アクセスランキング

              笑う門には福が来る・・・らしいよ

  ヘッドライン!! ━ヽ(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)ノ━ !!  

☆お気に入り新着記事☆

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。

Powered by Ayapon RSS! オススメ プログラマー ペットフード


上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
月刊桜坂通信 | スポンサー広告 |


サイレントヒルに迷い込んだんだが… 続き




1 名前: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/01/31(土) 08:09:08 ID:WluI9Fad0

前スレ

http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/occult/1223935956/





8 名前: POLE 投稿日:2009/01/31(土) 19:32:20 ID:UUhfj0vFO

寒い時期にも拘わらず、植物園には小さな花がチラホラ咲いていた。
霧のせいか、神秘的な世界に思えた。

奥へ進んでいくと大きな黄土の塚があり、そこには鮮やかな色合いが狂い咲いていた…
黄緑色に鮮紅色、白にオレンジにサーモンピンク…

黄緑色の粘液に鮮紅色の血液、白濁した吐瀉物や肉芽色の膜と塊。
生々しい装飾をまとい、塚はまるで供物台のようだった。

さっきやっと鳴り止んだばかりのラジオが、ここでもまた鳴り出した。
塚の陰から姿を見せたのは、僕と同じ黒い祭服に身を包んで長い刃物を引きずる“誰か”。

その“誰か”は、持っていた長い刃物を僕とおじさんの方に放った。
重い音を立てて落ちたそれは、祖母が小さな畑の手入れに使っていた鉈の、何倍も大きいやつだった。

“誰か”は黒いベールを脱ぎ、こちらを睨んだ。

あいつだった。僕そっくりの奴だ。憎々しげにこっちを睨みつけている。

そいつがそのまま去ろうとしたので、僕はラジオのノイズも気にせず追いかけた。
そいつに姉ちゃんの居場所を問い詰めるつもりだった。が。

「おばあさんに本当の事を聞けばいい。姉ちゃんは喋りたがらないよ」
そいつはそう言って、僕の目の前で透明になっていった。




9 名前: POLE 投稿日:2009/01/31(土) 19:34:55 ID:UUhfj0vFO

ばあちゃんに聞けって言われても…。
途方に暮れかけたけど、“この街は死者が生き返る場所”という祖母の言葉をふと思い出した。

祖母も、ここのどこかにいる…?

教会でのおじさんの懺悔、続きを聞きたくなってしまった。
おじさんの言う「彼女」って、僕の祖母のことだろうか。
そうであってほしい、いや、そうであってほしくない気持ちもあった。
それに、おじさんの過去を探るより、手当たり次第に姉ちゃんを探す方が現実的な気もした。

おじさんのいる方を振り返ると、僕と鉈とを交互に見やっている。
心配そうな顔で「大丈夫か」と声をかけてくれる。

消去法だ。おじさんの話を聞きながら姉ちゃんを探せばいい。
おじさんと祖母が無関係と分かったら、それはそれで構わない。とにかく街中を探し回ればいい。
そう思った。

姉を探す手掛かりが地下にありそうだ、と僕は嘘をついた。
いや、嘘は言っていないか…実際、おじさんという存在も小さな手掛かりなんだ。

僕がいろいろと小細工を並べ立てて地下墓地の事を探ろうとした時、おじさんが口を開いた。

その時のおじさんは、優しさや悲しさや覚悟、様々な表情の混じった目で僕を真っ直ぐ見据えていた。

「聖水を持っているのかい」

…どうして僕が聖水を持っている事を知っていたんだろう?
おじさんには、僕が教会に立ち寄った事も言っていないのに…。

どう返事をすべきか、すぐには判断できなかった。




13 名前: 枝豆 ◆ozOtJW9BFA 投稿日:2009/02/01(日) 10:48:20 ID:F+ZPwW5iO

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥――――――ガチャ。
‥‥‥‥生き‥‥‥て‥‥‥る‥‥‥‥のか‥?
歯を食いしばったまま、目をゆっくりあけた。
三角頭はじっとこっちを見ている。
――腕と足を固定していたのが壊れている。
えっ、自分こんな力あったっけ?まさかな。
えっ、まさか、まさか‥‥‥‥‥三角頭、お前がやったのか??
まさかな、起き上がろうとしても力が入らない。
今までの恐怖や緊張で体に力が入らない。
と、その時、三角頭が腕を引っ張ってくれた。
えっ、なんで?今まで追い掛けまわしてたのに、なんで助けてくれるの?
問い掛けた時、目を押さえながら彼女が言った。





14 名前: 枝豆 ◆ozOtJW9BFA 投稿日:2009/02/01(日) 12:04:40 ID:F+ZPwW5iO

「こい‥つ‥‥は、わたしを‥‥おいか‥けて‥いた‥‥、
あな‥‥たを‥た‥す‥‥‥ける‥ため‥に‥‥‥ほんの‥さい‥ごの‥‥―――」
そう言って何も言わなくなった。息を引き取った みたいだ。
本って?!当たりを見回すと、あの信仰者の本があった。
最後のページって言っていたよな、最後のページっと‥‥‥。
こうしてる間にも三角頭はボーッとつったっている。
本の最後のページにはこう書いてあった
所々掠れて読めない。
「このカオス持つ者―――救う―――者――同」
横には三角頭と教会で拾ったカオスの挿絵が。
よおく見ると、三角頭の胸にも同じカオスが付いている。
うーん、文章の意味がよくわらないけど、このカオスを持っていたおかげで、
三角頭が助けてくれたのか?彼女は元々自分を殺そうと思っていたんだから、
三角頭はそれを知っていて、助けるために追い掛けてきてたのか?!






15 名前: 枝豆 ◆ozOtJW9BFA 投稿日:2009/02/01(日) 12:25:55 ID:F+ZPwW5iO

すると、カメオがまた眩しく光出した。
うわぁぁ!!!!!!! 光が部屋をつつむ。

気付くと外にいた。
【ローズウォーターパーク】―――公園だ。
三角頭はこっちをチラッと見た後、ゆっくり歩き出した。
自分はボーッと突っ立っていたら、三角頭はチラチラこっちを見る。
着いてこいと言うのか? ――今まで助けてくれたし、
着いていってみよう 地面には大鉈の引きずる後が一直線についている しばらく歩いて、
林の中へ入った。こいつはいつまで歩くんだろう、ノロノロ歩くから疲れた。
すると、奥に何かある。 ―――井戸だ!
三角頭は井戸の横で止まり、井戸の穴を指差した。穴を見回したが、何もない、外側にも。
それでも三角頭はこっちをジッと見て、穴を指さしている。
――――ちょっと、待って、あんたまさかのまさか?穴へ飛び込めと??聞くと、三角頭は2回頷いた。
まじで!本気で飛び込むのか?!まじで死ぬぞ! 試しに石を落として見ても、何も音はしない。
自分に死ねと言っているのか?今まで助けてくれたと思っていたのは、嘘だったのか?!

