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月刊桜坂通信 | スポンサー広告 |
1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/07/02(木) 01:54:40.00 ID:NNA4GZQh0

これは、私が小学生の頃の話です。学校からの帰り道、真っ黒な髪を腰まで
のばした女の子が、公衆電話の前に立っていました。その子が振り向いて
話かけて来た時に、その目が白く濁っていた事から、私は彼女が盲目である事
を知ったのです。その子は透き通った声で言いました「美加ちゃん、お葬式の
最中に悪いんだけど、私の代わりに電話をかけてくれる?」わたしは(何か
誤解されてるな)と思い乍らも、そこは突っ込まずに、それよりも彼女が何故
まよう事なく私の名前を言い当てたのか、知りたいと思いました。「どこか
で、会ったかしら?」すると彼女はクスクスと可笑しそうに笑い、本を
読むように饒舌に語り始めたのです。「クラスが違うから、知らなくても
無理はないけど、アナタの同級生よ。貴方は一組で私は六組。廊下の端
と端ですものね。でも私は、ずっと前からアナタを知っていた…。
目の悪い人間ほど、声には敏感なものよ。アナタはとても綺麗な声で、クラス
の人望も厚くて、よく皆の話題になってた・・・。だってアナタは優等生の
見本のような人ですものね。きっと私の頼みを聞いてくれると思ったの。
エゴイスティックな他の人たちとは大違い……」
なにかが狂ってるような気がしました。それでも私は、その少女の
いう通りに、ダイヤルを回し(当時はまだダイヤル式の公衆電話でした)、
少女のいう通りに、受話器を渡したのです。

女の子は、電話の向こうの誰かと声を潜めて話しては、時々こちらを見て、
にっこりと笑いました。その電話が終り、少女が去った直後でした。私が、
途方も無くおそろしいものに取り憑かれていた事に気付いたのは。

理由を詳しく説明する事はできません。私の
つまらない文章の意味を理解した者だけが、とり
かれる。そ
れが、この少女の呪いの
ルールなのですから。









2 名前:おにー ◆Ny57qQ.udY 投稿日:2009/07/02(木) 01:55:05.64 ID:KeyCNKKZP ?PLT(49170)

ルールなのですから。まで読んだ







4 名前: Captain武蔵 ◆OkhT76nerU 投稿日:2009/07/02(木) 01:55:52.36 ID:2X5rS+Q0O

359 名無しさん@十周年 2009/07/01(水) 06:05:43 ID:7OeaKprS0
中韓なかよし鳩山民主党。政権取ったらこんなことやるお♪
① 在日韓国人の参政権を認め
② 慰安婦の申告に国家として謝罪と賠償を行い
③ 竹島を韓国領独島として譲渡し
④ 戦後補償の見直し、および追加賠償を実行し
⑤ ついでに北朝鮮にも戦後補償をおこない
⑥ パチンコ・パチスロの規制緩和を認め
⑦ サラ金の上限金利を引き上げ
⑧ 韓日共同研究の歴史教科書を採用し
⑨ 義務教育でハングルを必修科目とし
⑩ 中学・高校の修学旅行先を全て韓国とする






20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/07/02(木) 02:14:42.20 ID:vfvriaxHO

951 :本当にあった怖い名無し:2007/07/28(土) 22:46:40 ID:x4IMms2X0
雨降りの夕方。俺は家に帰ったんだ。そしたら母ちゃんがばたばたと仕度している。
「あんた何やってたのっ叔父さんが亡くなったのよ。早くしなさい」という。

え?
どこの叔父さんだと思いながら、とりあえず用意しようとしたら電話が鳴った。
「はい。もしもし」
背後では一人何事か呟きながら動き回る母ちゃんの気配が。

「もしもしっ俺だ。落ち着いて聞けっいいか」

かなり切羽詰った口ぶりで相手はいきなり喋りだした。
あれ・・・誰だろう。叔父さんが亡くなった事を、知らせるには変だしなんか引っかかる声・・・

「死んだのは母ちゃんだっ振り向くなっ俺が行くまで絶対振り向くなっ」

ああ・・・兄ちゃんだ。去年バイク事故で亡くなった兄ちゃんの声だったんだ。
硬直して体は動かない。どうなってるんだ?
背後は静まり返りさっきまでの音はない。
「なにやってるの・・・早くしニなさい」

耳元で囁かれ俺は気絶した。んだと思う。その後記憶はなく、
電話の前で倒れている俺はその後母ちゃんに起こされた。
母ちゃんは友達と出かけていたという。
じゃああの日家に居た母ちゃんは?兄の声は間違いなく兄だった・・・
亡くなったはずの。








21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/07/02(木) 02:15:43.84 ID:GrG9E9HPO

今日風呂に入ろうとしたら本格的な温泉ぽい香りがしたので、母に「入浴剤替えたの?」
と尋ねると、「そうなのよ、今日特売で安かったから」というなんだかぎこちない
返事が返ってきた。

しかしいざ入浴してみるとこれがなんとも気持ちがいい。体の芯から温まる。本当に温泉に
浸かってるみたいだ。こんなものが特売だったなんて。

しばらく温泉気分を楽しんだ後、おもむろにボディソープを手にとる。・・・・・・・
手に違和感を覚えた。少しヒリヒリするような感じだ。そしてなにか嗅ぎ覚えのある臭い・・・・
小学校のトイレ掃除の時間が何年もの時空を越えていきなり鮮明に一瞬頭に現れた。
それと同時に、なぜか小6の修学旅行のときに行った箱根の大涌谷の映像も頭をかすめた。

臭い、手の感覚、バスルームの中の空気、頭の思考回路・・・すべてが異様であった。
そしてふと後ろを振り向くと、モザイクドアガラスのはるか向こうに、こちらをじっと伺う
ような黒いシルエットがゆらゆらと揺れているのであった。









29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/07/02(木) 02:34:08.77 ID:b1Z6FMGu0 

>>25硫化水素はいわゆる硫黄の臭い






33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/07/02(木) 02:39:53.68 ID:2XIEaC8G0

ある男が、自動販売機でジュースを買った。
カチャカチャと無機質な音を立てて、つり銭が清算される。
買ったジュースの蓋を開けながら、男はつり銭返却口へと手を伸ばした。
そのとき


チクリ


指先に何かが触れ、じんわりと痛み始める。
なんだ? 男は手のひらを返し、何かが刺さったと思しき指先を見てみると、
そこは裁縫針で指を刺してしまったときのように、ぷっくりと出血していた。
男はしゃがんで返却口を覗き込む。
…やっぱりだ。誰かのいたずらだな。
返却口の蓋に、長さ5cmほどの小さな裁縫針が貼り付けてあった。
それをそのままにしておいても良かったのだが、それでは気分が悪い。
男は裁縫針と、それを貼り付けていたテープを剥がした。
すると、テープの裏側に何かが書いてある。



「エイズの世界にようこそ」








35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/07/02(木) 02:42:31.10 ID:GrG9E9HPO

××くんへ
久しぶり、元気にしてる?おぼえてるか
なぁ。もうだいぶたつけど。こっちは
2年前までつき合ってた年上の彼がいたん
だけど、次のことでケンカになり
     別れたの 1回しかHしてないのに
     なぜにんしんするのか、といって
医者代も払ってくれなくて けっきょく
別れる時に親でてきてもめごと
 になって別れたの けっきょく1人
 で産んだの。5/10に産まれたの
女の子がね こっちは今困ってるの
家でて 新しいけっこん相手
さがしてるの。こっちはてんかんの病気
              (いしきなくなる)
もちだし仕事したくてもできないの
今予算がなくて困ってるし。
××くんは今彼女いてるの?
こっちは今28さいだし
もしよかったら手紙ならレターで必ず
                  おくって
           ハガキはやめてね親に見られるから

TELなら××××××        AM9:00~PM8:00
メール&わんぎり&非つうち×だから   の間にTELしてね







39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/07/02(木) 02:47:59.72 ID:H2J36r1aO

だいぶ前の出来事です。
友達に借りたテープに録音されていたラジオ番組を聞き終わり、いちいち停止ボタン押すの面倒だからと、
テープが再生し終わって停止するまで放っておこうと思ったんです。
しばらく無音だったんですが、突然波が打ち寄せる音と共に、抑揚のない男の人の声で
「海に浮かんでいるものでしりとりをしてみよう」
と言う声が聞こえてきました。僕が
「?」
と思っていると、小さな女の子の声で
「人間」
とつぶやくのが聞こえたと思った瞬間、
バチーン!
と停止ボタンが跳ね上がりました。
あの時ほどビビったことは無かったですよ、って不思議なことを話すつもりが恐怖体験話してますね、僕(汗)。
まあ、これが僕が生きてきた中で一番不思議でビビった出来事です。
ちなみにテープは、この時伸びてしまって二度と聞けなくなりました。
このこと友達に話すと
「借りたテープ駄目にした言い訳だろ」
って言われますがマジ体験なんですよねぇ・・・。







44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/07/02(木) 02:59:25.61 ID:WdCWqUGK0

>>39

何か裏がありそう・・・






62 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/07/02(木) 03:12:15.14 ID:osQ+emi10

暇つぶしに出会い系を見ていたら、中学時代の友人だったSという子のプロフを見つけた。
HN、趣味などはテキトーだったが、写メを見た瞬間Sだとわかった。
△△市(私の地元)在住とあるので、間違いない。
これは連絡をとらなくてはと思い、すぐに貼られていた捨てアドにメールをしました。
私『Sだよね?覚えてるかな、中学で一緒だった○○だよ』
すると、すぐに返事があった。
S『○○ちゃん?うわー懐かしい!』
私『あの掲示板で見つけてびっくりしたよ!変わってないね~やっぱり可愛いなぁ。
  今はどうしてるの?』
S『学校に通ってるよ』
私『あっ、じゃあもしかして□□大学?家近かったよね!』
S『そうだよ!』
私『すごい!!中学から成績優秀だったもんね~』
S『そんなことないよ。しかも最近、裏の道路が工事中で勉強に集中できないんだ』
私『裏の道路って□□通り?』
S『そうそう!なんか新しい店つくるみたい』
私『そうなんだぁ。コンビニの隣ってずっと空き地だったもんねぇ』
S『うん。○○ちゃん、よく覚えてるね』
私『だってSの家はしょっちゅう遊びに行ってたじゃん!
  中学近かったし、隣の公園でサボってアイス食べるのとか最高だったよね(笑)』

次に来たメールを見た時、私は背筋が凍った。



S『特定した。ありがとう』









78 名前:梅ヶ枝餅 ◆CmkUk6.1BM 投稿日:2009/07/02(木) 03:20:45.23 ID:pbd/VLMS0 

>>62は多分Sってやつは偽者
正体は多分Sのストーカーかなんか。

で「私」がベラベラ話したせいで特定されてしまった
Sの家が…  じゃね?









