 20:56 ID:-
途中でSSスレになったな
米欄までとばして安心した。語りうぜえ
[ 1783 ]   2009/02/03(火) 21:07 ID:-
ナイフだとか闘志だとかしつこい奴は、頭かなんかの病気なん?それとも宗教?
[ 1792 ] 名無しの仲良しさん 2009/02/04(水) 19:03 ID:0MXaS1o.
>ナイフだとか闘志だとかしつこい奴は、頭かなんかの病気なん?それとも宗教?

原作やってると意味が分かりますよ。
[ 1806 ] VIPPERな名無しさん 2009/02/08(日) 00:51 ID:-
わくわくしてきたw


原作、やったことないけど
[ 1818 ] 名無しの仲良しさん 2009/02/09(月) 19:55 ID:-
途中レギュラーが三人になって、一人脱落(彼は書き込んだ時間と表示される時間にズレがあると言っていたので、彼は三角頭になってしまったと思われる。その後枝豆氏がやってきたので二人は会うことがなかった。)、その後おそらく一人脱落(虫が見えるとかいっていたが・・・。)、枝豆氏はたぶんいまだ生存。
あと自然の声が聞こえる謎の少年と、家に閉じ込められて脱出するも街に行くことができなかったシェリーとやらも謎の現象に巻き込まれる。
残りの三人のうちサイレントヒルから無事に脱出できる者は出てくるのだろうか・・・。(ジーンとともに行動していた子はどうなったのか?中途半端に終わっているが・・・)
そしてこの世界の時間帯はどうなっているのか?
一人がさまよっている間に、同じ世界で別の人もさまよっているのだろうか。

まとめてみると、こんな話になってるわけだが、続きが気になりますねえ・・・。
せめて枝豆氏には生還してほしい・・・・・。
個人的にはこのスレにとても楽しませてもらった。乙
[ 1829 ] フラグを立てたい名無しさん 2009/02/11(水) 23:18 ID:-
三行で
[ 1836 ] 名無しの仲良しさん 2009/02/13(金) 23:01 ID:-
↑まとめただけなんだから別に三行じゃなくていいじゃんと思ったけどやってみた

サイレントヒルに3人迷い込んで一人脱落、二人目多分脱落、三人目生存中。
新たに二人迷い込み今は生きながらえている。
三角頭は一人目の脱落者。生存者同士が出会ったことはない。
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