井戸の周りで躊躇してアタフタしていると、三角頭はいきなり動きだし、 「ドンッ」

「うわぁぁぁぁぁぁ!」

自分は井戸の奥深くへと落ちて行った。






35 名前: POLE 投稿日:2009/02/06(金) 21:30:31 ID:b+jhqM7fO

僕が黙っていると、おじさんは苦笑いして言った。
「君も誰かを生き返らせたいのか…」

Noと答えると遠回りをしてしまう気がして、僕はただ黙っていた。

おじさんが独り言を始めた。
「分かってるよ…私には許されない事だ…私はあそこに、希望を見つけに行くのではない、
私自身の絶望を誓いに行くだけだ…だからもう許して」

おじさんが涙を流しながら、植物園の外へ歩き出した。
僕は見失わないように追いかけながら、
おじさんの事情を聞き出そうと、あれやこれやと質問を並べた。
でもおじさんは無言のまま歩き続けた。

バスを離れてから、僕はどんどん西に向かっているようだ。
植物園の面する大通りをずっと西に進み、民家がまばらになってきた辺りで、
道路脇の柵を越えて茂みに入った。
ぼうぼうの草むらは、徐々に広葉樹に囲まれていった。

ここに来るまでにも、地面の声は聞けなかった。
代わりにしては騒々しいラジオの音だけが、耳にこびりついて離れない。

広葉樹の枝からは、赤黒い傘の骨みたいなものがぶら下がっていた。
触ると首に絡みつかれてしまう。蜘蛛の巣を絡め取るみたいにして、杖を振り回して歩いた。

やがておじさんの目の前に、黒土の斜面が2mほどの高さで立ちはだかった。
登るのかと思ったら、逆だった。

おじさんの足元の小さな石碑には、“大義無き道”と彫ってあった。





36 名前: POLE 投稿日:2009/02/06(金) 21:34:19 ID:b+jhqM7fO

わずかに地鳴りが聴こえた。
それと同時に、「かくれんぼ?」という女の子の声も聞こえてきた。

僕が声の主を探してキョロキョロしていたら、おじさんが消えていた。
黒土の斜面には深く抉ったような穴が開いていて、
内部には、斜面の上の木が根っこを露わにしていた。

穴は水平よりも少し下向きに続いている。
僕は、屈んでやっと入れるほどの大きさの入り口から入り、ずっと下っていった。

穴の内壁は徐々に土から岩肌に変わり、洞窟みたいになっていった。
歩いていると、「かくれんぼ?」の声の主がいろいろ話しかけてくる。
「怖くない?」「戻ろうよ」「強いね」「お兄ちゃん頑張って」「あと少しだよ」「もうすぐお墓だよ」「ほら、あそこ。じゃあねバイバイ」

その声の通り、たどり着いた広い場所で最初に目に入ったのは、おびただしい数の小さな石碑だった。
どの石碑にも名前すら記されていなかったけど、これが地下墓地だと確信した。

ずっと聞こえていた微かな地鳴りが急に大きくなった。
生き埋めになるかと思ったが、地鳴りは30秒くらいで止んだ。

…またあれだ。黒土は妙に赤くなり、水分を含んで足場が悪くなった。
それと、石碑を一つ一つ取り囲むように何かの臓物がばらまかれていた。

ほんの何十秒かで様変わりした地下墓地にこのままいていいのかと不安を感じた時、ラジオが低く唸りだした。

周囲を確認すると、自分が通ってきた道の方は何故か壁になっていて、
その反対側に通路らしきものが伸びているのを確認できた。

その真っ直ぐ闇の中へ伸びる通路に誰かがいる。いや、こっちに向かってきている。

緩慢な足取りで重苦しい体躯を引きずりながら、
暗闇の中からうっすらと姿を現した“それ”は、頭部が異様に大きく、前方に鋭い角が突き出していた。






39 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/02/07(土) 10:29:58 ID:rvN1DbSrO

『バーバーピラミッド』

店主はレッドピラミッドシングこと△様。新人スタッフのジェイムス君の苦闘の日々。
無口な店主の技を盗んで覚えるのです。

客が「じゃあ今日は三角カットに」なんて言おうものなら、
すかさずジェイムス君の両手には大鉈が準備される。

ジェイムス君、ウッフと大鉈を振り下ろす。

手元が狂ったか、客の頭がストンと落ちる。

ジェイムス君あわてて蘇生セットを集めに店外へ飛び出す。

店主はお怒りだ。
ジェイムス君が床に放置した大鉈を拾い上げ、後を追う。

無口な店主はこんな時ばかりは怒りを露わにする。店の信用問題は大事だ。
「スタァァァァズ」





40 名前: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/02/07(土) 17:10:49 ID:woj4xlCVO

4/16
最近この町に色々な人がくる。この前なんか、
「シェリル、シェリル」って叫びながら歩いている男がいた。
そして私を見るなり銃でうとうとしたのよ!どういう神経してるのかしら!!

4/18
この前の男が私の仕事場に来た。何やらリサと話してた。
リサはカウフマン先生と出来てたんじゃないの?!
あの男が本命?!
あっ、先生がきた。
これは見物だわ笑

4/20
さっき小さな女の子を見たわ。もしかして、
リサと話してた男の子かしら まぁ私にはどうでもいいことよね。
はぁ、それより彼に会いたいな。

4/30
今日は彼が来る。
楽しみ。何を作ってあげようかなp(^^)q
彼は力仕事だからなぁ‥






42 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/02/07(土) 23:59:08 ID:rvN1DbSrO

『バーバーピラミッド第2話』

やはり三角カットは早すぎた。
ジェイムス君、追ってくる店主の気配に気付き全力で走る。

さあ、蘇生セットを手に入れるのが先か、店主に罰を食らうのが先か。
ああ、私は三角カットにだけはなりたくない。

はたと気付くジェイムス君、ああそうだ、
新装開店前のビラ配りでアパートに立ち寄った時、白の香油を見かけたぞ!

そうと分かれば一直線、カツラ付きのマネキン吹き飛ばし、一路アパートへ!

難なく白の香油をゲット♪ジェイムス君の三角カットが少しだけ遠のいた。

その頃△様は、マネキン捕まえカツラを整えてやっていた。






44 名前: スピノフ\(^o^)/ 投稿日:2009/02/08(日) 13:23:12 ID:voX2uUVxO

『バーバーピラミッド第3話』

蘇生セット、残るは2つ!

アパートを出た所でアッと立ち止まるジェイムス君。そこにいたのはアンジェラさん。

「あ、あの、ママと一緒にこれから、髪を切りに行こうと思って…」

ごめん!と一言残し、ジェイムス君は走り去った。アンジェラさん涙目で立ち尽くす。

そこへ店主が追いついて、アンジェラさんに訳あり顔を向ける。アンジェラさんはハッと息を飲む。

「今日は臨時休業なのね…!」

一方、洒落たウィッグのナース蹴散らすジェイムス君は、
第2町人に遭遇。すっかりお年頃の体つきになったローラちゃん。

「パパ、これが欲しいの?ねえ?欲しいんでしょ?お願いしますは?」

アハハと逃げ去るローラちゃん。待て待てローラちゃん!パパにはそれが必要なんだ!

その頃△様は、ナース捕まえウィッグを整えてやっていた。






48 名前: スピノフ\(^o^)/ 投稿日:2009/02/10(火) 13:00:23 ID:m2gCLN9HO

『バーバーピラミッド第4話』

こら待てローラ!おいたが過ぎるぞ!

アッカンベーのローラちゃん、病院の中に立てこもり鍵を閉める。

ジェイムス君、必死に体当たりするも扉は開かず。
手にヒゲ生やしたマンダリンが電線伝って取り囲む。

もうダメかと思ったその時…!

「これを使って!」

病院の屋上から銃が降ってきた!
懐かしい声だ、まさか君は…生きていたのか!?

ああだが弾が無いじゃないかぁぁあ!
再び絶望が襲ったその時…!

ズバシュァァアアア!!!

なんと店主がマンダリンのヒゲを一瞬にして剃りあげた!
マンダリンは満足げに去っていく。

「スタァァァズ」

ええ分かっていますとも、
Speedy、Tidy、Acrobatic、Royally、and Silent!でしょ!

そう叫びながら、ジェイムス君はひとまず病院を後にし、通りへ全力疾走。

店主はきちんと、病院エントランスのヒゲ掃除を完遂したそうな。






49 名前: 枝豆 ◆ozOtJW9BFA 投稿日:2009/02/10(火) 18:31:01 ID:+aYe45KFO

いたーーーいっ!!
頭いたーーーい!!!!

―――ハッ、ここは‥‥ 家か?!
自分の部屋だ!!!!!
帰ってきたー!
あぁやっと帰ってきた~ 三角‥もしくは256氏、
変態なんて言ってごめんよ ありがとう三角!ありがとう256氏!!
そしてありがとう!おまいら!!!!!!!!!