68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/07/02(木) 03:16:30.70 ID:g0cvLZBkO

今日も愛する妻が台所に立つキッチンからは実においしそうな匂いがする。
そして今日も私はいつもと同じくらいの時間に時計を見上げた。
たった一人の愛娘の帰りが、遅い。
私は今日も娘を探しに腰を上げた。
「ちょっとあの子を探してくるよ」
「あなた、それなら私も行きますからちょっとまってくださいね」
忙しそうに食事を作っていた妻が、今日も私の後を追ってくる。
私たちはとりあえず近所の公園を見に行った。
するとブランコの辺りに、案の定娘がいた。
「こんなところにいたのかい。さあ、早く帰らないと夕飯が冷めてしまうよ」
娘は頷いてから私におんぶをせがむ。言われたとおりに背を貸す。本当に可愛い娘だ。
しかし今日に限って、妻が少しだけ不自然な表情を見せている。
「どうしたんだい」と尋ねてみると、彼女は困ったように笑いながら私に語りかけた。
「あなた……その子、娘じゃありませんよ」





73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/07/02(木) 03:18:30.83 ID:g0cvLZBkO

洞窟の中でA・Bは迷っていた。右へ行くか左へ行くか。
するとBが「君が右へ行くなら、僕は左へ行こう。そして出口が見つかった方が鉄砲を撃ち、出口発見のサインを送ろう。」
と言ってきた。
するとAは「良い案だ。じゃあお互い歩くときに砂を落としながら歩こう。道しるべになるしな。」といった。
そしてBは「じゃあここに目印をかくよ。スタート地点が分かるようにね」といった。
そして2人は別れ、20分後Aは銃声が聞こえた。Aがスタート地点に戻り、Bの道しるべを辿っていくと一枚の紙が。
「銃をスタート地点で鳴らし出口までこい」というメモが置いてあった。
何のことか分からないのでとりあえずそのまま進もうとした所、そこから先は
赤く染まった砂となっており、Bが死んでいた。







90 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/07/02(木) 03:35:44.79 ID:GrG9E9HPO

人食いチンパンジー追跡=怪力で惨殺・シエラレオネ

アフリカ西部シエラレオネのタクガマ動物保護区域に住んでいるオスのチンパンジーが素手で
むごたらしく人を殺害、顔面を食べて逃走した。当局が捜索の網を広げて追跡しているが、
まだ捕まっていない。(写真はアフリカの保護区域に生息しているチンパンジー)

この殺人チンパンジーは「ブルーノ」。保護区域管理当局によれば、米国人らを乗せた車を襲い、
こぶしでフロントガラスを叩き割った。シエラレオネ人の運転手は必死に逃げようとしたが、
車は保護区域の建物に激突、身動きが取れなくなった。ブルーノは運転手を引きずり出し、
首根っこを押さえつけて地面に叩きつけ、両手両足の爪をはがした上に、顔面全部を食べ尽くして
殺したという。地元メディアによれば、この際、同乗していた米国人3人も負傷した。








108 名前:毒男 ◆B.DOLL/gBI 投稿日:2009/07/02(木) 03:50:26.33 ID:bkeoyK6y0 ?PLT(12830)

12年前の話。

当時、俺の兄は近所に住むYという女性と付き合っていた。
Yは明るくて真面目で、なにより美人だったので、
不真面目な兄(誠実ではあったが)とは釣り合わないなぁ、と正直思っていた。
…しかし、どうもYの家は借金を抱えていたらしく、両親は兄とYの結婚を厳しく反対した。
兄は何度も両親に、Yとの結婚を認めてくれるよう頼んだが、両親が折れることはなかった。

腹に据えかねた兄は、Yと一緒に、父親の車を使って失踪してしまった。
当時はそれなりに騒がれたが、何年経っても兄とYは一向に現れることなく、
やがて俺もそんな事件は忘れようとしていた…。

そして10年が過ぎた。
その日はちょうど仕事が早く終わったので、俺は意気揚々と鼻歌を歌いながら家路についた。

すると、俺の家の前に白い車が止めてある。
窓ガラスが黒っぽいのでよくは見えないが、どうも誰か乗っているようだ。
人の家の前に止めてんじゃねえ、と思いながら白い車をジロリと睨むと車のドアに、
斜めになった雷マークのような傷が付いていることに、ふと気付いた。
あの傷は……!!
俺は一瞬、目を疑った。
あれは、俺がガキの頃、ドアを開こうとしてガードレールにぶつけて付いた傷だ…
そうだ、これは親父の車だ!!







109 名前:毒男 ◆B.DOLL/gBI 投稿日:2009/07/02(木) 03:51:27.36 ID:bkeoyK6y0 ?PLT(12830)

まさか、兄貴が帰ってきたのか!?
俺は、勢いよく車のドアを開けて…、そして、悲鳴を上げた。

車の中にいたのは……、兄とYの白骨死体だった。

「う、うわぁあああああ!!」
俺は自分でも滑稽なほどの悲鳴をあげながら、思いっきり車のドアを叩きつけるようにして閉じた。
その衝撃で、理科室の骨格模型をそのまま座席に置いたようなポーズで座っていた兄とYの白骨死体が、
がらがらと崩れた。
俺は再度悲鳴をあげ、地面にしりもちを着いた。
あまりに唐突な事態に、頭の中が真っ白だった。

何をしていいかわからず、俺は親父の車を、震えながらただじっと凝視していた。

そして……。
数十分も経った頃。
俺は、ある事実に気付いた。

兄とYの失踪事件から、もう十年も経っている。
なのに…。
それなのに。

俺の目の前にある親父の車は、あの時のまま。
十年前のままだったのだ。








114 名前:毒男 ◆B.DOLL/gBI 投稿日:2009/07/02(木) 03:55:10.21 ID:bkeoyK6y0 ?PLT(12830)

日露戦争に従軍した軍医の手記を友人に見せてもらいました。
そこになんとなく洒落にならない話があったので話します。

その軍医は秋山支隊と呼ばれた騎兵隊の威力偵察隊に混ざって前線をひそかに突破し
シベリア鉄道を遡って行ったのでした。
そして、シベリア奥地の村に日本軍騎兵隊が訪れた時のことです。
ロシア軍への通報を恐れた偵察隊の隊長はその村の村長に贈り物をしようとしたのですが、
村長は贈り物はいいから息子の病気を見てくれと言います。

そこで、軍医が村の隅に隔離されている村長の息子を診察する事にしたのです。
軍医は彼を見てびっくりしました。
男の顔には米粒大の黒ニキビのがびっしりと出来ているのです。
全身を診察するとその黒ニキビは背中の一面と脇の下そして股の間にもありました。
男は黒ニキビが痒いのか頻繁に強くかきむしります。
するとその黒ニキビのようなものがつぶれてどす黒い血が流れ出すのです…

軍医は拡大鏡でその黒ニキビを良く観察しながらピンセットで取ろうとすると
黒ニキビはつぶれてやはりどす黒い血が流れます。
そこで、軍医はメスを取り出しつぶれた黒ニキビを開いてみると…
中から黒ゴマのようなニキビの芯が出てきたのですが…
ニキビの芯がモゾモゾと動いているのです。
ニキビの芯はダニの一種だったのでした。

毛穴の奥に喰らい付いたダニはいくら潰しても取れません。
そこで、軍医はさらしに現地の強い蒸留酒をしみこませ患部にあててしばらく置いた後に
ダニをピンセットで一匹づつ毛穴から抜き取ったのでした。
ダニを抜き終えた男の顔は毛穴が開ききり蜂の巣のようになっていたそうです。






121 名前:毒男 ◆B.DOLL/gBI 投稿日:2009/07/02(木) 03:59:26.31 ID:bkeoyK6y0 ?PLT(12830)

今から二年ほど前のことです。
とあるアパートに彼女と同棲していました。
その日はバイトが早めに終わり、一人でテレビを見ながら彼女の帰りを待っていると、
「だ~れだ?」
という声とともに目隠しされました。
当然彼女だと思っていた俺は、
「○美だろ~。お帰り・・・」
と、彼女の手をどけながら後ろを振り向きました。
しかしそこには誰もいなかったんです。
一瞬呆然となった後、俺の心臓は鼓動が聞こえるほど早まっていました。

おかしい・・さっきの声は?・・・きっと幻聴だ・・・ドアが開く音しなかったじゃないか・・・





123 名前:毒男 ◆B.DOLL/gBI 投稿日:2009/07/02(木) 04:00:07.90 ID:bkeoyK6y0 ?PLT(12830)

必死にそう思いこもうとする一方で意地悪な考えが頭に響いていました。

手はどう説明する?
・・・目隠しもされた
・・・その手を掴んでどけた
・・・感触もまだ残ってる・・・

俺はもう恐怖で発狂寸前でした。
(とにかくここを出なきゃ・・・)勇気を振り絞り、立ち上がろうとしたその時金縛りに会い、
体が全く動かなくなってしまいました。
心臓が張り裂けそうで、恐怖でパンクしそうでした。

突然部屋中に若い男女と思われる笑い声が響き渡り、
ふっと笑い声が止むと耳をつんざくような恐ろしい叫び声が上がりました。

俺の意識があったのはそこまでで、気が付いたときは彼女に介抱されていました。
俺は彼女にそのことを話し、急いでその部屋を出て、その日は友達の家に泊めて貰いました。

翌日、大家にこの事を問いつめると、以前この部屋にはシャブ中のカップルが住んでいて、
男が女を殺し、自分も自殺したと教えてくれました。








140 名前:毒男 ◆B.DOLL/gBI 投稿日:2009/07/02(木) 04:14:34.18 ID:bkeoyK6y0 ?PLT(12830)

小さい頃、公園で一人で遊んでいると自分よりもちょっと年上(といっても二つ上の)女の子が出てきてよく遊んだ。
ままごとや木登り、子供の遊びだった。
いつも来る時間が4時ごろで、僕が帰るちょっと前に現れるのだった。
「おうちであそぼ」
と女の子は言う、しかし日が傾き始めると帰らないといけない。
「きみもくればいいのに」
その子はいつもそう言っていた。
あるとき自転車の練習(当時僕は2年になっても自転車が乗れなかった)をしに親と公園に来た。
そこで自転車がぶつかりその子を怪我させてしまった。

そんなことをすっかり忘れて中学、塾をサボって女の友人と二人で立ち読みしていると
コンビニの窓の向こうにその公園が見えた。
そういえば昔あそこで遊んだなぁ…どうせ塾が終わるのは遅いので公園に行こうと友人を誘う。
そこで木登りをして降りれないと思われる女の子が居た。
友人は大の子供好きだったからか、女なのにスカートをかぼちゃにして木を上り始めた。
女の子を抱いていると枝が折れ、友人は落ちた。
キャッチしようとした僕は上手くいかず潰された。
友人は骨を折ったようで救急車で運ばれた。
僕も左足に枝が刺さり一緒に運ばれた。
塾をサボったことがバレたので怖くなり病院のベッドで親が来ても寝て過ごしてしまえと思い、寝モードに入った。
「きみもくればよかったのに」
夢の中で昔見た女の子がそう喋った。
次の日、その友人が急死した。子供の上れる木から落ちて死ぬのか?
そう思ったが夢の言葉を思い出して泣いた。

その友人こそ、小さいときから一緒に遊んでいる年上の女の子なのだ。









155 名前:毒男 ◆B.DOLL/gBI 投稿日:2009/07/02(木) 04:28:21.68 ID:bkeoyK6y0 ?PLT(12830)

シャカシャカ(又はテケテケ) このお話はわりと有名なお話ですが
何故か突然ふと思い出しましたので私が聞いた記憶の範囲内でここに記します。

それは雪の降る冬の寒い日に ある駅で起こった事が始まりとなった恐ろしい出来事です・・
朝の始発電車を運転するAさんがいつものようにいくつかの駅を通り越して
次の駅に停車しようとした時・・事件はおこりました・・
いつもの様にその駅で停車するはずの電車でしたがふと見ると前方に何かが落ちていました・・

「・・・?!」

目をこらしてよく見てみると・・
人です・・

停車する駅のすぐ下の線路で女の人が横たわっていたのです。
そこは田舎でしたから始発の電車に乗る人など滅多にいません。
ですから誰かが助けてくれるわけでもありませんでした・・
「自殺だ!」 Aさんは直感で思いました。
すぐにブレーキをかけたのですが車輪から伝わる妙な異物感が結果を物語っていました・・
Aさんはすぐに車内の乗客に人身事故の放送を流し慌て電車を降りて線路を見回しました・・

すると遠くの方で真っ赤な地面と血のついた車輪を発見しました。
「あそこだ・・間違いない・・」
そう思ったAさんは走ってその車輪のある車両の下に向かいました。
無残な事に、そこにはさっき線路で横たわっていた女の人の下半身が電車と線路の間に挟まっていたのです。
あたりの白い雪が真っ赤に染まる程、ものすごい出血でした・・・







157 名前:毒男 ◆B.DOLL/gBI 投稿日:2009/07/02(木) 04:29:22.47 ID:bkeoyK6y0 ?PLT(12830)

「・・やっちまった・・どうしよう・・」
Aさんも、まさか自分の運転する電車が人身事故にあうとは思ってませんでしたから
耐え難い絶望感の反面そのおびただしい出血の量に恐怖を覚えてました・・
「死んじゃったよな・・・」
そんな独り言をつぶやきながら確認の為に車輪に巻き込まれて吹き飛んだであろう
腕やら頭やらを探していたのですが、何かおかしいのです・・
普通なら「車両の反対側にちぎれた上半身がある」と考えますが・・

ないのです。

いくら探しても下半身以外の体のパーツが何処にも落ちていないのです。
誰が何処を探しても見つからず上半身だけが消えてしまったのです。
結局無残な下半身だけを残したままAさんは鉄道会社を辞職し
その事件は保留とされてしまいました・・・
あの女性は本当に自殺がしたかったのでしょうか・・・?