三角‥このカメオを持つ限り、自分達は同士だ!
仲間だ!!!!!
永遠だ!!!!!

はぁ、久しぶりに枝豆でも食べながらビール飲もうかな。







50 名前: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/02/10(火) 20:24:03 ID:J7y7sZhLO

やったあ!枝豆!! おめでとう!
サイレントヒルの世界から戻れたんだなー

で、玄関はどうなってる?





53 名前: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/02/10(火) 22:49:16 ID:JZVvaIJ70

猫の鳴き声が聞こえて、冷蔵庫を開けるとだな……



54 名前: スピノフ\(^o^)/ 投稿日:2009/02/11(水) 19:03:57 ID:SNJCIXDHO

『バーバーピラミッド第5話』

お?何やら子猫の鳴き声が聞こえる。
資料館からか!

第3町人エディ氏が2匹の子猫にピザを分け与えていた!
しかも黒いカップでサイダーを飲ませているではないか…。

エディ頼む、そのカップを貸してくれ!えぇ~?
今度の給料の半分で君のピザ屋で食いまくるよ!
ホントか!ああ!じゃあほら持っていきなジェイムス!
ありがとうエディ、君は最高だよ!

こんなやり取りで黒曜石の祝杯ゲット♪

と、そこに店主が姿を現す。お怒りゲージはMAX近い!エントランスがメチャメチャだ!

するとエディ氏が立ち上がる。

「ピザばかり食ってると思うなよ…ジェイムス、奥に逃げるんだ!チーズとサルサを頼んだぞ」

ニヤリと笑い、子猫2匹とジェイムス君を扉の向こうに押し込むエディ氏。

次の瞬間…!

ボガァァァアーーーーーーーーーンンン!!!!!

エディィーーーーー!!!!!






57 名前: 枝豆 ◆ozOtJW9BFA 投稿日:2009/02/12(木) 16:15:05 ID:YR+VCvVdO

玄関は―――――大丈夫!南京錠もなくなってる すべて彼女の仕業に違いない。
あーぁ、ヘタにいろんなもの拾ってくるんじゃなかったなぁ~~。

でも、このカメオは大事にするぞw

いやぁそれにしてもさ、帰って来てからやたら無言電話くるし、
無言電話こなくなったなぁと思ったら変な手紙きてさぁ。
おまいらちょっと、一緒にどういう事か考えてくれね?





59 名前: 枝豆 ◆ozOtJW9BFA 投稿日:2009/02/12(木) 19:00:30 ID:YR+VCvVdO

【見えるのは霧ばかり さまようのはこの世のものではない
消え逝く少女 さまよう男 同士よ待っている 7335 】

封筒にはカメオと同じ模様がついている。


まさか‥‥‥‥‥‥‥。





61 名前: POLE 投稿日:2009/02/13(金) 00:41:27 ID:1OZcWYjwO

僕はその場で構えて出方を待ったが、通路の途中でその“尖った頭”の動きは止まった。

と同時に、足元のベチャベチャした土が下から盛り上がり、手足のある何かが這い出てきた。

泥まみれの何かは2本の脚で立ち、ぬいぐるみのようなものを抱えている。
そして僕を見上げて、何か喋り始めた。
「むかし…むかし…るところに…おうじさまが」

僕は無意識に後ずさっていたが、その声は“じゃあねバイバイ”で途切れた声とそっくりだった。
という事は、この泥まみれの何かは人間の少女?

少女は呟きながら僕を追いかける。
「はじめの…には、渡し…ダメよ…ふたり…条件を…さんにんめ、無償で渡しなさい…」

ラジオのノイズは微かではない。そいつは危険だ、と念を押すように強く鳴り続けている。

僕は徐々に足を速めながら、通路を一瞥した。“尖った頭”が再び動き出し、こちらに近づいている。

よそ見をしたせいか石碑に足を引っ掛け転倒してしまった。焦りとぬかるみで上手く立ち上がれない。

少女と“尖った頭”の足音がすぐそこに迫っていた。






62 名前: POLE 投稿日:2009/02/13(金) 00:45:12 ID:1OZcWYjwO

突然、少女の抱いているぬいぐるみらしきものが膨張していった。

膨張した姿は、2人の人間が前後に並んでいるように見えた。
後方の人型が鋭い片腕で前方の人型の胸部を貫き、前方の人型は、
同じく鋭い円錐形の両腕を虚ろに前へ差し出している。

それが、“尖った頭”に向かって突進していったのだ。

“尖った頭”の胸に、円錐形の腕が突き刺さった。
それを何度も引き抜き、何度も突き刺していた。

やがて、“尖った頭”の姿がスッと消え、2人の人型も消えていった。

少女が僕に笑いかけた。…気がする。

僕は少女に、助けてくれてありがとうと2回ほど声をかけたが、
返事の無いまま少女も透明になり消えてしまった。

みんな僕の前から消えてしまう。何だか、一人で夢でも見ているんじゃないかという気になってしまう。


帰る道も無いので、通路を進んだ。
その先でY字路に突き当たり、そこには何故か電池式のラジカセが1つ置いてあった。
当然ながら全く電波を拾わない。カセットテープが入っているわけでもない。
気になったので、持っていくことにした。

さて左右どっちに進もうかと、ダメ元で地面に耳を当ててみた。

出して お前も 助けて いやだいやだ 死ぬ 死ぬ
開けろ まだ死んでないよ お前も死んでる 助けに来て
待ってるから 開けろ 死んでる ああああぁあ 痛い 来る 来るな ああ ……

1~2秒の間に、様々な断末魔が聞こえた。聴かなきゃ良かった…。

恐る恐る、今度は壁に額を当ててみた。

すると、左の道を走っていく姉ちゃんの姿が見えた。







64 名前: 枝豆 ◆ozOtJW9BFA 投稿日:2009/02/13(金) 12:58:11 ID:UwKhZYN8O

さっきからずっと窓を叩く音が聞こえるんだけど‥‥‥‥orz
カーテンしてるから何かわからない、しかもここアパートの3階‥‥。
人‥‥なわけない‥か?
ただの風だよなぁなんて思ったけど、今日は快晴。そよ風ならふいてる。
‥これは‥カーテンあけれって‥‥流れ?




65 名前: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/02/13(金) 14:27:49 ID:t5wRcAvN0

カーテンを開ける前に、窓辺でローソクを灯すんだ!





66 名前: 枝豆 ◆ozOtJW9BFA 投稿日:2009/02/13(金) 18:20:00 ID:UwKhZYN8O

ごめん、もうあけてもうた‥‥―――誰もいない 。でも、さっきまで快晴だったのに、
外は真っ白だよ?雪じゃないな、なんで霧かかってんだ?

ぐいっ。

うわぁぁぁぁぁ!!!!






70 名前: スピノフ\(^o^)/ 投稿日:2009/02/16(月) 13:04:10 ID:hJweDp2EO

『バーバーピラミッド第6話』

エディ氏が自爆して死んでしまった…。
無二の友の捨て身の友情に、ジェイムス君は悲しみの雄叫びをあげる。

エディーーー!約束も子猫も守るからなーーー!君は二階級特進だっエディ・ヴィクトール大尉!!!敬礼!!!

あれ?ヴィクトール?誰だろう、それ。

とにかく、入り口からは出られそうにないから裏口でも探すぞ!

奥へ奥へとジェイムス君、子猫を抱いて穴へダイブ!さあ裏口はどこだ裏口はどこだ!

着地した場所に第4町人マリアさん!
マリア、君さっき病院にいなかったかい…?私ずっとここにいたわ、これを見つけたから。

「これ」!?何だろう「これ」って!

はいジェイムス…マメよ。

マメ!!!?!?

きっと役に立つわ。

ええええ!!?!!!!??!?