・・ そんな事件があってから一月後・・
鉄道会社を退職したAさんは別の会社で夜勤の仕事をしていました。
そんなある日の事です・・
未だ降り続く雪の中でAさんは 自宅へ向かう為家路につきました。
ふと周りを見渡すと そこは以前自分が人身事故を起こしてしまったあの駅でした。
「嫌なとこ通っちゃったなぁ・・・」
「はやく帰ろう・・・」
そんな事を思っていると・・







158 名前:毒男 ◆B.DOLL/gBI 投稿日:2009/07/02(木) 04:31:13.14 ID:bkeoyK6y0 ?PLT(12830)

「カサ・・ガサガサ・・サ・・」

Aさんの後ろで何かが這うような音が聞えてきたのです・・

「カサカサカサカサ・・ザザ・・ザ・ザ」

「な、なんだよ・・」
「ま、、まさか」
ハッ!と振り向いたその向こうには なんと

一月前にAさんがひき殺してしまった あの女性の上半身がひじを軸にして
腕を交互に這わせながらものすごいスピードでこちらに向かってきていたのです!

「うわぁぁぁーーー!!」
Aさんは走りました。
無我夢中で走りました。

「シャカシャカシャカシャカシャカシャカ」

今まで耳にした事のない、妙な摩擦音が背後から徐々に近づいてきます。

「助けてくれー!」
「お、俺が悪かった!勘弁してくれー!」
夜勤の帰りでしたからあたりには誰もいません・・
Aさんはひたすらその上半身からの逃げ場所を探していました。
もうすぐ後ろにあの上半身だけの彼女は迫っています・・








159 名前:毒男 ◆B.DOLL/gBI 投稿日:2009/07/02(木) 04:31:55.26 ID:bkeoyK6y0 ?PLT(12830)

「そうだ!高い所なら!」

そう思ったAさんは、近くの電信柱を見つけ必死に上り一番上まで来た時にふと下を見下ろしてみました・・

するとその上半身だけの彼女は、異常なまでに大きく開いた口と カッ!と見開いた目で
こちらを睨み付けながらその電信柱を中心にして その場をグルグルと回り始めたのです!
その目は明らかにAさんを怨んでいるのです・・

「ギャァァァァー!!」

翌朝、電柱の上で凍死したAさんと
雪に描かれた円の中で一月前に消えた あの女性の上半身が発見されました。
Aさんの死に顔はものすごい顔だったそうです・・・

後の検査で彼女の上半身は 5日前に亡くなっている事が判明しました。
おかしいですよね・・・
あの事故から一ヶ月弱たっているというのに・・・
鋭利なものを高速で肉体に切り付けた時や
電車などの加速のついた車輪などで一瞬にして肉体を切断された場合
生き物はしばらく出血がしないといいます・・
更にあの凍てつくような寒さの中です・・
彼女はずっと生きていたのでしょうか・・
それとも・・・・・







172 名前:毒男 ◆B.DOLL/gBI 投稿日:2009/07/02(木) 04:46:39.70 ID:bkeoyK6y0 ?PLT(12830)

さっきイヤなモン見てきちまった…

会社帰りに同僚と飲んできたんだが、道端で若い男女が言い争いをしてた。
「痴話ゲンカかよ…幸せな奴らだなぁ」
とか思いつつそのまま通り過ぎようとしたら、なんか女のほうの後ろに黒い何かがあるのが見えた。
なんだ?とちょっと立ち止まって目を凝らしてみたら、黒い影というかモヤみたいなモノがいる。
「???」
微妙に人の形をしてる。
「おい、何そんなもん見物してんだよ」
と同僚に急かされたついでに、
「アレ、何だ?」
と聞いてみたが、同僚は
「何が?」
って顔。
多少酒もまわってたし、自分でも
「酔っ払ってんのかな?」
と思ってもう一度見てみたが、やっぱり何かいる。
周りの人はそれに気づきもしない様子で無視して通り過ぎていってる。
どうやらアレが普通のモノじゃない事に、そこで気がついた。






173 名前:毒男 ◆B.DOLL/gBI 投稿日:2009/07/02(木) 04:47:24.30 ID:bkeoyK6y0 ?PLT(12830)

よく見ると、黒いモヤはやっぱり人っぽい形をしてて、さらによく見ると、なんかモゾモゾと動いてる。
どうも女の動きを真似てるように見えた。最初はそう思った。
けどすぐに違うことに気づいた。
モヤのほうが一瞬早い。
どちらかというと、女のほうがモヤの動きを真似てる。
といっても女は後ろの事なんかこれっぽっちも気づいちゃいないんだが。
話してる内容は普通の痴話ゲンカ。
別れるの別れないの、落ち着け落ち着かないの、正直どうでもいい話なんだが、
女のほうが普通じゃなかった。
少なくとも、目を血走らせて、口から泡ふきながら大声で叫んでるような女は普通じゃないと思う。
多分、後ろのモヤが原因なんだろうと思った。
ずっと見ていたら気持ちが悪くなってきたからそこで立ち去って同僚と飲みなおしたが、
あのモヤは女のほうを操ってたように見えて、思い出すとまた気持ち悪くなって、久しぶりに吐いた。

今の気分は最悪。
アレがきっと取り憑くってやつなんだろうな…








174 名前:毒男 ◆B.DOLL/gBI 投稿日:2009/07/02(木) 04:52:31.68 ID:bkeoyK6y0 ?PLT(12830)

私が以前住んでいた家の真横に樹齢何十年というほどの大きな椎の木がありました。
我が家の裏に住む住人の所有物であったのですが、我が家はその木のおかげで大変迷惑をこうむっていたのです。
というのも、秋頃になると大量の枯葉が我が家の庭先に撒き散らされるのはもとより、
樹齢何十年という老木ゆえ、根元から2、3メートルのあたりが朽ちており、
今にも我が家に倒れかかって来そうな様相なのです。
台風の日などは家族で今日こそ倒れるんじゃないか?と毎度毎度ビクビクしていたものです。
何度かその旨を裏の住人に伝えたのですが、
『当方の敷地のものに文句を言われる筋合いはない!』
と、頭ごなしに断られ、半ば諦めかけていました。

しかし、ある風の強い日にとうとう老木の枝が折れ、その太い枝は我が家にではなく
隣接していたもう一軒の民家に倒れこんだのです。
屋根の瓦も割れ落ちそれはひどい状況になっておりました。
その一件で損害賠償まで話が発展し、ついにその老木は切り倒される運びとなりました。

老木が切り倒されてから1年。
そこには6階建ての立派なマンションが建ち、そのマンションの最上階に
裏の住人の祖母が「管理人」として入居したという事でした。

ある夜の事です。
用事で出掛けていた私は駅から自宅までの道のりを歩いておりました。
マンションは我が家への目印とも言えるほど遠くからでもその姿を見せておりました。
マンションが近くなるにつれ、マンションの屋上付近に
なにやらモヤモヤとした霧のようなものがかかってる事に気がついたのです。
一歩ごとにマンションは近くに見えてきます。







175 名前:毒男 ◆B.DOLL/gBI 投稿日:2009/07/02(木) 04:53:13.63 ID:bkeoyK6y0 ?PLT(12830)

そしてそのモヤモヤが何であるかもしだいに見えてきたのです…。
霧状の白い煙の中には無数の生首が浮遊しているではありませんか!!
生首はひとつひとつ違う顔をしており、老若男女様々でした。
ただ、その顔の群れに共通したものが一つだけありました…。
全ての顔が満面の笑みを浮かべているのです!!

それから数日後の事。
マンションの管理人である老婆が屋上から飛び降り、亡くなってしまいました。

老人性の痴呆が原因と言われてはいましたが、果たしてそうなのでしょうか?
何故って?
私が見たあの首の群れは老婆の住んでいた部屋の真上だった事がひとつ。
そしてもうひとつは老婆が絶命した直接の原因…。
老婆の死は飛び降りによる打撲が原因ではないんです。
地面にあった木の小枝が喉を貫いていたそうです…。

私にはどうしても老木の怨念としか思えないのです…。









181 名前:毒男 ◆B.DOLL/gBI 投稿日:2009/07/02(木) 05:04:27.09 ID:bkeoyK6y0 ?PLT(12830)

その事務所は、渋谷の道玄坂にある鰻の寝床のように細長い9階建てのビルの6階あった。
坂の途中にある事務所6階の窓からは、円山町のホテル街、向かいにはキャバクラ、
背後は有名なヌード劇場とそれは素晴らしい眺めであったと、今でも覚えている。

以前からこのビルにおいては様々な怪異現象が起きており、霊感のある部下『N』に言わせれば
『霊道』なる幽霊の通り道がこの事務所の部屋を横断しており、怪異現象の原因はすべてこれがが関係しているらしい。

吸っていた煙草が突然灰皿から消える。
事務所内に誰もいないのに机や椅子がバンバン叩かれる音がする。
揚げ句のはては6階の窓ガラスが突然うなり声をあげ、外から誰かがこじ開ける様にバタバタ震える…。
また、こういった話を事務所でしていると、部下の言う「霊道」の中に座って仕事をしている同僚が影響を受け、
突然頭痛を起こし倒れるというようなハプニングが起きたりした。

様々な怪異の中で一番頻繁にあったのが仕事中に突然、耳もとで女性のささやき声がする、と言ったものであった。
それは、注意していないと何と言っているのか分からないような声なのだが、
テレビもラジオもついていない窓を締め切った室内で聞こえるのだ。
外から聞こえる街頭のアナウンスの声などとははっきり違うのは、
耳元でささやくその息づかいまでもが肩越しに聞こえる事であった。
さすがに、これには大半の社員がまいった。




184 名前:毒男 ◆B.DOLL/gBI 投稿日:2009/07/02(木) 05:06:43.14 ID:bkeoyK6y0 ?PLT(12830)

普段、霊魂などとは無縁の者もこの声を耳を理由に事務所への待機を拒否しはじめた。
しかし、悲しいかなここは警備会社という特殊な職業のため、各事務所は『24時間体制』が義務付けられており、
昼間はもちろん、夜間の宿直者も毎晩置かなければならなかった。
セクションの違う私は、夜間宿直のローテーションには含まれておらず安心していたのだが、
8月中旬のある夜にどうしても当番の都合が着かず、運命の当番が私にまわってきてしまった…。
当日、初めのうちは昼間勤務の同僚などが残業で何人も残っており、何事もなく通常の夜間勤務をおこなっていた。

しかし、10時を過ぎる頃から一人、二人と同僚が帰宅し、ふと気付くと事務所には私ひとりが残されていた。
加えて、省エネの為なのか室内は頭上の蛍光灯2灯のみを残し消されている。
本来怖がりの私は、暗がりの中にある蛍光灯のスイッチを入れに行く勇気もなく、
「あーあ。とうとう一人か…。取り敢えず軽く仮眠を取っておこうか。」
などと、自分に都合の良い理屈を言うと打ちかけのワープロの電源切り、そのまま机に突っ伏し仮眠にはいった…。

リーン・リーン・リーン・リーン
現場からの定時連絡の電話に起こされた。
時計を見ると、針は2時を差している。
寝ぼけたままトイレへ駆け込み用事を済ませ、再び席に座り直したその時…。

バン・バン・ババン・バン・バン・ババン・バン・バン・ババン!

突然、窓ガラスを素手で叩く様な音が起こった。
「あーっ。まただよ…。」
私は慌てて頭から備付けの毛布をかぶり、机の上で両耳を塞ぎ早く眠てしまおうとした…。
窓を叩く音が始まって、4~5分程たった頃だろうか…、

バンッ!ババンッ!バン!!

今度は私周りの机が激しく、まるでドラムを叩く様に早く激しく鳴り始めた。






186 名前:毒男 ◆B.DOLL/gBI 投稿日:2009/07/02(木) 05:09:01.41 ID:bkeoyK6y0 ?PLT(12830)
 
「こりゃ、やばい…!。」
私は危険を感じ、毛布を払い周りを見回した。
しかし、もちろん事務所の中には私以外の誰もおらず、今の今まで鳴っていた音もピタリと止んでいた。
恐怖が頭の中も全身をも支配していた。
私には、机を離れ室内を調べる勇気もなく再び机に突っ伏し、頭から毛布をかぶった。

コツ・コツ・コツ……

間髪いれず、今度は何者かの足音が私の机の周りをぐるぐると周り始めた。

さすがに耐えられなくなった私は、大宮支社に助けを求めた。
この日、大宮支社は霊的体験のある(自称、霊的修羅場経験者)というO氏が泊まり番だった。
O氏が電話に出た。彼は、すぐ様電話から異変を感じ取ったらしく、ゆっくりと私に聞いた。
「どうしたんだ!?」
私は今までのいきさつと現状を、電話の向こうのO氏に説明した。
「分かった…………。いいか、よく聞けよ…。」

パシィーーーーーーーン!!

突如背後で何かがはじける音がした。振り向くと、額縁のガラスが割れていた。
しかも、額は壁に掛かったままガラスだけがまるで何かに叩き割られたようにこなごなに飛び散っている。
「Oさん!ガラスが…ガラスが…。」
私は、錯乱していた。
「落ち着け!事務所に塩はないか?塩…。それを水に溶かして部屋の中に撒け!入口の所には塩を盛れ!
いいか、ただの食塩じゃねぇぞ。あら塩だ、あら塩!」
「えっ…、そんな塩、事務所にないですよ…。」
「だったら急いで買ってこい!!」
「買いに行けったって、それじゃあこっちの事務所、誰もいなくなっちゃいますよ!?」
「何もお前が出ていく必要はねえじゃねぇかよ。」
「えっ?」





188 名前:毒男 ◆B.DOLL/gBI 投稿日:2009/07/02(木) 05:09:59.57 ID:bkeoyK6y0 ?PLT(12830)

「さっきから、電話口で笑っている女に買いに行かせりゃいいだろ!
第一、こんな夜中に事務所へ女を引き摺り込んで、何やってたんだ?お前はっ!。」

「…………………………!!」

私は絶句した…。

彼には女性が私とO氏の会話に笑いながら相づちをうっているのが聞こえていた。

私はパニックになりながらも、電話の大宮支社への転送切り替えを行い、塩を買いに近くのコンビニまで飛び出していった。
そして、戻るなり尋常とは思えない程の食塩水を作り、床が水浸しになる程撒いたのだった。
驚く事にその直後からピタリと怪異現象は治まり、何事も無く朝を迎えた。
しかし私は、とうとう朝まで寝ることも出来ず、夏の暑い日だというのにガタガタ震えながら、
翌朝代りの者に引き継いだのだった。

後日、当夜の夜間電話の録音テープは、処分された。
理由は、職場に無用の混乱を招く恐れがあるためとの事であり、
表向きは、「機械の故障による録音不備のため消去」となった…。

そして、その後も幾度となく宿直当番に恐怖はふりかかった。
しかし、幸いな事にそれから程なく、リストラによる統合のため事務所移転となった。
従業員は、皆もろ手を上げてリストラを歓迎した。

その後事務所は借手を二転三転したが、長期の入居者も無く、現在は次の借手が来るのを待っている…。








194 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/07/02(木) 05:22:43.99 ID:0fJnl0Zy0

694 :本当にあった怖い名無し :2005/08/15(月) 04:21:17 ID:3BeutGhm0

家にまつわる怖い話とは少し違うかもしれませんが
このスレッドが最も適切かと思い書き込ませていただきます。

私が15歳のときの話です。
学校から帰ると家があるはずの場所が空き地になっていました。
それまで毎日通っていたわけですから帰り道を間違えるはずはありません。
それに周りの風景にも見覚えがあるので場所も間違いありません。
奇妙なことに空き地の雑草の生え具合や荒れ方はすぐにそうなったものではなく
明らかに数年が経過したものでした。
結局家族は全員行方不明になってしまい私は祖母の家に引き取られました。
この書き込みも祖母の家からしています。
似たような出来事をご存知のかたいらっしゃいますでしょうか。
今私は働きながら家族を探していますがあきらめの気持ちが強くなってきています。







 
220 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/07/02(木) 06:45:48.43 ID:0fJnl0Zy0

2000/10/09(月) 03:31
子どもの頃の話。

子どもの頃、僕は2階建ての借家にすんでいた。
母親も仕事をしていたので、学校から帰っても自分一人のことが多かった。
ある日、夕方遅く学校から帰ってくると、家の中が暗い。
「おかあさ~ん」と呼ぶと、2階からか小さな声で「はあ~い」と
応える声がする。もういっかい呼ぶとまた「はあ~い」。
自分を呼んでいるような気がして、2階へあがる。
階段をあがったところでまた母を呼ぶと、奥の部屋から「はあ~い」と声がする。
奇妙な胸騒ぎと、いっこくも母に会いたいのとで、奥の部屋へゆっくりと
近づいていく。
そのとき、下で玄関を開ける音がする。母親があわただしく買い物袋をさげて
帰ってきた。「しゅんすけ、帰ってる~?」明るい声で僕を呼んでいる。
僕はすっかり元気を取り戻して、階段を駆け下りていく。
そのとき、ふと奥の部屋に目をやる。
奥の部屋のドアがキキキとわずかに動いた。
僕は一瞬、ドアのすきまに奇妙なものを見た。
こっちを見ている白い人間の顔だった。






223 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/07/02(木) 10:30:43.16 ID:vQPobHGE0

深夜の峠道。バイクをかっとばす男と、後ろに乗っている女。
女「ちょっとぉ、スピード出しすぎじゃない?」
男「だーいじょうぶだいじょうぶ。俺のドラテクなめんなよ!」
女「でも酔っ払ってるし、私ノーヘルだし、怖いよぉ」
男「うっせーなぁ・・・アレ、今落ちてたのメットじゃね?」
女「ちょっと急に止まんないでよぉ!」
男「アレ取ってくっから、おまえかぶれよ。つかマジうっせーからおまえ」
女「ったくもう・・・」
男「駄目だった駄目だった。行こーぜ」
女「ヘルメットじゃなかったの?」
男「いや、ヘルメットだったよ。でも使用中だったからさ」








225 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/07/02(木) 11:07:44.40 ID:vQPobHGE0

504 名前:2/3 ◆zxEvCWYvb6 投稿日:03/12/15 16:26
冬のある日、いつものようにバスで高校に行く途中、おばあさんが乗ってくると
既にバスに乗っていた乗客の一人がおばあさんに話しかけました。
話しかけたのは帽子をかぶってシルバーシートに座った、老紳士といった感じの人で、
その人の連れらしい、同じような恰好の40代くらいの男性が二人
大きな鞄を持ってそばに立っていました。
老紳士とおばあさんが何を話したのかは
友人には聞こえませんでしたが、ふたことみこと会話を交わしていたようです。
そして突然老紳士のほうが「それだけはさせません!!」と
バスの中で大きな声をあげました。見ていた友人だけでなく、周りの人たちも
何があったのかとそっちを一斉に振り向きましたが
そのときには老紳士の連れの人が鞄から何か丸いボールのようなものを
取り出していました。それがなんなのかはわからなかったそうですが
とっさに友人は、自爆テロでバスが爆破されるというようなニュースを思い出し
まさかそういうような恐ろしいことが起きるのかと思いましたが
しばらくは何も起きず、老紳士とおばあさんはにらみ合いをしたまま
黙っていたそうです。
そのまま何分か何秒かはわかりませんが、バスの中で気まずい沈黙が流れていたところ
突然バスが急ブレーキをかけました。
運転手さんがアナウンスで「急ブレーキで大変ご迷惑様です。この先緊急工事ですので
迂回いたします」みたいなことを言って、いつもと違う道に入りました。
しばらく行くと急に外が暗くなって、「あれ、トンネルかな?」と思ったところで
ふと記憶が途切れ、気がつくと病院のベッドだったそうです。






226 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/07/02(木) 11:08:55.32 ID:vQPobHGE0

505 名前:3/3 ◆zxEvCWYvb6 投稿日:03/12/15 16:27
実は友人は、道で倒れているのを通行人に通報され、友人は意識のないまま
病院に運ばれたようなのですが、友人が入院したのは小さな病院で
バスに乗っていたほかの客が入院したらしい様子もなく、結局バスは
どうなったのか、僕にも友人にもよくわからないままでした。
翌日の新聞でそれらしい事故が載っていないか探したのですが
とくに見当たらず、それっきりになってしまい、無理に探すのはあきらめました。
というのも、実は意識のもどった友人は脳に障害が残ったのか
ちょっと何を言ってるかわからないような感じになっていて
この事故のエピソードも二日に分けて根気よく聞きだして判ったものを
僕がまとめたもので、本人の口から聞いただけでは何がなんだかわからずじまいでした。
直後にいったんは退院して、あちこちにこの話をして彼なりに詳細を確かめようと
したみたいですが、「インターネットでも相手にされなかった」というようなことを言っていました。
(このとき彼と話をした人、この板にはいないかなぁ。交通関係の掲示板とかかな)
その後また日に日に具合は悪くなり、去年の夏くらいに亡くなりました。

僕が大学で、オカルト好きの別の友人にこの話をしたら
おばあさんが悪霊とかで老紳士のほうは
拝み屋の類だったんじゃないかと言ってましたが
それもまた考えすぎな気もします。







 
238 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/07/02(木) 14:19:04.26 ID:vQPobHGE0

去年の秋に後輩のJが自殺しました。

死因は、電気タイマーをセットして電極を両手首につけての感電死です。
睡眠薬を飲んでおり、時間は真夜中にセットしてありました。
ただ、電流を止める時間をセットできなかったため、発見されるまでの2日間電気が通ったままで
遺体はだいぶ焼けており、部屋は臭かったです。

当然自殺者のでた部屋を借りる物好きはいなく、部屋はしばらく借り手がつきませんでした。
しかし部屋の値段が半分になったときにJの友人だったNが部屋を借りました。
理由は当然値段が安いからです。
しかも私に、
「大丈夫スよ~。あいつとはダチだったから幽霊でもいいからあいつと会ってみたいス~。」
なんてふざけたことを言っていました。
Nが部屋を借りた理由は、Sちゃんという彼女が出来てずっといっしょにいたいから、
今払っている金で広い部屋に移りたいというものでした。
当然Sちゃんにその部屋の秘密については言ってありませんでした。

Nは仕事が忙しくなり、帰りが遅くなることが多くなりました。
SちゃんはひとりでNの部屋で帰りを待つことが多くなりました。
そしてある日、私に相談があるとSちゃんから電話がかかってきました。
実は、夜に一人でNの部屋にいるとJの声のようなうめき声が聞こえたり、
寝ていると夜中にビクンと電気が走ったような感じがして目が覚めるというのです。
そして夜中にふと目を覚ますと誰かが部屋にいる気配がするというのです。
そのことをNに言ってもとりあってくれないということでした。

私はとてもSちゃんには言えませんでした。
Jの死んだ本当の理由は、JがSちゃんのことを好きで、失恋が原因だったことを。






242 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/07/02(木) 14:59:24.45 ID:vQPobHGE0