71 名前: 枝豆 ◆ozOtJW9BFA 投稿日:2009/02/16(月) 13:51:07 ID:66WjhBcsO

んっ‥‥うぅぅぅぅ‥‥‥‥んん。
――け つ が い た い
窓開けて外見てみたら誰か?何かにひっぱられてガクッてなった‥。

そしてしばらく意識不明。目を覚ましたら霧だらけ。
ポケットにはライターと手紙と何故か安ピンとカメオと――――????豆?!!!!
何故に豆?!
それよりも3階から落ちたのに、無傷とはw
さぁ、帰ろうと振り向いたら、アパートがないっ!!!!!!


ははぁ、霧、何者かにひっぱられる、アパートが消える、
人の気配がしない‥‥‥‥これはまた迷い込んだということでしょうか‥‥‥





87 名前: スピノフ\(^o^)/ 投稿日:2009/02/18(水) 12:29:41 ID:JB0FPQh3O

『バーバーピラミッド第7話』

とにかく急げそれ急げ!裏口さえ見つかればいいんだ!
迷うな飛び込め穴があったら入りたいんだ!マリアさんも子猫もジェイムス君についてゆく!

「スタァァァァズ」

ジェイムス君を待ちわびた低い声…それは不死身の店主様だった!
ジェイムス君、焦るも焦る…!刑務所で待ち伏せていた店主様の右手にはしっかりと大鉈が!

ニャーーーーー!!!!!

なんとその時、サルサがどこからか小さなボトルをくわえてきた!
ボトルには「がんぱうだーC」と銘打ってある。

突然マリアが「ぱうだーをマメにふりかけるのよ!」と美味しそうな事を叫ぶ!

ジェイムス君は言われるがまま、マメにぱうだーふりかけた!

店主様、三角カットの構えを見せる…!

マメが冷凍弾になった!

店主様、大鉈を振り下ろす…!

ジェイムス君、銃に弾を込めてぶっ放す!!!

プシィィィィィィイ!!!!!

店主が凍りついた!
危機一髪で救ってくれた素晴らしい奇跡のマメ!と粉!さあああ先を急げジェイムス君一行!

あれれチーズ、今度はお前かい?ん?くわえてるのは、何かな?…

またマメ!?しかもネバネバしてるマメ!?





89 名前: POLE 投稿日:2009/02/19(木) 00:41:58 ID:42j7BEFLO

Y字路を左に進んだ先は、T字路になっていた。
そのT字路に差し掛かろうとした時、一瞬、姉ちゃんの姿が見えた。
姉ちゃんを追う何かの姿も。
2人は通路を左へ横切っていったので、僕もそれを追った。

角を曲がった所には、僕にそっくりなあいつが立っていた。
彼は僕を見るなり言った、「銃が要るだろう、お前の体と交換だ」。

その銃口は、彼自身のこめかみからゆっくりと僕に向きを変えた。
そして、透き通るように消えた主の手から、柔らかい地面へ落下した。

姉ちゃんを追っていたのは彼か?あいつは何をしたいんだ…まさか僕に殺してほしいっていうのか…?

その時、姉ちゃんの悲鳴が聞こえた。

僕は銃を拾って走った。

真っ暗な道の先に、姉ちゃんを追う“何か”の背中がうっすら見えた。
左に折れた角を曲がろうとするそれは、あの“尖った頭”だった。
再び悲鳴が聞こえる。

僕はとにかく引き金を引いていた。弾は急所には遠かったが、
確かに“尖った頭”の大きな体を捕らえていたと思う。

“尖った頭”はくるりとこちらに向き直り、そのまま消えてしまった。…

撃って良かったのか…この銃は普通の銃じゃない…ラジオのノイズは鳴ってたっけ?
…暗くてよく見えなかったのに…等と、罪悪感がジワジワ襲ってきた。

そこへ姉ちゃんが走り寄ってきて、「よくできました!」と僕に抱きついた。
姉ちゃんの額からは血が出ていた。

「だからこれは絵の具だってば。ばかねぇ」






90 名前: POLE 投稿日:2009/02/19(木) 00:45:40 ID:42j7BEFLO

姉ちゃんの出てきた曲がり角の奥は、行き止まりになっていた。
撃っていて良かったんだ…と思った。

行き止まりにはカセットテープが1つ落ちていた。ラジカセとセットで使えるかもしれない。
でもその前に聖水だ。姉ちゃんに渡してみると、「誰の分?」とキョトンとしていた。

僕は、おじさんや“僕そっくりの奴”や少女の事を全て話した。
そしたら姉ちゃんは「分かってるわ、本当の事を知っているのが本物ってわけじゃないもの」
と言いながら、僕の頭を撫でた。
「あんたは知らない役。知ってる役は私だけでいいのよ」

姉ちゃんの言う事は相変わらず、僕には易しくない。

カセットテープをラジカセで再生してみた。

「シスターグロリア、みんなをどうかゆるしてください。
…シスターグロリア、あたしはひとりでもさびしくありません。
…シスターグロリア、あたしをてんごくにみちびいてください。
…か、かみさま、みんなをやみからすくいだしてください」

さっき僕の目の前で消えた、あの少女の声だった。
声は一通り言い終えてから、賛美歌を歌い出した。
おじさんが歌っていたのと同じだ。

“シスターグロリア”ってのは、もしかして若い頃の祖母では?と思う。
僕が憶えている限りでは、祖母は周りから“マザーグロリア”と呼ばれていたけど。

あの少女もおじさんと同様、祖母と顔見知りだったのかもしれない。

ふいに姉ちゃんが呟いた。
「この子、嘘ついてる」





104 名前: スピノフ\(^o^)/ 投稿日:2009/02/23(月) 12:58:29 ID:r4aTqReJO

『バーバーピラミッド第8話』

急げジェイムス君!ネバマメ持ってネバーギブアップ!

全身の毛が伸び放題のプリズナーに
「出所しましたらバーバーピラミッドをごひいきに」
と宣伝しながら華麗に穴へダイビング!

なんだか嫌な予感のする迷路へ入り込むジェイムス君一行、何度も何度も同じ道を通ってしまう…。
そして何度も何度も店主に会ってしまう…。

ついにジェイムス君の精神力は限界か…店主の三角カットを避けきれず、肩に深手を負ってしまった…!

「ジェーイムス!!!」
「逃げろマリア!猫つれて!」

マリアさん一目散にどこかへ走り去る…。

ジェイムス君、覚悟を決めた。やはり罰を受けなければいけない。店長、すいませんでした…。

その時!!

店主の背中に跳び蹴りを入れる誰かが…!

メッ…メアリー…!?

ジェイムス君の意識は薄れていった…。






116 名前: POLE 投稿日:2009/02/26(木) 06:03:55 ID:c6TgZXCZO

姉ちゃんが言うには、
少女は、“彼ら”ではなく自分自身を助けてほしいという本音を隠しているらしい。
でも、どこにそんな本音を読み取れるのかは教えてくれなかった。

とにかく、祖母に話を聞くにしても地下から脱出するにしても、
僕が何らかの行動を起こさなければならない。
“知らない役”に早く終止符を打ちたかった。

姉ちゃんを連れてT字路に戻り、僕そっくりの奴が立っていたのと反対の方向に進むと、
大理石の大きな扉が道を塞いでいた。が、その扉の果たす所は壁と大して違わなかった。