寝る前に部屋、天井の四隅を見ると幽霊が現われるというのを昔、友人から聞いたことがある。
そもそも私は霊感とかが強い方でもなく、怪奇現象とかも体験したことがなかったのであまり信じていなかった。
むしろ半信半疑で随分と古い話でもあったせいか、記憶から失せていた。しかし。
昨日は飲み会が会った。
帰宅した私はひどく疲れていて玄関の電気もつけぬまま、常に敷きっぱなしの布団に仰向けになった。
ぐらぐらと意識がおぼつかない。自分でも酩酊してるとわかるほどに息が酒臭い。
湿度の高い部屋のせいで身体が汗ばんでワイシャツが肌に吸い付くけれど気にはならなかった。
私は酔っている時特有の心地よさに浸りながら、ただぼんやりと天井をみつめていた。
不意に、過去の記憶が蘇った。
「寝る前に天井の四隅を見ると幽霊が現われるよ」
あまりの懐かしさにわたしはその友人の顔を脳裏に思い浮かべ、今度電話でもしてみるか、などと
思いながら何かに引かれるように、電気にあてていた視線を外した。
右下、左下、右上と、仰向けになっているため眼球をせわしなく動かしながら、
私はいるはずのないものを確かめるようにゆっくりと視線を巡らす。左上。
一瞬、何かあったらどうしようという思いに喉がこわばった。
しばらく眼をそこから放さずに一度まぶたを閉じて再び電気を見る。部屋の中心には何もない。
やはり何も起らないじゃないかという安堵感に緊張していた身体がほぐれて脱力した。
もう寝てしまおうかと思ったが、大量にアルコールを呑んだせいか便所に行きたくなった。
トイレまでそう距離もないのでわたしはさも面倒くさそうに身体を起こしてトイレに駆け込んだ。
廊下の電気を点けて、トイレの電気も一緒に点ける。
わが家の便所の戸は下が微かに開いていて、そこから光が漏れるのがわかる。
景気のいい音とともに体内から排泄物を出す。用を足し、水を流そうとした瞬間。
背後で廊下の床が軋んだ。心臓が跳ねた。私は思わず眼を見開いて硬直した。
何分か、動かずにいた。空気がじっとりと皮膚に絡んで、いやに湿気がわずらわしい。
背後に誰かいたら、いや、いるはずはないのだけれど、万が一幽霊がいたら、と思いながら、
私は、ゆっくりと振り返った。すると、そこには私の恐怖していたものはなかった。
背後には誰もいない。貞子のようなものでも現われたらどうしようかなどと思っていた私は胸をなで下ろした。
しかし。






243 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/07/02(木) 15:00:31.89 ID:vQPobHGE0

トイレの扉、その下から、誰かの足が見えるのだ。佇んでいる。はっきりと見えた。
赤いマニキュア、おそらくは女性であった。私は恐ろしさのあまりに声も出ず、立ちつくしたまま震えた。
しばらくして、私にこの話題を振った友人を憎んだ。
力が抜けてその場にへたり込み、死んでしまうのだろうかと思いながら、年甲斐もなく膝を抱えて泣いた。
何分そうしていたかもわからない。もしかしたら小一時間は過ぎていたかも知れない。
拒絶のあまり顔を伏せていた私は、ゆっくりと顔を上げた。しゃがんでいるせいで近くに見える扉の隙間からは、何も見えなかった。
それでも出るのが怖かった。戸を開けた瞬間に、何かがあったらと思うと、一晩ここで過ごすのも悪くないとさえ思った。
しかし私はトイレの水を流し、勢いづけて扉を開いた。外には、何もいない。
急いで寝室に戻り部屋の電気を点ける。すると、風が通り抜けた。窓が開いていたのだ。
帰ってきたときは明らかに閉じていたはずだ。湿度の高い空間で、私は冷や汗を流した。

そのあとは怖かったので電気つけたまま寝ました。泥棒には思えなかったんですが、幽霊だったのかも謎。
もう夜中に便所行くのも無理です…。これを教えてくれた友人に連絡をとってみたんですが、繋がらないので…。
彼女に何か悪い事が合って云々、なんてベタなことあるはずないよな…なんて思いながらも少しビビってます。
無駄に長くなってすいませんでした。








246 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/07/02(木) 15:37:32.32 ID:vQPobHGE0

俺が前住んでた家は閑静っつーか閑散とした住宅地にあった
んで2軒隣に結構年配の夫婦が越してきたんだ
旦那さんは普通の人っぽかったけど
奥さんが病気がちで外出できないとかで全然姿見せなかった
でも実は奥さんの病気は精神的なものだったらしくて
夜中とか、旦那さんが寝ちゃった後に大声で歌いながら近所を徘徊してたりしたんだよね
大抵は何歌ってんのかさっぱりだったけど
時々もの凄くはっきりと浜崎あゆみの歌歌ってたりしてそれは結構怖かったw
それに他人の敷地にも勝手に入ってそこの家の犬に吠えられたり
親父が遅く帰ってきたときに、うちの玄関前にしゃがみこんでた事もあった
目が合ったとき正直血の気引いたって言ってたよ
んでも特に実害があったわけじゃないし(歌うっていってもしばくぞ!のおばさん程じゃなかった)
いつも旦那さんがすっ飛んできて謝りたおしてたから
誰も文句は言えなかったんだ
そんな感じで特に問題も起きずに半年ぐらい経ったかな
母方のじいちゃんの誕生日祝いで母の実家に行ったんだ
俺の家は関東で母の実家は東北、大宴会しても大丈夫なように土曜にしたから
俺も両親も当然泊まるつもりだったんだけど
俺は日曜にサークルの集まりが入ったから一人で家に帰ることにした
っていっても帰ってきたのは深夜の12時ぐらいだったかな
季節は夏真っ盛りだったけどさすがにクーラーはやり過ぎだな~と思って
戸締りして1階の俺の部屋の窓だけを全開にして寝たわけ
それで、8時には家出ないといけないから6時ごろ起きてとりあえず風呂沸かして入った






247 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/07/02(木) 15:38:48.29 ID:vQPobHGE0

湯船につかりながらぼ~っとしてたら、いきなり犬の吠える声がしたんだ
隣の家で何かちっこい犬飼ってるのは知ってたけど、何も無いのに吠えるような犬じゃなかったし
泥棒とかだったらいやだな~と思ったから窓開けて覗いてみたのよ
でも犬小屋は俺んちの風呂場からは死角になってて何にも見えなかった
別に怪しい人影も見えなかったからとりあえず窓閉めて湯船に戻ったんだけど
突然吠え声がぴたっと止んだのね
吠え止んだって感じじゃなくって何かこういきなり声が消えたって感じだった
だからもう1回窓開けて覗いて見たんだ
そしたら犬小屋のあるほうから出てくる例の奥さんが見えた、というか目が合っちゃった
何だろうね、いつもはそんな事無いんだけどその時はやばいっと思ったな
慌てて窓閉めて風呂から出て戸締り確認したよ
でも奥さんはそのまま家に帰ったらしくて物音もしなくなった、んで俺も普通に出かけたんだ
夕方になって帰ってくると、うちの周りに近所の人がいる
何かあったのかなと思って近づいてくと母が血相を変えて飛び出してきた
どしたの?と聞くと、あの奥さんが隣の家の犬を殺しちゃったの、って言われた
犬の死体は、朝になって散歩に連れてこうとした隣の家のご主人が見つけたらしい
なんかもうぐちゃぐちゃな死体で、ご主人はげーげー吐いちゃったそうだ
奥さんが血塗れで帰ってきて旦那さんが通報したんだって
げっ、じゃあ風呂場で見た奥さんは、まさに犬を殺して出てきたとこだったのか・・・
やばいって思ったのは正解だったな・・・
とか何か突然すぎてそんなこと考えてたら、母がさっきより泣きそうな顔で続けた







248 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/07/02(木) 15:39:42.03 ID:vQPobHGE0

・・・凶器はうちの包丁だったんだって、血塗れでうちの包丁持ってたって・・・
最初は意味が分からなかった
両親が帰ってきたときはもう事件は発覚していて、凶器が包丁らしい事も知れ渡っていたそうだ
ふと気になって、母が自分の家の台所を調べると、包丁が1本無くなっている
それを警官に告げたところ、しばらくしてうちの包丁が凶器だった事が分かったらしい
・・・いつ盗まれたんだろうか
昨日3人で出かけるまでは間違いなくその包丁はうちにあった
俺が帰ってきたとき戸締りはきちんとしてあった
つまり、あの奥さんは、昨日の夜中から今日の朝までに
うちに忍び込んで包丁を盗んで出ていった
唯一開け放してあった、俺の部屋の窓をつかって・・・
もう震えが止まらなかった
後で聞いた話では、徘徊癖のある奥さんはあの犬に何度も吠えられており、強い恨みを抱いていたとか
だから、俺が殺されていた可能性は低かったらしい
でももうあそこには住めなかった
うちの一家はすぐに引越し、例の旦那さんも事件を示談で終わらせたあと逃げるように引っ越したそうだ
あれ以来、怖い出来事には遭遇していないが
俺の、戸締りに対する警戒心はいささかも薄らぐことはない






256 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/07/02(木) 16:39:29.08 ID:jbsRupopO

深夜1時
玄関のチャイムがなりました
私は恐る恐るドアの覗き穴から訪問者を確認しました
そこにはなんと血だらけ男が立っています
臆病者の私はどうしていいか分からずとにかく通報しました
するとその男はドア越しに言いました
「ま き ま さ ま か し た た き さ」
その時私はそれが何を意味しているか分かりませんでした
そして警察が到着しその男は救急車で病院へ運ばれましたが死亡したそうです
数日後この男の正体が明らかになりました
そしてあの言葉の意味が分かりました








259 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/07/02(木) 17:14:44.70 ID:n3AJIFrE0

学校から帰ると家の鍵が開いていて、玄関に家族の物じゃない靴が乱雑に脱いであった。

用心しながら玄関と部屋とを繋ぐ廊下を忍び足で歩いて行くと、
横にある風呂場が朝出て行った時より汚れてるのに気付いた。
洗面台が散らかっているのはいつもの事だけど、
普段ワックスとかひげ剃りとか俺が使う物しか入れてない場所まで
グチャグチャになっているのは流石におかしいし、何より嗅いだことのある不快な臭いが充満してる。
その時トイレに電気が点いているのが見えて、俺はすぐ家から出た。

また引っ越しかと思うと頭が痛い。





288 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/07/02(木) 23:03:18.03 ID:2fMbBFAl0

あらかじめお断りしておきますが、この話を読まれたことでその後何が起きても保証しかねます。

*自己責任の下で読んで下さい。
*保証、責任は一切持ちません。

5年前、私が中学だった頃、一人の友達を亡くしました。

表向きの原因は精神病でしたが、実際はある奴等に憑依されたからです。

私にとっては忘れてしまいたい記憶の一つですが、
先日古い友人と話す機会があり、あのときのことをまざまざと思い出してしまいました。
ここで、文章にすることで少し客観的になり恐怖を忘れられると思いますので、綴ります。
私たち、(A・B・C・D・私)は、皆家業を継ぐことになっていて、高校受験組を横目に暇を持て余していました。

学校も、私たちがサボったりするのは、受験組の邪魔にならなくていいと考えていたので、
体育祭後は朝学校に出て来さえすれば後は抜け出しても滅多に怒られることはありませんでした。

ある日、友人A&Bが、近所の屋敷の話を聞いてきました。改築したばかりの家が、
持ち主が首を吊って自殺して一家は離散、空き家になってるというのです。
サボった後のたまり場の確保に苦労していた私たちは、そこなら酒タバコが思う存分できると考え、
翌日すぐに昼から学校を抜けて行きました。

外から様子のわからないような、とても立派なお屋敷で、こんなところに入っていいのか、
少しびびりましたが、ABは「大丈夫」を連発しながらどんどん中に入って行きます。

既に調べを付けていたのか、勝手口が空いていました。書斎のような所に入り、
窓から顔を出さないようにして、こそこそ酒盛りを始めました。




 
290 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/07/02(木) 23:05:35.43 ID:2fMbBFAl0

でも大声が出せないのですぐに飽きてきて、5人で家捜しを始めました。すぐCが「あれ何や」と、
今いる部屋の壁の上の方に気が付きました。

壁の上部に、学校の音楽室や体育館の放送室のような感じの小さな窓が二つついているのです。
「こっちも部屋か」よく見ると壁のこちら側にはドアがあって、ドアは、こちら側からは本棚で
塞がれていました。肩車すると、左上の方の窓は手で開きました。

今思うと、その窓から若干悪臭が漂っていることにそのとき疑問を持つべきでした。
それでもそのときの、こっそり酒を飲みたいという願望には勝てず、無理矢理窓から部屋に入りました。
部屋はカビホコリと饐えたような臭いが漂っています。雨漏りしているのかじめっとしていました。

部屋は音楽室と言えるようなものではありませんでしたが、壁に手作りで防音材のようなものが貼って
あり、その上から壁紙が貼ってあることはわかりました。湿気で壁紙はカピカピになっていました。

部屋の中はとりたてて調度品もなく、質素なつくりでしたが、小さな机が隅に置かれており、その上に、
真っ黒に塗りつぶされた写真が、大きな枠の写真入れに入ってました。

「なんやこれ、気持ち悪い」と言って友人Aが写真入れを手にとって、持ち上げた瞬間、額裏から一枚
の紙が落ち、その中から束になった髪の毛がバサバサ出てきました。紙は御札でした。

みんな、ヤバと思って声も出せませんでした。顔面蒼白のAを見てBが急いで出ようと言い、
逃げるようにBが窓によじ登ったとき、そっちの壁紙全部がフワッとはがれました。







292 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/07/02(木) 23:32:58.06 ID:2fMbBFAl0

すいませんこの先は貼らないほうがいいと思います。
見たい方は自分で探してみてください






 
298 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/07/03(金) 00:48:24.21 ID:oCv8+Rcn0

寸止めはやめて><
もう最後までちゃんとしてよ☆







311 名前:毒男 ◆B.DOLL/gBI 投稿日:2009/07/03(金) 03:50:35.65 ID:d/L9KbAf0 ?PLT(12830)

私は東北は岩手県に住んでおります。
それも岩手といってもほぼ青森県との県境の田舎町に居ます。
その日は地元のお客さんの奥さんの実家へ商品の納品があり青森県のとある場所への配達でした。
配達ルートを見た時点で私は
「あちゃーここはあそこを通らなきゃならないな~」
とちょっといやな予感がしたのです。
そうその場所とは青森では割と有名な(心霊スポット紹介雑誌、数誌に掲載された)場所でして
簡単に説明すると、その場所は青森県の南部にある小さなトンネルです。

数年前の夏に暴走族同志の抗争があり、あるチームの少女が敵対するチームの数名に拉致され、
暴行を受け置き去りにされたのであります。
心身ともにボロボロになった少女は現場の近くにあった神社の鳥居に近くにあった白っぽい縄で首を吊り
翌日、神社へ来た神主さんに遺体を発見されるという事件がありました。
その後、その場所や付近を通ると昼夜関係なく、茶髪でワンピースを着た白い紐を首から下げる、
または手に持った少女を見かけるとか、カーステレオのラジオから突然雑音がしたり雑音に混じって
「お前も仲間だろ」
「絶対にゆるさない」
「殺してやる」
など恨みのこもった声が聞こえたりすると噂がたちました。
興味本位で現場に行った若い連中などは急にエンストしたり、ライトのバルブが切れたり、
エンジン停止中でカーステもオフの状態でスピーカーから声がした。
また、車2台で出かけた連中は前の車は急にエンスト停車後ろの車はブレーキが効かなくなり
追突事故を起こすこともあったそうで、どうしても行くなら車は1台で行った方が…などのつまらない噂もたちました。
話は戻りますが、配達相手の都合で夕方に納品して欲しいと連絡があり、しぶしぶ出かけました。






313 名前:毒男 ◆B.DOLL/gBI 投稿日:2009/07/03(金) 03:51:54.17 ID:d/L9KbAf0 ?PLT(12830)

いよいよ現場に近づく頃、出来るだけ仕事に集中しようと心がけていると急に「きーん」と耳鳴りが。
やばいかなと思いながらも無事トンネルを抜けしばらくすると耳鳴りも治まっていました。
配達先で商談も有った為に家路につく頃は午後8時過ぎ、夜とはいっても深夜では無いの事と、
机仕事が残っている為、例の場所を迂回することはあきらめ、来た道を戻ることにしました。
都内に居る方は想像できないと思いますが、田舎の道路には外灯などは
国道、県道、大きな町道以外はほとんど無く夜はほんと寂しいものです。

例の場所へ近づく頃、またあの「きーん」と耳鳴りが、それも来た時よりもひどく頭に響くような不快感で。
しばらく行けば治まることを信じながらも、そのような感じから少し怯えてしまい多分錯覚と思えるのですが、
後ろに誰かが居るような気配も(軽トラックなので後部座席は無いはずなのですがそう感じました)
しかしここで
「バックミラーを見たらいけない!」
と思いとにかく運転に集中をしました。

しばらくして耳鳴りが解ける頃、ほっとしてバックミラーを見てしまいました。
月明かりしか無い筈なのにぼんやりと立っている人の姿、頭をうなだれた姿勢…
そう首を吊られた時の姿勢でさらに視線をずらした時、バックミラーに映る私の顔半分の目の脇にもう1つ目が、
目だけが映ってました。人の姿よりもむしろその目に驚き、車を停車。
頭の中で
「御先祖様、助けてください」
と祈りながらも再度恐る恐るバックミラーを見るともうなにも見えませんでした。
何とか気を落ち着かせようと努力しながら安全運転を心がけ無事地元へ。
自宅へ帰る途中、地元の神社へよってお参り(地元の安心感か夜の神社でも怖さはなく、
むしろ安堵感が)して帰宅しました。








322 名前:毒男 ◆B.DOLL/gBI 投稿日:2009/07/03(金) 04:14:22.92 ID:d/L9KbAf0 ?PLT(12830)

これは、3年ほど前に実際にあった話です。

冬のある日の夜中3時くらいだったと思います。
友達がいきなりドアをノックして「開けてくれ!!」と叫んでるので、急いでドアを開けました。
すると、真冬なのに汗びっしょりになってる友達の姿がありました。
取りあえず家に上がってもらいコーヒーを渡したんですが、
入れたてのホットコーヒーを一気で飲むんです。80度以上はあるのに・・・
それを見てただ事では無いなと思いました。

話を聞くと、AM2:30くらいに他の友達と自分の家でゲームをやって遊んでたらしいんです。
すると、自分の部屋の一個挟んで隣の台所からペタペタと音がするらしいのです。
その日は友達と二人しかいなかったんですが、その足音は段々こちらに近づいて来るらしいのです、

そして次に隣の部屋の和室の畳を這ってる音が聞こえてきた途端友達は思ったそうです(あ、赤ちゃんだ!)
そしてすぐそこまで這う音が来た途端部屋が激しくゴーっと音を立てて揺れだしたそうです。

その瞬間、自分たちが居る部屋のふすまがバンっと開いたそうです。
そしてそこにいたのは顔が赤紫色に腫れ上がって般若のような顔をした赤ちゃんでした。
そして、信じられない速さで壁や天井を「きゃははははははははは」と耳がやられそうなくらいの声を上げて
笑いながらまるで蜘蛛のように這いずり回るらしいのです。

それを見た2人は腰を抜かしながらも家を飛び出していったらしいです。
友達はその出来事の1週間くらい前に彼女と相談して赤ちゃんを仕方なくおろしたらしいのです。






326 名前:毒男 ◆B.DOLL/gBI 投稿日:2009/07/03(金) 04:24:52.20 ID:d/L9KbAf0 ?PLT(12830)

いつもの通勤時間、俺は中央線のラッシュにもまれていた。
たぶん中央線でもっとも自殺が多いといわれているあの場所にさしかかった。
俺の乗っている車両は5両目くらい。
ちょうど真ん中くらいだったろうか?
つり革につかまってぼーっと外を眺めていると前触れもなく急ブレーキ。
人の波が激しく打ち寄せ、将棋倒しのような状態になった。
なんだ?嫌な予感がしていたがその場から起き上がり放送に耳を傾ける。
「ただいま先頭車両がなにかと接触したようです。調査しますのでしばらく停止します」
とのことだった。なにかって…

長くかかりそうだったのでカバンから本を取り出し読もうとしたそのとき、
俺の右側のほうでOL風の女が外を指差して叫んでる。
マジで?一気に身体は硬直して冷や汗みたいなものが流れるのを感じた。
次々と乗客が叫び声をあげる。
話の種でも見たくなかったが誘われるように、ドア付近へ移動して下を覗き込んだ。
見なきゃよかった…死ぬほど後悔した…






327 名前:毒男 ◆B.DOLL/gBI 投稿日:2009/07/03(金) 04:25:57.01 ID:d/L9KbAf0 ?PLT(12830)

首しかない女と目が合ってしまった…何か言ってるけど聞こえないフリをした。

もうパニック状態だった。
急いで車両の真ん中に戻ったけど顔が焼きついて離れない。
ただ何を言いたかったのかが妙に気になってもう一度見に行こうと思ってしまった。
行かなければいいのになぜか足は止まらない。

首は少し移動していた…どうやって移動したんだろう?
血だまりから30cmほど線路から離れるように。
首はうつむいていたので表情は見えなかった。
しばらくして再び放送が入り、人身事故の死体回収作業のためしばらく停止するらしい。

バケツとビニール、トイレに置いてあるようなはさむ道具?を持った人達があわただしく動き回っている。
その中の1人が首に気がつき回収にきた。
挟むには首は大きすぎて持ち上げることになりました。

嫌そうに持ち上げたとき首は口を開けて笑っていました…

今でもその時のことは忘れられません。







329 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/07/03(金) 04:27:32.66 ID:bMJcHVYM0

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334 名前:毒男 ◆B.DOLL/gBI 投稿日:2009/07/03(金) 04:34:27.69 ID:d/L9KbAf0 ?PLT(12830)

「これ、昨日撮ったんだけど、どう思う?」
「えっ?」
いつもの昼休み、私は普段あまり親しくしてないS子にプリクラを見せられた。
「これ…えー?一人で撮ったの?」
プリクラには、くそマジメな顔をして正装して証明写真よろしく写ってる、S子。
「だって、証明写真よりもこっちの方が綺麗に撮れるし、安いじゃない」
「そうだけどさぁ」
私はS子のこういうところが何となく嫌いだった。
ケチで粘着質で短気で、クラスの皆からも嫌われていた。
「これで面接受けに行くの?」
「そうだよ、あ、でもそれ沢山あるからHさんにもあげるね。今プリクラ持ってる?交換してくれない?」
「別に、いいけど」

結局、そのプリクラが面接に使われることは無かった。
S子はその2日後、学校帰りに突っ込んできた車に撥ねられて、死んだ。

数日経って、私はプリクラを何処かに無くしたことに気が付いた。
皆で楽しく撮るはずの写真で、一人緊張したような顔で遺影みたいに写るS子。
最初は探したけど、「遺影」とか考えると急に気持ち悪くなって、探すのをやめた。
どうやらS子は私だけに写真をくれたらしい。
それが気まずかったけどそのままにして私は布団に潜り込んだ。
(掃除でもしてりゃそのうち出てくるでしょ)

せ っ か く あ げ た の に な ぁ に ―

ねっとりした目線を感じて、私はそっと目を開けた。
暗くて見えづらいけど、押入れの側に誰か、いる。
(S…子…!)