姉ちゃんと“尖った頭”は、動きそうにないこの扉から出てきたのかな?僕には分からないけど。

ラジカセを拾ったY字路にまで引き返して、右側の通路を進んでみた。

少し歩いてみたら、Y字路を中心にして通路が左右対称になっているらしい事に気付いた。
右側の通路の先にはそれぞれ、左側通路と共通して、行き止まりと扉がある。

行き止まりでは、空のカセットテープを拾った。

扉の傍では、地面にできた小さな穴の中に布製の人形を見つけた。
それは、黒い祭服と白髪の団子頭という、まるで祖母のような姿だった。

その人形を拾うと、「心臓を貸してくれ」と声がした。

頭上から降るように響く、喉から絞り出したような声。

真上を見上げると、全身が真っ赤になったおじさんが石天井に張り付けられていた。
おじさんの腹部からは、血が滴り落ちていた。





117 名前: POLE 投稿日:2009/02/26(木) 06:06:22 ID:c6TgZXCZO

誰がおじさんを…どうやって…!?僕の頭の中は真っ白になった。
おじさんは、絶句している僕を見下ろし、落ち着き払って言った。

「頼む、心臓を地面に埋めて、聖水をかけてくれ」

おじさんが言い終わらないうちに、扉の向こうから少女の声がした。

「お兄ちゃん、私に心臓を貸して。そしたらドアを開けてあげる」

そこで僕は思い出した。小さな石碑が並んでいたあの場所で少女に言われた、
“はじめの…には、渡し…ダメよ…ふたり…条件を…さんにんめ、無償で渡しなさい…”
という言葉。
今その言葉に従うとすると、おじさんじゃなく少女に心臓を渡せばいいって事になるけど…。

「いいわよ、あなたに心臓を貸してあげる。このドアを開けてちょうだい」
姉ちゃんが勝手に話を進めてしまっている。
頭の上からは「頼む、娘を助けてくれ、心臓を私に貸してくれ」と懇願が続く。

大理石の扉の中央が、郵便受けみたいに口を開けた。
そこから少女の白い手が伸び出てきた。

姉ちゃんに急かされ、リュックの中の銅の心臓をその小さな手の上に乗せた。

「あたしのお人形はそこに置いていってね…」と言い残して、銅の心臓と共に少女の手が消えた。

祖母にそっくりな人形を地面のくぼみに戻すと、大理石の扉が開いた。

おじさんの懇願がだんだん悲鳴に変わっていき、支離滅裂な罵声が僕へ向けられた。
僕は本当に申し訳ない思いだったが、逃げるように扉の向こうへ体を滑らせた。

扉を閉めた後も、“お前もジャックに殺されてしまえ!”という叫びがずっと続いていた。






120 名前: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/02/27(金) 16:48:20 ID:3WxFMjePO

「あーぁ、今日も先生に叱られた~‥‥」


しょぼんと机に肘をついているカツオ。

タマ「ミャーオ」

カツオ「お前だけだよ、僕の事心配してくれるのは、よしよし(たまの頭を撫でる)」

ワカメ「お兄ちゃん、もう電気消すわよ」

カツオ「――あっ!うん」(寝坊でもして、遅刻したらたまったもんじゃないや、寝よ寝よ)

カツオは眠りについた。

―――翌朝。

サザエ「カツオ~~ワカメ~~~朝ごはん出来たわよ~~」

ワカメ「は~い!」

カツオが着替えをしながら、窓をふと見ると何かが横切った。
カツオはタマがまた何か追っかけてるんだろうと 気にも止めなかった。


121 名前: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/02/27(金) 16:57:04 ID:3WxFMjePO

――食卓にて。

マスオ「サザエ、今日は残業で遅くなるよ」

サザエ「はい、わかりました、夕飯は?」

マスオ「すませてくるから、いらないよ」

波平「かぁさん、醤油取ってくれ」

フネ「はい、どうぞ」

波平「うむ‥‥ガチャン」
ワカメ「お父さんお味噌汁こぼしたー!」

サザエ「大変!雑巾雑巾!」

タラオ「あー!おじいちゃん、お味噌汁こぼしたですー!悪い子ですー!」

波平「いやはや、参ったなぁ」(照れながら頭をかく波平)

―――こんないつもの賑やかな朝。カツオはこれから、
自分の身に起こることを予想もしなかったのである。





123 名前: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/02/27(金) 22:49:05 ID:3WxFMjePO

ワカメと通学路を歩くカツオ。
家の前の道は、通学する子供はワカメとカツオくらいしかいない。

しばらく歩いた時、

カツオ「あっヤベーッ!色鉛筆忘れちゃった!」
(今なら戻っても間に合うな、よし)

ワカメ「もう!お兄ちゃんったら~」

カツオ「取りに戻るから、ワカメ先に行ってて」

ワカメ「うん、わかった」
カツオ(いっそげいそげ~~)

家まで100mほど離れた道を走った。
走るのが好きなカツオはそれほど走るのは嫌じゃなかった。

家につき玄関の引き戸を開けようとした時、庭のほうに何かいるのを感じた‥‥。
一瞬見えたのは、白い服を来た小さい子だった。
カツオ(―――えっ?!?!)

また見直したが、庭には誰もいない。

急に走ったから、目が眩んだからかなとカツオは思った。

こんなことどうでもいい、と急いで色鉛筆をランドセルに入れ学校まで走った。





126 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/02/28(土) 02:07:43 ID:7p39X0K+0

まさかのコラボレーション




127 名前: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/02/28(土) 13:54:10 ID:1rHPeymZO

カツオ「間に合った~」


ガラガラ。
いつものように教室にはいった。
中島「おはよう、磯野!、汗びっしょりじゃないか、どうしたの?」

カツオ「忘れ物しちゃってさぁ、取りに戻ったんだよ、せっかく早起きしたのにまいっちゃったよ」

中島「朝から磯野らしいな」

談話する二人――カツオがノートや教科書をしまおうと、机に手をやると 何か紙切れがはいっている。
よく見ると、手紙だ。
白い封筒に、赤いロウで封じてあった。
そのロウには「三角形の刻印」が載っている。

カツオ(なんだこりゃ?!
‥‥‥おかしいなぁ昨日帰る時、机は空だったのになぁ、まっまさかラブレター?!)

カツオがニヤニヤしていると、ダミ声のあのお方が登場。


花沢「いーそーのくんっ!なぁにニヤニヤしちゃってるのよー!気持ち悪いわねぇ~」

カツオは手紙をとっさに ランドセルにしまった。
花沢にバレたら、あのでかいダミ声で騒ぎ立てるに違いない。
そう思ったからだ。朝から面倒なことになる。

カツオ「あぁ花沢さん、おはよう!いやぁ今朝お父さんが、
味噌汁こぼしちゃってさー、お父さんの慌てようったら‥ククッ」
(早くあっちいけよ)
そう思いながら、頭の中は手紙の事でいっぱいだった。





128 名前: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/02/28(土) 14:54:41 ID:1rHPeymZO

―――夕方

中島と野球をしてきたカツオが帰って来た。

カツオ「ただいまー!」

タラちゃん「おかえりですー!」

タラちゃんが走ってきた
フネ「遅かったねぇ」

サザエ「また野球やってきたの?あっ、そういえば今日漢字テストじゃなかったかしら?」

フネ「そういえばそうだったねぇ、どう‥‥あれ?カツオ?」

サザエがテストの話題を出した時点でカツオは部屋へ逃げていた。
タラちゃんはタマと遊んでいる。

タマ「ミャーオ」

タラちゃん「タマ何か食べてるですー、ママー!」

サザエ「どうしたの?え?タマが何か食べてる?どれ、タマ見せてごらん」

タマの口に指をやると、タマは驚いて口の中の何かを吐き出した。
それは、ペットボトルのフタほどの大きさで、赤い。
そして、 三角形の刻印がしてある
――そう、カツオの机に入っていた手紙にも着いていたものだ。

サザエ「誰かの服のボタンかしら?一応とっておきましょう。」

サザエは赤いソレを棚の引き出しにしまった。

奇妙に光っていた‥‥。





130 名前: スピノフ\(^o^)/ 投稿日:2009/03/02(月) 12:10:32 ID:9cA/gYBaO

『バーバーピラミッド第9話』

「そ、そうか…私はウイルスに感染してるんだな…大丈夫、痛みは無い、
だけど怖い…苦痛でもあればこばめるけど、感覚が薄れてどうでもよくなってしまいそうだよ…」

とか何とかうなされてる昏睡状態のジェイムスの為に、代打メアリーが救急キットを探しに行ってきます!