342 名前:毒男 ◆B.DOLL/gBI 投稿日:2009/07/03(金) 04:44:43.01 ID:d/L9KbAf0 ?PLT(12830)

S子が、押入れの3センチぐらいの僅かな隙間から、白目をむいてこちらを睨んでいた。
長い髪とうすぺらい体で、ぺらぺらの紙みたいな腕を
ふらぁ
と揺らして、こっちに伸ばしてくる。

は ら な い の ぉ ―

「ゴメンね、ちゃんと探すから、もう、消えてっ!!」
私は絶叫して、頭から布団を被って丸くなった。
耳元で、響くような声が、聞こえる。

は ら な ぃ の ぉ ―
H 子 ぉ ―

気が付くと、朝になっていた。
ベッドから起き上がって押入れの側に行くと、その下にS子のプリクラが落ちていた。
前に見たときよりも表情が硬く、顔色も蒼白になっていた。
手帳に貼ろうとしたけど、やっぱり気持ち悪くて迷ってたら、友達のA美が遊びに来た。

「どうしよう、やっぱりこれ貼らなきゃ駄目?」
A美はS子が大嫌いだった。
「何言ってんの?こんなキモすぎなプリなんて貼ることないよ、貸して」
A美は持っていたライターで、その写真を燃やして灰皿に捨ててしまった。
「やりすぎなんじゃない?」
「大丈夫だよ、まったく最後までネトネトした奴だよねー」

A美が帰った後、私は写真の灰を触らないようにしながら、窓を開けて外に灰を飛ばした。









343 名前:毒男 ◆B.DOLL/gBI 投稿日:2009/07/03(金) 04:45:39.33 ID:d/L9KbAf0 ?PLT(12830)

その夜。
今日は寝ないでいようと決めて、私は明後日のテスト勉強の準備をしていた。
もう写真はないのだけど、ほとぼりが冷めるまでは眠れない。
(このまま、寝ないでいれば)
MDをガンガンにヘッドフォンでかけながら、問題を解いていると…

ブツツッ

『ォォォォォぁあアアアつぅういいイイイイ―――』
『H子ぉ――』

「いやぁああああ!!!」
S子の声と共に振り向いた先には―――



あたしの背もたれに、ぺらぺらになった黒こげのA美が、べったりとくっついていた。








346 名前:毒男 ◆B.DOLL/gBI 投稿日:2009/07/03(金) 04:53:08.80 ID:d/L9KbAf0 ?PLT(12830)

知人Aから聞いた話。
Aは神奈川県内の高校を卒業後、N県にある大学に進学し、2年次までは寮で暮らしていたのだが、
3年次からはもう一人暮らしを始めようと思った。
とはいえあまり親にお金をかけては申し訳ないからということで、
格安の物件を探し、築ウン十年もたった古い木造アパートで暮らし始めた。

ただ気になったのは部屋の柱一ヶ所にお札が張ってあったこと。
しかし心霊や迷信など気にしてなかったAはそんなお札なんて剥がしてしまった。
彼は理工学部の大学生で研究が忙しく、ほとんどアパートで過ごす時間はなかった。

あるとき部屋の隅に女の人の長い髪の毛が落ちているのを見て、
あれっ、こないだ掃除したばかりなのにおかしいなぁ、と思いつつもゴミ箱に捨てた。
またある日、部屋の隅に長い髪の毛が落ちているので、
どっか部屋の隙間でもあってそこから入ってきてるのかなぁ、とおもいつつもゴミ箱に捨てた。

またあるときちょうど夕方西日が窓に当たる頃、ゴロンと床に横になったときに何気なく窓を見ると、
ガラスに自分のより小さい手型がついているのをみつけ、何でこんな所にこんな手形があるんだ?
ここは2階だから誰かが外からつけたんじゃないだろうけど、と思いつつも気にせずそのまま寝付いてしまった。







347 名前:毒男 ◆B.DOLL/gBI 投稿日:2009/07/03(金) 04:54:11.60 ID:d/L9KbAf0 ?PLT(12830)

そしてAは目覚めたのだが、もう辺りは暗く、そして金縛りにあっているのか自分の体を動かす事が出来ない。
そして自分の足元の方から、スーッ、スーッ、スーッ、という音がする。

その音はやがて自分の顔に近づき、見ると、
白装束で髪が長く不精に垂れ流してて顔の見えない女が床を這っている!!

その女が自分の顔を通過する。
女の目だけが見えた。
凝視して今にも飛び出しそうな目!!
女は通過し、部屋の隅を這っている様子。
やがて自分の体に力が入り、ワアーァ、っと声上げ電気をつけ、一目散にドアを開け、
近所に住む友人の元に駆けていった。

友人のところで一晩明けて、すぐに不動産屋に問い詰めたところ、
幽霊の類の話は聞いたことがないという(実際自分たちが知っている話を隠していたのだろうか?)。
そこで近所の人に話を聞いてみたところ、
3,4年前にあそこの部屋で女性が恋愛のもつれからか首吊り自殺を図ったらしい。

当然Aはそのアパートを解約、別のところに引越し、いまは某電気メーカーで働いている。








349 名前:毒男 ◆B.DOLL/gBI 投稿日:2009/07/03(金) 05:16:50.64 ID:d/L9KbAf0 ?PLT(12830)

僕の友達に一人、心霊現象だとかUFOとかだをまったく信じない人がいました。
心霊番組の特別番組を見るたびに「こんなのヤラセだ」と言うんです。
彼は仲間内でおこなった墓場での胆だめしの時も同じような事を言って、
場の雰囲気をぶちこわしにしたこともありました。
それ以来、僕達は彼を胆だめしや百物語のたぐいには誘わない、
彼の前で怪談話は絶対しない、と決めたんです。

ある日、町に一つの噂が立ちました。
人通りの少ない商店街の裏にある道路に「のっぺらぼう」が出る・・って。
女子高生が見たとか、サラリーマンが追いかけられたとか、
僕が聞いても本当にウソっぽい噂だったんです。
こんな噂を彼に聞かせたらここぞとばかりに馬鹿にして、
どれ見ろ、所詮幽霊だか妖怪だかはこういうウソっぽい話と一緒で…なんて言うに決まってます。
僕と友達は絶対この噂は彼にはしない、と決めました。
みんな彼の言い草にはうんざりしていましたし、
僕達は全員、幽霊とかそういう話が大好きでしたから、馬鹿にされたくはなかったんです。
けど、そんなのは無意味でした。
走り出した噂は止まらずに、道路を歩いていると小学生達が、
「あっちにのっぺらぼうの出る道があるから、行こうぜー」
と無邪気に叫んでいるほどに噂は広がっていました。
街の中では「のっぺらぼうの写真を撮ったら1万円」
なんて馬鹿な企画も始まって、いない事を前提にして、みんな噂を楽しんでいたんです。
もちろん僕も信じて居ませんでしたが、あいつはもっと信じていないはず。
きっともうこの噂を聞きつけて、もうすぐ僕達の前にやって着ては馬鹿にする。
そう確信していました。

……が、いつまでたっても彼は現れず、連絡すら取れなくなってしまったんです。






350 名前:毒男 ◆B.DOLL/gBI 投稿日:2009/07/03(金) 05:18:32.76 ID:d/L9KbAf0 ?PLT(12830)
 
数日経って僕は友達と遊んだ帰り、僕はあの道を通る事にしました。
のっぺらぼうなんか居ないって分かっていますし、別にそれを確かめる気もありません。
ただ、通ってみたかった…それだけです。
相変わらず彼には連絡は取れないまま、彼が住んでいるアパートにも帰っていません。
何かあったのかもしれない…僕はそう思いはじめていました。
チカチカと光る道の蛍光灯。
舗装されているわりには雑草が所々に生えており、大して使われていないのがよく分かる。
これではじゃり道と似たようなものです。
左右には家々の塀が高くそびえていて、迷路に迷い込んだ感覚を感じます。
もしも本当に迷路なら、迷い込んで出てこれないのかもしれない。
なんて馬鹿な考えも起こります。
いくら僕が霊を信じているからと言って、本当に起こるとは思いもしませんが。冗談の一つです。

ある程度歩いていくと道がY字形に別れていて、僕はその中心に植物のように生えたカーブミラーに視線を移しました。
左には家の門が見え、普通の道につながっている事が分かります。
右はこの道とまったく同じ、家の塀が続いているだけの一本道です。
僕の家は左・・左の道をまっすぐ歩いて十字路をまた左へ、更に進んだコンビニを曲がった所。
逆に右に行ってしまうと二倍ほどの時間がかかってしまう。







351 名前:毒男 ◆B.DOLL/gBI 投稿日:2009/07/03(金) 05:20:12.48 ID:d/L9KbAf0 ?PLT(12830)

どうしようか・・とカーブミラーを眺めていると、ふとおかしな物が目に入りました。
右のミラーに映っている電信柱の裏で影のようなものがゆらゆら動いているのです。
まさか…のっぺらぼう?
いや、いくらなんでも…のら犬とかのら猫とか、酔っ払いのおじさんかもしれないし。
反して僕の心臓はドクンドクンと脈動を早めます。
すると揺らめいていた影が電信柱からすぅ・・と出てくるではありませんか。

ひたり、ひたり。

裸足で歩くような音が耳に届き、それが人であることを認識させます。
写真を撮ったら一万円・・・なんて馬鹿なものが一瞬浮かびましたが、
ソレが更に人の形をして電信柱の裏から出てきた事で、風船が割れるようにそれは消えます。
まとっていた影は溶けるように消えて、肌色の手首がちらりと見え、
長い髪が両手にまとわりついているのが分かりました。女だ・・・あれが・・のっぽらぼう・・?
そう思ったとき、ミラーの中の女が顔をゆっくりと、上げたのです。

僕は凍りつきました。目を見開きました。全身を悪寒が走りました。
その女の顔は・・・一つじゃなかったんです。
まず顔があって、のっぺらぼうみたいに真っ白で、つるんとしているんです。
そこに吹き出物のように何かが膨れ上がっているのが見えました。

…顔です。

白顔の上にまた顔が生えているんです。
浮き出るように。
それは子供の顔だったり、女の顔だったり、男の顔もあって…








352 名前:毒男 ◆B.DOLL/gBI 投稿日:2009/07/03(金) 05:21:01.64 ID:d/L9KbAf0 ?PLT(12830)

「だっ・・・たすげ・・で・・・くれ!」
「たすけてぇ・・・ぇ・・・!」
「びぇえぇえぇぇえ」

浮き出た顔が一斉に僕を見て、一斉に喚きます。
泣き叫ぶ子供の顔、口を命一杯あけて唾を飛ばす男、目を見開いて喚く女。
顔から吹き出物のように浮き出た顔達の恐ろしさに、僕は身動きが取れません。

ひたり、ひたり。

凍りついた僕に髪を振りながら女が近づいてきます。
声も、吹き出物の顔も。
それぞれが小さな豆のような目から涙をひっきりなしに流して、僕に叫びました。


助けて助けてひたりここから助けてひたりどうか助けてひたり助けてひたり助けて助けて助けて


ひたりひたりひたりひたりひたりひたりひたりひたりひたりひたり


一ヶ月ほどして、のっぺらぼうの噂は闇の中へと消えてしまいました。
同じ時期に起こった5.6人の失踪事件と一緒に。
あれは一体なんだったのでしょうか。
のっぺらぼう?それとも…もっと別の恐ろしい存在?
今となっては何も分かりません。
ただ、僕は逃げるときに聞いた気がします。
彼の悲鳴を、あの顔のどこかから。

「君下ァ!たす・・けてくれぇえ・・!!ここから出してくれーーー!!!」







390 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/07/03(金) 13:39:17.29 ID:wR+SNdyLO

749 本当にあった怖い名無し 2007/10/23(火) 19:27:41 ID:k/AHBZXo0

フランスに仕事で行った夫。(10年以上前)
ホテルで強烈な金縛りに遭い、汗ぐっしょりになりつつも恐怖と必死に戦ったという。
ベッドのそばに、フランス人の女の子が現れた。
「俺は、その少女に、ケツが臭いと言われた」と憤る夫。恐怖よりもショックのほうが強かったようだ。
この10年、「俺のケツは臭いのか?」と悩んだという。
「別に臭くないよ。」と励ましても、「いや、霊が言うんだから間違いない」と言って聞かない。
最近、とある海外の心霊関係のネットで、
「白人の少女が現れて、これ何?と宿泊客にたずねるホテル」が紹介されてた。
そのホテルは、名前こそ出ていなかったが、場所の特徴から考えて、夫が泊まったホテルに違いなさそう。
フランス語で、「これ何?」は、カタカナに直すと、「ケスクセ?」らしい。
まさか・・・
ネタと思うなかれ。本当です。
夫は「十年にわたるケツが臭いかもという見えない鎖から解き放たれた」と本気で喜んでます。
「俺が遭ったのはやはり霊だったのか」という恐怖は今の彼からは微塵も感じられません。
良かったね








391 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/07/03(金) 13:40:48.06 ID:22365WoL0

>>390

笑ったら死ぬスレなら間違いなく死んでた・・・






 
394 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/07/03(金) 14:01:25.47 ID:FjldoFq80

私の顔色がよっぽど酷かったらしく、部長が心配そうな顔で帰宅命令を出してくれた。
同僚には「どうせ仮病でしょ」とおちょくられたけど、体調が悪いのは本当だった。
お腹が凄く痛いし、吐き気も…私は冷や汗を流しながら退社した。
駅まで徒歩5分…短いはずなのに、今の私にはとても長く感じられる。
すれ違う人は皆私の顔を覗き込んでくる。私が80kgのピザだからってこともあると思うけど、
具合悪そうにしてるからってこともあるよねきっと……ああ、お腹いたい…
便秘が酷い為か、私のお腹はパンパンに張っている。
それにしても、何なのこの尋常じゃない痛さ…めまいもする、歩くのも困難になってきた。
やっとのことで駅が見えてきたけど、電車がくる時間はまだだ。
私は洋式トイレにかけこんだ。とりあえず踏ん張ろう。便秘解消に励もう。
この時点で腹痛はピーク。とにかく、力むことにした。いたい。痛い痛い!痛い!!!