それにしても5.56ミリNATTO弾を持ってるなんて、ジェイムスったらやるわね。ちょっと借りるわよ。
さっき病院でローラを説得したの。
そしたら、赤の祭祀を渡してくれたわ。
ジェイムスったらもう、女の子はデリケートってこと分かってないんだから。でもそういう所が…ふふ。

メアリーさんが愛の力をみなぎらせ、迷宮通廊を突撃銃1丁で駆け抜けていく!
NATTO弾は温存だ!

とあるドアの前を通りかかった時、肉を切り裂く音が響いた。
ドアを開けると、アンジェラさんがパパさんに包丁を刺してた。

「既にモンスター化が始まっていたからね…モンスターになる前の方が、切り込む回数が少なくて済むのよ」

アンジェラ、あなた…。
ていうか何でこんな所に?

「ジェイムスを討ち取りによ」

あっあなた…!
理髪紳士を気取ったあの野郎に買われたのね!?
ジェイムスを捕まえたら料金半額とか言われたんでしょ!?
何て安い女!

「一年無料よ見くびらないで」

なんとアンジェラさんがメアリーさんに襲いかかった…!!






133 名前: POLE 投稿日:2009/03/03(火) 04:50:54 ID:HCo5NRxYO

大理石の扉が閉ざしていた空間は、三角柱状の大きな柱の内部だった。
20mほどの高さの天井には裸電球の橙色がチラついていて、
赤い壁を鮮やかに浮き上がらせていた。

その赤い壁の声を聞いてみたくなって顔を近づけると、
触れないうちに弾かれてしまった。鎖のような物で目を叩かれそうな感覚だった。

僕たちが入ってきた扉の隣には、大理石の扉がもう1つあった。
思った通り、Y字路を左に進んだ時に突き当たる扉も、同じ場所に通じていたんだ。
三方のうち扉が無い壁には、梯子が天井まで続いているようだ。
地上に出られるかもしれない。

おじさんの罵声は止まない。僕は“人殺し!”とまで罵られている。
ごめんなさい、姉ちゃんを地上に連れて行ったら必ず助けに来ます、
見殺しにはしないから…。僕は本当にそのつもりでいた。

一方で姉ちゃんは梯子を上るのを嫌がってきかなかった。
地上になんて簡単に出られないのよ!なんて怒り出す始末だ。

僕は様子を見てくる事にして、梯子を上った。
10mほどで、『十字路』の文字が彫られた扉を壁に見つけた。
梯子から楽に手は届くが、扉付近に足場や手すりは無く、おいそれと開く筈もなかった。
その上方には狭い足場と何かの棚があり、共に三方の壁を囲んでいた。

天井近くは屋根裏部屋のようになっていて、そこには4枚の写真が並べられていた。
僕、姉ちゃん、幼い女の子、祖母がそれぞれ写っている。

梯子のずっと下では、姉ちゃんが壁に耳を当てて僕の方を見上げながら、
賛美歌を歌っていた。綺麗な旋律だった。






134 名前: POLE 投稿日:2009/03/03(火) 04:53:43 ID:HCo5NRxYO

下を見下ろした時に何か奇妙な懐かしさを感じて、そのまま飛び降りたい衝動に駆られた。
瞬間、我に返って衝動は消えた。姉ちゃんが梯子の真下に移動していたから。

棚のある所に降りて見て回ると、空っぽの瓶と未開封の瓶4本が陳列されていた。
棚の脇には、受話器の無い電話本体があった。
未開封の瓶は液体で満たされ、真新しいラベルに薬品名を確認できる。
『高所恐怖症治療剤』、『暗所恐怖症治療剤』、『思い出し薬』、『発芽促進剤』。
冗談だろ?と苦笑してしまうような商標だ。
品名通りに用いるような代物じゃない事は分かってる。
写真も4枚あることだし、漬けるか垂らすかするんだ。たぶん。

『発芽促進剤』は、植物関係の薬品に思えるから、花が好きだった祖母の写真に。
『暗所恐怖症治療剤』は、幼稚園や地下墓地で見かけた少女と同一人物だという確証が無いけど、幼い女の子の写真に。

あとは僕と姉ちゃんか。2人とも、高い所が苦手だったり記憶喪失だったりはしない。
どうしようか悩んだ挙げ句、梯子の下にいる姉ちゃんに『高所恐怖症治療剤』をあてがい、
変な衝動に襲われかけた僕には『思い出し薬』を投与してみることにした。

4枚の写真に薬液をこぼすと、それぞれが反応して文字を浮き上がらせた。
僕がa、姉ちゃんがd、女の子もd、祖母はe。
並べ替えると“dead”になるというのは考えすぎかと思っていたが、
アルファベットのボタンばかり並ぶ電話に“dead”と打ち込んだら、天井から何か小さな物が落ちていった。
「鍵落としたよー」という姉ちゃんの声が響いた。






139 名前: スピノフ\(^o^)/ 投稿日:2009/03/06(金) 12:38:49 ID:vW2IVtBNO

『バーバーピラミッド第10話』

「よすんだアンジェラさん!」
2人の間に入ったのは、なっなっなんと………!エディ氏!!!

叫ぶアンジェラさん「私はママと平和に生活したいだけよおおおっ」

包丁をかわすメアリーさん「カット25ドルの何が不満なの!?」

部屋にドラム缶を投入するエディ氏「うちのピザは1枚20ドルだぜ!」

手を休めないアンジェラさん「年300ドルが浮くのよっそれでママとお揃いの三角カットにするのが夢なのよおおっ」

メアリーさんとエディ氏「夢で終わらせ……る」

メアリーさんが部屋を飛び出た瞬間、エディ氏がドラム缶にデリンジャー1発かます!

バコーーーーーーーーーーンンンン!!!大爆発、炎上!

エディ氏がメアリーさんに救急キットを手渡す。「使ってやりな…」

その時なんと、エディ氏の背中を大鉈が切り裂いた…!

エディーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!






145 名前: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/03/11(水) 01:03:40 ID:9pCerESC0

しばらくパソコン使えなくて
見れなかったんだが
256氏どうなった?

まさか。。。



146 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/03/11(水) 19:23:44 ID:SM9aaSEcO

▲になりました。




182 名前: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/03/16(月) 10:03:39 ID:mJMacDQ3O

カツオは帰って来てからずっと手紙の事で頭がいっぱいだった。
しかし、中々一人になるタイミングがない。
今日に限っていつもなら 時間通りに寝るワカメが、明日は土曜日と言うこともあり、中々寝ない。

カツオはどうにか一人になりたいので、無理矢理ワカメに言った。

カツオ「ワカメ、明日友達と水族館へ行くんだろ?起きれなくなるぞ?!」

ワカメ「--あっ!もうこんな時間!本に夢中になっちゃった。お兄ちゃんまだ起きてるの?」

カツオ「うっ、うん、宿題やっときたいんだ。」
--とらしくない事を言ってみる。

ワカメ「そう、珍しい~~~!じゃあ寝るね。」

カツオ「おやすみ!」

パチン――電気が消された。

パチン――そして、スタンドライトをつけた。


カツオは赤い蝋を取り、便箋をあけた。






183 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/03/16(月) 16:08:29 ID:mJMacDQ3O

ドキドキ色々な期待をしながら、
便箋を開けた――――――――――――――――――――――――っが、
中をみてカツオは愕然とする。


何も入ってなかった!!
カツオ「なんだ!イタズラかよ!チェッ!」


便箋を掴んだまま、俯せになるカツオ。


時間は10時をまわっていた。すると、誰かの足音が‥。
軽い音でタタタタと‥そう、タラちゃんだ!
ドアをあけてみるとタラちゃんが、玄関から外へ出ていってしまった。
こんな時間に‥‥。

カツオ(タラちゃんが起きてるのに、姉さんもマスオさんも気付かないのかよ!)