何十分か踏ん張って、やっと出た。
水洗式のトイレじゃなくてドッポンだから、詰まる心配はない。
ふらつきながら立ち上がると、何かが切れる音がした。あまり深く考えずにトイレを出た。









419 名前: 投稿日:2009/07/03(金) 20:16:49.93 ID:dnJtjVGH0

仲の良い友達が一人暮らししていて、その家は猫を飼ってるんだ。
とても、人なつこい猫で、俺も友達の家に行くと一日中でも遊んでやってる。

ある日、友達が出かけるので、留守番していてくれと言われた。
猫が居るから退屈じゃないし、良いよと引き受けた。

猫じゃらしで遊んでると、猫は愛らしく、猫じゃらしを必死で追いかける
かわいくてたまらないんだが、妙な事に気づいた。

必死で猫じゃらしを追いかけてる途中で、急に動きを止め、天井の四隅の
角の一部を見つめるんだ。20秒ほど見つめた後、何事もなかったかのように
また、遊び出す。

しばらくすると、同じように急に動きを止めて、天井の
角を数十秒見つめるんだ。怒るわけでもなく、喜ぶ訳でもなく、
ただじっと、見つめるだけなんだ。

俺もそこに近づいて天井の角を見たが、何も無いし・・・・でも、なんだか
嫌な感じはしたんだ、。気味が悪いなと思いつつ猫と遊んで、遊び飽きた
猫は眠りだした。






420 名前: 投稿日:2009/07/03(金) 20:17:45.71 ID:dnJtjVGH0

俺もテレビ見ながらうとうとしていたら、夢うつつで若い女性
のゆめをみた。友達の部屋の猫が見つめていた角に立ち、寝ている俺を見
つめている。俺は金縛りにあっていたようで、動けない。
ふいに、「ちがう」という女性の声で目が覚めた。

気がつくと俺が寝ているそばで、猫がちょこんと座っていた。猫に
助けられたのかなと思いつつ、もう一眠りするのも怖いので、テレビ
見たり、猫と遊んだりして時間つぶしていた。

しばらくして、友達が彼女を連れて帰ってきた。その瞬間、俺は見逃さなかった。
猫がまた、部屋の天井の角を見つめている。主人が帰ってきたというのに。

「すまん。遅くなった」と謝る友達、俺は一刻も早く帰りたかったが、聞いてみた
「猫が部屋の天井見つめるけどあれ何なん?」と聞いたが、友達は無関心に、
「そうかぁ?そういわれればそういう気もする」と答えた。どうも気にして無いらしい







421 名前: 投稿日:2009/07/03(金) 20:18:26.79 ID:dnJtjVGH0

帰るわと言って外に出ようとしたとき、友達が俺も彼女と買い物行くから、一緒に外に
出るわと言った。玄関口に来たとき、今まで、鳴かなかった猫がめずらしく、友達に
向けて鳴いてる。友達は「すぐ、帰るから待っとき」と言って鍵を閉めた。

マンションの下まで来たとき、友達と彼女は車で行くつもりらしく、俺に駅まで送っていくから
乗れと言った。俺は嫌な気分でいっぱいだったので、寄るところ有るから、ここで良いと断った。

友達は、そうかぁ。。今日はありがとうと言って、車を出発させた。

俺は見た、友達の車が走り出したとき、車の真下にしがみつき、テールランプの下から笑いながら
顔を出す女性の顔を。

その後、友達に教えてやるべきか悩んだが、俺の錯覚かもしれんし、友達自身に何も
起こってないし。言わなかった。その後、数年間、仲良くしていたが、友達の身に何も起こらず元気だった。
もちろん、猫も元気一杯で、相変わらず人なつこかった。

就職してから疎遠になったが、元気にやってるだろう。







422 名前:◆Xmn8ckLy9w 投稿日:2009/07/03(金) 20:21:26.91 ID:gF7SjslUO

霊を全く信じず、TVの心霊特集があればアホ呼ばわりして馬鹿にしていた。
そんな私の価値観を崩壊させてくれた話をさせていただきます。
五年前、就職し、念願の一人暮らしを始めた頃の話です。
初めての職場、人間関係、そしてなにより住まい。
新しい環境に胸をときめかせておりました。(といってもボロアパートだったんですけど)
が、現実は厳しかった。
思ったよりも仕事が上手くのみこめず、職場での友人も皆無。
ただただ、時計を見つめながら時が過ぎるのを待つ日々。
荒んでいく生活とともに、こざっぱりと整頓されていたアパートも、徐々に荒れ果てていきました。
今思えば、軽く病んでいたのかもしれません。
ある朝、起き上がるともう時計は10時を指していました。
それを見た瞬間、自分の中で何かが弾けました。
信じられないことに、携帯の電源を切って再び眠りについたのです。
それからは会社にも行かず、電話は電源を切りっぱなし。
コンビニでご飯を買って貪り、ゴミは床に放り投げる。
後はひたすら眠り続ける。
その時考えていたことは、「眠い」ただそれだけでした。
一週間ほど経ったでしょうか。
当初、あれだけわくわくした新居はもはやただのゴミ屋敷と化していました。
文字通り足の踏み場も無かった。
「眠い」と感じるままに眠りつづけてきた一週間。
ただ、その日は違ったのです。
何故か、「会社に行かなくては」という思いが頭をよぎった。
ゴミにまみれ、くしゃくしゃになったスーツを着ると、ネクタイをポケットにねじこんで、
「とにかく会社にいかねば」の一念で起床後2,3分ほどで準備を終えました。






423 名前:◆Xmn8ckLy9w 投稿日:2009/07/03(金) 20:23:05.34 ID:gF7SjslUO

部屋を出ようと、ドアのノブを下に降ろしたのですが、
ノブが中途半端な位置で止まってしまい、ドアが開きません。
なんだこれ?そう思った直後、妙な映像が頭に浮かびました。
誰かが、ドアの向こうでノブを抑えている映像です。
ドアのスコープを反射的に覗きました。
確かに何かがいる。ただ、スコープの位置が低かったため、胴体しか見えない状況でした。
スコープ越しにその人物を睨んだまま、ドアを叩き、怒鳴りました。
するとその人物はその場からフッと消えてしまいました。
特に驚くこともせず、とにかく会社に行かねばの一心だった私は、ドアのノブをもう一度回しました。
今度はノブが下まで降りてくれました。
しかし、やはりドアはピクリとも動きません。
スコープごしに覗いてみても、誰もいないのです。
半狂乱だった私は、迷わず窓から出ようと考えました。(部屋は2階)
ドアから手を離し、後ろを振り向くとそこに人が立っていました。
驚いて尻餅をつき、口をぽかーんと開けて侵入者を眺める私。
なんとその人物はそんな私を指さして笑い始めたのです。
徐々に冷静になってきた私は、考えを巡らせました。
霊なんてハナから信じていない私が出した結論は、「ああ、これは会社の嫌がらせか」というものでした。
なにせ、その人物は黒のスーツに白いYシャツ、ネクタイという典型的なサラリーマンの風貌だったのですから。
冷静さを取り戻すとともに、その人物の笑い方が気になりました。
爆笑を抑えているような、なんとも不気味で不愉快な笑い方です。
何か変だな、と違和感を感じたのと、それに気づいたのはほぼ同時でした。
笑うたびにその人物は、TVのノイズが入ったかのようにブレていたのです。






424 名前:◆Xmn8ckLy9w 投稿日:2009/07/03(金) 20:26:30.56 ID:gF7SjslUO

流石の私も全力で絶叫しました。
その間にも段々とその人物のブレは酷くなっていき、サラリーマンの原型を留めないまでになっていました。
とうとう私の頭は壊れてしまった。その時は本当にそう思いました。
諦めたようにただ呆ける私をよそに、もはや人物と呼べなくなったそれは尚も横にブレ続け、
やがて一枚の白い板になりました。
もう死んで楽になろう、そんな考えが頭によぎったとき、その白い板の中央に小さな文字が浮かびました。
本能的にその文字を読もうと、白い板に近づきました。
そこには平仮名で「でんわ」と書いてありました。
首を傾げると同時に電話の着信音が鳴りました。
はっと体を起こし、電話を取ると会社からでした。
上司は「寝坊か?」と笑っていました。
寝坊どころか一週間ほど無断で休んだんですけど・・・と思い、日付を確認すると、
なんと私が電話の電源を切り、サボった日に戻っていたのです。
心の底からホっとしました。
「よかったぁぁぁ」と安堵の声を漏らしてしまうほどでした。
しかし遅刻であることに代わりはありません。
急いで部屋を飛び出そうとドアのノブをひねると、悪寒が走りました。
ドアが開きません。






425 名前:◆Xmn8ckLy9w 投稿日:2009/07/03(金) 20:27:31.25 ID:gF7SjslUO

恐る恐る後ろを振り向くと、予想通り白い板が広がっています。
泣きました。もう勘弁して下さいと声を上げて泣きました。
白い板の中央に、またしても文字らしきものが浮かびあがります。
泣きながらそれを読もうと近づく私。
これを読めばまた元に戻れるかもという期待が少しあったのかもしれません。
気がつくと私は病院のベッドに横たわっていました。
看護師に話を聞くと、自室の窓を突き破って2階から飛び降りたそうです。
怪我は、右足を骨折しただけで済んだそうです。
会社にはベランダに干してあった衣類をとりこもうとして誤って転落したと伝え、
完治するまで休職させていただきました。
今では職場に復帰し、それなりに充実した日々を送っています。
しばらくはドアノブを回すという行為が怖くて仕方なかったのですが。
あの頃は新入社員としてわくわく感もあった反面、不安も大きかった。
その不安が精神に変調をきたし、あのような幻覚を見せたのではないかなと思っています。
未だに霊の存在は信じていませんが、もう馬鹿にしようという気は起きません。
なぜなら、あのとき味わった「自分は壊れてしまったのか」という絶望感が忘れられないからです。
霊を見たと豪語する人たちも同じような状態だったのだとしたら、とても笑う気は起きなくなってしまいました。
ちなみに、二度目に見た白い板の文字はやたらと長文だった気がしますが思い出せません。






426 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/07/03(金) 20:50:15.43 ID:HEmfBZQD0

結局人間が一番怖い










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月刊桜坂通信 | ニュー速vip | トラックバック:0 | コメント:4 |
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コメント
この記事へのコメント
[ 4919 ] 名無しの仲良しさん 2009/07/04(土) 23:59 ID:-
AAはモッコスみたいなのじゃなくてよかったわ
あれはマジでびびった・・・
[ 4921 ] 名無しの仲良しさん 2009/07/05(日) 01:36 ID:-
>>256
わからん・・・
[ 5631 ] aa 2009/07/17(金) 17:29 ID:-
>>394

わからん・・。
腸?
[ 13491 ] 名無しの仲良しさん 2012/02/11(土) 23:54 ID:-
>394
赤ん坊か?
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