カツオはタラちゃんを追って、外へ出ていった。






189 名前: スピノフ\(^o^)/ 投稿日:2009/03/19(木) 12:50:02 ID:1hgq4ujlO

『バーバーピラミッド第11話』

店主を視認するより早く、メアリーさんはその方向に向けて銃を構えていた…!

「アディオス、化け物さん」

シュパァァアーーーーーーー!
ッジュルベヂャロギュジャブジュルル…!

突撃銃から放たれたのは、ジェイムス君が持っていたネバマメ…5.56ミリNATTO弾だった!
弾は店主の胴体に命中し、納豆の糸を大量に噴出した!
店主は身動きが取れずもがいている!


メアリーさんは愛するジェイムス君のもとへ戻り、丹念に傷の手当てをする…。


ジェイムス君が目を覚ますと、傍らには赤の祭祀が…。
メッ、メアリー!?メアリーどこなんだ!?

するとそこへ、マリアが子猫連れて現れた。
「ジェイムス、帰りましょう…」

ジェイムス君一行は、裏口探して再び歩き出す。

その頃、店主は…
ブーブー文句垂れながら、地下水で全身を洗い流していた。






190 名前: POLE 投稿日:2009/03/20(金) 21:50:09 ID:WznsW0nBO

天井から降ってきた鍵で『十字路』の扉が開いた。
そこには望み通り、外界が広がっていた…
が、それは地上ではなく、霧と雪だけの真っ白な中空…。
地下に潜って来た筈なのに、相当な高さがあるような眺めだった。

地面と上空、同じく外壁の上下も霧に隠されているが、
外界からはここが塔のように見えるんだと思う。もし誰かが周囲にいれば、だけど。
顔を少し覗かせたすぐ横には、上から下まで伸びる1本の鎖が揺れていた。

どこかの窓から少女が鎖を垂らしている…そんな映像が、
外壁から脳内に伝わってきた。本当はこんな状況なら地面が恋しいのだけど、
何となくここは上らなければいけない気がした。
文字の浮き出た写真を見ていた姉ちゃんは「それでいいよ、行ってらっしゃい」と、
寂しげに僕を見送った。僕は姉ちゃんに銃を預けて、鎖に掴まった。


上り始めて5mほどで手が痺れ、このまま手を離してしまえば楽だろうなあ、
などと考えてしまっていた時、地鳴りと共に建物が揺れ出した。内心、罰が当たった!と後悔した。

同時に、舞台照明がフェードアウトするかのように、周囲が暗黒に包まれていった。
おまけにラジオのノイズが聴こえてきて、僕は軽いパニック状態に陥りそうになった。
付けっぱなしだったライトが煌々と辺りを照らすが、敵らしきものはどこにも見えない。

ノイズは酷くなっていく。僕は目を凝らしつつ必死で鎖にしがみついていた。

鎖をしっかりと絡ませた足に、何かジンジンと響いてくる。
下方に注意を向けていると…誰かが鎖を上って来るのが見えた。
僕を見上げて視線が合うと、彼女は返り血の付いた顔で懐かしそうに笑った。
幾分若くなった祖母は、どこか母親のように感じられた。






191 名前: POLE 投稿日:2009/03/20(金) 21:52:59 ID:WznsW0nBO

この忌むべき再会に郷愁は少しも無かった、と言ったら嘘になる。
でも、上るに越した事はない。
僕は手探り状態で鎖を上へ辿ったが、まだ全力ではなかった。
彼女が僕に危害を加える存在だという決定打など無かったから。

しかしそれも甘さだった。彼女は執拗に僕を攻撃してきた。
その右腕は錐のような形状で、切りつけるというより突いたり刺したりする動きを見せた。
僕は杖と足とで彼女の腕を払いのけながら、必死の思いでよじ登っていた。


あの映像の通り、鎖は開いた窓を通って屋内に続いていた。
中に入りライトを前方にかざすと、そこは部屋ではなく、階段の踊り場だった。
階段を下って逃げようとした時…
「お兄ちゃん、あたしここ、行かないで、出して」
頭上から少女の声が降るように響いた。
上り階段の突き当たりの壁に、少女を抱き込んだ鎖の塊が張り付いていた。
少女は僕を見て目を輝かせ、鉄の繭の中から助けを求めていた。

僕は窓の外を気にしながら、鎖を断ち切る手段を周辺に探った。
が、工具や斧等が都合良くあるはずもなく、当然ながら杖ではどうしようもない。
何重にも絡まった鎖を緩めようとするも、指1本入る隙間も無かった。

聴きたくなかったノイズが静かに鳴り始めていた。
窓を振り返った瞬間、喉元が苦しくなる。
天井の四隅から伸びた鎖に絡まれ、体の動きを封じられてしまった。
ラジオが唸る中、僕の足は徐々に床から離れていく。
宙吊りの状態で喉は締め上げられ、呼吸がままならない。
眼下に窓枠を越えた祖母の姿が見え、僕は恐怖を押し隠すようにして祖母の情に訴えかけた。

しかし…やがて彼女は、僕の右手を捕まえて力任せに生爪を剥いでいった。
あまりの激痛と呼吸困難とで、僕の悲鳴も意識も共にかすれていった。
「シスター、殺すなら、あたしだけ殺して!」という少女の叫びすらも恨めしく感じるほど、
僕の中には“死にたくない”という思いがいっぱいだった。






192 名前: POLE 投稿日:2009/03/23(月) 23:03:37 ID:eQdumz5GO

僕は、死んだのかな?或いは、過去に死のうとした事があるのかな?
…忘れていた記憶を思い出したような感覚だ…僕は以前にも首に縄をかけた事があるんだ…。
その時は、頭部を胴体から引き千切るような負荷が首に急激にかかって、
呼吸をする為というより、顔面が破裂しそうで苦しくて、もがいていたんだ。

それから…両足が足場を求めて動き回っているうちに、
体から血の気が引いていき、視界はチカチカと輝きながら次第に暗転、
喉に爪を立てる手も麻痺していって、そして妙に脳内が軽くフワフワと浮いていくような感覚で…

その後は記憶に続きが無い。意識を失ったんだと思う。
比較的短時間で意識が“落ちて”いった気がするから、そんなに苦痛は無かったと思う…。
僕は、その時に死んだんだろうか。
…こんな自問は通常なら馬鹿げたものにすぎないけど…今僕がいるのは…死者も生き返るという、サイレント…


全身に衝撃が走った。何か硬い物に勢いよくぶつかった。
途端に大量の空気が肺に入り、僕は吐きそうになりながら激しく咳き込んでいた。
徐々に意識が清明になっていき、鎖が切断されて床に落下したのだと認識できた。

視界に映るのは、祖母の後ろ姿と…おじ…さん…?右腕が無い筈のおじさんに、右腕がある…。
僕は幻覚を見ているのか…?

おじさんが祖母を問い詰めている。
「娘をどこに隠したんですか!?」
ふと見ると、少女がいなくなっていた。それどころか、鎖が全て消えている。
壁に張り付いていたのも、天井の四隅から僕に伸びていたのも、窓枠からぶら下がっていたのも。

祖母が何か説明しているが、上手く聞き取れない。
「考えを改めろ」というような返答をしているらしい事だけは解る。
おじさんは左手で右腕を懸命に押さえながら、
今度は、少女ではなく別の何かの所在を祖母に尋ねていた。祖母は、“ジャック”という名を口にした。
すると、おじさんが左手を離した。

祖母が突然倒れた。

祖母の胸には深々とナイフが突き立てられている。
祖母は涙を流しながら、何度もおじさんに謝っていた。
でもそれは命乞いではなかった。

おじさんはワナワナと震え出し、半狂乱になりながら祖母の胸からナイフを引き抜き、
それをあろうことか自分の右肩に突き刺したのだ。






193 名前: POLE 投稿日:2009/03/23(月) 23:08:22 ID:eQdumz5GO

酷い叫び声をあげながら、おじさんは突き刺したナイフをそのまま下方へ引き下ろした。
肉は大きく裂け、鮮血が音を立てて床の上に飛び散る。

おじさんは繰り返し繰り返し、右肩を抉った。それでもまだ腕は繋がっていた。
奇妙な動きで痙攣する右腕は、まるで祖母への憎しみを表すかのように、幾度も空中に振り下ろされた。

苦痛に歪みきったおじさんの顔は、もはや常人の成す表情には遠く及ばないものになっていた。
不意にこちらに気付き、祖母の体を乗り越えて駆け寄ってきた。
その恨めしそうな目には明らかに殺意が感じられた。

僕は立ち上がれず、両手で頭を覆って身を屈めた。

その体勢で十数秒間、静寂が続いた。顔を上げると…そこには誰もいなかった。
ただ、祖母が倒れていた辺りには、ナイフが突き刺さった銅の心臓が転がっていた。
赤黒い踊り場に転がるそれは、とても生々しいものだった。

僕は床を這って、ナイフと心臓を拾った。爪の無い右手がジクジクと痛む。
滞っていた血の巡りがまだ完全には戻っていないのか、平衡感覚がおかしくなっている。

さっきは気付かなかったけど、少女が張り付けられていた場所の傍にドアがある。
もしかしてすぐそこは屋上かな?と思って、開けるだけ開けてみることにした。

ドアの先は、ここに来る前に通った地下墓地だった…。
黒っぽい人形を抱いた少女が、石碑の前に一人立ち尽くしている。
僕はふらつきながら少女に近寄った。

少女は僕に言った。
「ねえ、死にたくないでしょ?死ぬのは寂しいでしょ?一人はイヤでしょ?」

少女のその言葉を聞いた時、僕は何故だか胸が苦しくなり、目の前の景色がぼやけていくのを感じた。
「でも…お父さんを許して。ごめんね…」
僕は泣いていた。何故だろう。何を忘れているんだろう僕は。






207 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/03/27(金) 11:20:06 ID:/Bn9lgMeO

カツオはタラちゃんを追い掛けた。
追い掛けても追い掛けてもタラちゃんに追い付かない。
タラちゃんの姿は見えるのに、カツオと一定の距離を取るかの様に‥‥。
カツオが呼んでも振り向かない。

カツオ「タラちゃん‥たまに寝ぼけるって姉さん言ってたけど、ここまでとはな、まいったなぁ」

でも、カツオは諦めるわけにはいかなかった。
弟の用なタラちゃんを、もし怪我でもさせたら‥ と思うと、
野球で鍛えた足がもっと早く動き出した。


気付いたらそこは裏山だ。

カツオ(はぁ‥はぁ、タラちゃん‥‥どこだ?!)
そう、裏山に入った時、タラちゃんを見失ってしまったのだ。

カツオ「くそ‥タラちゃーん!どこだぁーー!」

カツオはどんどん裏山の奥へ入っていった‥。





208 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/03/27(金) 11:32:08 ID:/Bn9lgMeO

カツオ「くそ、あきらめるものか!」

――すると、細い木に紛れて一本だけ大きな木の前に、タラちゃん発見!

カツオ「タラちゃん!」

タラオ「‥‥‥‥」

カツオ「タラちゃん?お家へ帰ろう?」

タラオ「‥‥‥」

タラちゃんは目をつむったまま、ぼーっと立っている。

カツオ(なんだ、立って寝てるぞ。よし連れて帰ろう)

カツオはタラちゃんを、おんぶして家まで歩いた

辺りはもう真夜中だ。昼間はなんの変哲もない家路だが、
今はかなり不気味だ。こんな時にかぎって、
図書館で借りた「学校の七不思議」の本のことを思い出してしまい、
カツオは早歩きになった
―――と、その時地面から突き上げる様な揺れ、
と同時に目の前が真っ赤になり、カツオは目が眩んで、倒れてしまった。
カツオはそこから記憶がない‥‥。





209 名前: スピノフ\(^o^)/ 投稿日:2009/03/27(金) 13:40:14 ID:bOg1TQXUO

『バーバーピラミッド第12話』

暗くてワケ分からん通路をとにかくダッシュし、
早くお家に、じゃなくて早くお店に戻らねば!ってことでジェイムス君一行(2人と2匹)は走った!
壁に激突なんのその!なジェイムス君ボロボロ、
薄暗がりを先陣切って疾走するジェイムス君にマリアさんホレボレ☆

フローズンポークのぶら下がるお部屋を出ると、
そこは待ちわびたお外の世界!裏口から脱出成功だあ!やったあ!

あっボートがあるぞ乗って帰ろうかマリア♪デートみたいに♪ルルルラララ♪
ジェイムス君はサンタルチアを高々歌いながら、ボートを漕いだ!

そこに…!!!

「ジェイムス、その首もらった!」

なんと、アンジェラさんがシルバーホークで現れた!
いち早くマリアさんが危険を察知し、なんとなんと…!
「マリアビーム!!!」
とか言って額からビームを放っちゃった!

しかしシルバーホークはマリアビームを一瞬で吸収し、
すごく倍増してカウンタービームを放っちゃった!

ボートにカウンタービームが当たる…!その時!
ボートをかばって飛び出してきた一機のヘリコプターが…!

ジェイムス君はヘリ爆発の直前、操縦士の力強い笑みを見た気がした…。

ドガァァアアアアアアァィアアアァァアン!!!!!
エディーーーーーーー!!!!!

機外に投げ出され湖に沈んでゆくエディ氏、
突き立てた親指が最後まで勇ましかった…。






220 名前: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/04/03(金) 12:54:10 ID:pMh2hT480

みんなまとめて
サイレントヒルに迷い込んでるのかも・・・










上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。
月刊桜坂通信 | オカルト | トラックバック:0 | コメント:1 |
新しい記事へ移動する  
  過去の記事へ移動する
コメント
この記事へのコメント
[ 2650 ] 名無しの仲良しさん 2009/05/12(火) 18:51 ID:-
デンワに出たのがもしも同僚のサリーだったら
・・・ワタシは・・・・・・・?

シビルは何度もそう、心につぶやいてみた。
勤務先での彼女との談話、熱いコーヒーの香りが
忘れられない。
この記事へのコメントを書く
[非公開]管理人にメッセージを送る

パスワードは、「ID生成」「コメントの編集」に使用します。

コメントの編集は、IDから編集画面へリンク

トラックバック
この記事へのトラックバックURL
http://aln1025.blog39.fc2.com/tb.php/524-49034a01
この記事へのトラックバック
 
 
トップへ

テンプレート作成:しるえっと どっと ほーりー/sil_st3c01m_r102

FC2Ad



お知らせ


FireFox推奨です
こちらからダウンロードできます↑


aln



当ブログについて

TOP絵
TOP絵募集中です
誰か作って下さい(人∀・)タノム
サイズは980*200くらいです

aln1025☆gmail.com までお願い ☆→@

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。


Author:aln

フィードメーター - 仲間にゅーす
ブログパーツ




Twitter登録してみた


コメント欄にナンバーつけてみた
←新 旧→
TOTAL Pages
全部見てみる
ひとりごと

寒いです
もうストーブ大活躍です
携帯の機種変しました
使い方が全くわかりませんorz
仕事が忙しいため
更新少なくなります
でも見捨てないで下さい


IEで見ている方で
ページの最後まで
見れないって時は
画面縮小してから
横のスクロールバーを
出して最大化すると
見られるようです
お手数かけますが
許して下さい(;・∀・)
苦情を頂いてますが
どうにも直せませんorz

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。



恋愛マニュアル - なぜあなたはモテない?
***************
あわせて読みたいブログパーツ
☆おもいつきエリア☆



待ってたヨ
!大感謝!
今いる人
現在の閲覧者数:
お世話になってます
d(゚Д゚ )☆スペシャルサンクス☆( ゚Д

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。